排水口掃除の料金相場は?排水管の高圧洗浄から水回りの家事代行まで
2024.04.07 2024.07.15
この記事では、排水管の流れが悪い場合から高圧洗浄で一度にきれいにしたい場合、水回りの排水口掃除代行まで、各種ケースについて排水口掃除の料金相場を解説します。
キッチンや洗面所などの排水口は、食用の油や髪の毛など汚れが溜まりやすく、詰まりが起こりやすい場所。排水口の内部まで自分で掃除するのは難しいため、プロの清掃業者に依頼する必要があります。
記事後半では、掃除料金の抑え方や業者の選び方も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
排水口掃除の料金相場【つまりの症状・老朽化も影響】
排水口や排水管の掃除は、居住形態で大きく変わります。
費用相場 | |
---|---|
一戸建て(一般住宅) | 17,000円〜24,000円 |
一戸建て(二世帯住宅) | 28,000円〜35,000円 |
集合住宅(8世帯) | 48,000円〜60,000円 |
アパートやマンションなど集合住宅の排水管は、大家さんが管理しているので、入居者が費用を負担する必要はありません。排水管内や外の排水溝汚れが気になる場合は、大家さんに相談してみましょう。
戸建てに関しては、これらについても自分で清掃業者を手配する必要があります。費用相場に幅があるのは、清掃範囲や汚れの程度で金額が変動するためです。
正確な費用を知りたい場合は、業者に見積もりを依頼しましょう!
追加オプション費用について
排水管の汚れがひどい場合は、追加調査や作業が必要になるので、追加オプション費用がかかることがあります。追加費用がかかる主な事例は、以下の通りです。
追加作業 | 追加料金 | |
---|---|---|
排水管が2階にある | なし | 5,000円 |
詰まりが取れない | スコープ調査 | 20,000円〜35,000円 |
排水管が傷んでいる | 薬品洗浄 | 8,000円〜15,000円 |
ただし、すべての業者で追加オプション費用が発生するわけではありません。清掃費用を抑えたい場合は、追加料金がかからない業者を選ぶのがおすすめです。
排水口掃除の適切な頻度【料金相場が汚れをためると高めに!】
排水口掃除が必要な頻度は、「戸建て」と「集合住宅」で変わります。掃除を怠ると排水口に頑固な汚れが溜まり、最終的に清掃料金が高くなることも多いです。掃除費用を抑えるためにも、排水口はこまめに掃除して汚れを溜めないようにしましょう。
戸建ては3年に1回程度
戸建ての排水口掃除は、3年に1回程度が目安です。
ただし、水回りの使用状況で汚れの溜まり具合が変わります。「水の流れが悪い」「詰まりが改善しない」といった異変を感じた場合も掃除の適切なタイミングです。排水口に異変を感じないからといって掃除を怠ると、排水管が不衛生になり、排水の逆流や悪臭、虫の発生につながります。
集合住宅は2年に1回程度
集合住宅の排水口掃除は、2年に1回程度が目安です。
集合住宅の場合、実際に排水口掃除を依頼するのは大家さんであり、入居者が直接業者を呼ぶ必要はありません。ただし、入居者は日頃から掃除を怠らず、異変を感じたら大家さんに報告しましょう。
建物の老朽化が目立つ場合は、半年に1回程度の間隔で、排水管の点検や清掃をするのがおすすめです。
排水口掃除が必要なサイン【見逃すと料金が高くなる!?】
排水口掃除が必要なサインは、以下の通りです。
- 水の流れが悪くなった
- ゴポゴポという音がする
- 排水口のにおいが気になる
- 前回の洗浄から5年以上経過している
水が流れにくい場合、排水管内部や室外にある汚水マス付近が詰まっている可能性があります。排水管内部や室外にある汚水マス付近は、高圧洗浄機や専用洗浄剤を使用して詰まりの元から解消していくのが一般的です。
悪臭がひどい場合は、排水口にかなりの汚れが蓄積されていることが考えられます。汚れを放置すると、虫や水漏れが発生することがあるので早めに対処することが大切です。掃除が必要なサインを見逃すと、排水管の取り替えが必要になり、高額な費用を請求される場合があるので早めに対処しましょう。
排水口掃除の作業手順【料金で作業内容が変わる?】
排水口掃除の作業手順は、以下の通りです。
- 詰まりや汚れを目視で確認する
- 室内で排水管を清掃する
- 室外の排水管を清掃する
それぞれの作業内容について詳しく解説します。
詰まりや汚れを目視で確認する
まずは、排水口の詰まりや汚れを目視で確認します。
目視で詰まりや汚れの原因がわかるので、掃除する際に注意すべきポイントもこの時点で把握可能です。水回りの設備状況で変わりますが、詰まりや汚れの主な原因は、以下のようなことが考えられます。
詰まり・汚れの原因 | |
---|---|
キッチン | 食べ残し・生ゴミ・洗剤カス |
トイレ | 排泄物・洗剤カス・トイレットペーパー |
洗面台・お風呂 | 洗剤カス・石鹸カス・髪の毛 |
汚れひどい場合は、洗浄だけで取り切れないことが多いです。業者に排水口の汚れ具合を見てもらい、どのような洗浄方法が適切なのか確認しましょう。
室内で排水管を清掃する
排水口の詰まりや汚れが確認できたら、高圧洗浄機で落としていきます。
高圧洗浄機とは、高圧な水を噴射して汚れを除去する清掃用具です。高圧洗浄機のホースは長く、排水管の奥まで届くので内部からきれいに汚れを落とせます。
また、汚れが溜まりやすい、または詰まりやすい箇所も徹底して洗い流せるのも大きな特徴です。詰まりや汚れがひどい場合は、トーラー機や薬剤を使用することがあります。ほかの配管へのダメージを最小限にするために、詰まりや汚れの箇所を狙いつつ、プロの技術で洗浄していきます。
室外の排水管を清掃する
室内の掃除が済んだら、室外の排水管を洗浄します。
室外の排水管は日頃あまり掃除する機会は少ないですが、業者に依頼すれば洗浄可能です。屋外の排水マスからホースを通して洗浄するため、詰まりや汚れに加えてにおいも除去できます。
排水マスとは、排水設備の維持管理のために設置されるものです。排水管を通して公道の下にある排水本管に流れていくように設計されており、排水管の合流部や湾曲部、勾配が変わる地点に配置されます。当然汚れが溜まりやすい場所なので、定期的な掃除が欠かせません。
排水口掃除の料金を抑えたい!自分でやるのはアリ?
自分で洗浄して費用を抑えたいと考える人もいますが、排水口の内部まで掃除するのは難易度が高いです。また、高圧洗浄機や薬剤などの用意も必要になるので、さらに費用がかかることもあります。ここでは、排水管を自分で掃除するのは得策なのかについて詳しく確認していきましょう。
専門知識がない人には難易度が高い
排水管を自分で洗浄するのは難易度が高いです。排水管を洗浄する際は、高圧洗浄機や薬剤などを用意しなければいけません。また高圧洗浄機の扱いに慣れていないまま使用すると、排水管を傷つけてしまう可能性があります。排水管が傷つくと、漏水や浸水などの二次被害が発生することも多いです。
また、汚れや詰まりをきれいに除去するのは難しく、掃除後すぐに「水が流れない」「悪臭がする」といった問題が起きることもあります。自分で洗浄するメリットより、「完全に汚れを落とせない」「二次被害が発生する」といったリスクが目立つので、排水口掃除は業者に依頼するのが基本です。
排水口掃除は業者に依頼するのが得策
業者に依頼すれば、詰まりや汚れなどを徹底して洗浄してくれるので水回りを快適に使用できます。また漏水や浸水の心配もなく、安心して掃除を任せられるのも魅力です。
さらに洗浄後は、担当者が詰まりや汚れの原因を教えてくれます。今後詰まりを再発させないために気をつけるべきことも把握でき、日頃のお手入れの参考になる場合も多いです。総合的に考えると業者に依頼したほうがメリットが多いため、一時的に費用はかかりますがプロに任せるのが得策です。
排水口をきれいに保つコツ【掃除料金を抑えたい方必見】
排水口をきれいに保つコツは、以下の通りです。
- 多量の油分を流さない
- 髪の毛は排水管に流さない
- 排水トラップをこまめに掃除する
- 大量のトイレットペーパーを流さない
- 異物を排水口やトイレに落とさない
- 定期的なハウスクリーニングを依頼する
これらのことを普段少し意識するだけで、排水管の詰まりが起きづらくなります。すぐに始められるものばかりなので、今日から実践してみましょう。
また、「水回りを掃除する時間がない」「排水管が詰まりやすい」という場合は、定期的なハウスクリーニングを依頼するのもひとつの方法です。掃除のプロが隅々まで丁寧にお手入れしてくれるので、排水口に汚れが溜まりづらくなります。
水回りのクリーニングは、キッチンや浴室、洗面台、トイレなどをまとめたセット料金で提供する業者が多いです。清掃範囲で金額は変動しますが、4ヶ所をまとめて依頼した場合は5,000円〜4万円程度かかります。
排水口掃除業者の選び方【料金比較・見積もり必須】
主なポイントは、以下の通りです。
- 実績・評価の高い業者を選ぶ
- 料金設定が明確な業者を選ぶ
- マッチングサービスを利用する
業者の選び方について詳しく解説します。
実績・評価の高い業者を選ぶ
排水管洗浄は、実績や評価の高い業者を選びましょう。
排水管洗浄は高圧洗浄機や洗浄剤を使用するので、実績の有無で対応や仕上がりに大きな差が出ます。排水管洗浄の実績は公式サイトやSNSに掲載されていることが多いので、事前に確認しておきましょう。
また、評価の高さも業者を選ぶうえで重要なポイントです。評価が高い業者は、それだけ利用者の信頼が厚く、サービスや技術力が他の業者より優れている可能性があります。評価の高さは、実際に利用したお客様の口コミや評判を確認するのがおすすめです。
料金設定が明確な業者を選ぶ
排水管洗浄は、料金設定が明確な業者に依頼しましょう。基本料金が安い業者でも、次々にオプションを追加されて、最終的に高額な費用を請求されることがあります。また、「排水管洗浄のことは自分にはわからないから!」と、業者が言うままにオプションを追加してしまう人も意外に多いです。「悪徳業者に騙されたくない」「その場で断りづらい」という場合は、料金設定が明確な業者を選ぶことをおすすめします。
マッチングサービスを利用する
業者によって料金設定はもちろん、プランの豊富さやアフターフォローの有無などサービス内容が大きく変わります。しかし数多くある業者から、自分にあう依頼先を見つけるのは大変です。より効率的に業者を探したいなら、マッチングサービスを利用しましょう。
複数の業者を一度に確認・比較して、気になる業者があれば問い合わせます。複数の業者に見積もりを取れば、金額やサービス内容の比較検討も容易です。希望にマッチする業者を選びやすいうえに、業者探しにかかる時間を短縮できます。
排水口掃除の料金相場が把握できたら…まずはプロに相談を!
この記事では、排水口掃除の料金相場について解説してきました。
費用相場 | |
---|---|
一戸建て(一般住宅) | 17,000円〜24,000円 |
一戸建て(二世帯住宅) | 28,000円〜35,000円 |
集合住宅(8世帯) | 48,000円〜60,000円 |
排水口掃除の料金相場は、戸建てと集合住宅で変わります。清掃費用が高額になるのは、アパートやマンションなどの集合住宅です。また、「排水管が2階にある」「高圧洗浄でも詰まりが取れない」といったケースでは、追加費用がかかることがあります。
排水口を掃除してくれる業者は多く存在しますが、各業者で料金設定が異なることが多いです。清掃費用を抑えたい場合は、そもそもの料金設定が安い業者を選びましょう。業者選びに迷っているなら、信頼できる依頼先を見つけられる「セーフリー」をご活用ください。
セーフリーは、信頼できる業者との出会いをサポートしてくれるマッチングサービスです。ネットで情報収集する必要はないので、業者選びの負担を減らせます。豊富な口コミから優良業者を探せるため、複数の業者を選定して料金を比較してみましょう。
排水口掃除の料金相場は?排水管の高圧洗浄から水回りの家事代行までのよくある質問
-
Q. 排水口掃除の料金相場は業者で変わる?業者の見つけ方は?
A.排水口掃除の料金相場は業者で変わります。効率的に探したい場合は、信頼できる業者との出会いをサポートしてくれるマッチングサービス「セーフリー」を利用するのがおすすめです。
-
Q. 排水口掃除を自分ですると料金を抑えられてお得?
A.排水口を自分で掃除する場合、高圧洗浄機や洗浄剤を買い揃えないといけないので逆にお金がかかります。また慣れない高圧洗浄機の使用で排水管を傷つけてしまい、補修するための費用がかかる可能性があるのでおすすめしません。
-
Q. 排水口掃除は定期的に必要?適切な頻度は?
A.排水口は定期的な掃除が欠かせません。掃除頻度は、戸建てが3年に1回程度、集合住宅が2年に1回程度が目安です。また、排水口に汚れが溜まらないように日頃から丁寧に掃除する必要があります。
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