2024.11.06 2024.12.05
この記事では、コウモリの死骸を見つけた際の対処法について徹底解説していきます。
洞窟に住むイメージがあるコウモリですが、人間の生活圏内に巣を作ることもあり、その死骸に出逢うこともあります。死骸を見つけた時は、正しく対処して安全に配慮しなければなりません。
ここでは、コウモリの死骸を見つけた場合の正しい対処法をご紹介。記事後半では、死骸に加えて巣を探したい場合の対処法についても解説するので、ぜひお役立てください。
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目次
コウモリの死骸を見つけた際は直接触らない!【菌・ウイルス保有の可能性】
コウモリの死骸を見つけても、絶対に直接触ってはいけません。コウモリの体には、さまざまな菌やウイルスが付着しているためです。
- サルモネラ菌
- エボラ出血熱
- 日本脳炎
- SARSコロナウイルス
- レプトスピラ菌
- 狂犬病
コウモリの死骸に触れると、上記をはじめとするさまざまな菌やウイルスに感染する危険があります。また、マダニやトコジラミなどの寄生虫が付着していることも珍しくありません。死骸だけでなく、生きている個体やフンも同様です。
コウモリは最大10年ほどと寿命が長く、空を飛べるため行動範囲が広いのが特徴。そのため、さまざまな場所で菌やウイルスと接触して保有している可能性が高いです。
また、コウモリは人間と同じ哺乳類なので、人間に感染する危険が高い菌やウイルスを多く保有しています。場合によっては生命を脅かす感染症にかかるリスクもあるため、直接触らないのが原則です。
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コウモリの死骸を見つけた時の対処法
では、コウモリの死骸を見つけた際は、どのように対処するのがベストなのでしょうか。
- 一戸建てなどの所有敷地内
- マンションなどの集合住宅
- 公共の場
それぞれのケースでの対処法をご紹介します。
一戸建てなどの所有敷地内
一戸建てなどで所有している敷地があるなら、家の中はもちろん、庭やプールなど敷地内で発見したコウモリの死骸は、業者へ依頼するか自分で対処しなければなりません。
「コウモリの死骸を自分で処理する方法」でご紹介する手順で、正しく処理しましょう。ただし、死骸だと思っていても生きていて処理中に噛みつかれるケースもあります。安全のためには、業者へ依頼するのがベストです。
マンションなどの集合住宅
マンションやアパートなどの集合住宅でコウモリの死骸を発見した場合は、まず管理会社へ連絡します。特に、ロビーや階段などの共有スペースで発見したなら、管理会社側で対処するのが一般的です。
家の中であっても、まずは管理会社に連絡をして今後の対処について相談すると良いでしょう。
公共の場
公園や道路などの公共の場でコウモリの死骸を見つけた場合には、その場所を管理する管理団体が対処します。管理団体か自治体に連絡をして、対処してもらいましょう。
コウモリの死骸を自分で処理する方法
所有している敷地内にコウモリの死骸があるケースでは、自分で対処しなければなりません。菌やウイルス、寄生虫に注意しながら正しく処理するためには、下記の手順で処理しましょう。
- ゴム手袋やマスク、汚れても良い服を着用する
- シャベルやトングを使って拾い上げる
- 捨てても良い布や新聞紙で死骸を覆う
- ビニール袋に入れて密閉する
- 自治体指定のゴミ袋に入れる
- 「燃えるゴミ」として処分する
- 死骸があった場所とその周辺を殺菌消毒する
- シャベルやトングなどを殺菌消毒する
処理の際は、死骸に付着している菌やウイルス、寄生虫が服などに付いてしまう可能性があります。ゴム手袋やマスクだけでなく、汚れても良い服や捨てても構わない服を着用しましょう。
コウモリの死骸は、基本的に「燃えるゴミ」として処分します。直接ゴミ袋に入れるのではなく、布や新聞紙で覆い袋で密閉してから、自治体指定のゴミ袋に入れると安心です。
処理の最後は、死骸があった場所やその周辺、シャベルなどの使ったアイテムを、アルコールなどで必ず殺菌消毒しておきましょう。
コウモリの死骸があるなら巣も!?【作られやすい場所と駆除方法】
コウモリの死骸があるということは、近くに巣がある可能性があります。巣が作られやすいのは、主に下記の場所です。
- 天井裏
- 屋根裏
- 瓦の下
- 換気口
- ベランダ
- 倉庫
巣があると、「キイキイ」という鳴き声や糞尿のニオイがします。巣を見つけ、コウモリが住み着いていると分かったら、早めに駆除しましょう。
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自分でできるのは「追い出し」のみ
コウモリは鳥獣保護法の対象のため、自分で駆除してはいけません。できるのは、「追い出す」ことのみです。
自分で対処する場合は、忌避剤やハッカ油などをスプレーして、コウモリを敷地内から追い出しましょう。ただし、追い出す際に誤ってコウモリをケガさせてしまったり殺してしまったりすると、鳥獣保護法違反となり1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられるので注意しましょう。
業者依頼がベスト
コウモリを追い出すのに成功しても、また戻ってきて住み着いてしまう危険もあります。また追い出し作業中に殺傷してしまう危険もあるため、コウモリ駆除は専門の業者へ依頼するのがベストです。
専門の業者なら、専門知識と専用のアイテムを駆使して、徹底的に駆除できます。
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コウモリは縁起が良い?死骸には要注意!
コウモリは、縁起物として扱われることもある生物です。「家に住み着くと幸せがやってくる」「幸守り(こうもり)」などとし、幸せの代名詞とされることもあります。日本だけでなく、中国でもコウモリは縁起物とされていて、家に巣があると幸福がやってくる前兆だとされています。
実際、コウモリは蚊やハエなどをエサとするため、人間にとって利益をもたらす「益獣」としての一面もあります。
しかし、いくら縁起物だとは言え、その死骸には注意が必要です。幸福を呼ぶ生物だとしても、その体に付着している菌やウイルス、寄生虫は人間の生命を奪う危険もあるため、直接触らないよう徹底しましょう。
コウモリの死骸を見つけたら適切な対処が必要!
コウモリは縁起物とされることもありますが、その体やフンには病原菌が含まれているため注意しなければなりません。そのため、死骸であってもむやみに触れず、正しく処理するのが大切です。
また、死骸だけでなく巣を見つけた際は、業者へ依頼して徹底的に駆除しましょう。
セーフリーには、コウモリ駆除を依頼できる業者を多数掲載しています。条件検索で、自宅近くの業者も探しやすくなっているのが特徴です。
セーフリーで駆除業者を探して、コウモリの不安をなくしましょう。
コウモリの死骸を見かけた際のよくある質問
-
Q. コウモリの死骸を見つけたらどうすべき?
A.コウモリの死骸を見つけたら、直接触らず、自治体や管理団体、管理会社、専門の業者などへ連絡をして処分してもらいます。
-
Q. コウモリが敷地内で死んでいたらどうしたら良い?
A.自宅敷地内で見つけたら、業者へ依頼するか自分で処分します。自分で処分する際は袋に密閉して燃えるゴミとして処分しますが、感染症にかかるリスクがあるため業者へ依頼するのがベストです。
-
Q. コウモリの死骸を触るとどうなる?
A.コウモリの死骸には、さまざまな菌やウイルス、寄生虫が付着しています。死骸に触ると感染症にかかる危険があるため、触れないようにしましょう。
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