2025.03.06 2026.06.08
家の中でハエが大量発生した場合は、まず発生源を特定することが重要です。ハエは生ゴミや排水口、ベランダの腐葉土などで繁殖するだけでなく、場合によっては天井裏や壁の中にある動物の死骸が原因になっていることもあります。
この記事では、ハエが大量発生する主な原因や発生場所ごとの確認ポイント、発生源の見つけ方をわかりやすく解説します。あわせて、大量発生したハエの駆除方法や再発を防ぐ予防策、業者へ相談すべきケースも紹介しますので、家の中のハエ被害を早く解決したい方はぜひ参考にしてください。
目次
ハエが大量発生した場所別の原因と駆除方法

ハエが大量発生した場合は、やみくもに駆除するのではなく、まず発生源を見つけることが重要です。ハエは発生源が残っている限り繰り返し繁殖するため、原因を特定して除去しなければ根本解決になりません。
まずは次の場所を順番に確認してみましょう。
- キッチン・ゴミ箱周辺【最優先】
- 水回り:排水口・浴室・洗面台・トイレ
- ベランダや庭:落ち葉や鳥のフン・プランター(堆肥・腐葉土など)・動物の死骸
- 原因不明なケース:天井裏や床下・壁内に放置されている鳥やネズミなどの死骸?
各場所別の対処法も合わせて解説していきます。
キッチン・ゴミ周辺
キッチンやゴミ箱周辺は、ハエが最も発生しやすい場所です。生ゴミや腐敗した食品をエサにして繁殖するため、特に夏場は短期間で大量発生することがあります。
特に次のような場所は発生源になりやすいため、重点的に確認しましょう。
- 生ゴミ
- 肉や魚のトレー(肉のドリップや魚の内臓や骨など)
- 腐った野菜や果物
- 玉ねぎやじゃがいもなどの腐敗
- ゴミ箱底に溜まった汚れ
- 汁漏れしたゴミ袋
駆除方法
まず発生源となっているゴミや腐敗した食品を密閉して処分します。
ハエがいる場合は、次のような方法が効果的です。
- ハエ用殺虫スプレーを直接噴射する
- ゴミ袋の中にも殺虫剤をかける
その後、ゴミ箱の底や周辺を中性洗剤やアルコールで洗浄し、ハエ取りシートや捕獲トラップを設置して残った成虫を駆除しましょう。
水回り
キッチンや浴室、洗面所などの水回りは、排水口に溜まった汚れをエサにチョウバエなどが繁殖しやすい場所です。
排水口
排水口に溜まった食べカスやヘドロ、油汚れは、チョウバエの発生源になります。
まず、排水口周辺でハエを見かけたら殺虫スプレーを噴射して成虫を駆除します。
その後、パイプクリーナーや塩素系洗剤を使用して、排水管内部のヘドロや油汚れを除去しましょう。汚れが残っていると再び繁殖するため、ブラシなども使いながらしっかり掃除することが大切です。
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浴室
浴室では、排水口のぬめりや石けんカス、髪の毛がチョウバエの発生原因になることがあります。
ハエが飛んでいる場合は、まず殺虫剤で成虫を駆除します。
その後、排水口のゴミ受けや排水トラップを掃除し、塩素系洗剤で除菌しましょう。仕上げにブラシでぬめりを落とすことで、ハエが繁殖しにくい環境を作れます。
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洗面台
洗面台では、排水口に溜まった髪の毛や歯磨き粉、石けんカスなどが原因でハエが発生することがあります。
まず、飛んでいるハエを殺虫スプレーで駆除します。
その後、排水口の髪の毛やヘドロを取り除き、パイプクリーナーなどの洗浄剤を流して内部を清掃しましょう。定期的に掃除することで再発防止につながります。
トイレ
トイレでは、尿石やホコリなどの汚れの蓄積、換気不足によってハエが発生することがあります。
ハエが飛んでいる場合は、まず殺虫スプレーを噴射して駆除しましょう。
その後、便器や床、便器周辺を清掃し、尿石除去剤で汚れを落とします。また、換気扇を回して湿気を減らし、定期的に掃除を行うことでハエの発生を防げます。
ベランダ・庭
ベランダや庭は外からハエが集まりやすく、繁殖場所になることがあります。
プランター
プランターでは、過湿状態の土・腐った根・有機肥料・受け皿の溜まり水などがハエの発生源になります。
ハエが飛んでいる場合は、殺虫スプレーを噴射しましょう。
その後、土の表面にカビや腐敗が見られる場合は新しい土に交換し、腐った根や枯れた植物も取り除きます。
また、水のやり過ぎはハエが繁殖しやすい環境を作るため、土の状態を確認しながら適切な頻度に見直しましょう。受け皿に溜まった水もこまめに捨てることで再発防止につながります。
腐葉土・堆肥・落ち葉
腐葉土や堆肥(コンポスト)は、有機物が分解される過程でハエが集まりやすく、発生源になることがあります。また、湿った落ち葉も腐敗が進むことでハエの繁殖場所になりやすいため注意が必要です。
ハエが飛んでいる場合は、まず殺虫スプレーを噴射して成虫を駆除しましょう。
その後、発生源になっている腐葉土や堆肥は密閉して処分するか、適切に管理できる場所へ移動します。湿った落ち葉は回収して処分し、周辺も清掃してください。再発防止のため、ハエが発生していた場所の周辺にも殺虫剤を散布しておくと効果的です。
鳥のフン・小動物の死骸
鳩などの鳥のフンや、小鳥・ネズミなどの小動物の死骸は、ハエのエサや産卵場所になるため、大量発生の原因になることがあります。
ハエが集まっている場合は、まず殺虫スプレーを噴射して成虫を駆除しましょう。
鳥のフンは、マスクや手袋を着用したうえで取り除き、周辺を消毒します。小動物の死骸が見つかった場合は速やかに回収し、周辺に殺虫剤を散布してください。
死骸の周辺にはウジ虫が発生していることもあるため、必要に応じて殺虫剤を追加で使用し、処理後は消毒まで行いましょう。特に死骸が長期間放置されていた場合は、臭いや雑菌対策のためにも念入りな清掃が大切です。
ペット周辺
ペットを飼っている家庭では、トイレや食べ残しなどがハエの発生源になることがあります。特に気温が高い時期は、短期間でハエが繁殖するケースも少なくありません。
ペット周辺では、主に次のようなものが発生原因になります。
- ペットトイレの排泄物の放置
- トイレ周辺の汚れの蓄積
- フードの食べ残し
- ウェットフードなど水分の多いエサ
- ケージ周辺に溜まったペットの毛
- ケージ内の食べカスや汚れ
まずは、排泄物や食べ残しなど発生源になっているものを速やかに処分しましょう。
飛んでいるハエは、ペットがいない場所へ移動させたうえで殺虫スプレーを使用して駆除します。殺虫剤の使用が難しい場合は、ハエ取りシートや捕獲トラップを活用するのもおすすめです。
その後、ペットトイレやケージ、食器などをしっかり洗浄・清掃し、必要に応じて消毒・消臭を行いましょう。日頃から排泄物や食べ残しをこまめに処理することで、ハエの発生を予防できます。
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原因が分からない場合
キッチンや水回り、ベランダなどを確認しても発生源が見つからず、異臭がする、ハエが増え続けるがどこから飛んでいるのか見失った場合は、目に見えない場所に原因が隠れている可能性があります。
特に次のような場所は要注意です。
- 壁の中
- 天井裏
- 床下
これらの場所では、ネズミや小鳥などの死骸、動物のフンが原因となり、ハエの幼虫ウジが湧いていることがあります。
もし、死骸やフンを見つけた場合は、撤去が最優先です。ゴム手袋やマスクをして、ちりとりなどを使って片付けます。その後、飛んでいるハエや大量発生しているウジ虫は殺虫剤で駆除し、塩素系洗剤などを使って洗浄・除菌してください。
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大きいハエが大量発生している場合は死骸も疑う
大きいハエが突然大量発生した場合は、生ゴミや排水口だけでなく、動物の死骸が発生源になっている可能性があります。特にクロバエやニクバエは腐敗した動物の肉や死骸に集まる習性があるため、原因不明の大量発生には注意が必要です。
クロバエ・ニクバエが大量発生しているなら死骸が原因かも
家の中で大きいハエが何匹も飛んでいる場合は、クロバエやニクバエの可能性があります。
これらのハエは次のような場所で発生することがあります。
- ネズミの死骸
- 小鳥の死骸
- 野良猫などの動物の死骸
- 放置された肉や魚
- 腐敗した生ゴミ
特に「急に何十匹も発生した」「毎日駆除しても次々出てくる」という場合は、どこかに発生源が残っている可能性が高いでしょう。
異臭がある場合は天井裏・壁内・床下を確認する
大きいハエの発生とあわせて腐敗臭や生臭いにおいがする場合は、動物の死骸が隠れている可能性があります。
特に確認したい場所は次のとおりです。
- 天井裏
- 壁の内部
- 床下
- 換気口周辺
- 倉庫や物置
ただし、壁の中や天井裏など手の届かない場所に原因がある場合は、自力での対応が難しいこともあります。見えるハエだけを駆除しても発生源が残っていれば再発するため、原因が特定できない場合や異臭が続く場合は、害獣駆除業者や害虫駆除業者への相談を検討しましょう。
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ハエの大量発生は状況によって業者への相談も検討しよう

ハエの大量発生は、発生源が分かっているかどうかで対処方法が変わります。まずは被害の状況を確認し、自力で対応できるレベルか判断しましょう。
【軽症】発生源が特定できているなら自力で対処しやすい
次のようなケースは、自力で解決できる可能性があります。
- キッチンだけで発生している
- 生ゴミや腐敗した食品が原因と分かっている
- ゴミ箱や排水口など発生源が特定できている
この場合は、発生源を処分したうえで殺虫剤やハエ取りトラップを使用し、周辺を清掃・消毒することで改善することが多いでしょう。
【中度】複数の部屋で発生しているなら注意が必要
次のようなケースは、見えない場所に発生源が隠れている可能性があります。
- リビングや寝室など複数の部屋で発生している
- 原因が分からない
- 毎日ハエが発生し続けている
- 駆除しても数日後に再び増える
発生源を特定できないまま放置すると被害が拡大するため、自力で解決できない場合は業者への相談も検討しましょう。
【重度】天井裏・壁内・床下が疑われるなら業者への依頼がおすすめ
次のような状況は、自力での解決が難しいケースです。
- 天井付近にハエが集中している
- 壁際から次々にハエが出てくる
- 床下や換気口周辺で発生している
- 腐敗臭や異臭がする
- ネズミや小鳥などの死骸が疑われる
このような場合は、壁の中や天井裏に動物の死骸があり、そこからハエが大量発生している可能性があります。
殺虫剤でハエを駆除しても再発を繰り返すため、害獣駆除業者やハエ駆除業者に調査を依頼し、発生源を除去してもらうのがおすすめです。
ハエを大量発生させないための予防策

ハエは一度発生すると短期間で数が増えるため、日頃から発生源を作らないことが大切です。特に生ゴミや排水口など、ハエが卵を産みやすい場所を清潔に保つことで大量発生を防ぎやすくなります。
生ゴミを密閉して早めに処分する
生ゴミはハエの代表的な発生源です。特に肉や魚のトレー、食べ残し、傷んだ野菜や果物はハエが集まりやすいため注意しましょう。
- 生ゴミは袋をしっかり縛って密閉する
- ゴミの日まで長期間ため込まない
- 肉や魚のトレーは洗ってから捨てる
- 夏場は新聞紙などで水分を吸収させる
また、ゴミ箱の底に汚れや汁が溜まっているとハエが寄り付きやすくなるため、定期的な清掃も重要です。
排水口を定期的に掃除する
キッチンや浴室、洗面台の排水口に溜まったヘドロや食べカスは、チョウバエなどの繁殖場所になります。
- 排水口のゴミ受けをこまめに掃除する
- 髪の毛や食べカスを放置しない
- 月に1〜2回はパイプクリーナーを使用する
- ぬめりやヘドロをブラシで除去する
ハエが発生してから掃除するのではなく、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。
網戸や窓の隙間を対策する
ハエは屋外から侵入してくることもあります。特に網戸の破れや窓の隙間があると、簡単に室内へ入り込んでしまいます。
- 網戸の破れや隙間を補修する
- 網戸を正しい位置で使用する
- 換気時は虫よけネットを活用する
- 夜間は窓を開けっぱなしにしない
- 室内で繁殖させないだけでなく、侵入を防ぐ対策も大切です。
ベランダや庭を清潔に保つ
ベランダや庭に腐敗した有機物があると、ハエの発生源になることがあります。
- 落ち葉をこまめに回収する
- プランターの枯れ葉や腐った根を処分する
- 腐葉土や堆肥を適切に管理する
- 鳥のフンを見つけたら早めに掃除する
- 植木鉢の受け皿に水を溜めっぱなしにしない
特に夏場は腐敗が進みやすいため、定期的に状態を確認しましょう。
ペット周辺をこまめに掃除する
ペットの排泄物や食べ残しも、ハエが寄ってくる原因になります。
- 排泄物は見つけ次第処分する
- 食べ残しのフードを放置しない
- ペットトイレを定期的に洗浄する
- ケージや食器を清潔に保つ
- ペットの毛や汚れをこまめに掃除する
特にウェットフードは腐敗しやすいため、長時間放置しないよう注意しましょう。日頃から清潔な環境を維持することで、ハエの発生リスクを大きく減らせます。
大量発生したハエを自力で駆除できないなら業者に任せよう
家の中でハエが大量発生した場合は、まず発生源を見つけることが重要です。キッチンの生ゴミやゴミ箱、水回りの排水口、ベランダの腐葉土やペット周辺など、ハエが繁殖しやすい場所を確認しましょう。
また、大きいハエが大量発生している場合や異臭を伴う場合は、天井裏や壁の中、床下にある動物の死骸が原因になっている可能性もあります。
ハエは成虫を駆除するだけでは再発するため、発生源の除去と清掃・消毒まで行うことが大切です。原因が分からない場合や何日も発生が続く場合は、早めに専門業者へ相談して根本的な解決を目指しましょう。
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部屋に大量のハエが発生した時のよくある質問
-
Q. 部屋にハエが大量発生している原因は?
A.ハエは生ゴミや腐敗した食品、排水口の汚れなどに卵を産み付けます。気温が高い時期は数日で成虫になるため、昨日までいなかったのに突然大量発生したように見えることがあります。
-
Q. ハエが大量発生したらまず何をすればいい?
A.まずはキッチンやゴミ箱、水回り、ベランダなどを確認し、発生源を特定しましょう。その後、発生源を処分し、殺虫剤やハエ取りトラップで成虫を駆除するのがおすすめです。
-
Q. 大きいハエが大量発生している場合は何が原因?
A.クロバエやニクバエなどの大きいハエは、動物の死骸や腐敗した肉・魚などを発生源として繁殖することがあります。異臭がする場合は、天井裏や壁の中に死骸がないか確認してみましょう。



























