2023.10.04 2024.08.30
日常的に使うトイレは、ついつい掃除を後回しにしてしまいやすいです。
しかし、後回しにして掃除しないと、様々なデメリットが発生してしまうので注意してください。
本記事では、トイレ掃除をしないまま放置した場合のデメリットや、簡単に取り組める日常的な掃除方法について解説します。
目次
トイレ掃除はどの位の頻度で行うべき?
トイレ掃除1回でどれくらい綺麗にするかにもよりますが、1週間に1回程度の軽い掃除では、少しずつ汚れが蓄積していってしまうことが多いでしょう。
コンビニやスーパーのトイレで、「数時間おき」のトイレ清掃記録を目にしたことがある人もいるでしょう。
当然、屋内のトイレ、かつ、利用人数の限られた家のトイレで、そこまでする必要はありません。ただ、それだけ汚れやすい場所であることには変わりないので、毎日〜2日に1回でもごく簡単な拭き掃除ができるとベストです。
難しい場合は、2週間に1回程度の頻度にする代わりに、毎回しっかり掃除するといいでしょう。
半年以上放置している場合は業者への依頼がおすすめ
半年以上掃除をしていない場合は、業者への依頼をおすすめします。半年も放置していると、黒ずみや尿石などがこびりついている可能性があり、プロの手を借りない掃除では取り切れません。
見た目的には綺麗になったとしても、臭いだけが残ってしまう可能性もあります。もしどれだけ掃除をしても臭いがとれない場合は専門的な掃除が必要になるので、業者に依頼してください。
トイレ掃除をしないとどうなる?5つのデメリット
トイレを掃除しないと、多くのデメリットが発生します。自分自身がトイレを気持ちよく使えないだけではなく、来客がトイレを使う際にも不快な気持ちを与えてしまうでしょう。
具体的にどのようなデメリットが発生するのか、5つのデメリットを以下で解説します。
尿石が固まって汚れが落ちにくくなる
尿石は、自然に消えていくものではありません。放置していればその分尿石が溜まっていきます。
溜まった尿石を放置していくと、今度は固くなってしまい、落ちづらくなります。その結果、悪臭を発したりトイレが黄ばんでしまったりするのです。
きつい臭いが発生する
トイレの掃除をする習慣がないと、嫌な臭いが発生し、充満していきます。普段から使っている自分では気づかないかもしれませんんが、他人が使うときには刺激の強い悪臭に不快感を覚えるでしょう。
トイレの臭いは便器だけではなく床や壁にもこびりついているので、便器だけではない部分も小まめに掃除しなければなりません。
細菌・雑菌が繁殖する
トイレの汚れは、ホコリやこびりつきなどの目に見える汚れだけではありません。目に見えない小さなところで、細菌や雑菌がどんどん繁殖しています。
放置してしまうと、知らない間に汚く不衛生な環境になってしまいます。
トイレタンクにカビが発生する
トイレ掃除をする際は、タンクの中まで掃除しましょう。トイレタンクは、常に水が溜まっている状態であるため、雑菌だらけなのです。
雑菌だらけのトイレタンクを放置してしまうと、タンク内にカビは発生し、カビを含んだ水が便器に流れることになります。すると、便器にもカビが繁殖し、黒ずみになってしまうのです。
運気が落ちる
スピリチュアルな考え方ではありますが、汚いトイレには悪い「気」が溜まりやすいとされています。そのため、掃除を怠ってそのままにすると、どんどん運気が落ちます。
単純に日常的に使うトイレが不衛生で見た目も汚いと、明るい気持ちにはなれません。自分の気持ちを前向きにするためにも、綺麗なトイレにするように心がけましょう。
日常的にできるトイレ掃除【簡単!続けられる!】
トイレ掃除は、毎回大掃除をするように時間をたっぷりかける必要はありません。日常的な小まめな掃除で、綺麗なトイレを保てます。
以下、日常的に行っておくべき最低限の掃除を解説するので、ぜひ今日からやるようにしてください。
トイレの窓を開けて換気
まずは、トイレを小まめに換気しましょう。新鮮な空気を取り入れるだけでも臭いはとれます。また、トイレの湿気はカビの原因となるので、新鮮な空気を取り入れて湿気が充満しないようにしてください。
換気をする際は、窓を開けるだけではなく、トイレのドアも開けるようにすると良いです。トイレのドアを開けておくことで、空気の通り道ができて、効率的に換気できます。
トイレ専用シートで便器や床を拭く
トイレ専用シートで、小まめに便器や床を拭く癖をつけましょう便器や床は日常的に汚れがたまりやすい部分だからです。
毎日小まめに拭く癖をつけておけば頑固な汚れがつかないので、サっと拭くだけで終わります。トイレを使ったときに必ず拭くなど、自分の中のルールを決めて小まめに行いましょう。
ブラシで便器をこする
ブラシで便器をこすることも、できるだけ毎日行うようにしてください。多くの人は、目立った汚れがあるときにしかブラシでこする掃除はしませんが、目に見えないだけで汚れ自体はこびりついています。
小まめにブラシでこすっておけば、目に見える頑固な汚れを作らないための予防にもなるので、トイレを使った後は必ず軽くこする癖をつけましょう。
トイレ掃除をしないで固まってしまった尿石の落とし方
トイレ掃除をサボってできてしまった固まった尿石は、「サンポール」など塩酸が含まれている洗剤を使うととれる可能性はあります。ドラッグストアで気軽に購入できるので、成分を確認して購入してみましょう。
ただし、強力な洗剤なので、使用の際は説明文をしっかり読んで正しく使ってください。
しかし、塩酸入りの洗剤でも落とせないほどの尿石がついてしまっている場合は、業者に依頼して削り落としてもらうほかありません。自分でやると尿石と一緒に便器まで削ってしまう恐れがあるので、必ず業者に依頼しましょう。
トイレ掃除をしないで半年以上経っているなら業者依頼を
トイレ掃除をしないで半年以上経過しているのであれば、日常的な掃除では汚れがとりきれません。そのため、業者への依頼を検討しましょう。
強い洗剤を使えば、一時的に見た目は綺麗になるかもしれませんが、あくまで「見える汚れ」が落ちただけなので、すぐにまた汚れが目立つようになります。
しっかりと綺麗にするなら、業者に依頼して専門的な掃除を行ってもらいましょう。
トイレ掃除しないとどうなる?おすすめ頻度は?【大掃除の回避法も】のよくある質問
-
Q. トイレ掃除はどのくらいの頻度で行うべきですか?
A.基本的には毎日〜2日に1回が理想ですが、難しければ2週間に1度しっかり掃除する日を作りましょう。 -
Q. トイレ掃除をしないデメリットについて教えてください。
A.尿石が固まる・悪臭が発生する・細菌や雑菌が繁殖する・カビが発生する・運気が落ちるなどのデメリットがあります。 -
Q. 固まった尿石を落とすにはどうすればいいですか?
A.塩酸が含まれる洗剤を使いましょう。洗剤で落ちきらない場合は、業者に依頼してください。
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