【リクシル派は必読!】LIXILならではのお風呂掃除を徹底解説

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【リクシル派は必読!】LIXILならではのお風呂掃除を徹底解説

2024.08.22 2024.09.15

本記事は、リクシル(LIXIL)のお風呂掃除について詳しく解説しています。

キッチンやトイレだけでなく、お風呂設備にも定評のあるリクシル。リフォームや引越しを機にユニットバスを導入した家庭も多いのではないでしょうか。

リクシルならではの機能も交えて、浴槽や排水口まわりの掃除方法や注意点などをご紹介します。清潔で心地良いバスタイムを維持するために、ぜひ参考にしてください。

リクシルのお風呂掃除に必要なアイテム

リクシルのお風呂掃除に必要なアイテム

最初に、リクシルのお風呂掃除に必要なアイテムをご紹介しましょう。

道具と洗剤とそれぞれ、チェックしてください。

道具

掃除に必要な道具を、表にまとめました。

道具名 特徴 使用場所
スポンジ・柄つきスポンジ やわらかいスポンジ(ウレタンフォーム製等)を選ぶ お風呂全般・柄付きは天井や高い壁に
やわらかい布 ぞうきん・使い古したタオルやTシャツなども可 水栓・収納棚などの付属パーツ、ドア、照明カバー、換気扇・暖房機フロントカバー
歯ブラシ 使い古しの毛先が広がっているもの 排水口ヘアキャッチャー、排水トラップ内部、水栓ストレーナーなど
床用ブラシ 樹脂製の毛先を細く裂いた状態がおすすめ
ゴム手袋 手荒れ防止に 換気扇本体、カビ取り剤使用時、その他洗剤使用時

お風呂以外の掃除にも使用できるアイテムなので、常備しておきましょう。

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洗剤

道具とあわせて使用する洗剤は、以下の通りです。

洗剤の種類 特徴 備考・注意点
浴室用中性洗剤 浴室の汚れに強い成分が配合されており、中性なので万能 洗剤が残っていると変色などのダメージにつながる
浴室用クリームクレンザー 微粒子の研磨剤が入ったクリーム状の洗剤 こすりすぎるとキズが付いたり、逆にツヤが出すぎたりする
カビ取り剤 カビを分解して取り除く 長時間放置したり洗剤が残ると変色や変質、サビ、ゴムの劣化の原因になる
配管洗浄剤 発泡する泡で風呂釜や配管内部の汚れを落とす リクシルでも洗浄剤を販売している

研磨成分が強いものや強力成分が含まれるタイプは、お風呂の素材を傷めるケースもあるので、リクシルの注意事項を確認してください。

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リクシルのお風呂に発生しやすい汚れ【掃除前にチェック】

いざ掃除を始める前に、お風呂場に発生しやすい汚れを把握しましょう。

  • もらいサビ
  • 水アカ・湯アカ
  • 石けんカス
  • カビ
  • ぬめり

もらいサビ

もらいサビは、浴槽内や周辺に放置された金属製品が錆びて、そのまま浴槽やタイルに移り、本来錆びにくいはずの素材に赤茶色のシミがつく現象です。

よくある例として、以下が挙げられます。

  • カミソリ
  • ヘアピン
  • シャンプーボトルやソープ入れ

もらいサビは、浴槽本体が錆びるわけではないので、除去しやすいとは言え、放置すると落としにくくなるので、要注意です。

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水アカ・湯アカ

水アカは、水道水に含まれるミネラル分や石鹸成分が乾燥して結晶化したもの。特に、カルシウムやマグネシウムが水道水に多く含まれている硬水地域では、水中のミネラルが乾いて表面に残ります。

また、湯アカは石鹸やボディソープの残りカスが混ざり合って形成されます。

似た名称でも、水アカはアルカリ性、湯アカは酸性の汚れなので、除去方法には真逆の対処が必要です。

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石けんカス

石けんカスは、石けんやボディソープに含まれる脂肪酸と、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが反応して発生します。

石けんカスも、放置すると蓄積して頑固な汚れになります。白っぽい汚れが全体的に広がるので、見た目にも清潔さが損なわれるでしょう。

カビ

カビは、高温多湿の環境で発生しやすいため、お風呂場はカビにとって理想的な繁殖地です。

使用したまま浴室を閉め切っていると、あっという間にピンクぬめりや黒カビが発生した経験はありませんか?湿度が高く、換気が充分にできていないと、壁や床のタイルの目地、シャワーカーテンなどに黒やピンク色のカビが生じます。

カビは、衛生的にも見た目にも悪影響を与えます。入浴後の換気を徹底しつつ、根深く繁殖する前にこまめに除去するのが重要です。

ぬめり

ぬめりは、石けんカスや皮脂汚れなどと髪の毛が混ざり合って、雑菌が繁殖した集合体です。

特に、全ての汚れが流れる入口となる排水溝や排水栓、床などに短いスパンで発生します。見た目や触り心地の不快感を与えるだけでなく、放置すると悪臭の原因にも。

毎日の使用後に床や浴槽をざっとシャワーで洗い流したり、ぬめりが発生しやすい部分を定期的に清掃したりすれば、発生を抑止できるでしょう。

リクシルのお風呂掃除方法【浴槽】

リクシルのお風呂掃除方法【浴槽】

では、リクシルの浴槽の掃除方法をお伝えします。頻度別の方法や、注意が必要な素材などを解説していきます。

毎日の掃除方法

毎日の使用後に、シャワーを浴槽全体にかけて柔らかい布で拭き上げてください。シャワーを流すと、使用中に飛び散った石けんカスや皮脂汚れが蓄積しにくくなります。

もし、こびりついた汚れがあれば、柔らかいスポンジでやさしくこすり落としましょう。放置していない汚れは、すぐに落ちますよ。

週1回の掃除方法

週1回程度で、洗剤を使ってこすり洗いしてください。お手入れの手順は以下の通りです。

  1. 浴室用中性洗剤をかけて2~3分待ち、やわらかいスポンジでやさしくこすり洗いする
  2. 洗剤が残らないようにしっかりシャワーで洗い流す
  3. 乾拭きする

浴槽周囲のコーキングはカビやすいので、日ごろから水気をふき取っておきましょう。

人造大理石浴槽には

普通の浴槽にも推奨はされていませんが、リクシルの「人造大理石浴槽」「きれい浴槽」は特に、浴槽用クリームクレンザーは使用しないでください。浴槽にキズが付いて、光沢が消え、汚れがたまりやすくなります。

シミができやすい人工大理石の浴槽は、使用できる洗剤が限られます。素材にダメージを与えないためにも、以下記事を参考にしてください。

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リクシルのお風呂掃除方法【排水口・排水栓】

リクシルのお風呂掃除方法【排水口】

リクシルのお風呂特有の、排水口・排水栓の掃除方法をお伝えします。

  • くるりんポイ排水口
  • プッシュワンウェイ排水栓

浴室内のすべての汚れが集まる場所なので、頻繁に掃除しましょう。

くるりんポイ排水口

自然にゴミがまとまりポイッと捨てやすい、リクシル独自構造。日常のお手入れ方法も簡単です。

  1. 目皿をはずす
  2. 円錐状になっているヘアキャッチャーを取り出す
  3. まるくまとまった汚れを、そのまま捨てる
  4. 残った髪の毛などは、歯ブラシなどで取り除く
  5. 排水口内部の汚れを、スポンジで取り除く
  6. ヘアキャッチャー、フタを元通りにする

毎日続けても苦にならない嬉しい構造ですね。

プッシュワンウェイ排水栓

リクシルのプッシュワンウェイ排水栓は、その名の通りシンプルに取り外せます。以下の手順で、定期的に内部の汚れを除去しましょう。

  1. 浴槽の上縁にある押しボタンを押し、排水栓を開ける
  2. まっすぐ上に引っ張って取り外します。
  3. ヘアキャッチャーをまっすぐ上に引っ張って取り外す
  4. ヘアキャッチャーに付着した髪の毛や汚れなどを、古い歯ブラシなどで取り除く
  5. 排水栓まわりをスポンジでこすり洗いする
  6. ヘアキャッチャーを、水平を意識して元通りに排水口に戻す
  7. 浴槽の上縁にある押ボタンを押し、排水栓を閉める

プッシュワンウェイ排水栓は、あえて簡単に外れないように固く付いているので、強めの力で引っ張ってください。

メーカー問わず共通して実施できるお風呂排水口の掃除方法は、以下記事でも詳しく解説しています。

リクシルのお風呂掃除方法【天井・壁】

リクシルのお風呂掃除方法【壁・床】

天井や壁は高い部分もあり、掃除方法に迷われる方も少なくないでしょう。しかし、手が届かない箇所には、柄付きスポンジを使えば解決。日常でも簡単にできる方法をご紹介します。

  1. 少し熱めのシャワーで壁や天井の汚れを洗い流す
  2. 浴室用中性洗剤を全体にまんべんなくふりかけ、2~3分ほど放置する
  3. 汚れが浮き上がったら、柄付きスポンジで壁や天井をやさしくこすり洗いする
  4. 水のシャワーをかけて、浴室の温度を下げつつ洗剤をしっかり流す
  5. 残った水分をふきとり、窓を開けるか換気扇を回して乾燥させる

壁は床から1m以下の箇所が特に汚れが飛び散りやすい箇所。特に念入りにこすり洗いしましょう。

リクシルのお風呂掃除方法【床】

床は足裏の皮脂汚れや石けんカス、シャンプーなどが一番よく付着する箇所。放置するとすぐにぬめりやカビが生えるので、こまめに掃除しましょう。

  1. 熱めのシャワーを床全体にかける
  2. 浴室用中性洗剤をかけて2~3分おく
  3. スポンジ、または毛先が樹脂製のブラシでやさしくこすり洗いする
  4. コーキング材や目地の汚れは、スポンジや歯ブラシでやさしくこすり洗いする
  5. しっかりと洗い流して、換気・乾燥させる

ぬめりやカビで滑る危険性も出てくるので、ためこまないように掃除しましょう。

「モザイクパターン使用」の床には、毛先が樹脂製のブラシ、「キレイ床」にはスポンジを使うと、リクシルの素材に適した掃除ができますよ!

お風呂の床掃除をはじめ、お風呂全体の掃除方法は以下に詳しく掲載しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

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リクシルのお風呂掃除で注意すべき点

リクシルのお風呂掃除で注意すべき点

リクシルのお風呂掃除で注意すべき点を3つ、挙げていきます。

  • 換気を徹底する
  • 洗剤の取り扱いに注意する
  • 浴槽をこすりすぎない

お風呂を長く大切にしようするために重要な点なので、しっかりチェックしてください。

換気を徹底する

最も手軽で続けやすく、かつ重要な点として、まずお風呂の換気を徹底しましょう

湿気がこもると、カビが発生しやすくなるとお伝えしました。毎日、使用後に窓を開けたり換気扇を回したりして、湿気をためこまない習慣を意識してください。

カビ対策だけでなく、換気しながら掃除すれば、洗剤特有の臭いや有害成分が残らず一石二鳥です。

洗剤の取り扱いに注意する

お風呂掃除に使用する洗剤は、取り扱いに注意しましょう

例えば、酸性と塩素系の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生します。それぞれを同時に使わないだけでなく、掃除の順番も近い時間帯にならないように考慮してください。特に強力な洗剤を使う際は、手袋やマスクを着用し、直接触れないようにすべきです。

さらに、浴室の素材に適した洗剤を選ぶ必要もあります。

せっかく理想のユニットバスを選んでも、間違った掃除方法や洗剤を使用すると、浴槽やタイルへのダメージが避けられません。リクシルは独自の洗剤も販売しているので、推奨された洗剤を使用するのも安心できますね。

浴槽をこすりすぎない

浴槽は、こすりすぎに要注意。強くこすりすぎると、浴槽の表面に細かい傷がつき、そこに汚れが溜まりやすくなるのです。

特に研磨剤入りの洗剤や硬いブラシを使用すると、素材を傷つけることがあるため、必ず柔らかいスポンジや布などを使用してやさしく洗いましょう。

もし、自力では落ちない汚れがあるなら、無理せずにプロの清掃業者に相談してみるのをおすすめします

リクシル(LIXIL)のお風呂掃除を専門業者に依頼したいなら

リクシル(LIXIL)のお風呂掃除方法や注意点などをご紹介しました。

リクシルのユニットバスは、日々の掃除がしやすい素材や機能が備わっています。しかし、つい先延ばしにしてしまうお風呂掃除は、カビや汚れが蓄積してしまいがち

身体を清潔に保つためのお風呂は、お風呂掃除に特化している専門業者に、定期的に徹底掃除してもらうのも得策と言えるでしょう。

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【リクシル派は必読!】LIXILならではのお風呂掃除を徹底解説のよくある質問

  • Q. 毎日できるおすすめのお風呂掃除を教えてください。

    A.

    毎日のお風呂掃除として、最後に使用した人が水気を切る習慣を付けると良いでしょう。水気を残さずしっかり換気するだけで、カビやサビなどの繁殖を防げます。
    また、お風呂の排水口にネットを被せ、毎日ネットを交換するだけでも大掃除の負担が激減しますよ。

  • Q. リクシルの浴槽にコーティングは必要ですか?

    A.

    そもそも汚れにくい素材を使用しているため、リクシルの浴槽にコーティングは必須ではありませんが、「アクリルウレタン系コーティング」の施工も増えています。水垢がスポンジで簡単に拭き取れるので、日々の掃除が楽になるでしょう。

  • Q. リクシルのお風呂掃除を請け負ってくれる業者はどう探せばいいですか?

    A.

    情報比較サイトの「セーフリー」を活用しましょう。「セーフリー」では、全国各地のお風呂掃除業者を掲載しています。リクシルのお風呂掃除実績の多い業者を簡単に比較検討できるうえに、見積もりも依頼できますよ。

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