2024.11.04 2026.05.09
電気錠は、暗証番号やカードキー、スマートフォンなどで解錠できる便利な鍵システムです。防犯性と利便性を高められることから、戸建て住宅やマンションでも導入が増えています。
ただし、電気錠と電子錠は仕組みが異なり、配線工事の有無や費用にも大きな違いがあります。
この記事では、電気錠と電子錠の違いを解説。後付けできる電気錠の種類やメリット・デメリット、費用相場、選び方まで詳しく解説します。
自宅に最適な鍵システムを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
電気錠と電子錠の違いとは?後付けするならどちらがおすすめ?

電気錠と電子錠はどちらも鍵を使わずに解錠できる設備ですが、仕組みや設置方法が異なります。後付けを検討している場合は、「配線工事が必要か」「賃貸でも設置できるか」といった違いを理解しておきましょう。
両者の特徴を比較してみます。
| 電気錠 | 電子錠 | |
|---|---|---|
| 電源 | 家庭用電源を使用 | 乾電池・充電池を使用 |
| 配線工事 | 必要 | 基本的に不要 |
| 後付けのしやすさ | やや難しい | 比較的簡単 |
| 設置場所 | 戸建て・マンションの玄関、オフィスなど | 戸建て・マンション・賃貸住宅など |
| 停電時 | 非常電源や手動キーで対応 | 電池残量があれば使用可能 |
| 代表メーカー | MIWA、Panasonic、GOAL | Qrio、SwitchBot、SADIOT LOCK |
電気錠は配線工事が必要な高機能タイプ
電気錠は建物の電源と配線で接続する鍵システムです。一般住宅ではMIWAやPanasonic、GOALなどの製品が採用されており、新築住宅やリフォーム時に導入されるケースが多くなっています。
電源供給が安定しているため機能性や防犯性に優れていますが、後付けの場合は配線工事が必要になるケースがほとんどです。
電子錠は後付けしやすい電池式タイプ
電子錠は乾電池や充電池で動作する鍵システムです。工事不要で設置できる製品が多く、賃貸住宅や既存住宅でも導入しやすいのが特徴です。
代表的な製品として、Qrio Lock、SwitchBotロック、SADIOT LOCKなどがあります。最近はスマートフォンで操作できるスマートロックも電子錠に分類されます。
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電気錠の種類

電気錠には、主に以下の種類があります。
- 暗証番号錠
- 指紋認証錠
- カード錠
- リモコンキー
- スマートロック
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
暗証番号錠
暗証番号錠は、設定した暗証番号を入力して解錠するタイプの錠前です。鍵を持ち歩く必要がなく、紛失の心配もありません。また比較的安価で、導入しやすいのが魅力です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・鍵の紛失リスクがない ・手ぶらで解錠できる ・コストが低い |
・暗証番号を忘れると解錠できない ・暗証番号が盗み見られるリスクがある |
指紋認証錠
指紋認証錠は、登録した指紋をセンサーにかざして解錠するタイプの錠前です。鍵やカードを持ち歩く必要がなく、暗証番号を覚える必要もありません。
また、防犯性に優れているため、高いセキュリティレベルを求める方に適しています。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・鍵やカードの紛失リスクがない ・暗証番号を覚える必要がない ・セキュリティレベルが高い |
・指紋の読み取りがうまくいかない場合がある ・価格が高い傾向がある |
カード錠
カード錠は、登録したICカードをかざして解錠するタイプの錠前です。近年オフィスビルやマンションのエントランス、ホテルなどで広く採用されています。
ICカードは小型で持ち運びやすく、紛失しても再発行が可能です。また、複製が困難なICカードを使用すれば、不正侵入のリスクを大幅に低減できます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・鍵の紛失リスクがない ・複数人で共有しやすい ・管理がしやすい |
・カードを紛失すると解錠できない ・カードの複製/偽造のリスクがある |
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リモコンキー
リモコンキーは、リモコン操作で解錠・施錠できるタイプの錠前です。車のキーレスエントリーのように、離れた場所からでも解錠できます。荷物で手が塞がっている時や、急いでいる時に大変便利です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・鍵穴がないため、ピッキング被害に遭いにくい ・離れた場所から解錠できる ・操作が簡単 |
・電波が届かない場合は操作できない ・リモコンを紛失すると解錠できない |
スマートロック
スマートロックは、スマホアプリで解錠・施錠できるタイプの錠前です。GPS機能と連携して、自宅に近づくと自動で解錠する機能を持つものもあります。
また、カード錠の中には、鍵の共有機能が搭載されているスマートロックなら、スマホアプリで鍵の権限を共有したりすることで、家族や友人に簡単に鍵を渡せます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・スマホで解錠/施錠できる ・オートロック機能で鍵の閉め忘れを防げる ・鍵の共有が簡単 |
・スマホの紛失/故障時に解錠できない場合がある ・電池切れのリスクがある |
こちらの記事では、スマートキーを後付けする際の注意点を紹介しています。
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電気錠を玄関に後付けする3つの方法を解説
電気錠は既存のドアを活かしたまま、後付けできる製品が充実しています。
- スマートロック型(工事不要・貼付けタイプ)サムターンの上に被せて両面テープで貼り付ける
- 電子錠交換型(シリンダー・錠前交換タイプ)今ついているドアの中の錠前を外して交換する
- 配線工事型(本格的な電子錠タイプ)ドア内部に配線を通して家庭用コンセントから直接電気を引いてくる
簡単にDIYで取り付けたい・賃貸物件で後で原状回復が必要なら工事不要タイプがおすすめです。一方、電池切れせずに本格的に取り付けたい方は配線タイプが向いています。
後付けする場合は、既存の鍵メーカーや型番を確認するとともに、玄関ドアのメーカー(LIXIL・YKK・三協アルミ)や特徴によっては取り付けが難しい場合もあるので、事前に電子錠との適合性を調べておきましょう。
電子錠などの後付けについては下記を参考に。
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電気錠を導入するメリット
後付け電気錠は、従来の鍵に比べて様々なメリットがあります。
鍵の閉め忘れを防げる
電気錠、特にオートロック機能付きのものを後付けすると、ドアを閉めるだけで自動的に施錠されるので、「鍵、かけたかな…」という不安から解放されます。外出時に鍵の閉め忘れを心配する必要がなくなり、精神的なストレスを軽減できるのは大きなメリットです。
また、鍵の閉め忘れによる防犯上のリスクも減らせます。
鍵を紛失するリスクを軽減できる
鍵を持ち歩く必要がないタイプの後付け電気錠なら、鍵を紛失するリスクを減らせます。例えば、スマホアプリで解錠できるスマートロックなら、スマホが鍵代わりになるので、普段から持ち歩いているスマホで家の鍵を開けられます。
また、ICカードで解錠できる電子錠なら、会社のIDカードや交通系ICカードを登録しておけば、家の鍵を別に持ち歩く必要はありません。
「鍵を失くして家に入れない!」「鍵を探す手間でイライラする!」というトラブルとは無縁になります。
スムーズに解錠できる
後付け電気錠には、様々な解錠方法があります。暗証番号なら、ボタンを押すだけで簡単に解錠できます。複数人で鍵を共有したい場合にも、暗証番号なら伝えるだけで済むので便利です。
また、指紋認証は指先をセンサーにかざすだけで、瞬時に解錠できます。セキュリティレベルも高く、防犯性の高さを重視したい方にもおすすめです。
電気錠なら鍵穴に鍵を差し込む手間がなく、スムーズに解錠できるのは大きなメリットです。荷物で手が塞がっている時や、急いでいる時でも簡単に解錠できます。
防犯性が向上する
電気錠は、従来の鍵に比べ防犯性を高めやすいのが特徴です。鍵穴がない、または鍵穴を使わないタイプも多く、ピッキングによる不正解錠を防ぎやすくなります。
特にMIWAやPanasonicなどの電気錠は、配線で建物側のシステムと連動できるため、安定した防犯対策を取り入れたい住宅や施設に向いています。
一方、電子錠は後付けしやすい反面、製品によっては既存のシリンダーをそのまま使うため、防犯性は現在の鍵やドアの性能に左右されます。
手軽さを重視するなら電子錠、防犯性や安定性を重視するなら電気錠を検討しましょう。
電気錠を導入するデメリット
後付け電気錠は、従来の鍵に比べてセキュリティや利便性が高い一方、いくつかのデメリットも存在します。
電池切れやシステムエラーが起こる可能性がある
後付け電気錠は電気で動作するため、電池切れやシステムエラーによって解錠・施錠ができなくなる可能性があります。特に電子錠やスマートロックは電池式の製品が多く、電池残量の確認や定期的な交換が欠かせません。
一方、電気錠は建物の電源や配線を利用して動作するため、電子錠のように頻繁な電池交換は不要です。ただし、停電時の動作方法や非常用電源の有無は事前に確認しておく必要があります。
費用が高額になる場合がある
後付け電気錠は、一般的な鍵や電子錠と比べ導入費用が高くなる傾向です。特に電気錠は建物の電源と接続するための配線工事が必要になり、本体代に加えて工事費用も発生します。
例えば、MIWAやPanasonicなどの電気錠システムは防犯性や利便性に優れていますが、設置環境によっては数万円から十数万円程度の工事費がかかることもあります。
一方、電子錠やスマートロックは電池式の製品が多く、配線工事が不要です。既存の玄関ドアに後付けできる製品も多いため、導入費用を抑えやすいというメリットがあります。
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電気錠の後付けにかかる工事費用
電気錠の工事費用は設置する電気錠の種類や施工内容、業者によって大きく異なります。
具体的な費用の内訳は、以下の通りです。
- 電気錠本体の価格
- 取り付け作業にかかる費用
- 基本料金
- 出張費
- その他:穴あけや切り欠きなどの加工が必要になる場合は別途費用が発生
なお、費用の目安は以下の通りです。
- 簡易的な電子錠の場合(例:Qrio Lock, SADIOT LOCK):1万円~3万円程度
- 高機能なスマートロックの場合(例:CANDY HOUSE, Akerun):3万円~5万円程度
- 配線工事が必要な電気錠の場合:5万円~10万円程度
基本料金や出張費に関しては、業者によって無料の場合もあります。正確な費用を知るためには、複数業者から見積もりを取りましょう。
電気錠を後付する際の選び方

後付け電気錠は、様々なメーカーから多種多様な製品が販売されています。どれを選べばいいのか迷ってしまう方のために、選び方のポイントを紹介します。
解除方法で選ぶ
電子錠にはさまざまな解錠方法があります。
- 暗証番号:鍵を持ち歩く必要がない
- カードキー:かざすだけで解錠できる
- 指紋認証:本人のみ解錠できるため防犯性が高い
- スマホアプリ:遠隔操作や履歴確認が可能
- リモコン:離れた場所から操作できる
家族構成や利用シーンに合わせて選ぶことが重要です。例えば、小さな子どもがいる家庭ならカードキーや暗証番号式、高い防犯性を求めるなら指紋認証式が向いています。
防犯機能で選ぶ
電子錠を選ぶ際は利便性だけでなく、防犯性能も重要です。
確認したい機能は次のとおりです。
- オートロック機能
- 不正解錠警報
- いたずら防止機能
- 解錠履歴管理
- 二重認証機能(指紋+暗証番号など)
防犯性を重視するなら、複数の認証方法を組み合わせられる製品を選びましょう。
電池切れ・停電対策で選ぶ
電子錠は電気で動作するため、万が一の対策も確認しておきましょう。
主なチェックポイントは以下のとおりです。
- 電池残量通知機能
- 非常用キーの有無
- モバイルバッテリー給電対応
- 停電時の解錠方法
特に玄関用として利用する場合は、電池切れで締め出されない仕組みがある製品を選ぶことが大切です。
予算で選ぶ
後付け電気錠を選ぶときは、費用面も外せないポイントのひとつです。製品価格はもちろん、工事費用やランニングコストも考慮して、予算に見合った製品を選ぶようにしましょう。
特に、見落としがちなのが電池交換やメンテナンス費用などのランニングコストです。
電池式の場合、電池の寿命は製品や使用頻度によって異なりますが、一般的には1年程度です。
また、スマートロックの中には、月額利用料がかかるものもあります。一般的には月500円~1,000円程度ですが、発生し続ける費用なので長期的な視点で検討するのが大切です。
電気錠の後付けは防犯性と利便性を高めたい方におすすめ
電気錠は、暗証番号やカードキー、スマートフォンなどで解錠できる便利な鍵システムです。オートロック機能や高い防犯性能を備えた製品も多く、戸建て住宅やマンションの防犯対策として注目されています。
ただし、電気錠は配線工事が必要になり、設置できるドアや住宅環境にも条件があります。後付けを検討する際は、電気錠と電子錠の違いや費用、設置方法を比較したうえで選びましょう。
設置や機種選びに迷った場合は、鍵の専門業者への相談がおすすめです。セーフリーでは、電気錠や電子錠の設置・鍵交換に対応する業者を多数掲載しています。
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電子錠の設置・後付けは
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電気錠の取り付けに関するよくある質問
-
Q. 後付け電気錠は、賃貸住宅でも取り付けられますか?
A.はい、取り付けられます。
ただし、賃貸住宅の場合、大家さんや管理会社の許可が必要なため、事前に相談しましょう。 -
Q. 後付け電気錠の価格は、どのくらいですか?
A.シンプルな電子錠であれば1万円台から、高機能なスマートロックであれば3万円台から購入できます。
配線工事が必要な場合は、数万円から10万円程度が目安です。 -
Q. 後付け電気錠は、停電時でも使えますか?
A.はい、多くの製品は、停電時でも解錠できるような対策が施されています。
-
Q. 後付け電気錠は、自分で取り付けられますか?
A.電池式の電子錠であれば、DIYで取り付けることも可能です。
ただし、配線工事が必要なタイプの電気錠は、専門知識が必要となるため、DIYでの取り付けはおすすめできません。>>鍵業者に相談する
-
Q. 後付け電気錠で、おすすめの製品はありますか?
A.Akerun ProやQrio Lock、SADIOT LOCKなどがおすすめです。いずれも防犯性や使いやすさに優れており、より快適な暮らしを実現できるでしょう。





























