2026.04.06 2026.04.06
本記事では、6年住んだアパートの退去費用を紹介します。
アパートに6年と長く住んでいると、部屋のカビや劣化も気になりだし、退去費用が高くなるのではないかと不安を感じる方も多いでしょう。
実際の退去費用は、居住年数だけでなく、カビの原因や契約内容によって大きく変わります。
この記事では、負担割合の考え方や費用相場、注意すべきケース、自分でできるカビ取りなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
6年住んだ場合のアパート退去費用|カビ汚れは請求される?

アパートを退去する際、避けて通れないのが「原状回復」の問題です。特に、6年の長い歳月は賃貸借契約において1つの大きなターニングポイントとなります。
壁紙などは6年で減価償却される
賃貸物件の設備や内装は、「耐用年数」が定められています。
壁紙(クロス)の耐用年数は6年とされており、6年間住み続けた場合、その価値はほぼゼロとなります。つまり、通常の使用による汚れや日焼けであれば、退去時に張り替え費用を請求されることは原則としてありません。
ただし、注意が必要なのは「全額免除」とは限らない点です。張り替えにかかる工賃などは、居住年数に関わらず一部負担を求められるケースがあるため、自己負担額が完全にゼロになると断定はできません。
カビは原因によって請求されるケースがある
「6年住めば価値がゼロになるからカビだらけでも大丈夫」と考えるのは危険です。原状回復とは、古くなったものを直すことではなく、借り主の不適切な管理によって生じたダメージを復元することを指します。
以下のようなケースでは、たとえ6年が経過していても補修費用を請求される可能性があります。
- 不注意・過失によるもの
- 故意によるもの
- 手入れ不足
飲み物をこぼして放置した、意図的に換気を行わなかった、結露が発生しているのを知りながら放置し、壁紙の裏までカビを繁殖させた場合などは、自己負担が発生するリスクがあります。
6年住んだアパートのカビによる退去費用は誰負担?判断基準を解説

退去費用の負担を分けるのは、その汚れや傷が「誰の責任か」という点です。以下で、大家さん側の負担になるケース、借り主側の負担になるケースをそれぞれ見ていきましょう。
経年劣化・通常消耗は大家さん負担
経年劣化は時間が経つにつれて自然に品質が低下すること、通常消耗は普通に生活していて避けられない摩耗のことです。これを修繕するための費用は、毎月の「家賃」に含まれていると考えられています。
例えば、カレンダーを貼った跡の変色、家具の設置による床の凹みなどは、大家さん側の負担です。6年居住している場合、壁紙の張り替え費用の大部分は大家さん負担になる可能性が高いでしょう。
ただし、張り替え費用の一部を借り主が負担するケースも多々あります。
過失・放置や掃除不足などは借り主負担
一方、借り主の不注意など、以下のようなカビは「借り主負担」となるのが基本です。
- 結露を放置して生えたカビ
- 換気を怠って広がったカビ
- 食べこぼしなどが原因のカビ
- お風呂のカビ汚れを放置したことによる固着
冬場の窓際や壁の結露を放置して壁紙やサッシにカビを定着させた場合や、換気を故意に止めてカビを広げた場合などは注意が必要です。
このようなものは通常の使用とは認められず、一部補修費用を請求される主な要因となります。
契約書の特約によって負担が変わるケースも
基本はガイドラインに従いますが、賃貸借契約書に以下のような「特約」が別途で記載されている場合は注意が必要です。
- 壁紙の張り替え
- フローリングの補修
- 部屋全体のハウスクリーニング代
- エアコンクリーニング費用
例えば、「退去時のハウスクリーニング代は借り主が負担する(一律〇〇円)」といった特約が有効である場合、部屋が綺麗であってもカビがなくても、契約通りの金額を支払わなければなりません。
契約書に敷金の有無、退去時のクリーニング費用の有無が記載されているか要確認!
【場所別】6年住んだアパートのカビと退去費用負担の考え方

カビは、発生場所によっても耐用年数や「通常の使用範囲」の解釈が異なります。場所ごとの考え方を以下にまとめたので、参考にしてください。
壁紙(クロス)のカビ
壁紙の耐用年数は6年なので、不注意でカビが発生してしまっても、壁紙自体の代金を全額請求されることはほぼありません。
しかし、カビが壁のボード(下地)まで浸透しているような重度の場合は、ボードの交換費用や特殊な防カビ処理の工賃を請求される可能性があります。
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フローリング・床のカビ
フローリングは壁紙と異なり、耐用年数が建物と同じ10~30年程度とされることが多いため、6年では価値があまり減りません。
窓際の結露や観葉植物の水やりなどで床を腐らせたり、カビを発生させたりした場合は、張り替え費用の一部を請求されるリスクが高いです。
お風呂・水回りのカビ
水回りのカビは、毎日の清掃で防げるものと判断されがちです。6年住んでいても、パッキンが真っ黒で落ちないような状態は「清掃不足」とみなされます。
多くの場合、通常のハウスクリーニング費用の範囲内で収まりますが、重度の場合は追加料金が発生することもあるため、要注意です。
窓枠・サッシのカビ
サッシは経年劣化しにくい素材ですが、多少の傷やカビがあっても追加で退去費用を取られるケースはほとんどありません。一方、ゴムパッキンは清掃不足と判断され、クリーニング料金を取られることもあります。
また、木材の窓枠も結露を拭かなかったことで木が腐り、カビが生えた場合は修繕費が発生する可能性があるでしょう。
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エアコン内部のカビ
エアコン内部のカビは構造上、通常の使用でも避けられないものとされており、基本的には大家さんの負担でクリーニングが行われます。
ただし、特約で「退去時のエアコン清掃代は借り主負担」と定められている場合は、一律で数千円から1万円程度を支払うことになります。
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玄関・収納内のカビ
クローゼットや押し入れは空気が滞留しやすく、カビが発生しやすい場所です。普段から換気をするなどして対策をしておくと、カビの発生を抑えられるでしょう。
「荷物を詰め込みすぎて換気しなかった」といった不注意があると、壁紙の張り替えだけでなく除菌費用を求められることがあります。
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6年住んだアパートの退去費用の相場!カビとの関係も

6年居住した場合、経年劣化による減額が大きく働くため、大きな過失がなければ費用は抑えられます。一般的な相場や内訳を参考に、退去費用が適正かどうかを見極めましょう。
一般的な相場は4万円~10万円
一般的な相場は4万円~10万円で、間取り別のハウスクリーニング費用相場は以下の通りです。
- 1K・1DK:約3万円〜5万円
- 1LDK・2DK:約5万円〜7万円
- 2LDK・3DK:約7万円〜10万円
ただし、カビが生えている場合は上記の費用に、別途で追加料金がかかります。酷い場合は、一人暮らし用の部屋であっても7~20万円の退去費用がかかるため、注意しましょう。
あまりにも高すぎると感じる場合は、その場で納得してサインせずに、他の人に相談するなどの対処をするのがおすすめです。中には、関係のない費用を上乗せしているケースもあります。
費用の内訳について
退去費用の主な内訳は、以下の通りです。
- 基本清掃費(ハウスクリーニング代)
- 修繕費
- 消毒・処分費
6年住んでいる場合、修繕費のうち「壁紙の張り替え」はほぼ大家さん負担になりますが、以下の項目は借り主負担になりやすい傾向があります。
- キッチンの油汚れ
- お風呂の鏡のウロコ取り(清掃不足の場合)
- タバコの消臭費用
- 鍵の交換費用(契約による)
どの費用が自己負担になるのか、住む前に契約書などを確認しておくと安心です。賃貸契約の内容、大家さんや管理事務所の考え方によっても異なるため、注意しましょう。
6年住んだアパートの退去費用を抑えるための対策

退去費用の見積もりが出てから慌てないために、事前の準備が重要です。特に、退去前には以下のポイントを押さえましょう。
- 退去前に簡易清掃する
- 写真を撮って状態を記録する
- 複数社に相見積もり・比較する
「掃除をしてもどうせ業者が入るから」と思いがちですが、第一印象は非常に重要です。あまりに汚いと、管理会社に「この入居者は手入れを怠っていた(過失あり)」と判断され、見積もりが厳しくなる傾向があります。
退去の立ち会い前後には、必ず部屋の写真を撮りましょう。特にカビが生えていた場所は、経年劣化を主張する際の証拠になります。
また、管理会社から提示された見積もりが異常に高いと感じたら、その根拠を問い、場合によっては第三者の専門業者に相談することも1つの手です。
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6年住んだアパートの高額な退去費用を避ける!自分でできるカビ対策

「過失」による請求を避けるためには、退去前にできる限りカビを除去しておくことが有効です。以下で、自分でも簡単にできるカビ取りの方法を紹介します。
壁・床のカビ
壁紙のカビは、市販の強力なカビ取り剤を直接かけると、色落ちしたり壁紙を傷めたりすることがあります。壁紙専用の中性洗剤や薄めた酸素系漂白剤を布に含ませ、優しく叩くように拭き取りましょう。
仕上げに水拭きと乾燥を徹底することで、カビの広がりを抑えられます。強く拭きすぎて壁紙を傷めると、余計に退去費用が高くなるので注意してください。
お風呂のカビ
パッキンに染み込んだ黒カビは、キッチンペーパーとラップを使った「パック」が効果的です。カビ取り剤を密着させて数時間置くことで、頑固なカビも除去できる可能性があります。
ただし、エアコン内部や重度の壁内部のカビなど、専門知識が必要な部分については、無理をして傷を広げるよりもプロの業者に依頼するのがおすすめです。
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6年住んだアパートの退去費用はカビの原因次第で変わる!事前に対策しよう
6年住んだアパートの退去費用は、カビの原因によって負担が変わります。事前に対策しておくことが、余計な出費を防ぐポイントです。
カビは時間の経過とともに生えてしまう可能性の高いものですが、退去前に掃除や対策を行うことで、費用を抑えられるケースもあります。無理のない範囲で、自分でも対処してみましょう。
よりキレイな状態にしたいのであれば、ハウスクリーニングの依頼も有効です。セーフリーには、専門技術が必要なエアコン掃除ができる業者も掲載されているので、自分に合った業者を探してみてください。
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- アパートの退去費用を抑えたい
- 自分でカビ取りしたけど上手くいかない
- エアコンのカビを落として欲しい

アパートの退去費用を抑えるなら
プロのカビ取りを検討!
複数の業者を比較検討して選ぼう
6年住んだアパートの退去費用とカビに関するよくある質問
-
Q. エアコンに生えたカビは自分で掃除できますか?
A.エアコンの掃除を自分で行うことはおすすめできません。水気が入ると、故障の原因になります。
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Q. カビ取りをしたら退去費用は安くなりますか?
A.できる範囲で掃除をするだけでも、退去時の部屋の印象が良くなり、費用を抑えられるケースがあります。
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Q. 借り主がカビ汚れで退去費用を負担するケースを教えて!
A.故意による汚れ、明らかな過失があるときは借り主負担になることが多いです。




























