天井のコンセント

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【天井へのコンセント取り付け完全版】増設方法からメリットデメリットまで徹底解説!

2024.12.07 2024.12.31

この記事では、天井へのコンセント取り付けについて、増設工事の流れや費用、メリット・デメリットについて徹底解説していきます。

「天井へのコンセント取り付けは難しい?工事費用も高め?」
「照明器具やエアコン、室内の防犯カメラなどに便利?使い勝手は?」

といった疑問をお持ちの方も必見です。

記事後半では、自力で天井付近のコンセントを用意できるアイテムもご紹介。天井へのコンセント設置を検討中のは、ぜひ最後までご覧ください。

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天井へのコンセント取り付け方法・増設の流れ

天井にコンセントを取り付けるまずは、天井へのコンセント取り付け方法・増設の流れを解説します。

なお、天井に限らずコンセントの増設は「電気工事士」の資格保有者のみ可能です。資格のない方は、事故などの恐れがあるため、コンセントの増設工事は行えません。必ず専門業者に依頼しましょう。

工事内容

天井のコンセントを増設するには、以下2つの工事方法があります。

  1. 既存のコンセントの差し込み口を増やす
  2. 新しくコンセントを設置する

上の「1」の方法は、既に設置されているコンセントの差し込み口を2口から3口などに増やす工事です。既に通っている配線を使用し、コンセントの差し込み口を増やすだけで済むため、比較的短時間で完了します。

上の「2」の方法は、新しい場所にコンセントを設置するため、新たに配線を通す工事を伴います。希望の場所に設置可能かどうか、配線方法など事前に確認が必要です。

どちらの方法も、配線が関わり危険を伴う工事になるため、専門資格がない場合は業者に依頼しましょう。工事内容の詳細は後述します。

依頼の流れ

天井のコンセントを増設する際の、業者へ依頼する流れを以下にまとめました。

  1. 業者に問合せ、工事内容のヒアリング
  2. 現場で希望の増設場所を確認、見積もりを取る
  3. 依頼主の承諾を得て工事開始
  4. 工事完了後、支払い

既存の配線を使い差し込み口を増やすのか、新しい場所にコンセントを作るのかによって、工事内容や費用、工事にかかる時間が異なります。費用を抑えてコンセントを増やしたい、家電を使用する場所にコンセントが足りないから新しく作りたい、使用する家電の種類などを具体的に伝えると、希望に合う方法でコンセント増設ができるでしょう。

天井へのコンセント取り付け費用相場【増設方法それぞれの追加料金も解説】

コンセントの取り付けコスト

天井へコンセントを取り付ける際の費用相場は、以下3つの増設方法で異なります

  • 既存の電気配線を使用して分岐する
  • 分電盤から新しく配線する
  • 差し込み口を増やす

それぞれの増設方法と費用相場を見ていきましょう。

既存の電気配線を使用して分岐する

既存の電気配線を使用して分岐する工事の費用は、12,000円程度が相場

分岐する場合は100Vの回線から可能ですが、既存の配線を使用するため、新しくコンセントを増設した後も使用可能な電力量は変わりません。そのため、同時に家電を使用すると、ブレーカーが落ちる可能性があります。

また、100Vの回線を使用する場合、200Vの回線を必要とするエアコンなどは分岐できません。加えて、天井のコンセントの場合、地上から天井までの高さが3mを超える場合には追加料金がかかることも覚えておきましょう。

以下では、壁の中を通してコンセントを増設する方法を解説しています。

分電盤から新しく配線する

使用電力の多い家電を使う場合には、配線を分岐してコンセントを増設してもブレーカーが落ちる可能性があり、不便に感じるかもしれません。そのため、1000Wを超えるような家電を使用する場合には、分電盤から新しく配線する増設方法がおすすめです。

分電盤から新しく配線する費用相場は、16,000円~30,000円。主に電気回線の電圧によって費用相場が変わります。200Vの回線が必要になるエアコンなどは、30,000円程度が目安です。なお、分電盤の配線に空きがない場合は配線できませんので、新しいブレーカーを増やすか、分電盤を交換する必要があります。

コンセント増設の費用相場を詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

差し込み口を増やす

コンセントの差し込み口を増やす工事の費用相場は5,000円~7,000円です。既存の配線を使用し、差し込み口を増やすだけの工事になるため、配線を分岐したり新しく作ったりする工事よりも費用が抑えられます。

ただし、差し込み口は増えるものの、使用できる電力量は変わらないため、どのような家電を使用するのかをよく検討してから決めましょう。中でもエアコンや冷蔵庫、電子レンジなどの使用電力が多い家電は、差し込み口を増やしても電力が足りずブレーカーが落ちる場合があります。

天井付近へのコンセント取り付けデメリットとは?【用途別の増設メリットも】

ここでは、天井付近にコンセントを取り付けるメリット、デメリットを用途別に解説します。

メリット デメリット
・コンセントの差し込み口が増える
・家具やカーテンで差し込み口が隠れない
・家電などレイアウトの幅が広がる
・コンセントに埃が溜まりにくい
・隠し配線や壁沿いに配線すれば空間がすっきりする
・抜き差しがしにくい
・用途が限定される
・水漏れ、雨漏りの際に漏電の危険がある

ここからは、さらに用途別に解説します。

照明用

天井付近にコンセントを増設すれば、さまざまな照明器具を使用できます。

メインの照明に加え、間接照明やテーブルの上をスポットで照らしたいときなどにも便利。床や壁にコードを這わせる必要がなく、すっきりした見た目になるのもメリットです。

エアコン用

子ども部屋や寝室などにエアコンを設置する際は、天井付近にコンセントが必須。

エアコンは200Vの回線が必要なため、新しく配線する工事が必要になります。増設する場合、どの向きでエアコンを設置するか決めた後、コンセントが目立たない配置を考えて作れるのがメリットです。

エアコン用コンセントの設置については、以下の記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

換気扇用

キッチンの他、トイレや脱衣所、納戸などに換気扇を設置したい場合にも、天井付近のコンセントがおすすめです。室内の空気を循環させ、臭いや湿気が籠るのをふせいでくれます。

防犯カメラ用(見守りカメラ・ペットカメラ)

天井付近のコンセントは、子どもの見守りやペットカメラなどの設置にも適しています。防犯カメラのコードが目立たず、誤って触れてしまったり、落としてしまったりすることなく安全に使用できます。また、天井付近にカメラを設置することで、俯瞰的に部屋を映せて広く確認できるのもメリットです。

防犯カメラの配線については、以下の記事で詳しく解説しています。

天井へのコンセント取り付け依頼前に!5つの大事な確認事項

コンセントを設置するポイント天井にコンセントの取り付けを依頼する際は、以下5つのポイントを忘れずに確認しましょう。

  • 増設可能な場所かどうか
  • ブレーカーに空きがあるか
  • コンセントを設置する位置・高さ
  • 使用する電化製品に必要な電圧があるか
  • 専用回路が必要な電化製品かどうか

それぞれ解説します。

増設可能な場所かどうか

天井付近にコンセントを増設する際は、増設可能な場所かどうかを確認しましょう。

例えば、キッチンや洗面所など、水がかかりやすい場所へのコンセント設置は避けた方が無難です。また、エアコンのすぐ上部にコンセントを取り付けるのも、埃が溜まりやすくおすすめできません。どちらも漏電火災の危険があるため、安全に使用できる場所への設置を考えましょう。

ブレーカーに空きがあるか

分電盤から新しく配線する場合は、ブレーカーに空きがあるかどうかも確認が必要です。すべてのブレーカーが埋まっている場合は新しく配線できないため、ブレーカーを増やすか、分電盤を新たなものに交換しなければなりません。

コンセントを設置する高さ・位置

天井にコンセントを設置する際、地上から3m以上の高さがある位置にコンセントを作る場合は追加料金がかかる場合があります。事前に高さを確認しておくと良いでしょう。

コンセントを設置する適切な高さは、以下の記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

使用する電化製品に必要な電圧があるか

既存の配線から分岐させる、差し込み口を増やす場合、使用できる電力量は変わりません。

そのため、電子レンジや電気ケトルなど、使用電力の多い家電を多く使用する際は、電力量が対応できずブレーカーが落ちる可能性があります。使用する電化製品に必要な電圧があるかどうかを確認しておきましょう。

専用回路が必要な電化製品かどうか

エアコンなど、200Vの電圧が必要な電化製品の場合、既存の100Vの回線からの分岐ができません。新しく専用回路を引く必要があるため、工事費用が高額になることを覚えておきましょう。

100Vの回線から分岐する際も、1000Wを超える電化製品を使用する場合はブレーカーが落ちる可能性があるため、専用回路を作るのがおすすめです。

天井付近にコンセントが欲しい!増設工事なしで自力取り付けが可能なアイテム3つ

天井にコンセントを増やす天井付近にコンセントを増設する際は、基本的に業者に依頼して配線してもらうのが望ましい方法です。ただし、増設費用を極力抑え、工事なしで自力で取り付けをしたい方もいるでしょう。その場合に利用できるアイテムを紹介します。

引っ掛けシーリングアダプタ

天井の引っ掛けシーリングに取り付けて使用できるアダプタがあります。ホームセンターや通販などで購入でき、自分で取り付けて使用可能です。

引っ掛けシーリング用ライティングレール

引っ掛けシーリングに取り付けができるライティングレールもあります。

ライティングレールに取り付けて使用できるコンセントプラグもあるため、こちらの方法でもコンセントを増やすことが可能です。

リーラーコンセント

引っ掛けシーリング用ライティングレールを設置すれば、それを利用して、上の写真のような「リーラーコンセント」の取り付けが可能です。

リーラーコンセントはコードが伸縮するタイプ。必要なときにプラグを上から降ろして使用でき、使わない時は天井に吊るしておけます。

オフィスにリーラーコンセントを設置したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

天井付近へのコンセント取り付け/増設ならプロにお任せを!

新しく天井にコンセントを取り付ける際は、電気工事士の資格を持つプロの工事が必要です。専門業者を選ぶ際は、事前に見積もりを取り、増設方法や場所、費用などをしっかり確認してから決めましょう。

セーフリーでは、複数の電気工事業者を確認できます。依頼内容に応じた料金のみで利用できますので、ぜひご利用ください。

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天井へのコンセント設置・増設に関するよくある質問

  • Q. エアコンのコンセントを天井(エアコンの上部)に作ってもよい?

    A.

    エアコンのコンセントは、エアコンの横側に設置するのがベスト。エアコンの真上に設置すると、掃除がしづらく埃が溜まり、漏電火災のリスクが高まるためおすすめしません。

  • Q. 賃貸のコンセントは増設できる?

    A.

    賃貸のコンセントを増設したい場合は、事前に大家さんまたは管理会社に確認をしましょう。賃貸は自分の所有物ではないため、許可なく増設するとトラブルになる可能性があります。

  • Q. コンセントを増設してブレーカーが落ちる心配はない?

    A.

    コンセントの電力量を超える電化製品を使用すると、ブレーカーが落ちます。使用する電化製品の電力を確認しましょう。

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