食洗器を掃除するシーン

食洗機掃除の手順を徹底解説!おすすめの洗剤も【手軽なお手入れ方法】

2023.10.06 2023.10.06

 

この記事では、食洗機の掃除方法を徹底解説します。

食洗機は直接食材や飲み物が触れる皿やグラスなどを洗うものなので、清潔に保ちたいですよね。しかし、食洗機は普通に使っているだけで予想以上に汚れています

そこで、よく効くおすすめの洗剤や、洗剤の効果的な使い分け、効率的な汚れの落とし方についてもご紹介します。

食洗機を掃除したい人、綺麗にキープしたい人はぜひ最後までお読みください!

 

食洗機掃除の手順【においやカビも防ぐ】

食洗機を掃除するシーン

最初に、食洗機の基本的な掃除手順について解説します。

基本的な食洗機の掃除手順は以下の通りです。

  1. ゴミ受けの生ゴミを捨てる
  2. 洗剤投入口に洗剤を投入する
  3. お手入れコース、もしくは高温ですすぎができるモードで運転開始
  4. 掃除完了後に庫内の水分を拭き取る、もしくは乾燥させる
  5. 外側はアルコール除菌スプレーを染み込ませた布で拭く

まず、ゴミ受けの生ゴミを捨てましょう。他にも手で拾えるゴミが付いている場合は、できる限り最初に取り除いてください。

次に、洗剤投入口に洗剤を投入します。どのような洗剤を使えばいいかの詳細は後述します。

そして、お手入れコースもしくは高温ですすぎができるモードで運転開始してください。

 

運転終了後は防カビ対策として、できるだけ早く乾拭きもしくは乾燥モードで運転しましょう。

乾燥後、仕上げにアルコール除菌スプレーを含ませた布で外側を拭いて食洗機の掃除は完了です。

食洗機掃除のコツ3選【効率的に綺麗にしたい!】

食洗機掃除は、効率的に綺麗にするためのコツがあります。

食洗機掃除の際には、以下のような3つのポイントに注意してください。

汚れに応じた洗剤を使用する

食洗機の汚れには油汚れ・水垢・黒カビなど複数の種類があります。

汚れに応じた洗剤を使用すると、効率的に食洗機を綺麗に掃除できます。

予洗いで食洗機に汚れを入れないようにする

使用後の食器や鍋などをそのまま入れると、付着している食べカスや油などが食洗機の中に広がってしまいます。一度の使用ではあまり影響が無い場合でも、繰り返し使ううちに落ちにくい汚れやにおいになる可能性があります。

食洗機の汚れを防止するには、食器や鍋などを予洗いしてから入れるようにしましょう。

洗剤は適量を入れる

洗剤はメーカーの推奨や食洗機の容量などに応じて、適量を使用しましょう。

食洗機に対して洗剤が足りないと効果が今ひとつに。カビや汚れが落ちないかもしれません。

一方、綺麗にしたいからといってついつい洗剤を多く入れすぎると、かえって洗剤カスが残って汚れの原因になります。

食洗機のお手入れでやりがちなので、注意してください。

食洗機の掃除におすすめの洗剤【汚れ別で解説】

先述したように、食洗機の汚れには大きく分けて油汚れ・水垢・黒カビがあります。

汚れ別で洗剤を使い分けると、効率的な掃除が期待できます。以下でそれぞれの汚れのおすすめ洗剤について解説するので、ぜひチェックしてください。

油汚れ

油汚れは食器やフライパンなどに付着している油分が原因です。油や調味料などが付いたままの食器を入れると、食洗機内に黄色いベタベタの油汚れが残ってしまいます

食洗機の油汚れには、過炭酸ナトリウムの洗剤を使用しましょう。

市販のもので挙げると、シャボン玉ブランドの食器洗い機専用洗剤などがあります。

過炭酸ナトリウムは油汚れに強く、アルカリ性で洗浄力が強いという特徴があります。

有名ブランドの洗剤は粉タイプでもしっかり溶けるものが多いですが、粉残りが気になる場合は投入前に水で溶かしてください。

水垢

密閉空間で水を使う食洗機は、放置していると水垢が溜まり、食洗機庫内が白っぽく汚れます。

水垢落としには、クエン酸を含む洗剤を使いましょう

市販の洗剤には花王のキュキュットなどが挙げられます。

クエン酸はレモンやオレンジのような柑橘類に含まれており、洗い上がりが爽やかな香りになるメリットもあります。

ただし、クエン酸は塩素系洗剤と併用で有毒ガスが発生するので、併用を避けてください。

また、メーカーによってはクエン酸によって食洗機が故障する可能性もあるため、事前に取扱説明書をしっかりチェックしましょう。

黒カビ

水垢と同様に、食洗機は湿気が多い状態で密閉することにより、黒カビも発生しやすいです。

黒カビ掃除には、塩素系漂白剤を使用してください。

市販では、レキットベンキーザーのフィニッシュなどが手軽に購入できる洗剤です。

黒カビは表面上だけでなく、パッキン部分の奥底から発生している可能性があります。

塩素系漂白剤で食洗機を運転させるだけでなく、塩素系漂白剤を染み込ませたペーパータオルをパッキンにパックするとより効果的でしょう。

塩素系漂白剤は刺激臭があるので、換気しながら使ってください。

また、他の洗剤との併用はしないようにしましょう。

食洗機まわりのキッチン掃除は定期的な業者代行もあり

ここまで食洗機の掃除方法やおすすめの洗剤について解説しました。

食洗機は食器を入れるものなので、汚れている状態では気持ちよく使えませんよね。以下のようなケースでは、食洗機の掃除を業者に一任するのも一つの手段です。

食洗機の掃除を業者に依頼するシーン

自分で分解して壊してしまうのが怖い・手に負えないくらい汚れている

メーカーによっては、食洗機を分解しなければ細かい部分までを掃除できないものもあります。食洗機の構造が複雑な場合、掃除の際に分解しようとして壊してしまう可能性もあるでしょう。

特にビルドインタイプは故障した場合、自分で対応するのが難しい傾向にあります。

セルフクリーニングによる故障を避けたい場合、業者への依頼がおすすめです。

また、上記でおすすめした洗剤を使って掃除しても落ちないくらい汚れがこべりついている場合、業者の特別な技術やアイテムが必要な可能性が高いです。

カビ臭さ・ドブ臭さが取れない

いくら掃除しても食洗機がカビ臭い・ドブ臭いという場合、庫内ではなく排水ホースに問題があるかもしれません。

排水ホース自体が汚れてカビが繁殖していると、ドブのようなにおいがします。

卓上タイプの食洗器は自分でホースを取り外して洗えますが、ビルドインタイプは外さずに掃除しなければなりません。

そもそもホース自体が故障している可能性も。

食洗器がカビ臭い・ドブ臭い場合は、一度業者に見てもらった方がいいでしょう。

食洗機以外のキッチン周りも綺麗に掃除したい

「せっかく食洗機を掃除するなら、キッチン周り全体も綺麗にしたい」という場合は、ハウスクリーニングを活用しましょう。

ハウスクリーニングは食洗機以外にも、換気扇やコンロ周りなど自分ではなかなか掃除できない箇所をまとめて依頼できます。

軽度の汚れであれば家事代行サービスでも事足りるので、ハウスクリーニングと比べて費用を抑えて依頼できるでしょう。

食洗機の掃除に行き詰まったら

この記事では、食洗機の掃除方法やコツ、おすすめ洗剤などについて解説しました。食洗機はにおいやカビの元となる生ゴミを取り除いてから、クエン酸や塩素系漂白剤など汚れに応じた洗剤を投入して運転し、乾燥させると簡単に掃除できます。

それでもにおいやカビなどが取れない場合は、汚れのレベルがひどい可能性や故障の可能性があります。

そのような場合は、業者への依頼も検討しましょう。

食洗機掃除の手順を徹底解説!おすすめの洗剤も【手軽なお手入れ方法】のよくある質問

  • Q. 食洗機の内側の掃除方法は?

    食洗機の中の生ごみや食器を除けたあと、洗剤投入口に洗剤を入れます。お手入れコース、もしくは高温ですすぎができるモードで運転開始し、終了したら乾燥させて完了です。

  • Q. 食洗機の外側の掃除方法は?

    食洗機の外側は、調理中の油やほこりが付着しています。キッチン用のアルコール除菌スプレーをしみこませたやわらかい布でこまめに拭き掃除しましょう。

  • Q. パナソニックのビルドイン食洗機の掃除方法は?

    使用するたびに残さいフィルターを外し、生ゴミを捨てましょう。汚れや水垢などが気になる場合は、食器を入れずに空運転をしてください。また、回転ノズルは月に1回のペースで分解して食器用スポンジと洗剤で掃除しましょう。