引っ越しの一時預かりサービスを利用するカップル

引っ越しの一時預かりサービスの上手な使い方【料金相場・選ぶコツも】

2024.05.07 2024.05.12

 

この記事では、引っ越しの一時預かりサービスについて徹底解説します。

一時預かりサービスは、荷物や家具、家電などを一時的に保管してくれる便利なサービスです。とは言え、初めて利用する方は料金やシステムなど、分からないことも多いでしょう。

本記事では、引っ越しで一時預かりサービスを利用する際の上手な活用方法を解説します。引っ越し予定のある方、引っ越し費用を少しでも抑えたい方も必読です!

引っ越しの一時預かりサービスを利用する方法【メリット・デメリット】

引っ越しの一時預かりについて解説する女性

一時預かりサービスとは、その名の通り、引っ越しの荷物を一時的に保管するサービスです。一時預かりサービスを利用する方法は、主に以下の3つです。

  1. 引っ越し業者
  2. 宅配収納サービス
  3. トランクルーム

それぞれのメリット・デメリットを表にまとめました。

メリット デメリット おすすめ度
引っ越し業者 ・手続きが容易

・料金がリーズナブル

新居が未定だと対応しない業者もある ★★★★☆
宅配収納サービス 全国の好きな場所に送れる ・保管できる荷物が限定的

・保管料に加え送料もかかる

★★★☆☆
トランクルーム 鍵を自分で管理できる ・保管できる荷物が限定的

・自力で荷物を運搬する必要がある

★★☆☆☆

それぞれのサービスについて詳しく解説していきます。

引っ越し業者の一時預かりサービス

引っ越し業者の中には、引っ越しの際の荷物を一時的に保管してくれる業者もあります。引っ越しの一時預かりサービスの中でもっとも利用者が多い方法です。

メリット

引っ越し業者であれば、引越しの依頼、荷物の配送の手配と保管先の手配が一度にでき、非常に手軽です。また、一定期間無料で荷物を預かってくれる業者もいます

デメリット

引っ越し業者の中には、一時預かりサービスは、新居が決まっている場合に限定している業者もあります。また、保管期間は業者によって異なるため、事前に業者に確認しましょう。

宅配収納サービス

宅配収納サービスは、宅配便を使って荷物を倉庫に預け、好きなタイミングで倉庫から宅配便で送ってもらうサービスです。

メリット

宅配収納サービスの最大のメリットは、全国対応している業者を選べば、全国どこにいても荷物を預けることができること。また、引っ越し先が未定でも対応してくれるのもポイントです。

デメリット

宅配収納サービスは、荷物一個に対して送料と保管料がかかるため、預ける荷物が大量になると料金が高額になるのがデメリットです。また、大型家具に対応しないサービスもあります。

加えて、宅配収納サービスは、解約の際に解約料金が発生する業者もあるため、事前に料金システムをしっかり確認しましょう。

トランクルーム

トランクルームは、屋内または屋外の貸倉庫・物置のことで、自分で鍵を管理して荷物を保管するサービスです。

メリット

トランクルームは、基本的に24時間好きな時に、荷物の出し入れが可能で利便性が高いのがメリット。また、鍵を自分で保管できるため、安心感もあります。

デメリット

トランクルームのデメリットは、荷物の運搬は自力でしなければいけない点でしょう。荷物が大量にある場合は、荷台や車両も必要になり、労力と時間を要します。

また、鍵代金・解約代金がかかる業者もあるため、事前に料金システムを確認しておきましょう。

引っ越しで一時預かりサービスを選ぶポイント4つ

引っ越しの一時預かりサービスを選ぶポイントを紹介する人

一時預かりサービスは、人によっては便利なサービスです。しかし、初めて利用する時は、「引っ越し業者」「宅配収納サービス」「トランクルーム」のどれが良いのか悩むでしょう。

荷物預かりサービスを選ぶポイントは、以下の通りです。

  1. 新居が決まっているかどうか
  2. 新居までの距離
  3. 荷物の量
  4. 荷物を預かってもらう期間

それぞれ詳しく解説していきます。

新居が決まっているかどうか

引っ越し業者の一時預かりサービスがおすすめなのは、新居が決まっていて、入居可能な状態の方です。一時預かりサービスで利便性がもっとも高いのは、引っ越し業者でしょう。しかし、引っ越し業者の中には、新居が未定の場合は対応してくれない業者も。

また、引っ越し業者の一時預かりサービスは、一般的に保管期間は短めに設定されています。あくまで引っ越しする際の一時的な荷物預かりサービスなので、荷物を月単位で預かってほしい方は、宅配収納サービスかトランクルームを利用しましょう。

新居までの距離

引っ越しで一時預かりサービスを選ぶ際は、新居までの距離も関係します

近距離 中距離 長距離
引っ越し業者
宅配収納サービス
トランクルーム ×

 

引っ越し業者の中には、対応エリアが決まっている業者も。特に地域密着業者は、長距離の引っ越しには対応していないこともあります。

宅配収納サービスは、宅配を利用するため全国の好きな場所に送れます。そのため、新居までの距離にかかわらず利用可能。一方、トランクルームは、自力で荷物を運搬しないといけないため、中距離や長距離の引っ越しには適さないと言えるでしょう。

荷物の量

引っ越しで一時預かりサービスを選ぶ際は、荷物の量も大切なポイント。引っ越しの荷物が多いと、宅配収納サービスは料金が高くなります。トランクルームも大きさが決まっているため、荷物があまりにも多い場合は入りきらず、追加でレンタルすることになるでしょう。

そのため、家族の引っ越しや、大きな家具・家電を預かってもらう場合は、引っ越し業者がおすすめです

荷物を預かってもらう期間

引っ越しの一時預かりサービスを選ぶポイントとしては、保管期間もあげられます。各サービスの最長保管期間は、以下が目安です。

  • 引っ越し業者:1ヶ月以内
  • 宅配収納サービス:半年以内
  • トランクルーム:1年以内

引っ越し業者は、あくまで引っ越しする人の荷物を一時的に保管するサービスで、中長期の荷物預かりには対応していない場合が多いです。宅配収納サービスは、中期にも対応していますが、半年以上利用するケースは少ないでしょう。

一方、トランクルームは月極契約がメインですので、長期の荷物預かりにも対応しています。荷物預かりの期間が未定の方でも利用しやすいでしょう。

引っ越しの荷物預かりサービスの料金相場

引っ越しの一時預かりサービスの料金相場のイメージ画像

ここでは、一時預かりサービスの料金相場を解説します。

引っ越し業者

引っ越し業者の一時預かりの料金相場は、15,000円~20,000万円前後です。一般的な家財を預ける場合ですので、荷物の量によって変動します。単身の引っ越しや、段ボールを数個預ける場合は、数千円で請け負ってくれる業者もあるでしょう。

また、一部の引っ越し業者は、2週間以内であれば無料で荷物預かりしてくれる場合も。セーフリー掲載業者の中にも、無料で一時預かりを実施している業者がありますので、引っ越し業者選びの際にご活用ください。

宅配収納サービス

宅配収納サービスの一時預かりの料金は、荷物の量と保管期間によって異なり、内訳は以下の通りです。

  1. 初期費用
  2. 送料
  3. 月額保管料
  4. 取り出し送料

初期費用は、近年無料の業者が増えています。送料、月額保管料、取り出しの送料は業者によって大きな差があります。一般的な1人暮らしもしくは2人暮らしの引っ越しは、段ボール20個前後。総額の目安は下記を参考にしてください。

荷物の量 料金相場
段ボールのみ20個 1ヵ月:45,760円~62,480円
1畳分のスペースに収まる荷物 6ヵ月以内:88,000円~

(参照:引っ越し価格ガイド)

例えば、家具や家電など段ボールに入らない荷物も預ける際は、料金も高額になりますので、引っ越し業者を利用した方がコスト削減になるでしょう。

トランクルーム

トランクルームの荷物預かりの料金も、荷物の量と保管期間によって異なります。料金の内訳は、以下の通りです。

  1. 事務手数料
  2. トランクルームレンタル料
  3. 鍵代金
  4. 解約手数料

鍵代金と解約手数料は業者によって異なるため、事前に確認しましょう。トランクルームの料金相場は、下記を参考にしてください。

荷物の量 保管料の目安 初期費用
2畳分のスペースに収まる荷物 月10,000円~30,000円 事務手数料:3,000円~保管料1ヵ月分

(参照:引っ越し価格ガイド)

事務手数料は、3,000円~レンタル1ヵ月分程度が目安です。鍵代や解約手数料、事務手数料が無料のサービスもありますので、いくつかの業者を比較・検討するとお得に利用できるでしょう。

引っ越しで一時預かりサービスを利用する時の流れ

引っ越しで一時預かりサービスを利用する際の様子

ここでは、引っ越しで一時預かりを利用する際の流れを、サービス別に解説します。

  1. 引っ越し業者
  2. 宅配収納サービス
  3. トランクルーム

それぞれ解説していきます。

引っ越し業者の一時預かりサービス

引っ越し業者の一時預かりサービスを利用する際の流れは、下記を参考にしてください。

  1. 見積もりを依頼する
  2. 契約・支払いをする
  3. 引っ越し業者が荷物を受け取りに来る
  4. 引っ越し業者が荷物を保管する
  5. 新居に引っ越し業者が荷物を配送する

引っ越し業者は、一般的に契約前に無料で見積もりを作成してくれます。見積もりは、複数の業者で依頼すると、料金やサービス内容を簡単に比較でき、自分に合う一社を選べるでしょう。

見積もりでは、料金が一般的な相場と大きな差がないかチェックしましょう。引っ越し業者の料金相場は、下記記事を参考にしてください。

見積もりは、一度に複数業者に依頼する相見積もりがおすすめです。

宅配収納サービス

引っ越しで、宅配収納サービスの一時預かりサービスを利用する流れは、以下を参考にしてください。

  1. 荷物を梱包する
  2. 契約・支払い
  3. 宅配収納サービスに発送する
  4. 宅配収納サービスが荷物を保管する
  5. 新居に荷物を発送してもらう

このように、宅配収納サービスを利用すると往復で配送料が発生します。荷物の量が多いと料金も比例して上昇しますので、家族の引っ越しなど荷物量が多い場合は、引っ越し業者も検討しましょう。

トランクルーム

引っ越しでトランクルームの一時預かりを利用する流れは、以下の通りです。

  1. 契約・支払い
  2. トランクルームの鍵を受け取る
  3. 荷物をトランクルームに運ぶ
  4. トランクルーム業者が荷物を保管する
  5. トランクルームから荷物を取り出す
  6. 新居に運ぶ

トランクルームは、自力で荷物を運搬しなければいけないため、荷物が多い場合は、時間と労力がかかる上、料金も高額になります。すぐに引っ越したいのに、新居が決まらない時などに一時的に利用するときに便利なサービスと言えるでしょう。

引っ越しの費用をなるべく安く抑えたい方は、下記記事も参考にしてください。

引っ越しの一時預かりサービスを活用するならセーフリーで

引っ越しで一時預かりサービスを利用した女性

引っ越しで荷物の管理にお困りなら、一時預かりサービスが便利です。多くの引っ越し業者が、一時預かりサービスを提供しています。

引っ越し業者の一時預かりサービスは、新居に荷物を運ぶ際もスムーズですし、大きな荷物も料金を気にせず預けられおすすめです。セーフリーでは、一時預かりサービスに対応している業者も多数掲載しています。セーフリー掲載業者は、リーズナブルかつ、対応がスピーディーな優良業者揃いです。気になる業者が見つかったら、まずは気軽に無料見積もりをご利用ください。

引っ越しの一時預かりサービスの上手な使い方【料金相場・選ぶコツも】のよくある質問

  • Q. 引っ越し先が決まってなくても荷物預かりサービスは利用できる?

    引っ越し業者の一部は、新居が未定の場合は荷物預かりをしてもらえません。

  • Q. 引っ越しの荷物預かりサービスは貴重品も預かってくれる?

    貴重品を預けることも可能ですが、自己責任となります。貴重品は自分で保管するのをおすすめします。

  • Q. 引っ越しで利用するなら荷物預かりサービスとトランクルームどちらがおすすめ?

    引っ越し業者の荷物預かりサービスの方がコスパが高く、預けれる量も多いためおすすめです。