border

リクシル(LIXIL)の換気扇掃除!お手入れ怠りがち?下準備から掃除手順まで解説

2024.07.24 2024.08.07

この記事では、リクシル(LIXIL)の換気扇掃除の方法について徹底解説します。

換気扇は油や空気中のほこりが付きやすいですが、複雑な構造なので掃除を怠りがちです。ただ、汚れを放置すると余計な電気代が発生したり故障したりすることも。内部に汚れを溜めないためには、定期的な掃除が欠かせません。

記事内では、下準備や清掃時のポイントもご紹介。換気扇の汚れを徹底除去したい方は、最後まで確認してくださいね。

リクシルの換気扇掃除の下準備

リクシルの換気扇掃除

主な下準備は、以下の3つです。

  • 床に新聞紙を敷く
  • 換気扇の電源を切る
  • 掃除道具を揃える

それぞれの概要を確認していきましょう。

床に新聞紙を敷く

レンジフードの下や床に新聞紙を敷きましょう

換気扇の部品を取り外したり掃除したりする際に、周囲に油汚れが飛び散る可能性があります。換気扇掃除のあとにキッチン周りや床を掃除するのは大変なので、しっかり養生してください。

換気扇本体に直接洗剤を吹きかけて掃除する場合は、水が溢れるリスクもあります。自宅にビニールシートがある場合は、新聞紙の下に敷くのがおすすめです。

換気扇の電源を切る

換気扇を掃除する際は、必ず電源を切りましょう

掃除する際に電気機器に水がかかった場合、関電や故障の原因につながる可能性があります。勝手に作動した場合は、怪我するおそれも。洗剤でも同じリスクがあるため、内部まで掃除する場合は要注意です。

電源やブレーカーを切ってコンセントを抜き、動かないことを確認してから換気扇を掃除しましょう。

掃除道具を揃える

換気扇を掃除するときは、必要な掃除道具を揃えてから作業を始めましょう

換気扇掃除に必要な道具は、以下のものです。

概要
ゴム手袋 厚手のゴム手袋を用意してください。こびりついた油汚れや、洗浄力が高い洗剤の成分から手を守るにはゴム手袋が必須です。
雑巾 汚れを落としたり洗浄後の水気をふき取ったりする際に必要です。雑巾であれば掃除後に廃棄できるので心置きなく使えます。
新聞紙 新聞紙は養生する際に使用します。また部品を取り外してつけ置きする際、一時的な保管場所として使えるので便利です。
スポンジ 換気扇の油汚れを落とす際に必要です。換気扇の本体や部品を傷つけないように、柔らかいスポンジを選ぶのがおすすめ。
洗剤 掃除の際に必ず必要になるのが洗剤です。洗剤には様々な種類がありますが、比較的軽度の汚れは「中性洗剤」「重曹・セスキ炭酸ソーダ」、なかなか落ちない頑固な汚れは「塩素系漂白剤」がおすすめです。

換気扇の部品をつけ置きする場合、しっかり浸るように大きめのバケツを用意しましょう。

リクシルの換気扇掃除の方法【キッチン編】

リクシルの換気扇掃除

まずは、キッチンの換気扇を掃除する方法から確認していきましょう。

部位別

換気扇の部品で定期的に掃除したいのは、以下の4つです。

  • フィルター
  • 羽根
  • ドラム
  • レンジフード

それぞれの掃除手順を解説します。

フィルター

換気扇のフィルターは、「アルミ素材」「アルミ素材以外」で掃除方法が変わります

【アルミ素材の掃除手順】

  1. フィルターを外して作業台に移す
  2. 洗剤をあわ立てて汚れの部分になじませる
  3. 汚れが浮き上がったら重曹を振りかける
  4. スポンジで汚れをこすり落とす
  5. 乾いた布で汚れを拭き取る
  6. 最後は水ですすいで乾かしたら完了

【アルミ素材以外の掃除手順】

  1. フィルターを外して作業台に移す
  2. 小麦粉を振りかけて油を吸わせる
  3. スポンジ等で汚れをこすり落とす
  4. 乾いた布で汚れを拭き取る
  5. 最後は水ですすいで乾かしたら完了

換気扇のフィルターは、ファンが停止してから排気口付近の温度が十分に下がってから作業してください

羽根

換気扇内に設置されている羽根(ファン)は、空気を吸引して屋外に排出するパーツです

空気中に含まれるほこり等を吸い込んでしまうので、掃除しないと汚れが溜まります。細かい汚れは、歯ブラシや綿棒等を使用してこすり落としましょう。

【羽根の掃除手順】

  1. 羽根を本体から取り外してシンクに移す
  2. 洗剤をあわ立てて汚れの部分になじませる
  3. 汚れが浮き上がったら重曹を振りかける
  4. スポンジで汚れをこすり落とす
  5. 乾いた布で汚れを拭き取る
  6. 最後は水ですすいで乾かしたら完了

ドラム

ドラムは、長い羽板が筒状に並んでいるパーツです

吸気と排気の場所をつなぐ役割がありますが、空気中のほこり等を吸い込んで機能しなくなることも。羽根と合わせて、こまめにお手入れすることが大切です。

【ドラムの掃除手順】

  1. ドラムを本体から取り外してシンクに移す
  2. 洗剤をあわ立てて汚れの部分になじませる
  3. 汚れが浮き上がったら重曹を振りかける
  4. ボディブラシで汚れをこすり落とす
  5. 乾いた布で汚れを拭き取る
  6. 最後は水ですすいで乾かしたら完了

簡単に落ちない頑固な汚れの場合は、1時間ほど浸け置きしてから洗うときれいに除去できます

レンジフード

レンジフードは、キッチンのコンロの上に設置されている設備のことです。

レンジフードには、調理中に飛び散った油の上にほこりが蓄積していきます。凝固して頑固な油汚れになる前に、こまめに水拭きするのがおすすめです。

【レンジフードの掃除手順】

  1. 洗剤をあわ立てて汚れの部分になじませる
  2. スポンジで汚れをこすり落とす
  3. 乾いた布で汚れを拭き取る
  4. 最後は水ですすいで乾かしたら完了

換気扇掃除の注意点について詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

機種別

リクシルの換気扇は、機種によって掃除方法が変わる場合があります。今回は、以下の4タイプの掃除方法についてまとめました。

掃除手順を詳しく確認していきましょう。

VIAタイプ

VIAタイプは、スタイリッシュなデザインに「よごれんフード」機能を兼ね備えた換気扇です。

10年間お手入れ不要の換気扇ですが、整流板や油受け等は定期的にお手入れする必要があります。フッ素塗装が施されているため、普段のお手入れはサッと水拭きする程度で問題ありません

ファンや油受け、フィルターも取り外し簡単で、丸洗いOKなのでこまめに洗浄しましょう。

CLSタイプ

CLSタイプは、10年間ファンとレンジフード内のお手入れが不要の換気扇です。

ファンやレンジフード内には油汚れが溜まらない設計で、簡単なお手入れで長く使用できます。レンジフード は、表面にフッ素塗装が施されているので、普段のお手入れは水拭きで十分です。

回転ディスクと油受けは親水性塗装が施されており、油汚れも水で洗い流せます。回転ディスクと油受けは、3カ月に1回程度の頻度で掃除しましょう。

TARタイプ

TARタイプは、自動洗浄で10年間ファンの掃除が不要な換気扇です。

自動洗浄とは、お湯をワイドに噴射してファンを自動で回転洗浄してくれる機能。自動洗浄後は、排水トレイを洗うだけなのでお手入れが簡単です。ただ、自動洗浄だけで完璧に汚れが取れるわけではありません。

自動洗浄は搭載されていますが、プロによる定期的なメンテナンスが必須です。

SKRタイプ

SKRタイプは、送風機の静音設計と排気流路の最適化により騒音値を低減した換気扇です。

汚れが溜まりやすいファンは、ワンタッチで着脱可能。表面には油をはじくハイパークリーン仕上げが施されており、洗浄時間を大幅に減らせます。フィルターレス構造なので、お手入れが簡単。

自動洗浄機能も搭載されていますが、内部に溜まった汚れを完全に除去するのは困難です。定期的にプロに依頼して隅々まで洗浄してもらいましょう。

リクシルの換気扇掃除の方法【浴室編】

リクシルの換気扇掃除

換気扇掃除に必要な道具は、以下の3つです。

  • ゴム手袋
  • 柔らかい布
  • 浴室用中性洗剤

ゴム手袋はできるだけ厚手のものを選びましょう。

【お手入れ方法】

  1. 電源を切ってフロントカバーを外す
  2. ぬるま湯で浸した布でやさしく拭き取る
  3. 本体の汚れは中性洗剤を含ませた布で拭き取る
  4. 洗剤が残らないように乾いた布で拭き取る
  5. フロントカバーを押し上げて取り付ける

汚れが目立つ場合は、柔らかい布やスポンジを使用してやさしくこすり洗いましょう。また、フロントカバーは水気が残らないように、十分に乾燥させてから本体に取り付けてくだっさい。

リクシルの換気扇掃除の方法【トイレ編】

リクシルの換気扇掃除するスタッフ

換気扇掃除に必要な道具は、以下の3つです。

  • ゴム手袋
  • 柔らかい布
  • 歯ブラシ
  • 浴室用中性洗剤

ゴム手袋はできるだけ厚手のものを選びましょう。

【お手入れ方法】

  1. 運転を停止して分電盤のブレーカーを切る
  2. フロントカバーを引き下げる
  3. ぬるま湯で浸した布でやさしく汚れを拭き取る
  4. 本体の汚れは中性洗剤を含ませた布で拭き取る
  5. 細かい汚れは歯ブラシて取り除く
  6. 洗剤が残らないように乾いた布で拭き取る
  7. フロントカバーを押し上げて取り付ける

汚れが落ちないときは、洗浄力が高い塩素系漂白剤を使用したりつけ置きしたりするのがおすすめ。つけ置きは、最低でも1時間程度は放置しましょう。

リクシル換気扇を掃除するときのポイント

リクシルの換気扇掃除をする男性スタッフ

換気扇掃除のポイントは、以下の3つです。

  • 汚れの程度に応じて洗剤を選ぶ
  • 取り外し可能なパーツはつけ置き
  • 頑固な汚れはプロに依頼する

汚れを落とす洗剤は様々な種類がありますが、一般的に使用するのは「中性洗剤」です。肌や素材への刺激が少なく、家庭で使いやすい洗剤といえます。ただ、中性洗剤は洗浄力がやや弱いので、頑固な汚れまで完璧に落とすのは難しいため、酸素系漂白剤や塩素系漂白剤の使用を検討しましょう。

頑固な汚れを落とすのは、つけ置きも有効です。取り外せるパーツがあれば、長時間のつけ置きで徹底洗浄するのがおすすめ。それでも落ちない汚れは自力掃除で落とすのは難しいです。掃除のプロである業者に依頼して徹底洗浄してもらいましょう。

>>換気扇掃除を依頼するハウスクリーニング業者を探してみる

換気扇の掃除頻度について知りたい方は、以下の記事を確認してください。

リクシル換気扇掃除サービスについて【他社との料金を比較】

リクシルの換気扇掃除をする男性スタッフ

リクシルは、レンジクリーニングサービスを提供しています

日頃の掃除では行き届かないレンジフードの内部パーツまで分解して洗浄してもらえます。レンジクリーニングサービスの詳細は、以下のとおりです。

リクシル(LIXIL) 他サービス
価格 【通常価格】19,580円
【掃除パック】18,810円
【レンジフードタイプ】 9,900〜1万5,000円
【プロペラタイプ】 7,500〜1万2,000円
掃除時間 120分 90〜120分
掃除場所 ・作業箇所周辺
・レンジフード表面
・フィルター
・ファン
・レンジフード内部
・カバー
・本体内部
・プロペラ/ファン
・フィルター
・作業場所の簡易清掃
対象地域 対象地域 全国

換気扇の清掃費用を抑えたい場合は、他サービスを利用するのもひとつの方法です。

ただし、各業者で費用相場は大きく異なります。相見積もりを依頼し、費用やサービス内容を徹底比較してから掃除を依頼する業者を絞りましょう。

リクシルの換気扇掃除はプロに任せるのが一番!

リクシルの換気扇掃除

この記事では、リクシルの換気扇掃除の方法について解説してきました

キッチンや浴室など換気扇はあらゆる場所に設置されており、定期的な掃除が必須です。ただ、普段の掃除では隅々までお手入れが行き届かないことも。徹底的に汚れを除去するには、プロに依頼するのがおすすめです。

依頼先を探している方は、業者との出会いをサポートしてくれるマッチングサイトセーフリーを活用しましょう!複数業者をサイト上で比較できるので、効率的に依頼先を探せます。気になる業者を見つけたら、まずは無料見積もりを依頼しましょう!

>> 業者の比較検討に便利なセーフリーを使ってみる

リクシル(LIXIL)の換気扇掃除!お手入れ怠りがち?下準備から掃除手順まで解説のよくある質問

  • Q. リクシル換気扇の適切な掃除頻度は?

    A.

    換気扇の掃除頻度は使用頻度にもよりますが、年に2〜3回で十分です。ただし、油料理をあまりしない場合は年に1回程度で問題ありません。

  • Q. リクシルの換気扇掃除に適した洗剤は?

    A.

    換気扇掃除に最適な洗剤は、肌や素材への刺激が少ない「中性洗剤」です。簡単に落ちない頑固な汚れは洗浄力が高い「酸素系漂白剤」「塩素系漂白剤」を利用しましょう。

  • Q. リクシルの換気扇掃除を怠るリスクは?

    A.

    換気扇掃除を怠ると、故障や火災を招いたりするリスクがあります。また、ほこりを放置するとシックハウス症候群などの健康被害を引き起こすことも。定期的に掃除して換気扇内をきれいに保ちましょう。

信頼できるくの業者

探せる! 見つかる!

  • 近所の業者を
    探せる

  • 口コミから
    評価比較

  • 即対応可能な
    業者アリ

まずはカテゴリーを見る

ハウスクリーニング全般やその他屋内清掃(水まわり・窓/フローリングを除く)の

地域からおすすめ業者を探す

北海道・東北 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島
首都圏 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬
北陸・甲信越 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野
東海 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡
近畿 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山
中国・四国 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知
九州・沖縄 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄