2024.01.05 2025.10.22
吹き抜けのある家は開放感がありデザイン性も高い一方で、「掃除が大変そう」「高くて手が届かない」と悩む方も多いでしょう。
天井や窓、照明などは高所にあるため、掃除に危険を伴いますが高さや構造によっては自分で掃除できるケースもあります。
本記事では、吹き抜け掃除を安全かつ効率的にする方法を徹底解説。天井や窓、照明などの掃除手順から、便利な掃除グッズ、プロに依頼すべきケースまで詳しく紹介します。
無理のない方法で、吹き抜け空間を明るく清潔に保つためのポイントを押さえてください。
目次
吹き抜けの掃除が大変な理由
吹き抜けの掃除が大変な理由として次の2つがあげられます。
- 天井が高くて手が届かない
- 住宅設備が特殊なことがある
天井が高くて手が届かない
一般的な住宅の天井高は2.4～2.6mのケースがほとんどです。しかし吹き抜けの場合は4～5m前後と非常に高いため、掃除が難しいことがあります。
2.5m程度なら脚立などで手が届くものの、5mともなると大変で危険です。しかし、後述するモップやワイパーなどを活用すれば、吹き抜けの掃除も楽になります。
住宅設備が特殊なことがある
吹き抜けの住宅には、空調の効きが良くないというデメリットがあります。そのため、シーリングファンで空気を循環させたり、ロールスクリーンやロールカーテンで空間を区切る住宅が多いです。
このため、清掃がしづらく、ご自身での掃除が難しいことがあります。
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吹き抜けの掃除方法・手順
吹き抜けの掃除方法と手順について、次の5つのステップに分けて解説します。
- 吹き抜け部分の家具等を移動させる
- 柄の長いモップで上部のほこりを取る
- 柄の長いワイパーで窓を掃除する
- 床に落ちたほこりや汚れを取り除く
- 窓を開けて空気を入れ替える
1.吹き抜け部分の家具等を移動させる
まずは、吹き抜け部分の下にある家具や小物を移動させましょう。吹き抜けを掃除すると大量のホコリが落ちてきて、家具などが汚れてしまいます。
動かせないものについては、新聞紙やビニール袋などをかぶせることでホコリを防げます。
2.柄の長いモップで上部のほこりを取る
吹き抜け部分は高いので、柄の部分が5mほど伸びる伸縮性のモップを使いましょう。天井やシーリングファン、エアコンや照明器具などについたホコリも綺麗に取れます。
これらの部分はレンジフードとは違って油汚れなどは付かないので、モップだけで十分です。
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3.柄の長いワイパーで窓を掃除する
窓は柄の長いワイパーで掃除しましょう。
ワイパーには、スポンジ付きのガラスワイパーや、掃除シートなどを挟むフローリングワイパーを使います。いずれの場合も水拭きをしたうえで、乾拭きすることが大切です。
なお、ホコリは水分を含むと固まるため、ワイパーをかける前にモップでホコリを取っておきましょう。床に落ちたほこりや汚れを取り除く吹き抜けは頻繁に掃除する部分ではないため、1回の掃除で大量のホコリが落ちることは珍しくありません。
そのため、吹き抜けを掃除したあとは、落ちたホコリを掃除機で除去することが大切です。家具や小物を養生した新聞紙や袋はそのまま捨てましょう。
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4.窓を開けて空気を入れ替える
吹き抜けの掃除後はホコリが舞っている状態になります。吸い込んでしまわないように窓を開けて換気し、綺麗な空気を取り入れましょう。
吹き抜け掃除に活用したいアイテム・掃除グッズ
吹き抜けの高さや環境が整っていれば、専用グッズを活用すると便利です。無理に脚立を使わずとも、柄の長いモップやワイパーを使えば高い天井や窓も効率よく掃除できます。
以下の掃除グッズがあれば活用しましょう。
- 柄の長いモップ
- 柄の長いワイパー
- 掃除機や雑巾
- 新聞紙やマスク
- 外壁は天井払いブラシで
使いどころとポイントについて見ていきましょう。
柄の長いモップ
モップはホコリを絡め取るために便利です。柄の長いモップを選べば、脚立などで手が届かない高い場所も簡単に掃除できます。360度に吸着繊維がついているタイプなら、細かい部分やシーリングファンなどのお手入れも簡単です。
柄の長いワイパー
吹き抜けの窓は高くて掃除が大変ですが、柄の長いワイパーなら高い脚立を使わなくても掃除できるので安全です。
なお、吹き抜けの天井は5m前後あるので、モップやワイパーの長さも5mほど伸びるものを選びましょう。
掃除機や雑巾
吹き抜けを掃除すると大量のホコリが落ちてくるので、ホコリを吸い込むための掃除機は必須です。雑巾はフローリングワイパーに挟んで拭き掃除に使えます。
なお、雑巾の代わりに布切れや掃除シートなどでも代用できます。
新聞紙やマスク
移動できない家具や小物を養生するために新聞紙が便利です。また、吹き抜けの掃除ではホコリが飛ぶので、吸い込まないようにマスクを着用することも大切です。
外壁は天井払いブラシで
吹き抜けの掃除で外壁も合わせて掃除したい場合は、天井払いブラシが便利です。高い部分まで柄が伸びるうえに、全面がブラシ状になっているため、外壁の凹凸や隅の部分も綺麗に掃除できます。
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吹き抜け掃除が難しい場合は専門業者に相談
本記事では、吹き抜け掃除の基本手順や便利グッズ、注意点について解説しました。
柄の長いモップやワイパーを活用すれば自分で掃除できるケースもありますが、天井の高さや構造によっては非常に危険を伴う作業です。無理に脚立を使って落下したり、照明器具や窓を破損してしまうケースもあります。
「自分では届かない」「掃除中にケガをしたくない」と感じたら、吹き抜け清掃に対応する業者に依頼しましょう。
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吹き抜け掃除に関するよくある質問
-
Q. 吹き抜け掃除で注意すべきポイントは？
A.必ず柄の長いモップやワイパーを使いましょう。また、高さがあると怪我のリスクがあるので、無理はせず業者に依頼してください。
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Q. モップなどで届かない場所があるときは？
A.脚立などで無理に掃除するのは危ないので、専門業者に相談しましょう。
-
Q. 吹き抜けの窓の外側はどうやって掃除する？
A.外側となると屋根に登る必要があるため、内側と合わせて業者に依頼すべきです。
