2024.12.09 2024.12.09
この記事では、入籍・結婚を控えるカップルに向けて、最適な引越しのタイミングについて徹底解説します。
「入籍・結婚が先か、引越しを先にするべきか」といった問題で迷う方も多いかもしれません。順番に明確な決まりはありませんが、進め方を間違えると手続きが二度手間になることも。
何度も役所に行く手間を軽減したいなら、ベストなタイミングを見極めることが大切です。
記事後半では、入籍・結婚カップル向けプランがある引越し業者3選もご紹介。業者選びに迷う方も、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
入籍・結婚と引越しの適切な順番やタイミングは?同棲も同じ?
入籍・結婚と引越しの順番は、どちらが先でも問題がありません。
ただし、ある調査によると、入籍や結婚を控えるカップルの半数以上が「引越し」を優先していることがわかりました。
入籍や結婚の前に引越しを先に済ませた理由には、以下のような声があります。
- 同棲しないと本性がわからない
- 結婚に伴う手続きが二度手間になる
- 賃貸物件の更新が近づいていた
同棲の場合は、入籍・結婚のように手続きが不要なので引越しを先にするカップルが多いです。
入籍・結婚カップルに最適な引越しタイミング【手続きの流れは?】
ここでは、入籍・結婚カップルに最適な引越しのタイミングを解説します。
入籍・結婚前に引越し
まず、入籍・結婚前に引越しする場合です。
少しでも早く一緒に住みたいなら、入籍・結婚前に引越しましょう。同棲することで相手の本性や相性を確認できるので、入籍・結婚に迷う方も引越しを先にするのがおすすめ。
それでは、入籍・結婚前に引越しする場合の手続きの流れを確認していきましょう。
引越してから14日以内に入籍・結婚する場合
引越してから14日以内に入籍・結婚する場合、以下の流れで手続きを進めます。
- 転出届を提出する
- 引越しする
- 婚姻届・転入届を提出する
- 各種手続き(氏名・住所変更)を進める
婚姻届と転入届を同時に提出できるため、各種手続きも同じタイミングで進められます。効率的に各種手続きを進めたい方は、入籍・結婚を決めてから引越しするのがおすすめ。
引越してから入籍・結婚までに14日以上空く場合
引越しから入籍・結婚まで14日以上空く場合、各種手続きをそれぞれのタイミングで進める必要があります。
- 転出届を提出する
- 引越しする
- 転入届を提出する
- 婚姻届を提出する
- 各種手続き(氏名・住所変更)を進める
手続きのために何度も役所に通う必要があるので、少し面倒に感じるかもしれません。各種手続きを同時に済ませたい方は、引越しから入籍・結婚まで期間を空けないのが得策。
入籍・結婚後に引越し
入籍・結婚後に引越しする場合、以下の流れで手続きを進めます。
- 婚姻届を提出する
- 各種手続き(氏名・住所変更)を進める
- 転出届を提出する
- 引越しする
- 転入届を提出する
- 各種住所変更の手続き
各種手続きは、別々のタイミングで進める必要があります。
入籍・結婚と引越しの順番に明確な決まりはありませんが、各種手続きを考慮すると引越しを先にするほうが楽かもしれません。
入籍・結婚に必要な各種手続き【準備のタイミングは引越し前から?】
入籍・結婚に必要な手続きには、以下のようなものがあります。
- 入籍・結婚前の手続き
- 婚姻手続き
- 入籍・結婚後の手続き
- 会社での手続き
各種手続きについて詳しく解説します。
入籍・結婚前の手続き
入籍・結婚の手続きや前準備には、以下のようなものがあります。
概要 | |
---|---|
婚姻届の入手 | 全国の市区町村の役所や出張所の戸籍課で入手可能。書き損じを想定し、複数枚受け取りましょう。近年はオリジナル婚姻届も人気ですが、受理されない可能性があるので事前の確認が必須です。 |
転出届・転入届・転居届の提出 | 同じ市区町村に引越しする場合は、転居届のみの提出で問題ありません。異なる市区町村に引越しする場合は、転出届・転入届を提出してください。 |
ちなみに、転出届・転入届・転居届は、14日間以内で手続きする必要があります。
婚姻手続き
婚姻にかかわる手続きや必要書類には、以下のようなものがあります。
概要 | |
---|---|
婚姻届 | 婚姻届は、届出人の本籍地または所在地の市役所や区役所、町村役場に届け出てください。婚姻届の記載方法や添付書類については、届出先の市区町村に問い合わせましょう。 |
戸籍謄本 | 本籍地を管轄する役所以外に婚姻届を提出する場合、戸籍謄本が必要です。戸籍謄本は郵送でも取得可能ですが、1週間ほどかかります。時間がない場合は市役所に取りに行きましょう。 |
本人確認書類 | 婚姻届を提出する際、本人確認のために身分証の提示を求められます。本人確認書類は、写真付きの運転免許証やマイナンバーカード、パスポートです。代理人が提出する場合は、代理人の本人確認書類を用意する必要があります。 |
提出した婚姻届に不備があった場合、訂正印を押して修正する必要があります。婚姻届を提出する際は、旧姓印鑑も持参しましょう!
入籍・結婚後の手続き
入籍・結婚後の手続きや必要書類には、以下のようなものがあります。
概要 | |
---|---|
住民票 | 各種手続きに必要になるので、新しい名字や住所等が記載された住民票を取得します。新住所を管轄する市役所で、住民票請求用紙に必要事項を記入し、規定の収入証紙を購入して申請してください。 |
婚姻届受理証明書 | 婚姻届受理証明書とは、婚姻届が受理されたことを証明する文書です。証明書には、婚姻届の受理日や氏名、生年月日、本籍等が記載されています。婚姻届受理証明書があると手続きがスムーズです。 |
マイナンバーカードの記載変更 | マイナンバーの記載内容を変更する手続きが必要です。記載変更手続きは、お住まいの市区町村で申請可能。手続きは引越し後14日以内に済ませる必要があり、期限を過ぎると失効します。 |
パスポート | パスポートは、「切替申請(残存有効期間が1年未満の場合)」または「記載事項変更(残存有効期間が1年以上の場合)」の手続きが必要。住民登録する都道府県のパスポートセンターで手続き可能です。 |
国民健康保険 | 入籍・結婚を機に会社を退職する場合、新たに国民健康保険に加入する必要があります。国民健康保険は、新しい住民票を入手できれば変更手続きが可能です。国民健康保険に加入済みの方は入籍から14日以内に住所変更しましょう。 |
国民年金・厚生年金 | 年金に関する手続きは、第1被保険者(個人事業主等)・第2被保険者(会社員や公務員等)で異なります。第1被保険者は、住民登録する市区町村窓口で変更可能。第2被保険者は、会社が手続きを進めてくれます。 |
各種手続きを進める際は、住民票が必要になる場合が多いです。入籍・結婚後は、住民票の取得を最優先することをおすすめします。
婚姻届を提出してから住民票に情報が反映されるまで、7~10日ほどかかることを計算に入れて、準備を進めましょう!
会社での手続き
婚姻届を提出する3カ月ほど前に会社に報告しましょう。
入籍・結婚より前に会社に報告すれば、会社が余裕を持って手続きできます。結婚後は氏名や住所の変更が必要なので、以下の書類を会社に提出しなければいけません。
- 結婚届(身上異動届)
- 住所変更届
提出書類について詳しく知りたい方は、総務の担当者に確認してみてください。
金融機関関連の手続き
金融機関関連の手続きには、以下のようなものがあります。
概要 | |
---|---|
銀行口座の名義変更 | 銀行口座の名義変更は、窓口に足を運ぶ必要があります。新姓の「届出印」が必要になるので、銀行の窓口に行くまでに準備しましょう。届出印とは、金融機関で手続きする際に押印する印鑑のことです。 |
クレジットカードの名義変更 | クレジットカードを保有している場合は、入籍・結婚に伴う名義変更が必要です。カード会社によって方法は異なりますが、ネットや郵送での手続きが可能。発行されるまでに2週間〜1カ月程度かかります。 |
生命保険の名義変更 | 生命保険に加入している場合は、保険会社に連絡して名義変更や住所変更の手続きが必要です。手続き方法は、保険会社によって異なるので直接確認しましょう。 |
各種手続きを進める際は、新姓・旧姓の印鑑や本人確認書類等が必要です。効率的に手続きを進められるよう、申請時に必要なものを事前に確認しておきましょう!
そのほかの手続き
そのほかに必要な手続きには、以下のようなものがあります。
- 自動車の名義変更・住所変更
- 携帯電話の名義変更
- 各種サービスの会員情報変更
各種手続きにおいて、住民票や戸籍謄本、身分証明書が必要な場合があります。必要な書類がないと手続きできない場合があるので、事前に確認しておきましょう!
入籍・結婚カップルにおすすめ引越し業者の選び方【準備のタイミングは?】
引越し業者を選ぶ際のポイントには、以下のようなものがあります。
- カップル・家族世帯向けプランが豊富
- 作業員の教育制度が充実している
- 引越し業者の口コミや評判が高い
業者選びでとくに重要になるのが、引越し業者の口コミや評判の確認です。
引越し業者の公式サイトに記載されている情報だけでは、すべてを把握できません。口コミや評判には、利用者のリアルな声が掲載されているので良し悪しを判断しやすいです。
引越し業者を選ぶ際の参考になるはずですので、ぜひご活用ください。
引越しは「入籍・結婚前」のタイミングが多い!業者選びも慎重に
今回は、入籍・結婚を控えるカップルに向けて、最適な引越しタイミングについて解説してきました。
「入籍・結婚前に引越し」を選ぶカップルが圧倒的に多い模様。入籍・結婚するタイミングにもよりますが、各種手続きを効率的に進められるのでかなり楽です。引越し費用を抑えたいなら、業者の選定も重要。料金設定やプランの豊富さが異なるので、引越し業者は慎重に選びましょう。
効率的に引越し業者を探したいなら、業者との出会いをサポートしてくれるマッチングサービス「セーフリー」を活用しましょう。各業者の料金プランやサービス内容の比較検討はもちろん、口コミや評判も確認できるので初めての利用でも安心です。
気になる引越し業者を見つけたら、まずは無料見積もりを依頼しましょう!
入籍・結婚・同棲に伴う引越しに関するよくある質問
-
Q. 同棲予定のカップルに最適な引越しタイミングは?
A.どちらか一方の賃貸物件の更新日が近づいている場合は、引越しする良いタイミングかもしれません。ただ、同棲の開始時期はふたりにとって重要な決断になるので、しっかり話し合って一緒に住む時期を決めましょう。
-
Q. 入籍・結婚に伴う引越しで初期費用を抑える方法は?
A.引越しの初期費用を抑えるには、敷金礼金不要な物件を探したり閑散期を狙ったりするのがおすすめ。また、複数の業者に見積もりを依頼して金額を比較することも重要です。
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Q. 入籍・結婚に伴う引越しで注意するべきことは?
A.入籍・結婚に伴う引越しでは、婚姻届や転入届、各種住所変更などの手続きが必要です。効率的に手続きを進めたいなら、入籍・結婚と引越しの順番を考慮しましょう。
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