2025.09.24 2026.01.07
本記事では、一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない時の症状について、詳しく解説します。
一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない症状は、電球切れの原因から、スイッチや配線の不具合、さらには漏電など注意が必要なケースまでさまざまです。そのまま放置していると、火災や感電につながる重大なサインかもしれないため、早めに対処しましょう。
そこでこの記事では、一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない時に考えられる原因や対処法、業者に相談すべきタイミングなどをわかりやすくまとめました。
大事になる前に適切に対処できるよう、最後まで読んで参考にしてください。
目次
一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない原因は状況の把握が大事
家全体ではなく、一部だけ電気が使えない場合は、まずどの範囲で不具合が起きているのかを把握することが大切です。
具体的には、次のようなパターンが考えられます。
| 状況 | 原因 | 確認すべき箇所 |
|---|---|---|
| 一部屋全体の電気が使えない | ・安全ブレーカーが落ちている ・回路ごとの過電流(家電の使いすぎ) ・漏電による回路遮断 ・配線トラブル (断線・接触不良) |
・分電盤の安全ブレーカー ・他の部屋は正常に電気が使えるか ・同時に使っていた家電 ・ブレーカーを上げても落ちるか |
| 照明単体でつかない (天井照明やシーリングライトなど) |
・電球・LEDの寿命 ・照明器具本体の故障 ・引掛シーリングの接触不要 ・スイッチの不具合 |
・電球・LDEを交換して点灯するか ・別の照明を取り付けて点灯するか ・引掛シーリングにしっかり接続されているか ・スイッチを操作したおときに反応があるか |
| コンセント単体が使えない | ・コンセントの故障、劣化 ・配線の断線、接触不良 ・タコ足配線による超負荷 ・部分的なブレーカー遮断 |
・他のコンセントでも家電が使えるか ・別の家電をさしても使えるか ・焦げ・変色・グラつきがないか ・分電盤のブレーカー状態 |
| スイッチ操作ができない | ・スイッチの内部故障 ・経年劣化などの接触不良 ・配線不具合 ・ホタルスイッチの故障 |
・押したときの感触が固い、戻らない ・カチッと音がするか ・ホタルランプが点灯しているか ・他のスイッチは正常か |
このように状況によって、原因や確認すべきポイントは大きく異なります。まずは「どこが使えないのか」を整理することで、適切な対処につながります。
一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかないときはブレーカーを確認

電気が一箇所だけつかない時には、まずブレーカーをチェックすると、おおまかな原因を絞り込めます。
- ブレーカーが落ちていない場合
- 安全ブレーカーだけが落ちている場合
- 繰り返し落ちる場合
上記それぞれのパターンを見ていきましょう。
ブレーカーが落ちていない場合
分電盤を確認しても、全体ブレーカーや安全ブレーカーが落ちていない場合は、回路ではなく個別の機器や設備に原因がある可能性が高いです。
例えば、
- 照明だけつかない → 電球切れや照明器具の故障
- コンセントだけ使えない → コンセントや内部配線の不具合
まずは電球交換や、別のコンセントで家電が使えるかを試してみましょう。
それでも改善しない場合は、家電自体の故障、もしくはブレーカー本体の故障が考えられるため、電気工事士に点検を依頼しましょう。
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安全ブレーカーだけが落ちている場合
特定の安全ブレーカーだけが落ちている場合は、その回路で電気を使い過ぎている確率が高いでしょう。
安全ブレーカーは分電盤の右側に複数のつまみがある部分で、それぞれのエリアに分けた回路ごとに設置されています。
まず、その回路に接続されている機器をすべて外して落ちたブレーカーをONにしてください。その後、使用していた機器を1つずつ付けていけば、過電流の原因がどれかを特定できます。
繰り返し落ちる場合
電気の使用量を減らしても、ブレーカーが繰り返し落ちる場合、回路のどこかに深刻な異常があるかもしれません。
壁内配線の劣化や漏電の恐れがあるので、速やかに電気工事業者へ相談してください。
内部でのショートや漏電は目に見えず、自己判断で修理すると感電や火災の危険が!
ブレーカー本体の点検も含め、早めに対応すべきです。
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一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない主な原因
適切に対処するためには、電気がつかない原因を把握する必要があります。主な原因は次のとおりです。
- ブレーカー回路の異常
- コンセントやスイッチの故障
- 配線の断線や劣化
- 照明器具や家電本体の故障
それぞれ、詳しく解説していきます。
ブレーカー回路の異常
最も多い原因の一つが、ブレーカーの安全装置が作動しているケースです。
分電盤にある「安全ブレーカー」は、部屋ごと・回路ごとに設置されており、電気の使いすぎ(過電流)が発生すると自動で電気を遮断します。
例えば、エアコン・電子レンジ・ドライヤーなどを同時に使用すると、特定の回路だけブレーカーが落ちることがあります。
この場合は、使用中の家電を減らしたうえで、ブレーカーを一度「切」にしてから「入」に戻しましょう。
また、中央にある「漏電ブレーカー」も落ちている場合は、漏電の可能性があります。
そのまま使用を続けるのは危険なため、すぐに家電の使用を中止し、専門業者へ相談してください。
コンセントやスイッチの故障
一箇所だけ電気がつかない場合は、コンセントやスイッチの内部故障の可能性も高いです。
長期間使用したスイッチやコンセントは、内部の接点が摩耗したり金属部品が腐食したりして、電流が正しく流れなくなるケースがあります。
また、水まわり付近の湿気や、掃除不足でたまったほこりが内部に入り込むと、ショートや接触不良が起こり、特定の場所だけ電気が使えなくなる場合も考えられます。
他の場所では異常がない、他の家電を試してもつかない、などの現状が起こるなら、コンセントの不具合の確率が高いでしょう。
コンセントが一箇所だけ使えなくなった時のセルフチェック方法などは、以下の記事で詳しく解説しています。
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配線の断線や劣化
壁の中や天井裏の配線が、断線したり絶縁体が劣化したりすると、一部のコンセントや照明器具だけ電気が通らなくなります。
経年劣化やなんらかの衝撃で電気の通りが不安定になるわけですが、断線や劣化は外から見えないため、放置しておくと被害が拡大しかねません。
照明器具や家電本体の故障
一箇所だけ電気がつかないなら、照明器具や家電そのものの故障も考えられます。家電製品の内部回路や部品の劣化、接続部分の摩耗、電子部品の破損などにより、スイッチを入れても電気が通らなくなるケースは珍しくありません。
どのコンセントに挿しても稼働しない場合は、その機器の故障を疑いましょう。
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一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない時の対処法

では、一箇所だけ・一部屋全体が電気がつかない時の対処法を解説します。
- ブレーカーをリセットする
- 安全ブレーカーを重点的に確認する
- 電気消費量を減らす
- 家電や照明を別の場所で試す
まずは自分でできる対処法を試してみましょう。
ブレーカーをリセットする
一度、ブレーカーをリセットしてみてください。雷などの外的要因でブレーカーが落ちている場合は、ブレーカーのリセットを試すだけで簡単に復旧するケースもあります。
リセット方法は以下の通りです。
- 分電盤を開け、落ちているブレーカーを確認
- ブレーカーをオフにする
- 再度オンに戻す
落ちているブレーカーを一度完全にオフにしてからオンに戻すと、回路保護機能がリセットされます。ただし、繰り返し落ちる場合は、その回路に問題があるので、次の項を試してみてください。
安全ブレーカーを重点的に確認する
一部屋だけ電気がつかない場合は、その部屋に対応する安全ブレーカーを重点的に確認するのがポイントです。
安全ブレーカーは回路ごとに分かれているため、特定の部屋やエリアだけ電気が止まることがあります。
どのブレーカーが該当するか分からない場合は、分電盤の表示(部屋名など)も確認してみましょう。
電気消費量を減らす
リセットしてもすぐに同じブレーカーが落ちる場合は、その回路だけ過電流になっている可能性があります。
該当するエリアで電力を使いすぎていないか、ドライヤーなどの消費電力が大きい家電を一度に使用していないか、チェックしてみてください。
過電流が解消すれば、ブレーカーの安全装置が解除され、元に戻るでしょう。
家電や照明を別の場所で試す
電力量に問題がない場合は、該当エリアで接続している家電や照明を外して、他のコンセントで試してみてください。
他のコンセントでうまく稼働するならコンセントの不具合、特定の機器を接続するとブレーカーが落ちるなら、その家電や照明が故障している確率が高いでしょう。
異臭・異音がある場合はすぐに使用を中止する
コンセントやスイッチ周辺から、次のような異臭や異音を感じたら、重大な電気トラブルの可能性があります。
- 焦げたようなにおい
- パチパチという異音
- 異常な発熱
配線のショートや接触不良、漏電の前兆であることも多く、無理に使用を続けると感電や火災のリスクにつながります。
このような場合はすぐに電源を切り、自分で触らず、速やかに電気工事業者へ相談してください。
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一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない状態を放置するリスク

一箇所だけ・一部屋だけとは言え、電気がつかない状態は異常です。そのまま放置するリスクを見てみましょう。
- 他の場所も使えなくなる恐れがある
- 感電や漏電を引き起こす
- 火災の恐れもある
それぞれ、解説していきます。
他の場所も使えなくなる恐れがある
一箇所だけ・一部屋だけだからと、電気がつかない状態を放置すると、トラブルが拡大するリスクがあります。
断線や配線の劣化が原因で電気がつかないのであれば、徐々に、同じ回路に接続された他のコンセントや照明にも影響が及び、複数箇所で電気が使えなくなります。
トラブル箇所に比例してブレーカーが頻繁に落ちるなど、日常生活に支障が出始めると、修繕費もかさむでしょう。
感電や漏電を引き起こす
一箇所・一部屋の電気トラブルから感電したり、漏電に気付かず大きなダメージにつながったりするリスクも無視できません。
感電は軽度でもケガにつながりかねませんし、漏電は火災などの大事に直結する!
目視できない不具合は、違和感を感じた時では取り返しがつかないケースもあるのです。
火災の恐れもある
配線の劣化や接触不良で過熱が起きると、周囲の絶縁材や壁材が発火する恐れもあります。
ほこりが湿気を吸うだけでも電気を通すトラッキング現象も、よく見られる火災の原因。電気が使えないからとそのまま放置していると、目に見えない箇所で粛々と火災原因が大きくなっていると考えるべきでしょう。
一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない時に業者に依頼するケース

一箇所だけでも起こりうるリスクを踏まえたうえで、速やかに業者に相談したほうが良いケースをお伝えします。後悔しないためにも、以下3点を参考にしてください。
- 原因がわからない場合
- 何度も同じ不具合が起きる場合
- 異臭や発熱がある場合
大前提として、原因が分からないなら、迷わず電気工事業者に相談しましょう。原因が特定できない以上、どの程度のトラブルか計り知れず、その分リスクも高まります。
また、一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない現象が繰り返し発生する場合は、単なる一時的なトラブルではなく、回路や接続機器に問題がある確率が高いでしょう。
さらに、電気がつかない箇所から焦げた臭いや異音、配線や器具の発熱を感じる場合は、火災や感電に直結する危険な状態。すぐに使用をやめて、電気工事業者に連絡してください。
基本的に、業者に相談しなくていい場合は、電気の使い過ぎの時だけ!と覚えておきましょう。
電気工事の依頼先は、以下記事を参考にして探してみてくださいね。
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一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない時の修理費用相場
一箇所だけ電気がつかない場合の修理費用は、おおよそ5,000円〜30,000円前後が目安です。原因や工事内容によって、費用は次のように分かれます。
- コンセント・スイッチ・照明器具の交換:3,000円〜20,000円前後
- 漏電調査・配線や分電盤の点検:4,000円〜8,000円前後
- ブレーカー修理・配線引き直しなどの工事:20,000円〜30,000円前後
詳しい電気工事の費用内訳については、以下の記事で詳しく解説しています。
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一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない時は放置せず早急に専門業者に相談を
一箇所だけ・一部屋だけ電気がつかない場合は、ブレーカー、電球、照明器具、スイッチなどを確認することで、多くの原因を特定できます。
ただし、電球を交換しても改善しない、スイッチの反応がおかしい、ブレーカーが何度も落ちるなどといった場合は、自分で対処せずに電気工事業者へ相談するのが安全です。
セーフリーでは、電気工事に対応した業者をエリア・口コミ・料金から簡単に比較できるので、初めての方でも安心です。
まずは無料見積もりを活用し、信頼できる業者を見つけることから始めてみましょう。
お住まいのエリアから
ピッタリの業者が見つかる
- 一箇所だけ電気がつかない!
- 一箇所だけなら放置しても平気?
- 一箇所だけでも業者に相談すべき?

一箇所だけ電気がつかないのは
隠れたリスクの兆候!
早めに業者へ相談しよう
一箇所だけ電気がつかない時によくある質問
-
Q. 一箇所だけ電気がつかなくても放置しても大丈夫ですか?
A.一箇所だけ電気がつかなくても放置は危険です。
トラブルが拡大する確率が高くなるうえ、感電や火災につながる恐れがあるので、安全のため、早めに電気工事業者へ点検を依頼しましょう。
-
Q. 一箇所だけ電気がつかない原因がわかりません。
A.一箇所だけ電気がつかない原因は、過電流やコンセントの故障、照明器具や家電の不具合など、さまざまです。
自己判断は危険なため、原因が特定できない場合は速やかに電気工事業者へ相談してください。
-
Q. 一箇所だけ電気がつかなくても業者に相談できますか?
A.一箇所だけ電気がつかない場合でも、電気工事業者は駆けつけてくれます。
漏電や配線劣化など重大な問題を迅速に特定してくれる、安心できる業者に連絡しましょう。
































