2024.09.02 2024.09.06
この記事では、キッチンのシンクにできてしまったサビの落とし方や錆びの予防法について徹底解説します。
放置してしまうと見た目が悪く、衛生面でも心配なシンクのサビ。できてしまったら、早めに対処してピカピカのシンクに戻しましょう。
後半では、おすすめのサビ取りアイテムや頑固なサビができてしまった場合の対処法も紹介します。これからサビ取りをされる方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
シンクのサビ取り方法【錆び落としの手順はこれ!】
シンクにできたサビの基本的な取り除き方法を紹介します。家庭で手軽に行える方法なので、ぜひ参考にしてください。
- クエン酸水を作る
- 汚れ部分にキッチンペーパーを置く
- クエン酸水をスプレーする
- 30分~2時間放置して、こすり洗いをする
- 水洗いをして水分を拭き取る
それぞれのステップについて、詳しく解説します。
ステップ1.クエン酸水を作る
クエン酸と水を混ぜた自然派クリーナーは、シンクのサビ除去に最適です。水100mlに対して、クエン酸の粉末小さじ1/2を混ぜます。粉末が溶ければ、クエン酸水の完成です。スプレーボトルに入れて、掃除箇所に使用してください。
冷たい水よりも少しぬるめのお湯を使うと、粉末をしっかりと溶かしやすいです。
クエン酸水の詳しい使い方については、以下の記事が参考になります。ぜひあわせてご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
クエン酸水の作り方は?【便利な使い方や効かせるコツまで徹底解説!】
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ステップ2.汚れ部分にキッチンペーパーを置く
クエン酸水をスプレーする前に、サビがひどい部分にキッチンペーパーを敷くのは効果的です。クエン酸をサビによりしっかり作用させるだけでなく、液体が流れ落ちてしまうのを防ぐこともできます。
ステップ3.クエン酸水をスプレーする
クエン酸水を汚れ部分にしっかりとスプレーします。全体に均一に広がるように注意してください。
ステップ4.30分~2時間放置して、こすり洗いをする
クエン酸水をスプレーした後、サビのひどさに応じて30分から2時間放置します。この時間が経過した後、柔らかいスポンジやブラシを使って優しくこすり洗いしましょう。
強くこすりすぎるとシンクを傷つける可能性があるので、注意が必要です。
ステップ5.水洗いをして水分を拭き取る
すべてのサビが除去されたことを確認した後、清潔な水でしっかりとすすぎ洗いを行います。その後、乾いた布やペーパータオルで水分を完全に拭き取ってください。
以下の記事で、シンクの詳しい掃除方法や、キッチンのその他の場所の掃除方法についても解説しています。あわせてご確認ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
キッチン掃除の完全版!キホンからガンコ汚れまでバッチリ網羅【おすすめ頻度やキレイを保つ方法も】
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シンクにサビはもう発生させない!今日からできる予防法3選
シンクのサビを未然に防ぐための日常的な対策を3点紹介します。これらの習慣を取り入れて、シンクを常に清潔でピカピカの状態に保ちましょう。
- 毎日サクッと手入れをする
- 水気を毎回拭き取る
- 金属や鉄製品を放置しない
以下、それぞれのポイントについて解説します。
毎日サクッと手入れをする
日々の使用後には、シンクを軽く洗い、乾燥させることが重要です。食事の後や料理をした後には、シンクに残った食材のカスや油分をすぐに洗い流しましょう。この小さく簡単な習慣が、サビの発生を防いでくれます。
ただしステンレス製のシンクの場合は掃除に注意が必要です。硬い道具を使って磨いてしまうとシンクに傷がつき、サビがつきやすくなってしまいます。
ステンレス製シンクの正しい掃除方法については、以下の記事が参考になります。キレイに保つコツも解説しているので、ぜひご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
ステンレスシンクの掃除方法を徹底解説!【キレイに保つ秘訣も】
2024.03.05 2024.03.05
水気を毎回拭き取る
使用後のシンクに残った水分は、サビの主な原因となります。特に水道の蛇口周りやシンクの隅など、水が溜まりやすい部分は丁寧に拭き取ることが肝心です。乾燥した布またはペーパータオルを使って、しっかりと水分を拭き取りましょう。
金属や鉄製品を放置しない
シンクの内部に金属の鍋やフライパンなどを長時間放置すると、それらから錆が移行することがあります。使用後の鍋やフライパンは洗い、速やかにシンクから移動させるようにしましょう。
金属たわしや鉄製のクリーナーもサビの原因となる場合があります。使用を避けるか、使用後はすぐにシンクから取り除くようにしましょう。
シンクのサビ落としをする際の注意点3選【錆び取りのポイント】
シンクのサビ取り作業を行う際の注意点を3つ解説します。以下の点を守って、安全にかつ効果的にサビを除去しましょう。
- しっかり換気する
- ゴシゴシこすらない
- ステンレスに塩素系漂白剤を使わない
以下、それぞれのポイントについて解説します。
しっかり換気する
サビ取り剤を使用する際は、扱い方によっては有害な蒸気やガスが発生することがあります。呼吸器に悪影響を及ぼすこともあるため、作業中は窓を開ける、換気扇を回すなどして、十分に換気を行うことが重要です。
カビ取り剤など掃除グッズの危険なポイント、組み合わせについて、以下の記事で詳しく解説しています。掃除前にしっかりと確認をして、健康第一に掃除を行ってください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
「混ぜるな危険」はなぜ危ない?どのくらい危険?事故例や対処法も解説
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ゴシゴシこすらない
シンクの表面を守るため、ゴシゴシと強くこするのは避けましょう。適切なクリーナーを使い、優しく円を描くように洗うことで、シンクを傷つけることなくサビを除去することが可能です。
ステンレスに塩素系漂白剤を使わない
ステンレス製のシンクに塩素系漂白剤を使用するのはNGです。掃除に最適と思われがちな漂白剤ですが、金属性のステンレスキッチンに塩素系の漂白剤を使うと、化学反応でコーティングが剥がれ、サビやすくなる原因を作る可能性があります。さらに、腐食や変色の原因を作ってしまうパターンもあり危険です。
塩素系漂白剤の代わりに、クエン酸や重曹などの穏やかな成分を含むクリーナーを選ぶことがオススメです。
シンクのサビ取りにおすすめのお掃除アイテム4選
シンクのサビを効果的に取り除くためには、適切な掃除道具の選択が非常に重要です。ここでは、サビ取りに特におすすめのアイテムを4つ紹介します。
- 柔らかいスポンジや布
- ゴム手袋
- 歯ブラシ
- 重曹
以下、それぞれのアイテムについて解説します。
柔らかいスポンジや布
サビを取り除く際には、シンク表面を傷つけないよう、柔らかいスポンジやマイクロファイバーの布を使用することがおすすめです。表面を優しく拭き取りながら、効果的に汚れを除去できます。
強くこする必要はなく、軽く圧を加えて拭くだけで十分です。
ゴム手袋
クリーニング作業を行う際には、必ずゴム手袋を着用して手肌を保護しましょう。特にクエン酸や他のクリーニング剤を使用する場合、手肌を化学物質から守るためにもゴム手袋の使用が効果的です。
歯ブラシ
サビや汚れがこびりついた隅々や細かい部分を掃除する際には、古い歯ブラシが非常に便利です。歯ブラシの小さなブラシ部分なら、狭いスペースやシンクの排水口周辺の細かい部分にも届きやすく、頑固なサビ掃除を効率的に進められます。
重曹
重曹は、シンク掃除における強力な助っ人です。アルカリ性の特性で、酸性の汚れと反応し、サビや汚れを効果的に分解することができます。
重曹を使ったシンク掃除は非常に簡単。以下の手順で掃除を行ってください。
- 湿らせたスポンジまたはブラシに、重曹を適量振りかける
- シンクの汚れている部分を優しくこする
シンクを洗浄する過程で使用された重曹は、流し下の排水管に流れていきます。この際に、排水管内のヌメリや悪臭の原因となるバクテリアやカビの成長を抑制する効果があります。また、重曹は自然に分解されるため、環境への影響が少ないです。排水管や生態系を損なうことなく使用することができるおすすめのアイテムです。
サビ部分をこするときは、クルクルと円を描くように汚れを磨くとサビを効率よく落とせます。
サビがひどい場合はプロに依頼を!そのメリットは?
キッチンのシンクのサビは、放置するとどんどん悪化していくもの。もしサビが取りきれない場合は、プロに依頼することも検討しましょう。
業者を探す際は、業者の比較検討に便利な「セーフリー」がおすすめです。口コミや料金、サービス内容などを比べながら、自分に合った業者を選ぶことができます。費用を抑えたい場合も、複数の業者を比較できるので大変便利です。シンクをしっかりと掃除して、快適なキッチンライフを送りましょう。
シンクのサビを徹底除去!効果的なサビの落とし方と予防法を紹介のよくある質問
-
Q. 家庭でできるシンクのサビ取り方法は?
A.家庭でシンクのサビを取り除くには、クエン酸水を使用する方法が簡単で効果的です。クエン酸水を作り、サビ部分にスプレーしてください。30分から2時間放置した後、柔らかいスポンジやブラシで優しくこすり、水で洗い流します。
-
Q. シンクのサビを防ぐためにはどうすればいい?
A.シンクのサビを防ぐためには、日常的な手入れが重要です。使用後はシンクの水気を毎回拭き取り、金属や鉄製品をシンクに放置しないことが大切です。また、定期的にクエン酸水や重曹を使用して軽い清掃を行うことで、サビの発生を効果的に防ぐことができます。
-
Q. シンクのサビが自分で除去できない場合はどうする?
A.自分で除去が困難な頑固なサビがある場合は、プロの清掃業者に依頼するのがオススメです。口コミや料金、サービス内容を比較しながら、自分に合った業者を選びましょう。
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