引越しでやることチェックリストを作成中

【引越しやることチェックリスト完全版】手続きや荷造りの手順を網羅!

2024.02.08 2024.02.08

 

本記事では、引っ越しが決まった時点から引っ越し当日まで「引越し時のやることリスト」を準備段階ごとにまとめています

「引越しが決まったけど何からすればいいの?」
「いつまでに何をすればいいか知りたい!」

引越しは新居・新天地へのワクワク感がある一方で、手続きや準備が多く計画的に進めたいところです。引越しを控えている方は、以下のチェックリストをぜひ活用して、漏れのない準備を進めてみてください。

 

目次

引越し時のやることチェックリスト!【引越し決定後】

引越しのやることチェックリストを確認中

引越しが決定したら、まずやるべきことは以下の7点です。

  • 現在の住居の解約手続き
  • 引越し日の決定
  • 新居の下調べ・決定
  • 不用品の処分
  • 転校届を出す(学生がいる場合)
  • 引越し業者の選定
  • 荷造りを始める

具体的な内容について解説していきます。

現在の住居の解約手続き

現在お住まいの賃貸物件の解約手続きを済ませましょう。退去の連絡は一般的に郵送やFAXで行い、契約書に基づいて、退去日の1~2ヶ月前までに通知する必要があります。

手続きを怠ると、余分な家賃を支払うことになる可能性も。そのため、期限を守って行動しましょう。旧居の解約と併せて、駐車場の解約手続きも忘れずにしてください。

引越し日の決定

引越し日のスケジュールは、早めに決めることが肝心です。特に繁忙期の2月~4月は、引越し業者の予約が取りにくくなります。業者に依頼する場合は、予定日の2ヶ月~1ヶ月半前に見積もりを取り、業者を選定しましょう。

引越し費用は時期や曜日、時間帯によって異なりますが、8月や11月のようなオフシーズン、土日祝日以外を選ぶと費用を抑えられるでしょう。自力で引越しするなら、レンタカーや駐車場の予約も忘れずに。

新居の下調べ・決定

新居を決定するときは、家の間取りや周辺環境を詳しくチェックしましょう。公共交通機関からのアクセス、周辺のスーパーや病院の有無も大切ですが、荷物の搬入が可能かどうかも重要。特に以下のポイントをチェックしてください。

・エレベーターの有無
・階段の幅
・玄関や部屋のドアのサイズ

しっかり測定し、家具家電の搬入に問題がないか確認してください。写真を残すことで、後で検討する際に役立ちます。

不用品の処分

引越しを機に、不用品の整理を行いましょう。不用品を処分することで、新居での片付けが楽になります。リサイクルショップ、オンラインオークション、フリーマーケットアプリなどを活用して販売する方法があります。

また、引越し業者の中には不用品の買取や処分サービスを提供しているところもあります。粗大ごみは自治体や専門業者への依頼が必要で、特に繁忙期は回収予約が埋まりやすいため、早めに手配しておきましょう。

転校届を出す(学生がいる場合)

家族に学校や保育園に通っている子供がいる場合、転校・転園の手続きが必要です。引越しの日程が決まり次第、早めに学校や保育園に連絡し、必要な手続きを進めましょう。

転園には、主に以下の書類が必要になります。

  • 在園証明書
  • 退園届
  • 新しい園の入園申込書

引越し先の市区町村や保育園によって必要書類が異なるため、事前に確認しましょう。転校の場合も、学校と市区町村に問い合わせ、必要書類を期日までに揃えてください。

引越し業者の選定

引越し業者を選定する際は、複数業者から見積もりを取り、サービス内容や料金を比較検討します。業者選定のポイントは、料金だけでなくサービスの質、対応の速さ、追加料金の有無などがあります。

繁忙期は予約が埋まりやすいので、できるだけ早めに予約をすることが大切です。また、引越し費用は時期や曜日によって変動するので、費用を抑えたい場合は平日の利用、時間指定しないフリー便を検討しましょう。

荷造りを始める

引越しの荷造りは、使用頻度の低い物品から始めます。オフシーズンの洋服、日用品のストック、書籍などが該当します。荷物を箱に詰めたら内容物を明記し、新居のどの部屋へ運ぶか記入しておくと、引越し当日の作業が効率的に進みます。

荷造りは、引越しの2~3日前までに完了させるのが理想的。計画的に荷造りを進めることで、引越し当日の作業が楽になり、新居での生活がスムーズにスタートできるでしょう。

引越しのやることチェックリスト【10日〜2週間前まで】

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引越しの10日〜2週間前にやることは、以下5点です。

  • 郵便物の転送手続きを済ます
  • インターネット/電話/衛生放送などの住所変更手続き
  • 定期購入・契約物の住所変更手続き
  • 新居家財配置図の作成
  • 転居の報告

この段階から、住所変更などの各種手続きが多くなります。忘れずにチェックしていきましょう。

郵便物の転送手続きを済ます

旧居で受け取る郵便物を新居に転送する手続きをします。手続きすることで、1年間は郵便物が自動的に新住所へ転送されます。転送手続きは、転居届に必要事項を記入し、最寄りの郵便局で提出するか郵便ポストに投函することで完了となります。

インターネット/電話/衛生放送などの住所変更手続き

インターネットの移転手続きは、時間がかかることがあるため、1ヶ月前には済ませるのが望ましいです。戸建て住宅への引越しの場合、新しい設備の整備が必要になることもあるため、さらに早めに手続きをすることをおすすめします。

固定電話の移転手続きは、業者依頼かインターネット上で行います。NTT東日本と西日本の管轄エリアをまたぐ引越しの場合、それぞれで手続きが必要となる点を覚えておきましょう。

また、固定電話と携帯電話の住所変更も忘れずに。衛星放送の住所変更手続きは、契約しているサービスの会員ページから可能です。

定期購入・契約物の住所変更手続き

定期購入商品や契約物の住所変更手続きも必要です。引越し先で継続可能か、解約が必要かはサービスによって異なるでしょう。業者に早めに連絡し、必要な手続きをしてください。

新居家財配置図の作成

新居家財配置図は、新居で家具・家電の設置場所を紙に示したものです。事前に計画することで、引越し当日の作業を効率化します。方眼紙やコピー用紙を用いて、新居の間取り図を描き、各部屋の名称と家具・家電の設置場所を記載しましょう。

配置図を引越し作業責任者に渡すことで、迅速かつ正確な家具設置が可能になります。また、自分自身での整理整頓もスムーズになるでしょう。

転居の報告

引越しの際は、お世話になった方々や関係各所への挨拶が欠かせません。引越しが近づくにつれてバタバタするため、転居の報告は引越しを決めたタイミングですると安心でしょう。近年は、紙の転居はがきに代わり、メールやLINEなどのSNSを利用する方も多いです。

引越しのやることチェックリスト【1週間前まで】

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引越し1週間前までにやるべきことは、以下5点をチェックしてください。

  • 電気・ガス・水道の移転手続き
  • 金融関係の住所変更手続き
  • 転出届・国民健康保険・福祉関係の手続き
  • 職場・学校などへの住所変更手続き
  • 家賃の清算

ライフラインの手続きや家賃の清算など、金銭的な手続き・処理が発生します。一つずつ見ていきましょう。

電気・ガス・水道の移転手続き

引越しに伴い、電気、ガス、水道停止の手続きが必要です。引越し日の数日前には利用停止の旨を各業者に連絡しましょう。

金融関係の住所変更手続き

銀行口座、クレジットカード、証券会社など、金融関連の機関に住所変更の手続きをしましょう。また、自動車ローンや住宅ローンなど特定の契約がある場合も、契約先に連絡を取る必要があります。

転出(転居)届・国民健康保険・福祉関係の手続き

引越しに伴い、転出届・転居届を提出する必要があります。転出届と転居届の違いは、以下の通りです。

・「転出届」→市区町村が変わる場合に提出(引越し14日前〜当日まで)
・「転居届」→同一市区町村での引越しの場合に提出(引越し後14日以内)

期日までに必要書類を役所へ提出しましょう。また、併せて国民健康保険や年金、児童手当などの公的な手続きも更新すると、まとめて済ませられます。

職場・学校などへの住所変更手続き

職場や学校、その他関連する団体に対しても住所変更の通知をしてください。特に勤務先は、交通費や税金にかかわる事務処理があるため、引越し日と新居が決まったら早めに連絡するようにしてください。

家賃の清算

現在住んでいるのが賃貸物件の場合、家賃の精算をします。敷金の返還や修繕費用の精算など、管理会社や大家さんとの間で最後の金銭的なやり取りを済ませます。トラブル防止のため、引越し日までにはクリーンな状態にしておきましょう。

引越しのやることチェックリスト【前日まで】

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引越し前日までには、以下2点を済ませましょう。

  • 電気・ガス・水道の開栓
  • 荷造り

引越し準備の最終段階と、新居のライフラインを整えていく段階です。

電気・ガス・水道の開栓

新居での生活をスムーズにはじめるため、電気、ガス、水道などのライフラインを整えていきます。電気はブレーカーを上げて電源をオンに、水道は元栓を開けることで使用可能になります。

ガスは、安全のため業者の立ち会いが必要です。これらの手続きは、引越し当日の忙しさを考慮し前日に済ませておくと良いでしょう。

荷造り

引越しの5日前から前日にかけて、日常生活で頻繁に使用するアイテムの荷造りをします。キッチン用品、洗面用品、化粧道具などの日常生活で必要なアイテムは、引越し当日まで使用するため、梱包は最後に行います。

まあ、これらのアイテムは必要な時にすぐに取り出せるよう、ダンボールの封をしておかないことがポイント。新居ですぐに使用する物は、一つの箱にまとめておくと便利です。

引越しのやることチェックリスト【当日】

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引越し当日にやることは、以下の5点です。

  • 旧居の掃除・最終チェック
  • 鍵返却・旧居の明渡し
  • 最終的な荷造り
  • 近隣・管理人への挨拶(旧居/新居)
  • 引越し業者と作業・荷解き

引越し当日は、最終的な荷造りから新居での生活へと移っていきます。

最終的な荷造り

引越し当日までに使用した物を、最終的にダンボールに梱包しましょう。新居ですぐに必要な物は、分かりやすくまとめておくと荷解きがスムーズに進みます。

旧居の掃除・最終チェック

旧居から全ての荷物を搬出した後、丁寧に掃除してください。特に水回り、壁、床、窓など汚れが目立つ場所は念入りに清掃することで、原状回復のコストを抑えられます。また、忘れ物がないかの最終チェックも忘れずに。

鍵返却・旧居の明渡し

賃貸物件の場合、旧居の鍵の返却が必要です。鍵を返却する際は、不動産会社の立ち合いのもとで、物件の状態をチェックします。鍵の返却方法や時間は物件によって異なるため、事前に不動産会社に確認してください。

近隣・管理人への挨拶(旧居/新居)

旧居の近隣住民や管理人に引越しの挨拶をし、感謝の意を伝えます。同様に、新居の近隣住民や管理人にも挨拶を済ませましょう。新たな土地で良好な関係を築くための第一歩です。

引越し業者と作業・荷解き

引越し当日は業者と連携し、荷物の搬出入や荷解きの指示を明確に伝えてください。取り扱い注意の物がある場合は、必ず事前に業者に伝えておきましょう。

引越しのやることチェックリスト【引越し後〜2週間程度】

引越しのやることチェックリストを見ているところ

引越し後の2週間は、新しい生活を始めるための行政手続きをする時期です。

  • 転入届・転居届の手続き
  • 転校の手続き
  • 役所関連での手続き・登録

チェック漏れのないよう、確認していきましょう。

転入届・転居届の手続き

引越しが完了したら、転入届または転居届の提出が必要です。転入届と転居届の違いを、もう一度確認しておきましょう。

・「転入届」→市区町村が変わる場合に提出
・「転居届」→同一市区町村での引越しの場合に提出

これらの届出は引越し日から14日以内に提出する必要があり、新居のある役所・役場で手続きしてください。

転校の手続き

子供がいる家庭では、転入先の保育園、幼稚園、学校での転園・転校手続きを済ませましょう。以前の園や学校で受け取った書類の提出が必要です。

市区町村の役所で行政手続きを済ませた後、新しい園や学校に必要書類を提出しましょう。手続きの内容は転入先の学校や園によって異なるため、事前に確認してください。

役所関連での手続き・登録

引越しに伴う役所での手続きは、以下が含まれます。

  • マイナンバーカードの住所変更
  • 印鑑登録
  • 国民健康保険への加入や変更
  • 国民年金の住所変更
  • 児童手当の認定申請

転入届を提出するタイミングで、全て終わらせると何回も役所に出向かなくていいため効率的です。行政手続きは忘れると後々面倒なもの。チェックリストに従って必ず期日までに済ませてしまいましょう。

引越しでやることはチェックリストを活用しよう!

引越しのやることチェックリストを確認しているところ

いかがでしたでしょうか?引越しの進め方や準備、各手続きをいつまでに済ませればいいか、お分かりいただけたかと思います。

引越しを確実に成功させるためには、本記事のようなチェックリストの活用が欠かせません。やり残しがないよう、ひとつ一つクリアしながら、引越しを着実に進めていきましょう。

セーフリーでは、あらゆる引越しニーズに対応する業者を紹介しています。実績豊富な引越し業者がラインナップしているため、業者選定にお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

【引越しやることチェックリスト完全版】手続きや荷造りの手順を網羅!のよくある質問

  • Q. 一人暮らしと家族では引越し時にやることが違う?

    一人暮らしと家族では行政手続きや引越しの作業量などが違います。

  • Q. 引越し先が遠いと手続きも大変?

    距離が遠いと戻りたいときに戻れないため、漏れなく手続きしないといけません。

  • Q. 家具家電・不用品の処分はギリギリでも大丈夫?

    家具家電・不用品の処分は早めの方が良いでしょう。不用品回収業者の予約が取れないと、旧居を退去できません。