エアコンからカビが落ちてくるならすぐに対処が必要!原因と黒い粉の正体
2023.06.06 2024.12.30
カビを放置するとエアコンの運転効率が下がるだけでなく、健康被害が出るので注意が必要です。
この記事でご紹介する対処法を参考に、エアコンのカビを除去しましょう。
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目次
エアコンからカビが落ちてくる原因
エアコンは、室内の空気を取り込んで空気の温度を調節してから送り出す働きをします。
大きなホコリなどを取り込まないようにフィルターが設置されていますが、フィルターでは取り切れない小さなホコリはエアコン内部へと侵入し、どんどんとたまってしまいます。
エアコン内部は湿度が高いため、ホコリも水気を含んで重くなり、たまってしまうためです。
また、エアコン内部は湿度が高いうえに温度も高いため、カビが発生しやすい環境です。
さらにカビの栄養となるホコリもたまるため、カビは増殖してしまいます。
こうしてエアコン内部に溜まったカビやホコリが乾燥すると、風に乗ってエアコンから落ちてくることになります。
エアコンから落ちてくるカビを放置するとどうなる?
エアコンからカビやホコリが落ちてくるなら、内部には相当な量の汚れが蓄積していると考えられます。
これを放置すると、エアコンは運転効率が下がり、長時間使用してもなかなか温度が変わらなくなってしまいます。
運転効率が下がると、当然電気代は高くなります。
また、カビやホコリが含まれる風がエアコンから出てくることで、室内の人はカビやホコリを吸い込んでしまいます。
少量なら問題にならなくても、毎日吸い続けてしまうと、アレルギーや病気などを発症してしまうため注意が必要です。
風邪をひいたわけでもないのに咳が止まらない、鼻炎の症状が続いている、などの場合は、エアコン内部のカビが原因であることも十分考えられます。
エアコンからカビが落ちてくるならチェックすべき場所
エアコンからカビが落ちてくる状況なら、内部でカビがどれくらい発生しているのかをチェックしてみましょう。
- アルミフィン
- 送風ファン
- 吹き出し口・ルーバー
この3ヶ所はカビが発生しやすいため、最初に確認します。
アルミフィン(熱交換器)
フィルターの裏に設置されているフィンは、本体カバーをあけてフィルターを外すと確認できます。
金属板がたくさん並んだ形状をしているフィンは、熱交換器の役割を果たしています。
フィルターはあるものの、室内の空気を取り込む際にホコリがたまりやすく、またカビも発生しやすい環境です。
フィンに黒い汚れが付着しているなら、カビが増殖していると考えられます。
送風ファン
吹き出し口から奥をのぞくと、奥の方に黒い筒が見えます。
この筒状のパーツが送風ファンで、エアコン内部から室内へ空気を送り出す役割を果たします。
送風ファンもカビやホコリが付着しやすいパーツ。白っぽい汚れが確認できればカビやホコリの塊の可能性が高いです。
また、送風ファンまで汚れが付着しているなら、エアコンの奥深くまで汚れが広がっていると考えられます。
エアコン内部が暗くて見えにくい場合は、懐中電灯などを使って確認してみましょう。
吹き出し口・ルーバー
エアコンからの風が出てくる吹き出し口と、風向きを決めるルーバーにも、カビが確認できることがあります。
ここに黒い点々が付着しているようなら、エアコン内部にもカビが増殖していると考えられるでしょう。
エアコンから落ちてくるカビは、風を送り出す通り道である吹き出し口やルーバーに付着していたカビの可能性が高いです。
吹き出し口やルーバーは自分でも簡単に掃除してカビを取ることができますが、エアコン内部にもカビが発生している可能性が高いため、奥まで掃除しないとまたカビが発生してしまいます。
エアコンからカビが落ちてくる場合の対処法
エアコンからカビが落ちてきた場合、エアコン内部ではカビが増殖していると想定できます。
そこで、すぐにでもエアコンを掃除して、カビを除去する必要があるでしょう。
カビを除去するには、自分で掃除する方法と業者へ依頼してクリーニングしてもらう方法があります。
しかし、カビが落ちてくるほどの汚れは自分で掃除しても取り切れないことがほとんどです。
特に、エアコンの奥の汚れまで取り切るのは難しいため、業者へ依頼してクリーニングしてもらう方法がおすすめです。
自分で掃除する場合
自分で掃除する際は、多くの場合下記のような手順で進めます。
- 周囲の養生
- フィルターとルーバーを外して洗浄
- アルミフィンと送風ファンを外さず洗浄
- 洗剤を洗い流す
- しっかり乾燥させる
水を使う場面もあるため、まずは故障や感電を避けるために電源を落とします。
また、周辺が汚水で濡れてしまわないよう、入念に養生シートを設置しましょう。
フィルターは簡単に外してシャワーで簡単に掃除できますが、落ちにくい汚れは中性洗剤やブラシを使って落とします。
ルーバーは留め具を外してたわませると簡単に外れますが、経年劣化しやすいパーツなので無理のない範囲で分解しましょう。
ルーバーを水洗いしたら、いよいよ難関のフィンや送風ファンの洗浄。
最後にしっかり乾燥させ、念のため送風運転で内部も十分に乾燥させれば掃除は完了です。
詳しくは、下の記事をご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
エアコンのカビ取りは自分でもできる!おすすめの洗剤やスプレーも紹介
2023.06.04 2024.12.05
ただし、自分で掃除をする際には、下記のリスクがあることも覚えておきましょう。
- 汚れが取り切れないことが多い
- 電子パーツに水がかかって故障してしまう
- パーツを外す際に破損してしまう
- 強力な洗剤により肌が荒れる
自分で掃除すればコストを抑えてすぐにでも作業できますが、必ずしも安全とは言い切れません。
安全に徹底的にキレイにするなら、業者へ依頼してクリーニングしてもらうのがおすすめです。
業者へ依頼してクリーニングしてもらう
カビが落ちてきてしまうほどに汚れているなら、プロの業者へ依頼してエアコンの内部から高圧洗浄機や専用の洗剤を使って徹底的に掃除してもらいましょう。
業者へ依頼するとコストはかかってしまいますが、自分で掃除するにしても専用のスプレーやブラシ、養生シートを用意する必要があるため、ある程度のコストは必要です。
もちろん業者へ依頼するほうがコストは高くなりがちですが、安全にしっかり汚れを落とせることを考えると、コスパは良いといえるのではないでしょうか。
エアコンからカビが落ちてくるのを防ぐためのポイント
カビが落ちてくるような状況では、エアコン内部をしっかり掃除しなければなりません。
しかし、落ちてくるのがほんの数個程度でその後は気にならないような「ごく少量」なら、下記のポイントを実行することでエアコン内部のカビの増殖を抑えられる可能性があります。
- 定期的にエアコンを掃除する
- こまめに換気をする
- 部屋の湿度をできるだけ下げる
エアコンはカビが発生しやすい環境が整っているため、定期的に掃除する必要があります。
フィルターやルーバーなど、簡単に手入れできるパーツは、こまめに掃除すると良いでしょう。
また、こまめに換気をすることで、室内のホコリを外へ出すことができ、エアコン内部への侵入を抑えることができます。
換気によって湿度を下げる効果も得られるため、窓をあけたり換気扇を使ったりしてこまめに室内の空気を入れ替えましょう。
料理中は換気扇を使ったりお風呂の扉は閉めたりして、湿度をなるべく下げる工夫も必要です。
これらのポイントは、エアコンを掃除した後も日々実行することでカビの発生を抑えられます。
エアコン内部を少しでもキレイな状態にしておくために、ぜひ実行してみてください。
カビが落ちてくることのないエアコンにしよう!
エアコンからカビが落ちてくるということは、内部が相当汚れている可能性が考えられます。
できるだけ早めに掃除をしてカビを除去し、健康被害が出ないように努めることが大切です。
自分で掃除することも可能ですが、カビが落ちてくるほどの汚れであれば業者に依頼して徹底的にエアコンをクリーニングしてもらうと良いでしょう。
エアコン内はどうしてもカビが発生しやすいので、業者にキレイにしてもらった後は、定期的に自分で掃除しましょう。
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エアコンからカビが落ちてくるならすぐに対処が必要!原因と黒い粉の正体のよくある質問
-
Q. エアコンから黒いものが落ちてくるのはなぜですか?
A.黒いものは、カビやホコリ、ゴキブリのフンです。
エアコン内部にはカビやホコリがたまりやすく、これらが乾燥すると風に乗って落ちてきます。
黒い粉状のものはカビやホコリの可能性が高く、粒状のものはゴキブリのフンの可能性が高いです。 -
Q. エアコンの黒い粉の対策は?
A.黒い粉が落ちてくるなら、エアコンを掃除するのが一番の対策です。
エアコン内部までカビやホコリがたまっていると考えられるため、プロの業者へ依頼してのクリーニングが良いでしょう。
プロの業者なら、高圧洗浄機や専用の洗剤を使って徹底的に内部までキレイにしてくれます。 -
Q. エアコンからゴミが落ちてくるのはなぜですか?
A.エアコンは室内の空気を取り込んでいるため、空気中に含まれるホコリなどのゴミも多く取り込んでしまいます。
取り込まれたホコリやゴミが乾燥すると、風に乗ってエアコンから落ちてくる仕組みです。
また、エアコン内部はカビが増殖しやすいため、ゴミに交じってカビが落ちてくることもあります。
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