2025.09.18 2025.09.18
この記事では、カラスのフンの落とし方について徹底解説していきます。
どんなに注意していても、気付くと付着している厄介なカラスのフン。間違った方法で除去すると素材を傷つけたり、病原体を吸い込んだりするため、正しい掃除方法を知っておくのが大切です。
さらに記事の後半では、カラスのフンを予防する方法についても解説。カラスのフンに悩まされている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
カラスのフンの落とし方の基本はすぐに掃除!放置するリスクとは?
カラスのフンは、見つけたらすぐに掃除するのが基本。放置すると、以下のような事態に発展しやすいためです。
- 悪臭やこびりついたシミが発生する
- コンクリートや金属が劣化する
- 巣を作られる
- 害虫が発生する
- 健康被害が発生する
放置するリスクを知り、できるだけ早く対処しましょう。
悪臭やこびりついたシミが発生する
カラスのフンは、時間が経つと少しずつ成分が分解され、イヤなニオイが発生します。悪臭は自宅だけでなく周辺にも被害が出やすいため、近隣住民とのトラブルにならないよう配慮しなければなりません。
また、カラスのフンは放置時間が長くなるとこびりつき、シミになってしまいます。時間が経てば経つほど落としにくくなって跡になってしまうので、できるだけ早く除去するのがオススメです。
コンクリートや金属が劣化する
カラスのフンには酸性成分が含まれるため、コンクリートや金属部分に付着すると劣化したり腐食したりする危険があります。ベランダや外壁、駐車場はもちろん、車の金属部分も腐食のリスクがあるので迅速な除去が必須です。
フンによる劣化や腐食は、時間が経つごとに進みます。特に夏場は進行が早く、状況によっては付着から数時間で腐食し始める場合があるほどです。
巣を作られる
カラスは、自分のフンがある場所を安全だと認識します。一度フンをした場所にまだ自分のフンが残っていると、また同じ場所でフンをする傾向があります。
フンによる被害が繰り返されてしまうのはもちろんですが、「安全な場所」として認識されてしまうと巣が作られる可能性が出てくる点にも注意しなければなりません。
巣を作られるとフンが増えるだけでなく、子どもが産まれてカラスが増え、さらなる被害を受ける場合もあるでしょう。
カラスは鳥獣保護法の対象なので、許可なく捕獲や殺傷できません。巣を簡単に撤去できなくなり、対処に時間と手間がかかる点もリスクになります。
害虫が発生する
カラスのフンは、害虫のエサとなるため、放置するとハエやゴキブリなどの害虫が集まってきてしまいます。フンが多ければ多いほど害虫は多く発生し、対策が難しくなるでしょう。
また、害虫が繁殖すれば住宅そのものに悪影響を与える場合もあります。
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健康被害が発生する
カラスのフンには、健康被害を発生させるウイルスや菌が含まれる場合があります。
- サルモネラ菌
- オウム病
- トキソプラズマ症
- 鳥インフルエンザ
上記をはじめ、さまざまな病原菌が含まれる可能性があります。また、咳や目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす場合もあるため、体内に取り込まないよう対策が必須です。
カラスのフンは時間が経って乾燥すると、成分が空気中に飛散して体内に入りやすくなります。特に、基礎疾患があったり免疫力が低かったりする人は、成分を吸い込まないよう配慮しなければなりません。
カラスのフンは正しく掃除!準備するものと落とし方
放置するとさまざまな悪影響を及ぼす、カラスのフン。掃除するなら、まず以下のアイテムをそろえましょう。
- 軍手かゴム手袋
- マスク
- キッチンペーパー
- アルコールか塩素系漂白剤
- ゴミ袋
フンの成分を吸い込まないようにするため、軍手かゴム手袋、マスクは必ず着用しましょう。
範囲が広い場合や量が多い場合には、キッチンペーパーの代わりに新聞紙を使うのも効果的。コンクリートなどで広い範囲を掃除するならデッキブラシも用意すると効率的です。
アイテムをそろえたら、以下の手順で掃除しましょう。
- 軽く湿らせる
- フンを除去する
- 除去した場所を洗浄・消毒する
- 使用したアイテムは破棄するか洗浄・消毒する
それぞれの手順について、詳しく見ていきます。
1.軽く湿らせる
乾燥すると成分が空気中に飛散しやすく除去しにくいため、まずはフンを軽く湿らせます。
全体的にぬるま湯をかけ、水分が行き渡るようにしましょう。かたまりかけているフンや広範囲に飛散しているフンには、キッチンペーパーや新聞紙をかけた上からぬるま湯をかけて少し時間を置くと掃除しやすくなります。
2.フンを除去する
水分を含んでやわらかくなったら、キッチンペーパーでフンを取り除きゴミ袋に入れて密閉します。
密閉したゴミ袋は、すぐに処分しましょう。
3.除去した場所を洗浄・消毒する
フンがあった場所は、水やぬるま湯で流しながらしっかり洗浄します。デッキブラシを使ってこすり洗いするのも効果的です。
洗浄できたら、アルコールや塩素系漂白剤を使って消毒しておきましょう。
4.使用したアイテムは破棄するか洗浄・消毒する
カラスのフンにはさまざまな病原菌が含まれる可能性があるため、キッチンペーパーや新聞紙、ゴム手袋などは破棄するのがオススメです。特にフンに直接触れたアイテムは、できるだけ破棄しましょう。
カラスに限らず、鳥のフンの掃除方法を知りたい方は、以下の記事をお役立てください。
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固まってこびりついたカラスのフンの落とし方【業者依頼もあり】
時間が経ち固まってしまったカラスのフンは、アルカリ性の洗剤を使って落としましょう。フンは酸性の成分を含むため、アルカリ性洗剤ならば落としやすいためです。
アルカリ性洗剤なら、重曹を使う方法がオススメ。フンを湿らせる時に重曹を使い、ふやけたら歯ブラシなどでこすり洗いすると落としやすくなります。
それでも落とせない場合には、残ったフン汚れ部分に粉末の重曹を振りかけて少量の水で溶かし、ペースト状にしてからこすり洗いしてみましょう。
どうしても落とせないカラスのフンは、専門業者に依頼して除去するのも選択肢の1つです。時間が経てば経つほど落ちにくくなるため、早めに業者に依頼してスッキリさせておくのがオススメです。
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カラスのフンの掃除・落とし方で覚えておきたい注意点4つ
カラスのフンを掃除する際には、以下4つの注意点を覚えておきましょう。
- 必ずマスクと手袋を着用する
- 風が強い日の作業は避ける
- 体が弱っている時の作業は要注意
- カラスを傷つけたり巣を破壊したりしない
安全に作業するための重要なポイントなので、それぞれチェックしていきます。
必ずマスクと手袋を着用する
ウイルスや菌を体に取り込まないために、マスクと手袋は必須です。
「小さなフンだから」「すぐ終わるから」と考えず、必ず身を守る対策を講じておきましょう。
風が強い日の作業は避ける
風が強い日は、フンに含まれるウイルスや菌が飛び散りやすいです。どんなに慎重に作業をしても体内に取り込むリスクが高くなるため、できるだけ別日に作業しましょう。
どうしても風が強い日に作業するなら、風除けを設置するなどの対策するのがオススメです。
体が弱っている時の作業は要注意
カラスのフンに含まれるウイルスや菌は、体が弱っている時ほど健康被害を発生させやすいです。
風邪気味だったり少し熱があったり、なんとなくでも体調不良があるなら、快復してから作業しましょう。
カラスを傷つけたり巣を破壊したりしない
カラスは鳥獣保護法の対象となっているため、むやみに傷つけてはいけません。いくらフンに悩まされていても、傷つけてしまうと罰則を受けるのを忘れないでおきましょう。
意図的にカラスを傷つけなくても、巣を撤去しようとしてヒナが落ちてケガをするケースもあります。カラスそのものや巣ができて困っているなら、専門業者に相談して適切に対処するのが大切です。
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カラスのフン害を予防!掃除の手間をなくす効果的な方法4選
カラスのフン害を予防するためには、カラスの生態パターンを踏まえて対策するのが大切です。カラスは、安全な場所や餌がある場所で休む傾向があります。この習性を踏まえ、以下の予防策をしてみましょう。
- ゴミはすぐに捨てキレイにしておく
- CDやアルミホイルを使う
- とげマットや防鳥ネットを使う
- 鳥害専用忌避剤を使う
まずは、エサとなるゴミをなくす対策が必須です。エサがあるといつまでもカラスが居座るため、できるだけすぐにゴミを処分してキレイにしておきましょう。
CDやアルミホイルを吊るしておくと、光が不規則に反射し、カラスが警戒して寄り付かなくなります。ただし、効果は一時的なケースも多いため、ほかの対策も併用しましょう。
とげマットや防鳥ネットで、カラスがとまれる場所をなくすのも、対策の1つ。鳥害専用忌避剤を散布しておくのも、寄せ付けにくくする効果があるのでオススメです。
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カラスのフンはすぐに掃除!日頃からの予防も大切!
時間が経つとこびりついて落としにくくなるカラスのフンは、発見したらできるだけ早く除去するのが大切です。
カラスのフン害を防ぐためにも、日頃から清潔な状態にしておくのも重要。ベランダや家のまわりなどの汚れを一掃するなら、業者に依頼するのもオススメです。また、頑固なフン汚れもプロならしっかり落としてくれます。
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セーフリーで業者を見つけ、カラスに悩まされない清潔な家を目指しましょう。
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- こびりついて落とせない…
- カラスのフンに悩まされたくない!
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カラスのフンの落とし方・掃除に関するよくある質問
-
Q. カラスのフンはどうやって掃除する?
A.カラスのフンは、以下の手順での掃除が基本です。
- 軽く湿らせる
- フンを除去する
- 除去した場所を洗浄・消毒する
- 使用したアイテムは破棄するか洗浄・消毒する
-
Q. 固まってこびりついたカラスのフンの落とし方は?
A.固まってこびりついたカラスのフンは、重曹を使うと落としやすいです。どうしても落とせない場合は、専門業者に依頼しましょう。
-
Q. カラスのフン害を予防する方法は?
A.カラスのフン害を予防する方法では、以下が有効です。
- ゴミはすぐに捨てキレイにしておく
- CDやアルミホイルを使う
- とげマットや防鳥ネットを使う
- 鳥害専用忌避剤を使う