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ハウスダスト対策は必須?部屋別のほこり対策から掃除方法まで解説

2025.01.27 2025.01.27

この記事では、寝室やリビングなど部屋別のハウスダスト対策について徹底解説します。

大きさが1mm以下のハウスダストは非常に軽く、人が動くと空気中に舞い上がります。それを人が吸い込むと、アレルギーを引き起こす原因になることも。

ハウスダスト対策の基本はこまめな掃除ですが、間違った方法では効果は得られません。正しい掃除方法を身につけて清潔な状態を心がけることが大切です。

記事内では、掃除をする際のポイントもご紹介。部屋のほこりを徹底除去したいなら、最後まで確認してくださいね!

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ハウスダスト対策【寝室編】

ハウスダスト対策する寝室

寝室でハウスダスト対策が必要なのは、以下の場所です。

それぞれの対策を確認していきましょう。

布団・マットレス

布団やマットレス等の寝具は、ハウスダストが増えやすい場所のひとつです。

毛髪や汗、垢などはダニの餌になるので、布団やマットレスには死骸や糞が多く含まれています。ダニの死骸や糞をはじめ、毛髪や汗、垢などは水で洗い流すのが有効です。洗濯可能な布団やマットレスは、季節の変わり目に丸洗いしましょう!

日頃のお手入れとしては「天日干し」が有効です。天日干しで完全にダニを除去するのは難しいですが、ある程度の効果が期待できます。

シミやカビなど汚れ別の清掃手順について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

押入れ・クローゼット

衣類等の布製品を収納する押入れ・クローゼットも、ほこりやダニの死骸が溜まりやすいです。

換気が難しく湿気がこもりやすいので、掃除を怠るとカビが発生することも。常に多くの衣類を収納しているため、掃除が難しいのも要因です。

押入れ・クローゼットを掃除する際は、まず収納していた衣類をすべて外に出します。柄が伸びるハンディワイパーや掃除機等で汚れを拭き取りましょう。

押入れ・クローゼット内を水拭きすると湿気が残るので、乾拭きが基本です!

さらに詳しく知りたい方はこちら

エアコン

エアコンは室内の空気を吸い込む仕組みなので、ほこりが溜まりやすいです。

また、エアコン内部は湿気が溜まりやすく、掃除を怠るとカビが増殖することも。頑固なカビ汚れになると掃除が大変なのでこまめな清掃が必須!

エアコン本体の汚れは、布やクイックルワイパー等で拭き取りましょう。フィルターは本体から取り外し、掃除機でほこりを吸い取ります。

徹底的に汚れを落としたい場合は、中性洗剤を入れたぬるま湯の中でフィルターを丸洗いしましょう

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本棚

ハウスダストは紙に集まる性質があるので、本が収納されている本棚は要注意です。

本棚を掃除する際は、収納している本をほかの場所に移動させる必要があります。本棚を空にしたらハンディモップや掃除機でほこりを取り除き、濡らした雑巾で水拭きしましょう。

湿気が残るとカビが発生するので、十分に乾燥してください。

背板のある本棚は通気性が悪いので、ほこりが溜まりやすいです。週1回の頻度で掃除すると、本棚のハウスダスト対策として有効です!

ハウスダスト対策【リビング編】

ハウスダスト対策するソファ

リビングでハウスダスト対策が必要なのは、以下の場所です。

それぞれの対策を確認していきましょう。

カーテン

布製品は繊維クズの発生源になるので、ハウスダスト対策が必須です

カーテンは、年2回以上の頻度で洗濯機で丸洗いしましょう。ただし、洗えない素材もあるので、事前に洗濯マークや素材を確認してください。

また、洗濯して汚れを取り除いたら、カビ予防になるアルコールスプレーを吹きかけましょう。

カーペット

カーペットは皮脂や食べこぼし等の汚れが溜まりやすく、ダニが繁殖しやすい場所です。

ダニの死骸や糞、ほこりが原因になり、ハウスダストが溜まります。ハウスダスト対策としては、定期的に掃除機をかけるのが効果的です。

また、カーペットの天日干しも有効で、乾燥や紫外線に弱いダニの繁殖を抑えられます。

布製ソファ

毎日人が触れる布製ソファは湿気がこもりやすいため、ダニが繁殖しやすいです。

普段のお手入れとしては、掃除機や粘着クリーナーで掃除するのが有効。こまめな掃除で、ダニの餌になるほこりや髪の毛を取り除きましょう。

取り外し可能なソファカバーは、週1回を目安に洗濯すると衛生的です。ソファ下の掃除方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

照明カバー

照明器具は静電気が発生しやすく、ハウスダストが吸い寄せられるように溜まります

普段の掃除で見落とされがちなので、忘れずに拭き掃除しましょう。ただ、紙製や布製のものは拭き掃除しづらいのでプロに任せるのが最適。

汚れが落ちづらい場合は、薄めた洗剤を含ませた布で拭きましょう。取り外せる場合は、洗剤を入れたぬるま湯の中で丸洗いするのが有効です。

フローリング床

掃除の際に舞うほこりは上から下へと落ち、やがてフローリング床に溜まります

掃除は、ワイパーや掃除機をかけてほこりを取り除くことから始めるのが基本。汚れがひどい場合は、重曹水で水拭きするのが効果的です。

ただし、フローリング床の材質が無垢材の場合、重曹水で水拭きするとシミになることも。無垢材の場合は、水拭きするのはやめましょう。

ハウスダスト対策【換気扇編】

ハウスダスト対策する換気扇

換気扇は空気中のほこりや繊維クズを吸い込むので、ハウスダストが溜まりやすいです。

キッチン換気扇の場合は、ほこりと油が混ざり合って頑固汚れになることも。使用頻度にもよりますが、月に1回は掃除するのが理想です。

換気扇本体は、洗剤を含ませた布できれいに拭き取りましょう。ファンは本体から取り外し、洗剤を溶かしたお湯に1〜2時間程度つけ置きします。お湯ですすぎ洗いしたら、しっかり乾燥させて本体に取り付けたら掃除は完了です。

ただし、徹底洗浄したい場合は分解洗浄が必要。自分で分解洗浄するのは難易度が高いので、掃除のプロに依頼しましょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

ハウスダスト対策【浴室・洗面所編】

ハウスダスト対策する女性

浴室や洗面所は湯気や水分が多いので、湿度が高くカビが発生しやすい場所です。

洗面所にはタオル等の布製品があるので、繊維クズも多く発生してしまいます。そのほかにも、髪の毛やほこりなどさまざまなハウスダストが溜まることも。

カビが繁殖する原因になるので、ハウスダスト対策としては定期的な掃除が基本です。

【浴室の場合】

換気扇を回して空気を入れ替えつつ、浴室全体にシャワーのお湯をかけます。壁や床、浴槽は洗剤を含ませたスポンジでこすり洗いしましょう。

また、換気扇は24時間回して湿気を排出し、カビの発生を防ぐのが良いといわれています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

【洗面所の場合】

洗面所のハウスダスト対策は、掃除と換気です。洗面所の隣にある浴室から湿気が流れてくるので、お風呂に入る際は換気扇を回しましょう。

ほこりが溜まりやすい換気扇や床は、こまめに掃除機や水拭きして対策するのが有効です。

ハウスダストを減らす対策・掃除コツ5つ【ほこりはどこに溜まる?】

ハウスダスト対策した夫婦

ハウスダストを減らす対策・掃除コツは、以下の5つです。

  • 床掃除は朝一番が絶好のタイミング
  • 掃除は上から下に進めるのが基本
  • 掃除道具を使う順番に気をつける
  • ほこりが溜まる壁際の床は丁寧に拭く
  • こまめに換気して風通しを良くする

それぞれの概要を確認していきましょう。

床掃除は朝一番が絶好のタイミング

フローリング床は、朝一番に掃除しましょう

ハウスダストは小さくで軽いので、人の動きで簡単に舞い上がります。下に落ちてくるまで時間がかかるため、朝一番が絶好のタイミングです。

昼間に留守がちなら、帰宅直後に掃除機をかけると効率的に掃除できます。

掃除は上から下に進めるのが基本

掃除は「上から下」に進めるのが基本です。

エアコンや天井など高い場所から掃除すると、ハウスダストを撒き散らしてしまいます。その後数時間かけて下に落ちていくので、効率的に掃除を進めるには高い場所から作業するのが基本です。

ただ、ハウスダストは床に溜まりやすいので、普段は低い場所を念入りに掃除しましょう。

掃除道具を使う順番に気をつける

掃除道具はさまざまな種類がありますが、使用する順番に気をつけましょう。

理想的な使用順番は、以下のとおり。

  1. 乾拭きモップ
  2. 高温スチームクリーナー
  3. 掃除機

いきなり掃除機をかけるのは基本NG!

掃除機の排気でハウスダストが舞い上がるので、最後にかけましょう。高温スチームクリーナーは、ダニやカビの死滅につながるので、ハウスダスト対策したい場合に最適な掃除道具です。

ゆっくり動かしながら水蒸気を噴射しましょう。最後は、掃除機を丁寧にかけてダニの死骸や糞、ほこり等のハウスダストを吸い取ります。

日本アレルギー学会のガイドラインでは、「1平方メートル当たり1回20秒」の時間をかけて掃除機をかけることが推奨されています!

ほこりが溜まる壁際の床は丁寧に拭く

窓際の床はハウスダストが溜まりやすいので、丁寧に掃除しましょう。

ハウスダストは空気の流れで室内を漂い、やがて壁にぶつかって下に落ちます。S字を描くようにモップを動かして床全体を拭き、壁際はゆっくり拭き取るのが有効。ハウスダストを取り残さないように、モップは一定方向に動かしましょう。

最後に壁際の床を水拭きすれば完璧です。

こまめに換気して風通しを良くする

ダニは高温多湿の環境を好むため、湿度の低い場所では繁殖力が下がります。

部屋の空気がこもるとダニが好む環境になるので、こまめに換気して風通しを良くしましょう。窓を開けて換気する場合は、2カ所の窓を開けることで空気の通り道ができるため効率的です。

窓を開けずに換気したい場合は、扇風機やサーキュレーター、換気扇を使う方法があります。

ハウスダストに含まれる物質と危険性【健康被害に気をつけて】

ハウスダスト対策について説明するスタッフ

ハウスダストには、細菌やほこり、花粉、黒カビ、ダニの死骸や糞などが含まれています。

これらは空気中に舞い上がりやすいため、人が吸い込んでしまう危険性も。人が吸い込んで体内に入ると、アレルギー症状や喘息を発症する原因になる場合もあります。

とくに、ダニやカビは人体に有害なのでこまめに掃除することが大切です。アレルギーは発症すると完治しにくいので、小さな子どもがいる場合は入念に掃除しましょう。

ハウスダスト対策は必須!掃除はプロの業者にお任せ

ハウスダスト対策をプロに依頼しようか検討する女性

この記事では、寝室やリビングなど部屋別のハウスダスト対策について解説してきました。

非常に軽いハウスダストは、人が動くと空気中に舞い上がります。大量のほこりを吸い込んでしまうと、アレルギーなどの健康被害を受けるので定期的な掃除が必須。

ただ、自力清掃では部屋のハウスダストを完全に拭き取るのはかなり難しいです。

ほこりを徹底的に除去したいなら、プロの業者に任せましょう。効率的に業者を探したいなら、業者との出会いをサポートしてくれるマッチングサービス「セーフリー」がおすすめ。利用者の口コミ評判も記載されており、業者選びの参考になるはず。

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ハウスダスト対策でよくある質問

  • Q. 掃除頻度でハウスダストの量は変わる?

    A.

    毎日掃除する場合に比べ、週1回しか掃除しない家ではハウスダストの量が変わります。数十倍から数百倍も違うというデータもあるため、ハウスダスト対策にはこまめな掃除が大切です。

  • Q. ハウスダスト対策に空気清浄機は有効?

    A.

    ハウスダスト対策に空気清浄機は有効です。空気清浄機には集塵フィルターが付いており、微細なハウスダストも見逃しません。効果を最大限に発揮させるには、24時間稼働させることが重要です。

  • Q. 目に見えないハウスダストを徹底除去するには?

    A.

    目に見えない微細なハウスダストを徹底的に除去するには、掃除のプロに依頼するのがおすすめ。プロ仕様の掃除道具と洗剤で、部屋のハウスダストを徹底的に除去してもらえます。

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