ドメストの使い方を知って掃除する予定の家のイメージ

ドメストの使い方を徹底解説【トイレ/お風呂/キッチン/排水溝】

2023.11.07 2023.11.07

トイレ掃除で役立つドメストですが、お風呂やキッチン、排水溝の掃除でも大活躍します
ただし、使う際には注意点があるため、正しい使い方を把握しておくことが欠かせません

この記事では、ドメストの正しい3つの使い方や注意点をご紹介します。
安全に掃除をするために、ぜひご一読ください。

使い方の前に!ドメストの特徴を知ろう

使い方の前に、ドメストについて紹介する男性

ドメスト(Domestos)は、ユニリーバから発売されているトイレ用洗剤です。
1920年代にイギリスで誕生したとされていて、長く愛用されています。

改良が重ねられた現在では、次亜塩素酸ナトリウムが原料で粘度が高い洗剤であり、除菌率99.99%を誇ることが特徴です。

【ドメストの特徴】

  • 除菌力が高い
  • 粘度が高いので汚れに密着し、こすらず汚れを落とせる
  • 黒ずみや黄ばみ、ピンク汚れ、ぬめりを落とせる
  • 消臭効果も見込める
ドメストはトイレ用洗剤として販売されていますが、その除菌率の高さから家の中のさまざまな場所で活躍します。

ドメストの使い方を徹底解説!

ドメストの使い方を紹介しようとする女性

ドメストは、3つの使い方ができます。

  • 原液のまま使う
  • ふき取って使う
  • つけ置きで使う

どの方法でも、洗い流す場合は熱湯ではなく水を使います。

原液のまま使う

原液のまま使う場合のメリットは、なんといってもその除菌力と粘度の高さです。

  1. 汚れが気になる部分にドメストをかける
  2. 2~3分放置する
  3. そのまま水で流す

放置時間は、5分が限度です。
十分な水でしっかりと洗い流しましょう。

ふき取って使う

ふき取って使う場合は、ドメストを薄めて使います。
薄める際は、熱湯ではなく水を使いましょう。

  1. 水1リットルに対してドメスト約10ml(1押し程度)を入れる
  2. ドメストを薄めた液で濡らした雑巾をかたく絞り、汚れが気になる部分をふき取る
  3. 水拭きまたは水洗いする

ふき取って使う方法は、水拭きや水洗いが可能な素材にのみ使うことができます
水拭きや水洗いができるかどうかは、必ずチェックしておきましょう。

つけ置きで使う

つけ置きの場合も、ドメストを薄めた液を使います。

  1. 水1リットルに対してドメスト約10ml(1押し程度)を入れる
  2. ドメストを薄めた液にキレイにしたいものを入れ、約30分つけ置きする
  3. しっかり水洗いをする

つけ置き後は、流水で10秒以上しっかりと洗い流しましょう。
なお、つけ置きの方法は、金属や木、メラミン製品には使えません

ドメストの使い方を「場所別」に徹底解説

簡単に使えて除菌もできるドメストは、トイレ以外にもさまざまな場所で使うことができます
ここでは、下記の場所別に使い方を詳しくご紹介します。

  • トイレ
  • お風呂
  • キッチン
  • 排水溝

トイレ

トイレの便器につく黒ずみなどの汚れには、ドメストの原液を使います。
2~4押しを目安にして直接かけ、2~3分放置したら水で流しましょう。

便座部分や便座の外側などは、薄めたドメストを雑巾に濡らし、ふき取る方法で使います。
除菌力が高いドメストは手で触れる可能性がある部分の掃除にも適していますが、金属部分には使わないように注意が必要です。

お風呂

お風呂の黒ずみやピンク汚れ、ぬめりにも、ドメストが大活躍します。
パッキンの黒ずみ汚れにも効果的ですが、長く放置すると変色したり傷めてしまったりするリスクがあるので注意しましょう。
パッキンの汚れに使う場合は、ドメストをかけた上にキッチンペーパーを乗せておくと汚れが取れやすくなります。ただし、浴槽の排水栓には使えません。

キッチン

汚れやすいキッチンの三角コーナーは、ドメスト原液を使います。
そのほか、まな板や食器、哺乳瓶などは、薄めたドメストでのつけ置きが可能です。
また、キッチンの床や冷蔵庫、食卓などは、ドメストを薄めた液でのふき取り掃除でキレイになります。
キッチン専用ドメストの、「キッチン用除菌クリーナー」を使うのもおすすめです。

排水溝

お風呂やキッチン、洗面台の排水溝には、ドメスト原液を使いましょう。
粘度が高いドメストなら、汚れが溜まりやすい排水溝をしっかりと掃除できます。
パイプ専用ドメストの、「パイププロ」を使っても良いでしょう。

ドメストは使い方だけでなく注意点も覚えておこう!

ドメストの使い方で注意したい点の一つであるゴム手袋

とても便利なドメストですが、使用の際には下記3つの注意点を覚えておく必要があります。

  • ゴム手袋を着用して使う
  • 場所によっては色落ちする場合がある
  • 使えない場所がある
  • 酸性の洗剤と混ぜない

それぞれについて、しっかりとチェックしておきましょう。

ゴム手袋を着用して使う

ドメストは洗浄力が強い洗剤なので、直接触れないよう注意しなければなりません。
使用する際は必ずゴム手袋を着用し、皮膚に付着しないようにしましょう。
また、衣類にもつかないよう注意が必要です。

場所によっては色落ちする場合がある

強い洗浄力のドメストは、使う場所によって色落ちしてしまうことがあるので注意しましょう。
特に木製品や衣類は色落ちしやすいので、慎重に扱う必要があります。
ゴムパッキンも、色落ちや破損の可能性があるため、使用する際は様子を見ながら進めることが重要です。

使えない場所がある

さまざまな場所に使えるドメストですが、使用できない場所やものもあります

  • シンク
  • 金属部分
  • 浴槽の排水栓

特に金属は、食器のちょっとした装飾などで使われていることもあるため、ドメストを使う前にしっかりチェックしましょう。

酸性の洗剤と混ぜない

ドメストと酸性の洗剤を混ぜてしまうと、有害なガスが発生してしまいます。
混ぜるのではなく併用することでもガスが発生するため、一緒に使わないことが大切です。

正しい使い方でドメストを最大限活用しよう!

ドメストはさまざまな場所の掃除で役立つ洗剤ですが、その強力さゆえに、注意点を守って使うことがとても重要です。
色落ちや素材を傷めてしまう危険もあるため、掃除する場所の材質をチェックしてから使いましょう。

ドメストでも落ちない汚れは、無理にこすったり素材に合わない洗剤を使ったりすると破損することもあります。
どうしても落ちない汚れは、業者へ依頼することも検討するのがおすすめです。

ドメストの使い方を徹底解説【トイレ/お風呂/キッチン/排水溝】のよくある質問

  • Q. ドメストは何に効果的?

    ドメストは高い洗浄力を持ち、黒ずみや黄ばみ、ピンク汚れ、ぬめりに効果的です。
    また、除菌にも高い効果を発揮します。

  • Q. ドメストはどこに使える?

    トイレの便器や便座はもちろん、キッチンやお風呂、排水溝など幅広い場所に使えます。
    ただし、シンクや金属部分、鏡、浴槽の排水栓には使えません。