2025.11.05 2025.11.30
この記事では、引っ越しで捨てた方が安いかどうかの判断基準や手放し方について解説します。
「家電や家具は全部もっていくべき?」「引っ越し費用を少しでも安くするにはどうしたらいい?」と考える方は多いでしょう。
実は、荷物の中には「運ぶよりも捨てた方が安くなる」ものも少なくありません。運搬費や人件費がかさむ大型家具や家電、新居に使わないものまで持っていくと、結果的に引っ越し料金が数万円単位で高くなることも!
本記事では、捨てたほうが安くなるケースや、極めのポイント、お得に処分する方法までわかりやすく解説します。
少しでも節約して引っ越し費用を抑えたい方はぜひ、最後までご覧ください。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名作業 | 12,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名作業 | 12,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名〜作業 | 24,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名〜作業 | 24,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 2名〜作業 | 24,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 家財の配送 | 7,000円〜 |
| 荷造り・荷解き | 要見積り |
| 梱包資材の販売 | 要見積り |
| お荷物の一時保管 | 要見積り |
| エアコン・ウォシュレットなどの電気工事 | 要見積り |
対応エリア
都道府県
対応地域
目次
引っ越しで「捨てた方が安い」とはどんなケース?

引っ越しで「荷物は捨てた方が安い」のは以下のケースです。
- 大型家具・家電の運搬コストが高い
- 家電や家具が新居の間取りやサイズに合わない
- 引っ越し先が遠方
- 古い家電で電気代が高い
それぞれ見ていきましょう。
大型家具・家電の運搬コストが高い
引っ越し費用を大きく左右するのが大型家具・家電です。一般的には、大型の家具・家電は、それぞれ5,000円~1万円前後の追加料金が発生します。さらに、以下の追加料金がかかることも。
- 階段作業料(1,000円~2,000円):2階以上からエレベーターを使わず搬出
- クレーン作業料(3万円~5万円):クレーンを使った搬出
- 運搬手数料(1,000円~3,000円):旧居の前にトラック駐車スペースがない場合の搬出
上記のように、追加料金がかかるケースは少なくありません。
基本料金にくわえて、最大1万円前後かかるケースも!
ベッド、ソファ、冷蔵庫、洗濯機などの大型のものは、料金を把握した上で、新居での購入も検討しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.03.08 2024.11.29
さらに詳しく知りたい方はこちら
引越し時のソファーはどうする?適切な梱包や運び方【傷つけない対策も!ソファベッド対応】
2024.11.07 2024.11.29
家電や家具が新居の間取りやサイズに合わない
新居の間取りによっては、家具を運搬しても搬入できない、新居にあわないなどの理由で無駄になる可能性があります。特に、地方から都市部に引っ越す場合、部屋が小さくなり、使っていた家具や家電を入れると窮屈になりがち。
間取り図では設置可能に見えても、実際はうまく収まりきらないケースも!
せっかく運搬しても運搬費や労力が無駄になる可能性もあります。新居の間取りや搬入経路はしっかり確認した上で、処分することも考えましょう。
引っ越し先が遠方
引っ越し業者の費用は「荷物の量」「新居までの距離」「引っ越しの時期」で決まるのが一般的です。
同じ荷物の量であっても、新居が遠方になればなるほど引っ越し費用は上がります。通常期の単身者の引っ越し費用を、距離と荷物の量ごとにまとめました。
| 荷物少なめ | 荷物多め | |
|---|---|---|
| 同一市内(~15㎞以内) | 約31,000円~33,000円 | 約39,000~41,000円 |
| 同一県内(16~50㎞以内) | 約33,000~35,000円 | 約41,000~43,000円 |
| 同一地方(51~200㎞以内) | 約43,000~45,000円 | 約56,000~58,000円 |
| 近隣地方(201~500㎞以内) | 約53,000~55,000円 | 約74,000~76,000円 |
| 遠距離地方(500㎞以上) | 約64,000~66,000円 | 約94,000~96,000円 |
(参照:アートセッティングデリバリー)
上記のように、荷物の量が同じでも新居までの距離によって料金は大きく異なります。
新居が遠方の場合は、引っ越し費用もかさみがち!
大型家電や家具を処分すれば、2~3万円の節約になりますよ!
古い家電で電気代が高い
古い家電は、消費電力が多い傾向があり、長期的に見ると電気代が高くつく原因になります。冷蔵庫は、10年前のモデルと最新モデルでは、電気代が年間で5,000円〜1万円の差が出ることも!
古い家電をお使いの方は、新居で購入した方が長い目で見ると安い可能性があります。10年以上前のものをお使いなら、処分を検討しましょう。
引っ越しで「捨てた方が安い」を見極める4つのポイント【ムダな出費を防ぐ】

引っ越しの際、荷物の量や業者の見積もりを見て「捨てた方が安いのでは?」と思う人は多いもの。しかし、むやみやたらに捨てると後々後悔してしまう可能性があります。
捨てた方が安いかどうかは、以下のポイントを元に判断しましょう。
- 家電や家具の使用年数・状態
- 新居で使うかどうかを見直す
- 運搬距離とトラック料金を比較する
- 購入価格と再販・買取価値のバランスを考える
それぞれ見ていきましょう。
家電や家具の使用年数・状態
10年以上使用している家電は、電気代の高さや故障リスクが気になるところ。買い替えたほうがトータルで安くなる可能性が大です。
家具の買い替えタイミングは以下を参考にしてください。
- ベッド:スプリングが軋む・マットレスにへこみがある
- ソファ:色褪せ・染みが目立つ・軋む
- テーブル:脚がぐらつく・天板に染みの汚れが目立つ
- タンス:引き出しの開閉が不自由・湿気やカビが目立つ
使用年数が長く経年劣化が見られても、ブランド家具は、中古市場で需要があるため、売却も検討しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2025.07.21 2025.09.16
新居で使うかどうかを見直す
新居での必要性によっては、運搬するより捨てが方が安いケースもあります。
場所をとっておき場に困るもの、すぐに使う予定はないなくても困らないものは、この機会に処分も検討しましょう。
- エアロバイクなどの健康器具
- 弾いていない電子ピアノ
- 成長した子供の勉強机・ひな人形など
- 年に数回しか使わない調理器具
- 未使用の食器など
上記のものは、なくても困らない可能性が大。必要になった時に買い直しても十分です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
電子ピアノ買取おすすめ業者3選|メーカー別の査定相場や注意点・高く売るコツも!
2025.07.10 2025.09.25
運搬距離とトラック料金を比較する
捨てるか運搬するか判断する際は、新居までの距離と運送費もポイントです。新居が同一市内や近隣都市の場合は、大型家具1点あたりの追加料金は3,000円〜6,000円程度です。
遠距離の引っ越しでは1.5~2倍程度に!
例えば、東京から大阪へまで大型冷蔵庫を運搬すると、追加料金だけで15,000円〜25,000円前後。中古品を現地で購入した方が安い可能性もあります。
購入価格と再販・買取価値のバランスを考える
元が安価なものは、再販価値はほぼゼロのケースがほとんど。新居で買い直した方が引っ越し費用の節約になることも。
以上のポイントを押えた上で、荷物をできるだけ減らすことで引っ越し費用をおさえられます。また、引っ越し業者は、複数の業者の見積りを比較して一番リーズナブルな業者を選びましょう。
お住まいのエリアから
ピッタリの業者が見つかる
引っ越しで捨てた方が安い物の処分・手放し方

引っ越しで捨てた方が安いものの処分方法は以下です。
- ゴミとして処分する
- 不用品回収業者に依頼する
- 友人・知人に譲る
- 買取業者へ売却する
それぞれメリット・デメリットを交えながら解説していきます。
ゴミとして処分する
自治体の粗大ごみ・リサイクル回収を利用する方法があります。
- メリット:処分費用が無料・格安
- デメリット:分別が必要・大型のものは運搬が難しい・リサイクル家電は別途料金がかかる
自治体にゴミとして出せば、無料もしくは格安料金で不用品を処分できます。しかし、大型の家具・家電などを粗大ゴミに出す際は、自力で運搬の必要があるため、時間と労力が必要です。
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機はリサイクル家電で、処分にはリサイクル料金が発生
料金は以下が目安です。
- エアコン :90円~2,000円
- テレビ(15型以下): 1,870円~3,100円
- テレビ(16型以上):2,970円~3,700円
- 冷蔵庫 (170L以下 ):3,740円~5,600円
- 洗濯機・衣類乾燥機 :2,530円~3,300円
不用品回収業者に依頼する
捨てる方が安いものは、不用品回収業者を利用することでも処分可能です。
- メリット:自宅まで回収しにきてもらえる
- デメリット:単品回収は割高
不用品回収業者であれば、自宅まで回収に来てくれるため、重くて大きな家電の処分もスムーズです。
ただし、単品回収の料金は、1点あたり3,000円~1万と割高です。引っ越し業者の中には不用品の回収にも対応する業者があり、不用品回収業者より安く処分できます。
さらに詳しく知りたい方はこちら
不用品回収もしてくれる引っ越し業者はどこ?実際おすすめ?【サービス徹底比較】
2024.02.05 2025.09.21
友人・知人に譲る
引っ越しで捨てた方が安いと判断したものの中には、友人・知人に譲るという方法もあります。
- メリット:捨てる手間が省ける・人の役に立てる
- デメリット:譲れるものは限定的
特に、成長に伴いサイズアウトする子供服や、一人暮らし用の家電・家具は重宝されます。ただし、使用感が強いものなど、譲れないものも多いため、他の処分方法も検討しましょう。
買取業者へ売却する
引っ越しの荷物の中には、売却できるものも多数あります。
- メリット:臨時収入を得られる・処分の手間が省ける
- デメリット:売却できないものもある
ベッド、ソファー、洗濯機、冷蔵庫などの大型の家具・家電は、運送料が高額です。しかし、捨てるとなれば、処分費、リサイクル費などコストがかかります。
出張買取であれば、自宅まで業者のスタッフが来てくれるため運搬が不要。バタバタしがちな引っ越し前でも簡単に売却できますよ。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越しで売れるもの10選【捨てると後悔するものを現金化する方法・高く売るコツも】
2025.10.30 2025.10.30
さらに詳しく知りたい方はこちら
大量の不用品をまとめて買取してもらうには?引越し・断捨離・遺品整理に役立つ情報
2024.11.15 2025.10.23
引っ越しは捨てた方が安いかもと迷ったら買取サービスを賢く活用!

引っ越しの荷物の量によって費用が高くなるため、「捨てた方が安いのでは?」と感じる方も多いかもしれません。しかし、荷物の中には、まだ価値あるものもたくさんあります!
そんなときは、買取サービスを提供する引っ越し業者や出張買取に対応した業者をうまく活用しましょう。
セーフリーでは、不用品買取業者や引っ越し業者が多数掲載されています。まずは、お近くの業者に問い合わせて、比較検討しましょう。
- 引っ越し費用を安く抑えたい!
- 信頼できる引っ越し業者は?
- 買取りにも対応の引っ越し業者を探したい

引っ越し費用を安く抑えるなら
業者選びがカギ!
セーフリーで比較・検討を
引っ越しの荷物は捨てた方が安いか?と悩む人に多い質問
-
Q. 引っ越しの荷物で捨てた方が安いものはある?
A.大型の家具・家電は運搬費が高額なため、捨てた方が安いケースがあります。
-
Q. 引っ越しの荷物で売却できるものはある?
A.状態の良い家電・家具を始めとして、健康器具、楽器、衣類、ブランド品など、さまざまなものが売却可能です。
-
Q. 引っ越しの荷物を捨てるか持っていくべきかの基準は?
A.運搬費、元値、新生活での必要性などを元に判断しましょう。






























