2024.08.04 2024.08.05
引っ越しの際、タンスの中身をどうすべきか悩む方も多いでしょう。タンスの大きさによっては、タンスの中身を入れたままで運搬を依頼できるケースもあります。
洋服タンスや衣装ケースなど引っ越しで運ぶ場合は、中身をどうすべきか引っ越し業者に確認しておくと良いでしょう。
この記事では、タンスの中身をどのように処理すべきか、運搬時の具体的な注意点について詳しく解説します。また、記事後半では洋服などの荷物が多い方向けに、タンスの中身を梱包するコツも紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
引っ越しでタンスを運搬する方法
一般的に、引っ越し時のタンスについては、本体の梱包から運搬まで引っ越し業者に任せられます。引っ越し業者は、適切な梱包材や技術を用いてタンスを保護しながら運搬してくれます。
また、業者はタンスの運搬方法や取り扱いを熟知しており、狭い階段や廊下でもスムーズに運び出してくれます。
自分で運ぶのは難しく、誤って傷つけたり破損したりするリスクが高いため、業者に任せるのがおすすめといえるでしょう。さらに、運搬中に家具が損傷した場合の保険を提供している引っ越し業者を選べば、万が一のトラブルにも安心です。
タンスの中身もそのまま運搬できるケースがある
タンスの中身をそのままにして、運び出してくれる業者もいます。タンスの中身をそのまま運搬できるのであれば、荷造りの手間を大幅に省けるでしょう。また、引っ越し後もすぐにタンスの中のものを使えるため、新居の新生活もスムーズに始められます。
しかし、引っ越し業者から「タンスの中身をそのままにしていい」と言われた場合でも、いくつかの注意点があります。
まず、タンスの運搬時は様々な方向に本体を傾けたりするため、壊れたら困るものはタンスから取り出して別途梱包しておきましょう。また、タンスの中身が重すぎる場合、タンス自体に大きな負担がかかり壊れるリスクがあるため、重い物は出しておくと良いでしょう。
引っ越しでタンスの扱いに関する注意点3つ
引っ越しに伴ってタンスの運搬が必要な場合は、以下の3つに注意しましょう。
- タンスの中身はそのままでいいか引っ越し業者に確認する
- 引っ越し業者が運べないものが入っていないか確認する
- 壊れやすいものは別に梱包する
一つずつ見ていきましょう。
タンスの中身はそのままでいいか引っ越し業者に確認する
タンスの中身をそのまま運んでもらえるかどうかは、事前に引っ越し業者に確認しておきましょう。多くの引っ越し業者は、タンスの中身をそのまま運ぶことを許可していますが、重すぎる荷物や壊れやすいものが入っている場合は、別途梱包するよう求められるケースもあります。
事前にタンスの中身を出すべきかどうか引っ越し業者に確認しておけば、荷物の扱いに関して具体的な指示を受けられ、荷造りがスムーズに進められるでしょう。また、当日の運搬が円滑に進むよう、タンスの中身を固定するための緩衝材や梱包資材を用意してくれる場合もあります。
引っ越し業者が運べないものが入っていないか確認する
タンスの中に引っ越し業者が運べないものが入っていないかを確認しておきましょう。法律や安全上、以下のようなものは運搬できません。
- 現金、通帳などの貴重品
- 危険物(ガソリンやプロパンガス、ライターなど)
- 観葉植物やペットなどの生き物 など
これらのものがタンスの中に入っている場合、事前に取り出して別の方法で運ぶ必要があります。
引っ越し業者が運べない物品がタンスの中から発見されると、引っ越し作業当日であっても運搬を拒否されてしまい、予定通りに引っ越しが進まない可能性があります。
壊れやすいものは別に梱包する
タンスの中に壊れやすいものが入っている場合は、タンスから取り出して別で梱包しておきましょう。ガラス製品、陶器、電子機器などの壊れやすいものが入ったままだと、運搬中の振動や衝撃で破損してしまうリスクがあります。
壊れやすい物品は、プチプチなどの緩衝材でしっかりと包み、箱に入れて運搬依頼しましょう。さらに、梱包した箱には「割れ物注意」などの表示を付けて、慎重に取り扱ってもらいましょう。
衣類などのタンスの中身を荷造りするコツ
衣類などが多い家庭では、引っ越しの荷造りが大変でしょう。そこで、タンスの中身を荷造りする5つのコツを押さえておきましょう。
- できるだけタンスに詰め込む
- ハンガーケースを利用する
- 収納場所や季節ごとにまとめる
- 引っ越しを機に処分する
- すぐ利用するものはタンスから出してまとめておく
順番に見ていきましょう。
できるだけタンスに詰め込む
タンスの中に衣類をできるだけ詰め込めば、梱包の手間が省けるため、荷造りが楽になります。特に、タンス自体を運搬する場合は、中身をそのままにしておくと引っ越し先での荷解きが必要なく、引っ越し作業が楽になるでしょう。
ただし、タンスが重くなりすぎると運搬時に壊れる可能性があるため、衣類を詰め込む際は適度な量を守りましょう。また、タンスの引き出しが運搬中に飛び出さないよう、しっかりと固定しておいてください。
ハンガーケースを利用する
タンスに入りきらないほど衣類がある場合は、ハンガーケースを利用するのがおすすめ。ハンガーケースを利用すると、衣類をハンガーに掛けた状態で運べるため、運搬時にシワになる心配がないうえ、引っ越し後もすぐに使用できます。
また、ハンガーケースはスペースを有効活用でき、タンスの中に入りきらなかった衣類を整理整頓するのに役立ちます。引っ越し業者によって、通常料金内でハンガーケースを貸し出してくれるケースもあるため、衣類の多い方は引っ越し業者に確認しておきましょう。
収納場所や季節ごとにまとめる
タンスに入りきらない衣類を段ボールに詰める際は、収納場所や季節ごとにまとめておくと、引っ越し後の荷解きや整理がスムーズです。冬物の衣類は一つの段ボールにまとめ、夏物は別の段ボールにまとめるなどしましょう。
引っ越し先で衣類を取り出す際に、必要なものをすぐに見つけられ、荷解きや整理整頓が楽になります。段ボールには内容物を忘れずに記載しておきましょう。
引っ越しを機に処分する
引っ越しは、不用品を処分する絶好の機会です。引っ越しに伴いタンスの中身を整理する際は、もう着ない衣類や使わないものを見直し、売却や破棄など処分を検討しましょう。
不用品を処分すれば荷物が少なくなるため、費用の節約にもつながります。不要な衣類はリサイクルショップに持ち込んだり、譲るなどして処分しましょう。
すぐ利用するものはタンスから出してまとめておく
引っ越し直後にすぐに使いたい衣類や日用品は、タンスから出して別にまとめておくと便利です。引っ越し当日の夜に必要なパジャマや翌日の衣類、洗面道具などは、別の袋や箱にまとめておくと、新生活のスタートがスムーズになるでしょう。
タンスの引っ越しは業者におまかせ!まずはお見積もりを
本記事では、タンス本体の引っ越し方法や、中身の梱包のコツを紹介しました。
タンスのサイズによっては、中身を入れたままでも運搬してもらえるケースもあります。しかし、荷物の破損などのトラブルを防ぐためにも、タンスの中身をどうすべきかは事前に引っ越し業者に確認しておきましょう。
セーフリーでは、タンス本体やタンスの中身の梱包・運搬を引き受けてくれる引っ越し業者を多数掲載しています。気になる業者が見つかったら、お気軽にお問い合わせください。
引っ越しでタンスの中身はどうしたらいい?運搬時の注意点・コツを解説のよくある質問
-
Q. 引っ越し前にタンスの中身は出しておくべき?
A.そのままで良いケースが多いです。引っ越し業者に確認しましょう。
-
Q. 引っ越し業者が運べないタンスはありますか?
A.IKEA家具など解体が困難なものは運んでくれない可能性があります。
-
Q. 衣類や布団はどのように運搬すればいいですか?
A.ハンガーケースや衣装ケースなどを利用しましょう。
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