シーリングファンの掃除方法を徹底解説!業者に依頼した場合の費用相場もチェック
2024.08.23 2024.09.15
この記事では、シーリングファンの掃除方法について徹底解説します。
シーリングファンは、手が届きにくいので普段の掃除を怠りがちです。ただ、お手入れを怠ると、シーリングファンに蓄積したほこりが部屋全体に拡散されてしまいます。不衛生な状態になるので、定期的に掃除することが大切です。
記事内では、業者清掃の費用相場もご紹介。「汚れを徹底的に落としたい!」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
シーリングファンの掃除方法【ブレード編】
シーリングファン掃除で準備するものは、以下の通りです。
- 雑巾
- ハンディモップ
- 中性洗剤(台所用中性洗剤でも可)
- 脚立
- 軍手
- マスク
掃除に必要なものが準備できたら、次は安全確認です。
シーリングファンの電源を切りましょう。電源を入れた状態で掃除すると、感電する恐れがあります。また、何かしらの理由で動いてしまった場合は怪我をするリスクも。安全確保のためにも、必ず電源を切ってください。
それでは、掃除の方法を確認していきましょう。
手が届く場合
脚立を使用して手が届く場合は、ワイヤー入りのハンディモップで掃除しましょう。
ワイヤー入りのハンディモップは自由自在に曲がるので、細かい部分までほこりを絡め取ることが可能です。念入りに掃除したい場合は、中性洗剤を含ませた雑巾で水拭きしましょう。
手が届かない場合
手が届かない高さにあるシーリングファンは、伸縮式ダスターで掃除しましょう。
伸縮式ダスターは1mほどの高さまで伸びるので、高い位置にあるシーリングファンの掃除に最適です。ただし、掃除中は周囲にほこりが落ちることも。床周辺や家具にシートや新聞紙などを敷いておくと、後片付けの負担が減ります。
伸縮式ダスターでも手が届かない場合は、脚立の使用が必須です。ただし、脚立を使用する場合、以下の注意点&危険性があります。
- 脚立から落下して怪我する
- 回転した羽根が頭にぶつかる
- 羽根を拭くときに力が入らない
- 拭き取り跡が残ってしまう
- 細かい部分の汚れが取れない
また、便利な掃除アイテムとして、シーリングファン用の電動昇降機があります。
電動昇降機は、ボタンひとつでシーリングファンの高さを変えられる電化製品です。電動昇降機を設置すれば、手が届く高さまで調節できるので、清掃時に脚立を使用する必要はありません。
多くの電動昇降機は、後付けが可能です。ただし、電動昇降機を設置するには、本体費用と取付費用がかかります。高額になる場合もあるので、見積もりを確認してから導入を検討しましょう。
シーリングファンの掃除方法【シェード編】
シェードとは、照明器具のかさの部分です。
シェードは、以下の素材が使用されていますが、それぞれ掃除方法が異なります。
- ガラス製
- 金属製
- 木製
- プラスチック製
それぞれの掃除方法を確認していきましょう。
ガラス製
ガラス製のシェードの場合、溜まったほこりをハンディモップで落とすだけで十分です。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を含ませた雑巾で拭き掃除するのがおすすめ。シェードを取り外せる場合は、中性洗剤と柔らかいスポンジで丸洗いすると汚れが落ちやすくなります。最後は、水滴が残らないように乾いた布で拭き取りましょう。
金属製
金属製のシェードは、まず溜まったほこりをハンディモップで落としましょう。
固く絞った雑巾で水拭きしたあと、乾いた布でしっかり拭き取ります。メッキ加工が施されている金属製のシェードの場合は、歯ブラシやメラミンスポンジ等で強く磨き過ぎるとメッキが剥がれてしまうことも。
シェードの表面を強く擦り過ぎないように、やさしく水拭きしてください。
メッキ加工のものは、アルカリ性や酸性の洗剤を使うと錆びる原因に!汚れがひどい場合は、中性洗剤を含ませた雑巾でやさしく拭き取りましょう。
木製
木製のシェードは、丸洗いできないものが多いので、水拭きで掃除するのが一般的です。
ハンディーモップでほこりを落とし、枠の隅に溜まった汚れはブラシで掻き出しましょう。こびり付いた汚れは水を含ませた雑巾で水拭きし、柔らかい布で乾拭きして水気を拭き取ります。表面に水気が残ると、シェード表面に水跡が付いたり塗膜が白化する原因になることも。
きれいに仕上げるには、最後にしっかり乾拭きして水気を拭き取ることが大切です。
プラスチック製
プラスチック製のシェードは、水洗い可能です。
表面に付いたほこりを取り除いてから、ぬるま湯で丸洗いしましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤を使用して洗い落としてください。ただし、硬いブラシや歯ブラシ等で力強く擦り過ぎると、傷がついたり塗装が剥げたりする可能性も。
硬いブラシや歯ブラシ等の使用は避けましょう。
シーリングファンの掃除方法【電球編】
電球は、柔らかい雑巾でほこりを拭き取ります。
汚れがひどい場合は、水拭きするのがおすすめ。表面に水が残ると拭き跡が付くため、水拭き後は乾いた布で拭き取りましょう。電球は強く擦ると表面に傷がつき、少しの衝撃で割れる原因になるので、やさしく拭き取ることが大切です。
また、シーリングファンの故障につながるので、口金部分は濡らさないように掃除しましょう。
電球は必ず本体から取り外して掃除しましょう!電源を切った直後は電球がまだ熱いので、火傷に気をつけてください。
シーリングファンの掃除を怠る3つのリスク
主なリスクは、以下の3つです。
- ほこりを拡散してしまう
- 異音や故障の原因になる
- 体調不良を起こす可能性がある
それぞれの概要を確認していきましょう。
ほこりを拡散してしまう
シーリングファンの掃除を怠ると、部屋中にほこりを拡散してしまいます。
シーリングファンには、空気中のほこりが付着しやすく、そのまま運転してしまうと、周辺にほこりを撒き散らすことに。食事するダイニングテーブルの上にシーリングファンがある場合は、食べ物にほこりが落ちる可能性もあります。
定期的に掃除してシーリングファンをきれいな状態に維持することが大切です。ただし、自力清掃で掃除できる範囲には限界があります。徹底的に汚れを落としたい場合は、掃除のプロである業者への依頼を検討しましょう。
異音や故障の原因になる
シーリングファンに溜まった汚れが原因で、部品の劣化が早まるリスクがあります。
部品が劣化して故障した場合は、シーリングファン自体が動かなくなるかもしれません。故障した部品は交換が必要になるので、修理代がかかることも。最悪の場合、買い替えが必要になり、大きな出費につながる可能性もあります。
部品の劣化を防ぐには、こまめに掃除してほこりが溜まらない状態を維持することが大切です。
体調不良を起こす可能性がある
掃除を怠ると汚れた空気が拡散されるので、体調不良を起こす可能性があります。
シーリングファンは、知らないうちに大量のほこりが蓄積していることも多く、その状態で運転すると、周辺にほこりを撒き散らすことに。その場にいる人は、鼻水や目のかゆみなどアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
とくに、小さな子供や高齢者は、症状が悪化しやすいので定期的にお手入れすることが必要です。
シーリングファンを掃除する際の注意点
主な注意点は、以下の3つです。
- 脚立から落ちる可能性がある
- 清掃中は部屋の窓を開けない
- マスクを装着して掃除する
それぞれの概要を確認していきましょう。
脚立から落ちる可能性がある
シーリングファンに手が届かない場合、脚立を使用して掃除する必要があります。
ただ、脚立作業に慣れていない場合、バランスを崩して落下してしまうかもしれません。また、バランスを崩したはずみでシーリングファンに掴まった場合、落下は間逃れますが、天井に人の重さが加わって過度な負担がかかることも。
最悪の場合、天井が剥がれてしまう危険性もあります。脚立作業が不安な場合は、高所作業に慣れている業者への依頼が賢明です。
同じく高所作業となる吹き抜けや天井の掃除方法も、以下でご紹介しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
吹き抜け掃除は難しい?天井や窓の清掃方法から便利グッズまで徹底解説
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さらに詳しく知りたい方はこちら
天井掃除はこれでバッチリ!【手の届きにくい高所汚れからシミ汚れまで】
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清掃中は部屋の窓を開けない
シーリングファンを掃除する間は、窓を開けないようにしましょう。
掃除中に窓を開けると風が室内に入るので、ほこりが舞い上がります。舞い上がったほこりは時間をかけてゆっくり床に落ちるので、きれいに拭き取るまでに時間がかかります。窓を開けるタイミングは、掃除が終わってから10分後が理想です。
マスクを装着して掃除する
シーリングファンを掃除する際は、必ずマスクを着用しましょう。
シーリングファンを掃除する際、たくさんのほこりが落ちてきます。これらのほこりを吸い込んでしまうと、鼻水や目のかゆみなどアレルギー症状が出て体調が悪くなることも。ほこりを吸い込まないように、清掃時はマスクを装着してください。
また、中性洗剤を使用する場合は、ゴム手袋を装着しましょう。中性洗剤は刺激が少ないものの、人によっては手が荒れる可能性があります。
シーリングファンを掃除するタイミングや掃除頻度は?
シーリングファンの掃除頻度は、2カ月に1回程度が目安です。
ただし、高所にあるシーリングファンの汚れを、自力清掃で完璧に落とすのは限界があります。徹底的に汚れを落としたい場合は、少なくとも年に2回は業者に依頼するのがおすすめ。
シーリングファンの業者清掃は、季節の変わり目に依頼しましょう。掃除を依頼するのに最適な季節は、春と秋です。ただし、春は清掃業者の繁忙期にあたるので、早めに申し込みましょう。
シーリングファンの掃除を業者に依頼した場合の費用相場
シーリングファンは定期的な掃除が必要ですが、自力清掃で完璧に汚れを落とすのは限界があります。徹底的に汚れを除去したい場合は、定期的に業者清掃を依頼しましょう。
シーリングファン掃除の費用相場は、以下の通りです。
羽の高さ | 費用相場 |
---|---|
2.8〜3.6mの場合(6尺) | 1万1,200円 |
3.7〜3.9mの場合(7尺) | 1万1,300円 |
4.0〜4.3mの場合(8尺) | 1万1,500円 |
4.4〜4.5mの場合(10尺) | 1万1,800円 |
参考:FAZOO公式サイト
上記の金額はあくまで目安です。
業者によって価格設定が大きく異なるので、費用を抑えたい場合は相見積もりで比較してから依頼先を決めましょう。また、シーリングファン掃除は単体でも依頼可能ですが、オプションとして提供する業者もあるので事前に確認しておきましょう。
シーリングファンの掃除はプロに任せるのがおすすめ!
この記事では、シーリングファンの掃除方法について解説してきました。
シーリングファンは高い位置に設置されており、こまめに掃除するのは大変ですが、掃除を怠ると本来の性能を発揮できなくなります。ただ、自力清掃では細かい部分までお手入れが行き届かないことも。
シーリングファンの汚れを徹底除去したいなら、定期的に業者に依頼しましょう。
依頼先を探しているなら、業者との出会いをサポートしてくれるマッチングサイト「セーフリー」の利用がおすすめ!サイト上で、複数業者の料金やサービス等を徹底比較できます。気になる業者を見つけたら、まずは無料見積もりを依頼しましょう!
シーリングファンの掃除方法を徹底解説!業者に依頼した場合の費用相場もチェックのよくある質問
-
Q. シーリングファンの適切な掃除頻度は?
A.シーリングファンは汚れが溜まりやすいので、自力清掃の頻度は2カ月に1回が理想です。ただ、自力清掃では隅々までお手入れが行き届かないので、年に2回は業者清掃を依頼しましょう。
-
Q. シーリングファンの掃除に便利な道具は?
A.シーリングファン掃除に便利な道具は、ワイヤー入りのハンドモップと伸縮式ダスターです。どちらも安価で入手可能なので、購入しておくと清掃時に便利です。予算がある場合は、シーリングファン用の電動昇降機の導入も検討しましょう。
-
Q. シーリングファンを自力清掃するのは危険?
A.高所にあるシーリングファンは、脚立を使用して掃除しなければいけません。ただ、脚立に乗りながらの作業に慣れていない場合、落下して怪我する危険性があります。高所での作業が不安な場合は、業者に依頼するのがおすすめです。
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