2025.02.05 2025.02.28
ここでは外壁塗装で200万円を超えるケースについて、坪数ごとの費用相場や適正価格で依頼するためのポイントなどを解説します。外壁塗装の費用を安く抑えるコツもご紹介しているので、納得のいく費用で依頼できるよう参考にしてください。
家の広さや選ぶ塗料、依頼する先などによって、外壁塗装の費用は大きく変わります。費用と仕上がりの両方に満足できるよう、一つずつ慎重に進めていくことが大事です。
目次
【坪数ごと】外壁塗装の費用相場
はじめに、外壁塗装にかかる費用相場を坪数ごとにみていきます。10坪~60坪までの相場をまとめました。費用に幅があるのは、外壁の劣化状況や選ぶ塗料などによって差が出てくるためです。
60坪など大きな家の外壁塗装を行なう際に、費用が200万円と高額になる場合があります。それでも200万円という数字は、外壁塗装の費用相場においては高額なラインです。
外壁塗装では高額な費用が発生するケースもありますが、200万円という額面はそれほど多くないでしょう。
坪数 | 費用相場 |
---|---|
10坪 | 20~40万円 |
20坪 | 40~90万円 |
30坪 | 60~100万円 |
40坪 | 80~130万円 |
50坪 | 100~160万円 |
60坪 | 120~200万円 |
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2024.10.01 2025.03.01
外壁塗装で200万を超えるケース
外壁塗装の費用相場で最も高いといえる200万円ですが、どのような場合にこれほど高額な費用がかかるのでしょうか?ここでは、外壁塗装で200万円を超えるケースについて、いくつか具体例をご紹介します。たとえば、次のようなとき、費用が高額になりやすいです。
- 家がとても大きい
- オリジナル塗料を使って外壁塗装を行なう
- 劣化が激しく重ね塗りが必要
- 外壁塗装と合わせて屋根塗装も行なう
- 高級塗料を使用している
- 中間マージンが発生している
- 悪徳業者による外壁塗装
家がとても大きい
外壁塗装の費用は、単純に塗装する面積が広くなればなるほど高くなります。ここから、家がとても大きい場合は、費用が高額になりやすいです。塗装する面積はもちろん、足場を組む面積、材料、人件費なども増えていくためです。
相場では60坪の広さで最大200万円ほどかかると記載しましたが、70坪などとさらに大きな家になると多額の費用が発生することになります。
外壁塗装は家の大きさによって費用が大きく変わり、状況によっては200万円以上かかる場合もあるのです。
オリジナル塗料を使って外壁塗装を行なう
オリジナル塗料を使って外壁塗装を行なう場合も、200万円以上かかることがあります。既製品ではなく、ハウスメーカーや業者の塗料のことをオリジナル塗料といいます。
既製品の塗料では200万円を超えることはあまりありませんが、オリジナル塗料はメーカーなどが価格を設定しているので費用が高くなりやすいです。
外壁塗装において塗料選びはとても重要なポイントですが、既製品のなかにも耐用年数が長く機能的な塗料はあるので、特徴をよく理解して慎重に選ぶようにしましょう。
劣化が激しく重ね塗りが必要
外壁塗装を長い間しておらず劣化が激しい場合、通常下塗り・中塗り・上塗りの3回で済むところ、4~5回重ね塗りしなければならないことがあります。築年数がかなり経過しておりすでに外壁が劣化していると、通常よりも塗料を吸い込みやすくなるのです。
そのため、何度か重ね塗りをして塗膜を作っていく必要があります。塗装の工程が増えるにつれて、人件費や材料費も増え、外壁塗装のトータル費用が高くなっていくのです。
外壁塗装は、家の外壁の傷み具合や築年数により作業工程が多くなると高額な費用が発生することになります。
外壁塗装と合わせて屋根塗装も行なう
外壁塗装だけでなく屋根塗装も依頼する場合、トータル費用が200万円以上になることがあります。一方、200万円を超える施行にはならないケースもあるので、費用内訳についてはよく確認しておく必要があります。
外壁や屋根の劣化が激しく、グレードの高い塗料を選べば、その分費用はかさんでいくでしょう。家が大きい場合も、費用は高くなりやすいです。
状況をしっかりと把握し、200万円以上かかるのが妥当なのかは慎重に見極めることが大切です。
高級塗料を使用している
オリジナル塗料の他、いわゆる高級塗料を使用して外壁塗装を行なう場合も費用が200万円以上かかることがあります。一般的な塗料と比べると倍以上の価格で販売されているものもあり、比較的小さな家であっても外壁塗装に高額な費用が発生しやすいです。
また、施工難易度の高いデザインの塗料を選ぶことで、さらに費用が高くなる場合もあります。高級塗料とそのデザインなどにより、坪数がない家でも費用が高額になるのです。
中間マージンが発生している
外壁塗装をどこに依頼するかによって、費用が200万円などと高くなる場合があります。特に、ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社などに塗装を依頼する際、自社には塗装職人が在籍していません。そのため、実際に塗装を行なうのは下請けの業者になります。
このような流れでは中間マージンが発生してしまい、塗装業者に直接依頼するよりも費用が割高になるのです。しかし実際には、中間マージンの発生によって200万円を超えることは少なくなっています。
中間マージンよりも、外壁の劣化状況や選ぶ塗料、坪数などによって費用は左右されやすいです。
悪徳業者による外壁塗装
外壁塗装を行なう業者のなかには、悪徳業者も存在します。たとえば、こんな対応をしてくる業者は悪徳といえるので、高額な費用を請求してくる可能性が高いです。
- 工事契約を迫ってくる
- 外壁が危険な状態なので知らせに来たと言ってくる
- 提示された見積書に内訳が詳しく記載されていない
強引に契約を迫ってきたり、頼んでもいないのにいきなり訪問して外壁塗装をした方が良いなどと言ってくる場合は、すぐに依頼しないようにしましょう。費用内訳も曖昧なまま、200万円以上の費用を請求してくることがあります。
外壁塗装を適正価格で行なうためのポイント
外壁塗装では状況によって200万円以上かかるケースもありますが、費用が妥当ではない場合もあります。そこで、適正価格で外壁塗装を行なえるよう、以下のポイントを押さえておいてください。
- 事前に相場を確認しておく
- 見積書を細かく作成してくれる業者に依頼する
- 相見積もりをとって費用を比較する
- 中間マージンが発生しない業者を選ぶ
事前に相場を確認しておく
外壁塗装を適正な価格で行なうためには、事前に相場を確認しておくことが大事です。坪数や塗料のグレードごとに相場を調べて、見積もりをとったときに比較してみてください。金額が大きくかけ離れている場合は、業者に理由を尋ねてみましょう。
悪徳業者に依頼してしまわないためにも、相場を把握した上で業者とやり取りをすると安心です。
見積書を細かく作成してくれる業者に依頼する
外壁塗装の相場を調べた上で業者に見積もりを出してもらいますが、このときできるだけ細かく見積書を作成してくれる業者だと信頼できます。内訳を細かく記載し、何にどれくらいの費用がかかるのかをきちんと記載してくれている業者は、適正価格で塗装してくれます。
こちらが質問したことに対しても丁寧に対応してくれる業者であれば、さらに信頼できるでしょう。相場よりも高い費用がかかるなど言われることなく、適正価格で対応してもらえます。
相見積もりをとって費用を比較する
適正価格で外壁塗装を行なうためには、相見積もりをとって費用を比較することも重要です。相見積もりとは、複数の業者で見積もりをとり、費用や内訳などを比較することです。
相見積もりをとると、費用に大きく差があるのはなぜなのか、どの部分にいくらくらいの費用がかかるのが妥当なのかを知るきっかけになります。
ただ費用が安い業者を選べるのではなく、適正価格できちんと対応してくれる業者を見つけられるので、相見積もりを利用しましょう。
中間マージンが発生しない業者を選ぶ
外壁塗装の費用は中間マージンが発生することで割高になり、家の広さなどから200万円以上と言われるばあいがあります。そこで、中間マージンが発生しない、町の塗装業者に依頼してみましょう。
中間マージンだけで一気に費用が跳ねあがることはありませんが、少しでも適正な価格で塗装をしてもらうときには中間マージンが発生しないところに頼んだ方が良いです。余分な費用を抑えられます。
外壁塗装の費用を安く抑えるコツ
最後に、外壁塗装の費用を少しでも安く抑えるコツについて3つご紹介します。
- 外壁塗装の助成金を利用する
- 火災保険を利用する
- 地域密着型の業者に依頼する
それぞれについて、ポイントをみていきます。
外壁塗装の助成金を利用する
外壁塗装では、自治体によって助成金制度を設けているところがあります。条件に当てはまる場合、助成金を利用することで施工費の10%などを負担してもらえるのです。
助成金制度は自治体ごとに条件が異なるので、お住まいのところでは外壁塗装に関して利用できるものがあるか調べてみてください。
外壁塗装の助成金についてはこちらで詳しく解説しています。
火災保険を利用する
外壁塗装の費用を抑えたいとき、火災保険を利用できる場合があります。火災保険に加入しているようなら、その種類と契約内容を確認してみましょう。
台風や大雨などの災害により外壁が損害を受けたというとき、火災保険が適用されることがあります。事前に保険会社に連絡をするなどの手続きは必要ですが、自身で負担する費用を抑えられるのは助かります。
外壁塗装で利用可能な火災保険についての詳細はこちらをご覧ください。
地域密着型の業者に依頼する
200万円以上と外壁塗装に高額な費用が発生する場合、中間マージンが関係していることもあります。そこで、中間マージンが発生しない地域密着型の業者に外壁塗装を依頼しましょう。
余分な費用が発生しないので、外壁塗装にかかるトータル費用を抑えられるチャンスです。依頼する業者も慎重に選んで、少しでもお得に外壁塗装を行なえるようにしてください。
適正価格の外壁塗装業者をお探しならセーフリーへ!
外壁塗装に200万円以上かかるケースと適正価格で依頼するためのコツ、費用を安く抑えるポイントなどを解説しました。優良業者に依頼したい、妥当な金額で外壁を塗装してもらいたいときは、セーフリーもご利用ください。
セーフリーでは、優良外壁塗装業者を数多く掲載しており、対応エリアやこだわり条件などから絞り込めます。口コミや費用についても記載されているので、参考にしてみてください。
- 外壁塗装であまりに高額な費用は困る・・・
- 適正価格で対応してくれる外壁塗装業者に依頼したい
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外壁塗装に200万かかるについてよくある質問
-
Q. 外壁塗装の費用相場について教えてください。
A.外壁塗装の費用は、坪数や選ぶ塗料によって変わります。ここでは、坪数ごとの費用相場を記載します。10坪:20~40万円20坪:40~90万円30坪:60~100万円40坪:80~130万円50坪:100~160万円60坪:120~200万円坪数が60坪以上にもなると、200万円と高額な費用が発生する場合があります。
-
Q. 外壁塗装で200万を超えるのはどのようなケースですか?
A.外壁塗装で200万を超えるケースとしては、以下が挙げられます。
- 家がとても大きい
- オリジナル塗料を使って外壁塗装を行なう
- 劣化が激しく重ね塗りが必要
- 外壁塗装と合わせて屋根塗装も行なう
- 高級塗料を使用している
- 中間マージンが発生している
- 悪徳業者による外壁塗装
家の広さや依頼する業者、使用する塗料などによって200万円を超えることもあるのです。
-
Q. 外壁塗装を適正価格または安く依頼するコツはありますか?
A.外壁塗装に200万円などと高額な費用がかからないようにするためには、以下のポイントに注目してみてください。
- 事前に相場を確認しておく
- 見積書を細かく作成してくれる業者に依頼する
- 相見積もりをとって費用を比較する
- 中間マージンが発生しない地域密着型の業者を選ぶ
- 外壁塗装の助成金を利用する
- 火災保険を利用する
適正価格または少しでも安く外壁塗装を行なうには、細かい点にも一つずつ注目して調べたり業者とやり取りすることが必要です。