2024.03.07 2024.03.11
この記事では、3LDKの引っ越し費用の相場を徹底解説します。
3LDKのような広い間取りの引っ越しは、荷物の量も多く費用が高額になりがちです。しかし、引っ越し費用は工夫次第で大幅に安くなることをご存じですか?
本記事では、費用を安くするコツや、引っ越し業者を選ぶポイントまで徹底的に解説します。3LDKの引っ越しの予定がある方は、ぜひお役立てください!
目次
3LDKの引っ越し費用の相場
それではさっそく、3LDKの引っ越し費用の相場を解説していきます。
3LDKを含め、引っ越し費用を決定する要因は以下の2つです。
- 荷物の量
- 引っ越し先までの距離
また、同じ条件であっても、引っ越しをする時期が通常期か繁忙期かで、費用は大幅に変わります。そこで、ここでは3LDKの引っ越し費用の相場を、通常期と繁忙期に分けて解説します。
3LDKの引っ越し費用【通常期】
まずは、通常期における3DLKの引っ越し費用の相場を解説します。
通常期は、一般的には3月と4月を除くシーズンを指します。
3LDKの引っ越し費用を家族構成と距離別にまとめました。
市内への引っ越し | 同一県内への引っ越し | 県外 | |
---|---|---|---|
単身 | 5万5千円前後 | 7万5千円前後 | 10万円~ |
二人暮らし | 7万5千円前後 | 9万5千円前後 | 12万円~ |
3人家族 | 10万円前後 | 12万円前後 | 15万円~ |
4人以上の家族 | 13万円前後 | 15万円前後 | 20万円~ |
(参照:SUMMO・引っ越し広場調べ)
引っ越しの費用は、業者によって異なりますが上記を目安にしてください。
引っ越し費用は、新居への距離によっても異なります。正確な費用については、各引っ越し業者の見積もりで確認しましょう。
3LDKの引っ越し費用【繁忙期】
次は、3LDKの繁忙期の引っ越しの費用を解説します。
繁忙期とは、一般的には3月と4月を指しますが、地域によっては2月後半から繁忙期に入ることも!新年度を前に引っ越しをする人が多いため、それに伴い引っ越し費用が高額になります。
3LDKの引っ越し費用を家族構成と距離別まとめました。
市内への引っ越し | 同一県内への引っ越し | 県外 | |
---|---|---|---|
単身 | 10万円前後 | 12万円前後 | 15万円~ |
二人暮らし | 14万円前後 | 20万円前後 | 25万円~ |
3人家族 | 20万円前後 | 24万円前後 | 30万円~ |
4人以上の家族 | 25万円前後 | 30万円前後 | 35万円~ |
引っ越しの費用は、業者によって異なりますが上記が目安です。
通常期に比べると、約2倍になる引っ越し業者が多いでしょう。正確な料金については、業者の見積もりでご確認ください。
なお、荷物の量によっては間取りが3LDKであっても、引っ越し業者の2LDK/2DKの料金が適用される可能性も!2LDK/2DKの引っ越し費用相場については、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2LDK/2DKの引っ越し費用を徹底解説【料金を安くするコツも】
2024.03.07 2024.03.07
【引っ越し費用を抑えたい?】3LDKの引っ越しを自力で行うメリット・デメリット
3LDKの引っ越し費用は、どうしても小さな間取りの引っ越しに比べると高額になりがちです。
そのため、料金相場を見て「自力で引っ越しできないの?」と思われた方もいるかもしれません。そこで、ここでは、自力で3LDKの引っ越しをするメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
3LDKの引っ越しを自力でするメリットは以下があげられます。
- 引っ越し費用を抑えることができる
- 自分の好きなスケジュールで引っ越しできる
3LDKの引っ越しを自分で行う一番のメリットは、引っ越し費用を抑えることができる点でしょう。
自力で引っ越しをする際に必要な費用は以下です。
梱包資材費用 (ダンボール、粘着テープ、緩衝材など) |
2000円前後 |
---|---|
台車のレンタル費用 | 2000円前後 |
高速道路利用料金・ガソリン代 | 距離によって異なる |
レンタカー利用料金 | 2万円前後(2tトラック) |
荷物の量や、距離によって異なりますが、一番安く抑えられると引っ越し業者の1/5程度の費用で引っ越しが可能でしょう。また、自力での引っ越しは好きなタイミングでできるのも、メリットと言えるでしょう。
デメリット
次は、3LDKの引っ越しを自力で進めるデメリットをご紹介します。
自力での引っ越しのデメリットは以下があげられます。
- 段ボールなどを自分で準備する必要がある
- 梱包に時間がかかる
- 運搬する手間と労力がかかる
- 保険でカバーされない
ワンルームや単身者の引っ越しであれば、荷物も少なく自力で行うのも比較的容易です。
しかし、3LDKともなると、段ボールだけでも20個~40個になることが予想され、自力で梱包・運搬するだけでもかなりの時間と労力を要します。
また、引っ越し業者は保険に加入しているため、万が一家具や家電、貴重品が損傷を受けた場合も補償されます。しかし、自力の場合は、前もって保険に入っていない限り補償はありません。
業者は費用はかかるものの、梱包、運搬、さらには片付け、家具や家電の設置まで行ってくれるため、コスパは非常に高いと言えるでしょう。引っ越し業者の費用は、工夫次第で安くなるため、費用が心配な方は、ぜひ費用を安くするコツを実践しましょう。
【3LDKの引っ越し費用を大幅節約】業者の料金を安くする5つの方法
ここでは、3LDKの引っ越し費用を安く抑えられる5つの方法を解説します。
引っ越し費用を安くするコツは以下の通りです。
- 複数の引っ越し業者の見積もりを比較する
- 荷物をできるだけ減らす
- 繁忙期の引っ越しを避ける
- 業者の割引を利用する
- 不用品を買い取ってもらう
それぞれ詳しく解説していきますね!
1.複数の引っ越し業者の見積もりを比較する
引っ越し費用を安く抑えるには、複数の業者に見積もりを依頼して比較するのがおすすめです。
業者によって、費用には数万円の差が生じることがあります。まずは、以下の表をご覧ください。
A社 | 9万円+高速料金+雑費 |
---|---|
B社 | 10万円(全部混み) |
C社 | 12万円+諸経費 |
パッと見るとA社が一番リーズナブルですが、見積もりを熟読するとB社がお得なケースも!
料金システムは業者によって若干異なるうえ、料金設定も大幅に異なるため、じっくり見積もりをチェックして、比較・検討しましょう。
2.荷物をできるだけ減らす
引っ越し費用は「荷物の量」「引っ越し時期」「新居までの距離」の3つの要因で決定されます。
時期と距離は、変えることが難しくても、荷物の量は工夫次第で減らせるものです。
- 1年以上使っていないものは捨てる
- 大型家具・家電は引っ越し先かネットで購入する
- 不用品は売ることも検討する
- 効率よく梱包し段ボールの数を減らす
以上の4つを実践するだけで、荷物は減り、それに伴い引っ越し用も抑えられます。
3LDKの引っ越しであっても、単身の方や、荷物が極端に少ない方は、ワンルーム/1DKの引っ越しプランが適用される可能性も。1R/1DKの引っ越し費用は下記記事で解説しています。荷物が少ない方などはぜひ参考にしてみてくださいね!
さらに詳しく知りたい方はこちら
ワンルーム(1R)や1K/1DKの引っ越し費用相場は?安く抑えるコツまで徹底解説
2024.02.07 2024.02.07
3.繁忙期の引っ越しを避ける
引っ越し費用を抑えるには、繁忙期の利用は避けるのも非常に効果的です。
引っ越しが集中する3月・4月の繁忙期は、通常期の倍以上の費用がかかることも!可能であれば、繁忙期は避けたいものです。
学校や仕事の都合で、どうしても引っ越しが繁忙期になる場合は、せめて週末は避けて平日に依頼するとよいでしょう。
また、引っ越し業者の中には「早割」を実施している業者もあるため、引っ越しの予定が決まったら早めに依頼するとよいですよ!
4.業者の割引を利用する
引っ越し費用を安く抑えるには、業者の割引を上手に利用しましょう。
割引の内容は業者によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。
- 初回割引 :2.000円~・料金の10%OFFなど
- リピート割引: 2.000円~・料金の10%OFFなど
- 口コミ投稿割引:1.000円~
- 早割: 料金の10%OFFなど
3LDKの引っ越し費用は高額になりがちですが、10%OFFが適用されれば、数万円の節約に。ただし、「繁忙期以外」といった割引適用条件が設定されていることがあるため、事前に業者に確認しましょう。
5.不用品を買い取ってもらう
引っ越し費用を安くするには、不用品を売るのもひとつの方法です。
引っ越し業者の中には、買い取りに対応している業者もあり、買い取り料金を引っ越し費用から差し引いてくれます。
- 状態の良い家具
- 家電
- ブランド品
- 骨董品
特に上記のものは買い取ってもらえる可能性が高いため、ぜひ検討してみましょう。リサイクルショップに持ち込む手間が省け、何かと忙しい引っ越し前の貴重な時間を有効に使えますよ!
【3LDKの引っ越し費用を抑えたいなら】業者を選ぶ際のポイント4選
3LDKの引っ越しは、荷物が多くなりがちなため、引っ越し業者に依頼するのがスムーズです。
ただし、どの業者でもよいわけではありません!
ここでは、3LDKの引っ越しの際の業者選びのポイントをご紹介します。
- 大手か地元密着業者かを決める
- サービス内容を確認する
- 保険加入や資格の有無をチェックする
- 明朗会計の業者を選ぶ
詳しく解説していきますね!
1.大手か地元密着業者かを決める
引っ越し業者は大きく分けて「大手業者」と「地元密着業者」の2つがあります。
それぞれメリット・デメリットがあるため、まずは以下の表をご覧ください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
大手引っ越し業者 | 知名度があり安心感がある・広いエリアに対応している | やや料金が高額・値引き交渉ができない |
地元引っ越し業者 | リーズナブルな料金設定・交渉しやすい | 対応エリアが限定的・遠距離の引っ越しは高額になりがち |
大手業者は、知名度が高く安心感がありますが、対応時間や料金がマニュアル化されており交渉しにくいのがデメリットです。
地元密着業者は、対応時間や料金、段ボールのサービスなど交渉に応じてくれることが多い反面、対応エリアが市内、県内など限定的な業者が多いでしょう。
3LDKでも4人家族以上、段ボールが40個以上などの場合は、地元密着業者は対応していないこともあるため、事前に確認しましょう。
2.サービス内容を確認する
引っ越し業者のサービス内容は、業者によって異なります。
- 梱包作業
- 片付け
- 清掃
- 不用品回収
- 不用品買い取り
上記のサービスをすべて実施している業者もあれば、荷物の運搬のみの業者も!特に、片付けや掃除は、対応していない業者もあるため希望する方は、HPや見積もりの際にしっかり確認しましょう。
現在、賃貸物件にお住まいの方は、掃除を徹底することで敷金の戻りが良くなり、引っ越し費用の一部になることもあります。
セーフリーは、引っ越し時の清掃に対応している業者も多数掲載していますので、ぜひチェックしてみましょう。
3.保険加入や資格の有無をチェックする
引っ越し業者を選ぶ際は、保険加入や資格の有無にも着目しましょう。
保険に加入していない業者は、引っ越しの際、万が一家具や家電を損傷しても、補償してもらえない可能性があります。引っ越しの荷物に貴重品などが含まれる場合は、保険に加入している業者が安心ですよ!
また、不用品回収業務も行っている業者であれば「一般廃棄物収集運搬業」の許認可が必要です。取得している業者は、健全な経営をしているということで、安心して依頼できるでしょう。
4.明朗会計の業者を選ぶ
引っ越し業者を選ぶ際は、明朗会計の業者を選びましょう。
- 見積もりを作成してくれる
- 料金システムが明朗
- 適正料金
上記の3点を満たしている業者は、明朗会計と言えます。
3LDKの引っ越し費用に対して、極端に安い業者は、見積もりをしっかりチェックして不審な点がないか確認することをおすすめします。また、口コミに料金トラブルが見られる業者は避けた方が避けた方がよいでしょう。
3LDKの引っ越し費用は工夫で安くなる!
3LDKの引っ越し費用の相場を解説しました。
荷物の量が多く、料金が高額になりがちな3LDKの引っ越しですが、工夫次第で大幅に安くなります。引っ越し費用を抑えるコツは多数ありますが、まずは、業者を厳選しましょう。
セーフリー掲載業者は、コストパフォーマンスが高い優良業者が多数ですので、少しでも 3LDKの引っ越し費用を安く済ませたい方にぴったりですよ!気になる業者が見つかったら気軽に相談してみてくださいね。
さらに詳しく知りたい方はこちら
3人家族の引っ越し費用相場は?料金を抑えたおトクな転居の方法も解説!
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3LDKの引っ越し費用の相場は?【料金を節約するコツも紹介】のよくある質問
-
Q. 3LDKの引っ越し費用の相場は?
A.荷物の量や時期、新居までの距離によって、7万円前後から30万円前後と幅があります。引っ越し業者に見積もりを依頼して確認しましょう。
-
Q. 3LDKの引っ越し費用を抑える方法は?
A.複数の業者に見積もりを同時依頼して、料金を比較するのがおすすめです。その上で、割引サービスを利用すれば相場より安くなるでしょう!
-
Q. 3LDKの引っ越しは自力でできる?
A.3LDKは荷物が多いことが予想されますので、引っ越し業者に依頼するのがおすすめです。
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