アシナガバチの駆除を自分でするとき

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アシナガバチを自分で駆除するには?方法と安全上の注意点を徹底解説

2024.02.06 2024.12.05

本記事では、アシナガバチを自分で駆除する方法を手順ごと詳しく紹介していきます。

「アシナガバチの駆除は自分でやると危険?」

と自分で駆除するか迷っている人も多いでしょう。そこで、自分で安全に駆除できるよう、着手前の確認事項や注意点も解説しています。

記事後半では、「不安だから今すぐアシナガバチを駆除したい…」という方におすすめの方法も。ぜひ最後までご覧ください。

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アシナガバチを自分で駆除する前に【特徴・習性をチェック】

アシナガバチの駆除を自分でするときの準備中

アシナガバチを自分で駆除する前に、巣を作る場所や形、活動時期など、生態を把握しておきましょう。駆除の際のリスクを減らし、効果的な対策が可能となります。

活動時期

アシナガバチの活動時期は、大体4月から11月頃です。特に6月から活発化し、7月から9月にかけて活動がピークに達します。の時期になると、アシナガバチは巣を守るため攻撃的になることが多く、駆除作業の危険性も高まります。

したがって、駆除作業するときは活動時期に注意し、4月から5月にかけて行動するのが望ましいです。

スズメバチとの比較(本当にアシナガバチ?)

そもそも、発見したハチや巣がアシナガバチであるか、不安な方もいるのではないでしょうか。スズメバチはアシナガバチに比べ凶暴であるため、自分で駆除する前に必ず見分けたいです。

見分け方のポイントとして、以下を参考にしてください。

アシナガバチ スズメバチ
特徴 黄色くて細長い
体長2センチ程度
後ろ足が長い
オレンジ色
体長3センチ程度
羽の音が大きい
飛び方 ふらふらとゆっくり飛ぶ 直線的に速く飛ぶ
巣の形状 おわん型
穴がたくさんある
丸い形状
マーブル模様

ハチ単体を見分けるのは難しいかもしれませんが、巣については形状がだいぶ異なるため分かりやすいでしょう。

巣を作る場所・形

アシナガバチの巣は、お椀をひっくり返したような形をしており、以下の場所に作られることが多いです。

  • 天井裏
  • 軒下
  • ベランダ
  • 物置やガレージ
  • 室外機
  • 庭木

巣の位置によって、駆除の難易度やリスクが異なります

例えば、1階の軒下や庭木などの開けた場所に作られた巣であれば、駆除作業のリスクは比較的少ないと言えます。

一方で、2階以上の屋根の下など、高所にある巣は駆除の難易度が高くなります

高所にある巣の駆除は、専門業者に依頼することをおすすめします。

アシナガバチの駆除を自分で【4つのステップ】

アシナガバチの駆除を自分でするときのステップを確認中

毒性の強いアシナガバチの駆除は危険が伴うため、適切な準備と正確な手順を頭に入れて取りかかりましょう。ここでは、アシナガバチの駆除を自分でするときのステップを紹介します。

  1. 駆除に必要な道具を用意する
  2. アシナガバチの巣に殺虫剤を散布する
  3. 巣を回収して捨てる
  4. 巣があった場所に再度殺虫剤を散布する

以下、それぞれのステップを詳しく解説していきます。

①駆除に必要な道具を用意する

駆除に入る前に、必要な道具を揃えます。以下を参考にしてください。

  • 防護服
  • 殺虫スプレー
  • ゴミ袋
  • 長い棒/剪定ばさみ
  • トング/ゴミ袋
  • 懐中電灯

防護服は必ず着用します。さらに、ゴーグル、手袋なども装着し、アシナガバチが服の中に絶対に入ってこれないよう完全に隙間をなくしましょう。また、アシナガバチは黒色に反応して攻撃してくるため、防護服は白いものを着用してください。

殺虫スプレーは2~3本用意し、ピレスロイド系の成分が含まれているものが効果的です。長い棒や剪定ばさみは巣を落とすため、トングとゴミ袋はハチの巣や死骸を処理するために必要です。

夜間作業では、安全のために懐中電灯も準備しておきましょう。

②アシナガバチの巣に殺虫剤を散布する

道具を準備したら駆除作業に入ります。まず3メートル程度の距離から、風上側または無風の状態でアシナガバチの巣に殺虫スプレーを噴射します。

殺虫剤の噴射に驚いたハチが巣から飛び出してくることがありますが、ひるまずに1本を使い切るまで継続して噴射してください。アシナガバチは殺虫剤に弱いため、数秒で効果が現れることが多いです。

まだハチが生きている場合は、予備のスプレーを使用しましょう。一通り終わったら、巣やハチの回収作業に移ります。

③巣を回収して捨てる

駆除作業が終わり、周囲に飛んでいるハチがいなくなったことを確認したら、巣を撤去します。長い棒や剪定ばさみを使い、巣を落としましょう。巣の真下にゴミ袋を置いておくと、直接袋の中に落ちていくため処理が楽です。

巣をゴミ袋に入れた後、袋の中に殺虫剤を再度噴射することで、生き残ったアシナガバチや卵を完全に無力化できます。

④巣があった場所に再度殺虫剤を散布する

巣の撤去後、最後のステップとして巣があった場所に再度殺虫剤を吹きかけます

ハチを寄せ付けない忌避効果ももつ殺虫剤の成分を残すことで、生き残ったハチが戻ってきて巣を再建するのを防ぐためです。

アシナガバチを自分で駆除するなら!参考にしたい事例【軒下・室外機・ベランダ】

アシナガバチの駆除を自分でする前の調査中

アシナガバチを自分で駆除するなら、巣がどのように作られているか、また作られる原因について知っておくとよいでしょう。特に、軒下、室外機、ベランダは、アシナガバチにとって魅力的な環境です。実際、軒下などに巣が作られているところはよく見かけます。

ここでは、それぞれの箇所に巣が作られた事例と、適切な対処法を確認していきます。

軒下に巣が発生した事例

アシナガバチの巣が軒下にある場合の駆除方法は、上記のステップで解決可能です。適切な道具と正しい方法で駆除作業してください。

注意点としては、駆除後地面にハチの死骸が散乱します。死骸であっても毒針は危険なため、素手で触らずトングを使用してゴミ袋に回収しましょう。

また、死骸の処理は明るい時間に行い、早めに完了させるのが望ましいです。放置するとほかの害虫が寄ってくる可能性があります。また、駆除後はしばらくの間、逃げ出したハチが戻ってくる可能性があるため注意しましょう。殺虫剤の散布は徹底してください。

室外機に巣が発生した事例

室外機は直射日光や雨風の影響を受けず、外敵からも身を守りやすいため、アシナガバチにとって理想的な場所となります。また、芋虫などの昆虫を捕食し、甘い食べ物も好むため、民家の近くは魅力的な環境なのです。

室外機に巣がある状態でエアコンを使用すると、巣がファンに巻き込まれ故障の原因になります。また、室外機と室内の間にある化粧カバーや、ホースがしっかりと取り付けられていない場合、ハチが室内に侵入する恐れもあります。

室外機に巣があるかもしれない場合は、無防備な状態で室外機を開けるのは避け、防護服などを準備をしてから確認してください。

ベランダに巣が発生した事例

ベランダにアシナガバチの巣が作られるのは、雨風をしのげ、餌場にも近いためです。さらに、ベランダに干された洗濯物や布団からの柔軟剤、汗の匂いがハチを引き寄せることもあります。

特に、春先から初夏にかけては、洗濯物の取り込み時にハチに刺されるリスクが高まります。そのため、小さな子供やペットがいる家庭では、早急な駆除作業が求められます。

アシナガバチの駆除を自分でする前に確認すべきポイント

アシナガバチの駆除を自分でするときのポイント確認中

アシナガバチの駆除を自分でする場合、安全かつ効率的に作業を進めるためには、以下のポイントを押さえましょう。

  • 巣の場所
  • 巣の状態/大きさ
  • 駆除する時間帯
  • そもそも自分で駆除できそうか

自分で駆除するか、専門業者に依頼するかの判断基準として覚えておいてください。

巣の場所

巣の位置は駆除の難易度を大きく左右します。巣が高所や狭い場所にある場合、作業の危険性が高まるため、専門業者への依頼をおすすめします。

高所では落下のリスクがあり、狭い場所では逃げ場が限られるため、素人が駆除を試みるのは危険です。一方、開けた場所や手の届く範囲にある巣であれば、自分での駆除も可能です。

巣の状態/大きさ

アシナガバチの巣を自分で駆除する場合、大きさのリミットは10cm未満です。10cm以上になると働き蜂の数も比例して増えていき、駆除作業が危険です。

特に、7月から9月にかけてのアシナガバチ最盛期は、大きく成長した巣に多くの蜂が存在し、リスクが非常に高くなります

駆除する時間帯

アシナガバチの駆除作業に最適なタイミングは夜間です。アシナガバチは夜間に活動が落ち着き、巣に戻っていることが多いためです。夜間に駆除作業することで、飛び回っているハチに遭遇するリスクを減らし、より安全に作業を進められます

夜間の駆除作業は懐中電灯が必要ですが、ハチは光に引き寄せられる性質をもつため、使用には注意が必要です。ハチが懐中電灯に反応しにくくなるよう、赤いセロハンをライトに貼り付けて使用すると良いでしょう。

そもそも自分で駆除できそうか

いざアシナガバチの巣を目の前にして、駆除作業に少しでも不安があるときは専門の駆除業者に依頼するのが賢明です。ハチの巣の駆除は未経験者にとって危険な作業であり、自身と周囲の安全を最優先に考えてください。

アシナガバチを自分で駆除する際の注意点2つ

アシナガバチの駆除を自分でするときの注意点確認中

アシナガバチの駆除を自分でする際は、以下2つの注意点を踏まえてください。

  • 生活圏内に巣を見つけたら早めに駆除する
  • アシナガバチを寄せつける/刺激する行為はしない

これらの点を踏まえて行動することで、駆除作業のリスクを減らし、安全を確保できます。

早めに駆除する

アシナガバチの巣が生活圏内にあるなら、早急に駆除するよう動きましょう。巣が小さい間に駆除することで、大きな問題に発展するのを防げます。再確認しておくと、自分での駆除は4月〜5月、巣の大きさが10cm以内がリミットです。

また、巣の場所が高所や狭い場所にある場合は、自分での駆除は避け、専門の駆除業者に依頼してください。

アシナガバチを寄せつける/刺激する行為はしない

アシナガバチは絶対に刺激しないようにしてください。大きな音や振動、強いにおい、巣を突くなど、これらの行為はハチを攻撃的にさせる原因となり、駆除作業中の危険性を高めます

また、アシナガバチを引き寄せるような甘い食べ物や飲み物、香りの強い洗剤や柔軟剤などは、周囲に置かないようにしましょう。

アシナガバチを自分で駆除した後も注意!「戻りバチ」について

アシナガバチの駆除を自分でした後の確認中

アシナガバチを駆除したあとでも、油断は禁物です。駆除しきれなかったハチが戻ってくる「戻りバチ」と呼ばれる現象にも注意してください。

ここでは、戻りバチの特徴と対策方法について詳しく解説します。

戻りバチの特徴

アシナガバチは、巣に対して執着が強い害虫です。戻りバチは、自分たちの巣がなくなったことを理由に、人間に対して攻撃的になります。

そのため、戻りバチは通常のアシナガバチよりも危険であることを覚えておいてください。

戻りバチの対策方法について

戻りバチへの対策として効果的なのは、駆除後に巣があった周辺に、定期的に殺虫剤を散布することです。殺虫剤の成分にはハチを寄せ付けない忌避効果が期待できるため、戻りバチを防げます。

駆除直後だけでなく、その後も定期的に殺虫剤を散布することで、あらゆるハチを寄せ付けない予防策になるでしょう。

アシナガバチを自分で駆除する必要がないケース

アシナガバチの駆除を自分でするかどうか相談中

アシナガバチの巣を見つけたからといって、必ずしも駆除しないといけないわけではありません。以下の条件に当てはまれば、自分で駆除する必要はないでしょう。

  • 家から離れているところに巣がある
  • 冬季(11月〜3月)に発見された巣
  • 自治体・管理人が駆除してくれる場合

まず、生活圏内にないアシナガバチの巣は、リスクを冒してまでわざわざ駆除する必要はありません。また、11月以降に発見した巣の中にアシナガバチはいないため、駆除する必要はないでしょう。

賃貸アパートやマンションで巣を発見したら、管理人に問い合わせてみましょう。自分で駆除しなくて済むかもしれません。自治体で対応している場合もあるため、市のホームページなども確認してみてください

アシナガバチの駆除を自分でするのが不安なときは…

アシナガバチの駆除を自分でしないと決めたあと

いかがでしたでしょうか?アシナガバチを自分で駆除するときの方法、ポイントなどがご理解いただけたかと思います。

正しい方法であれば自分で駆除できるとはいえ、いざハチを目の前にすると不安になる人が多いでしょう。ハチの羽音を聞いて慌てるなどして、思わぬ事故にもつながりがちです。

さらに、高所や狭い場所での駆除作業となると、怪我などのリスクも伴います。

アシナガバチの駆除も、基本的には専門の駆除業者に依頼すると良いでしょう。再発防止も兼ねて、徹底的に対策してくれますよ。

お任せできそうな業者が見つかったら、まずは気軽に相談してみるといいでしょう。「セーフリー」では多数の駆除業者を紹介しています。ぜひご活用ください。

アシナガバチを自分で駆除するには?方法と安全上の注意点を徹底解説のよくある質問

  • Q. アシナガバチは無理して駆除しなくていい?

    A.

    活動期において生活圏内に巣があれば駆除すべきですが、自信がないときは業者に依頼しましょう。

  • Q. アシナガバチを一匹確認したら巣が近くにある?

    A.

    アシナガバチが一匹、自宅周辺にいたら近くで巣が作られているかもしれません。

  • Q. アシナガバチの駆除で絶対に注意しないといけないことは?

    A.

    防護具を着用せずに駆除するのは危険です。

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