2024.12.07 2024.12.31
この記事では、コンセントに発生したサビのリスクや対処法について徹底解説します。
「プラグ金属部の青い付着物や、茶色い部分は全部サビ?」
「コンセントボックス側が錆びることってある?」
コンセントを使い続けていると、使用年数や使用環境によって、金属部分に錆びが発生することがあります。見分け方やサビ取りの方法なども解説します。
記事を読めば、錆びたコンセントをそのまま使ってよいものか、危険性はないのかもわかります。感電事故や漏電火災のリスクなく安全に電気を使いたい方は、ぜひお役立てください。
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目次
コンセントのサビは危険?使用を止めるべき?【錆から発展しうる3つのリスク】
コンセントの錆びは、主に青錆と茶錆の2種類です。どちらも銅に発生する錆びで、金属を腐食から守る保護膜の働きをしています。
しかし、コンセントやプラグの金属部分の青錆や茶錆は、以下3つのリスクがあり、使用を続けると事故につながる恐れがあります。
- 接触不良により発熱する
- 火災につながるケースがある
- 緑の液体が出てくることも
それぞれのリスクについて詳しくみていきましょう。
接触不良により発熱する
コンセントに錆びが発生すると、スムーズな通電を妨げ接触不良になります。電気の流れが悪くなり、コンセントに負荷がかかるため発熱が起きやすい状態です。
錆びたコンセントや差し込んだプラグを触った際に、熱を持っている場合は接触不良が起きている可能性が高いため、使用を中止しましょう。
火災につながるケースがある
錆びたコンセントを放置したまま使用していると、「ジジッ」と音がするようになったり、発火したりする恐れもあります。火災につながるケースもあるため、すぐに適切な対処が必要です。
コンセントからの発火はコンセントの錆び以外にも、断線やタコ足配線、コンセント内部に埃が溜まっているなど、複数の原因によって起こる可能性があります。
さらに詳しく知りたい方はこちら
コンセントのほこりで火事に!トラッキング火災の対策完全ガイド【5つの防止策】
2024.11.30 2024.12.31
緑の液体が出てくることも
コンセントに青錆が発生している場合、コンセントの経年劣化により内部の可塑剤が溶けたものと混ざり、緑色の液体が出ることも。可塑剤とはコンセント内部のケーブルを覆う樹脂などの素材で、断線から守るために使用されています。
青錆と可塑剤が混ざった緑色の液体に毒性はありませんが、可塑剤に絶縁性があるため接触不良が起きやすくなります。発熱や火災のリスクがあるため、使用を中止しましょう。
コンセントから出る緑の液体については、以下の記事でも詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
コンセントから緑の液体!危険?正体は?【対処法や応急処置を徹底解説】
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コンセント錆の対処法【危険性の低いサビ取り方法】
コンセントが錆びていたら、「自分で錆びを取って使用できる?」と思う方もいるでしょう。プラグについた錆びは、自分で取る方法があります。ここでは、以下の2パターンの錆びの対処方法を紹介します。
- プラグについた青錆を落とす方法
- 茶色いサビの対処法
それぞれみていきましょう。
青錆を落とす方法
プラグに付いた青錆は、発生初期の軽度なものなら自分で落とすことができます。ここでは、お酢、重曹を使って落とす手順を解説します。
お酢を使う方法
- 容器にお酢を入れ、水で2~3倍に薄める
- 錆びた部分を30分~1時間ほど浸ける
- 乾いた布で優しくこする
重曹を使う方法
- 重曹に少量の水を混ぜ、ペースト状にする
- 錆びた部分にペーストを塗り、30分以上おく
- 乾いた布でしっかり拭き取る
お酢、重曹どちらの方法で錆びを落とした場合も、しっかりと成分を拭き取り、完全に乾かしてから使用しないと感電の恐れがあります。また、コンセント側の錆び取りに使用すると、水気が入り込み感電、漏電火災などの危険を伴うため避けてください。
茶色いサビの対処法
壁コンセントや電源タップは、水を使用するお酢や重曹などで落とす方法は使用できません。しかし、キッチンやトイレ、お風呂などの水回りでは、コンセントに茶色いサビが発生することも十分にあり得ます。
基本的に、壁コンセントが錆びた場合は業者に依頼して交換しましょう。電源タップが錆びた場合は買い替えがおすすめ。コンセントの内部に錆が広がっている可能性もあるため、表面の錆びを落とすだけでは感電や漏電火災のリスクが残るためです。
ただし、軽度な茶色いサビであれば、紙ヤスリやブラシで優しくこすって落とすことも可能です。ご自身で錆取りをする際は、安全確保のため、必ずブレーカーを落とす、電源タップを抜くなどの対処をしてから行いましょう。金属部分を傷つけないよう、目の細かい素材を使用し、力加減に十分注意してください。
コンセントのサビ取りはDIY可能?必要な資格と業者依頼の流れ
錆びが発生したコンセントの交換は、DIYでできる範囲が限られています。コンセントの交換には資格が必須なため、専門業者に依頼が必要です。
ここでは、コンセントの交換に必要な資格や、コンセント交換依頼の流れをお伝えします。
コンセントの交換には専門資格が必須
コンセントの交換には「電気工事士」の資格が必須です。無資格の場合は、コンセントカバーの交換までならDIYで行えるものの、配線を伴うコンセントボックスの交換はできません。
コンセントの交換は電気工事のため、専門の知識がないと感電や火災などの事故につながるリスクがあります。無資格での交換は違法となり、罰金や懲役が科されるため止めましょう。
コンセント交換依頼の流れ
コンセント交換の依頼は以下の流れで行います。
- 電気工事業者に問合せ
- 現場に到着、作業箇所を確認
- 見積額の提示
- 承諾後、作業開始
- 支払い
コンセント交換を依頼する際は、作業前に見積もり額を出してもらい、追加費用などの有無も確認しましょう。いくつかの業者に見積もりを取り、比較してから決めるのもおすすめです。
コンセントのサビ取りを依頼する業者の選び方【3つのチェックポイント】
コンセントの錆取りを依頼する業者は、以下3つのポイントをチェックして選びましょう。
- 費用相場に合う業者を選ぶ
- 口コミや実績のある業者を選ぶ
- 近くの業者を選ぶ
それぞれのポイントを解説します。
費用相場に合う業者を選ぶ
コンセントの交換費用相場は、「交換費用+コンセント本体費用+出張費用」を合わせて5,000円~10,000円とされています。これはコンセント1カ所当たりの費用相場で、2カ所以上の場合は割引価格が適用される業者もあります。
上記の費用相場を把握しておき、業者の見積もり額が相場より高すぎたり、安すぎたりしないかを確認しましょう。
コンセントの交換費用については、以下の記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
コンセント交換費用の相場は?値段を抑えるコツと料金表【取替え工事の流れも解説】
2024.06.10 2025.01.12
口コミや実績のある業者を選ぶ
業者の口コミや、実績を確認するのも重要なポイントです。
すべての業者が口コミや実績を載せているわけではありませんが、確認できると利用した人がいるとわかります。工事実績数や、担当者の対応や丁寧さなど、高評価の口コミがあれば依頼しやすいでしょう。業者を選ぶ判断基準の一つとして参考にしてみてください。
近くの業者を選ぶ
業者を選ぶ際は、工事場所から遠方よりも、近くの業者の中から検討するのがおすすめです。
コンセント交換費用には出張費用が含まれる場合が多いため、遠方の業者に依頼すると、出張費用が高くなる可能性があります。
すぐに交換を依頼したい場合も、近くの業者の方が現場への駆けつけが速く、交換までの時間が短くて済むため効率的です。
コンセント交換の依頼先について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
コンセントの交換・修理はどこに頼む?適切な依頼先と選び方のポイント
2024.11.06 2025.01.11
コンセントの錆を再発させない使い方【サビ除去後の3つの対策】
コンセントの錆びを再発させないためには、日常の使用方法に対策が必要です。方法は以下の3つが挙げられます。
- 湿気の多い場所で使用しない
- 濡れた手で触らない
- 定期的にコンセントを点検する
それぞれ詳しく解説します。
湿気の多い場所で使用しない
コンセントの錆びは、空気中の水分と金属が反応し、酸化することで起こります。そのため、湿気の多い場所でコンセントを使用していると、錆びが発生しやすくなるのです。
キッチンの水回りや脱衣所などは水気が多く、コンセントが錆びやすい環境です。湿気の多い場所でやむを得ず使用する場合は、コンセントが濡れないように注意しましょう。また、差しっぱなしで中に湿気が溜まらないよう定期的に抜き差しをしたり、金属部分を拭き掃除したりして使用することも大切です。
濡れた手で触らない
濡れた手でコンセントを触ってしまうと、金属部分に水が付き錆びの原因になります。また、感電や漏電事故につながるリスクもあり危険です。手が濡れているときは安易にコンセントを触らないよう十分に注意しましょう。
もし、コンセントに水がついてしまった場合は、安全に使用するためにも交換をおすすめします。
定期的にコンセントを点検する
コンセントの錆びは、経年劣化によって起こることもあります。コンセントの使用年数は約10年とされているため、使用年数の経っているものは定期的に点検し、錆びがついていないか確認しましょう。
コンセントのサビが広がってしまったら電気工事業者に相談を
コンセントの青錆は人体に危険な毒性はありませんが、使用を続けると接触不良により発熱し、火災につながるケースもあります。錆びているコンセントを見つけたら使用を止め、専門業者に交換を依頼するのがおすすめです。
自宅から近い業者を選びたい方や、口コミを比較して決めたい方は、ぜひセーフリーをご利用ください。複数業者の中から絞り込みができ、利用した方の評価を確認できるため、希望に合う業者が見つかります。ぜひご活用ください。
- 錆びたコンセント危険
- サビ取りの負担
- 火災の恐れが不安
- 早急対応で安心
コンセント錆の危険、プロに相談!
コンセントにサビ?使い続けると危険?適切な対処法や錆び取りを徹底解説のよくある質問
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Q. コンセントの錆は自分でとってもよい?
A.軽度な錆びであれば自分で取ることが可能です。
-
Q. コンセントの錆は触っても大丈夫?
A.コンセントの錆び取りなどで触る際は、必ずブレーカーを落とす、電源を抜くなどして安全を確保してから触りましょう。
-
Q. コンセント交換業者が来てくれるまでに準備しておくことは?
A.プラグや電源タップは抜いて使用を止める、コンセントも使用を止め、絶縁テープで差し込み口をふさいでおくと良いでしょう。
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