引っ越し時のトラックサイズと費用相場!自分で借りる注意点も解説
2024.07.01 2024.11.29
この記事では、引っ越し時にトラックをレンタルする場合の、トラックサイズの荷物量と費用相場について詳しく解説します。
引っ越しを計画する際、トラックのサイズ選びと費用の見積もりは重要なステップです。適切なトラックサイズを選ぶことで、引っ越しがスムーズに進み、無駄な費用を抑えられるでしょう。
トラックのサイズ選びを慎重にしないと、荷物を積みきれないなどのリスクもあるので注意しましょう。
また、記事後半では、引っ越し業者に依頼する場合の、トラックサイズによる費用相場も紹介します。ぜひ参考にしてください。
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目次
引っ越し時のトラックサイズと荷物量の目安【比較あり】
引っ越し時に自分でトラックを借りて荷物を運搬したい場合、どのサイズのトラックを借りるべきか迷う方も多いはず。
トラックサイズごとに、荷物量目安と費用相場を簡単にまとめると以下の通りです。
トラックのサイズ | 荷物量 | レンタカーの費用相場(12時間レンタル) |
---|---|---|
軽トラック | 1R~1K程度(単身者) | 5,000〜8,000円 |
2トントラック | 1K,1LDK,2K程度(2人暮らし) | 12,000〜20,000円 |
3トントラック | 2LDK以上(2〜3人家族) | 20,000〜30,000円 |
4トントラック | 3LDK以上(3〜4人家族) | 30,000〜40,000円 |
参考:オリックスレンタカー
具体的な内訳などについて、簡単に解説します。
軽トラック
軽トラックに積み込める荷物は、以下を確認してください。
- 2ドアの冷蔵庫
- 縦型洗濯機
- シングルベッド(マットレス)
- テレビなどの家電
- ダンボール10箱程度
軽トラックの最大積載量は350kgであり、学生や社会人など1R〜1K程度の部屋で一人暮らしをしている方であれば、ほぼすべての荷物が積み込めるでしょう。軽トラックは幅は狭いですが、高さがあるため意外と多くの荷物が積み込めます。
ただし、解体のできない自転車やソファなど、幅が必要な荷物が増える場合は、軽トラックでの引っ越しは難しい可能性があります。
2トントラック
2トントラックは、長さや幅によって呼び方が異なり、「2トンショートトラック」と「2トンロングトラック」の2種類があります。
2トンショートトラック
2トンショートトラックに積み込める荷物は以下の通りです。
- 2ドアの冷蔵庫
- 縦型洗濯機
- シングルベッド(マットレス)
- 洋服タンス
- テレビ・テレビ台などの家電製品
- ソファなどの大型家具
- 衣装ケース5個程度
- ダンボール20~30箱程度
2トンショートトラックの最大積載量は2,000kgで、軽トラックの5倍ほどの荷物が積み込めます。荷台はおよそ3畳半程度のスペースがあり、荷物の多い単身者や、夫婦やカップルの引っ越しは2トンショートトラックがおすすめ。
2トンロングトラック
2トンロングトラックに積み込める荷物は以下の通りです。
- ファミリータイプの冷蔵庫
- ドラム式洗濯機
- セミダブルベッド(マットレス)
- 洋服タンス
- テレビ・テレビ台などの家電製品
- 衣装ケース10個程度
- ソファなどの大型家具
- ダンボール30~40箱程度
2トンロングトラックの最大積載量は、2,000〜2,900kg程度で、2トンショートトラックより荷台の面積が広い分、多くの荷物を積み込めます。2DKや2LDKの間取りに暮らしており、ベッドやタンス、ソファなどの大型家具が多い2人暮らしの場合は、2トンロングトラックでの引っ越しがおすすめです。
3トントラック
3トントラックに積み込める荷物は、以下の通りです。
- ダブルベッド
- ソファー(2〜3人掛け)
- 冷蔵庫(大容量)
- 洗濯機
- テレビ(大画面)
- ダイニングテーブルと椅子4脚
- 書棚・本棚
- 小型家電類(電子レンジ、炊飯器、掃除機など)
- 自転車
- 衣装ケース10個程度
- ダンボール箱20〜30箱程度
3トントラックは、主に2LDKから3LDKの間取りに住む家族の引っ越しに適しています。荷台には6畳ほどのスペースがあり、単身者や夫婦だけでなく、小さな子供がいる家庭でも十分な荷物を運べる容量があります。
また、トラックのサイズが中型であるため、住宅街や都市部の狭い道路でも比較的運転がしやすく、駐車スペースの確保もしやすい点もおすすめです。
4トントラック
- クイーンサイズベッド1台
- ソファー(3〜4人掛け)1台
- 冷蔵庫(大型)1台
- 洗濯機1台
- テレビ(大画面)1台
- ダイニングテーブルと椅子6脚
- 衣装ケース20個
- ダンボール箱40〜50箱
- 書棚・本棚2台
- 大型家電類(電子レンジ、炊飯器、掃除機など)
- 自転車2台
4トントラックは、3LDK以上の広めの間取りに住む大家族や、家具・家電が多い家庭におすすめ。特に、複数の子供がいる家庭や、趣味や仕事などで大量の道具や荷物を所有している場合に適しています。
ただし、運転や駐車には広いスペースが必要となり、都市部や狭い道路での取り扱いには注意が必要です。そのため、事前に搬出・搬入経路の確認や駐車スペースの確保をしっかりするのが重要です。
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引っ越し時に自分でトラックを借りる方法
引っ越し時に自分でトラックを借りる場合は、以下の手順をとりましょう。
- 引っ越し予定日に近い日程でトラックをレンタルする会社を選ぶ
- 必要なトラックのサイズを決定する
- インターネットや電話で予約をする
- 引っ越し作業日当日、指定されたレンタル場所でトラックを受け取る
- 運搬が終了したら指定された返却場所に返す
トラックの予約の際に、運転免許証など必要書類の提出を求められるケースもあります。また、返却時にガソリンを満タンにするなど、レンタル時の注意点についてもよく聞いて確認しておきましょう。
3トン以上の大きいサイズのトラックは台数が少なく、そもそも取り扱っていない会社もあるので、引っ越しの日取りが決まったら早めに予約するのがおすすめです。
引っ越しで自分でトラックをレンタルする場合の注意点5つ
引っ越しの際、自分でトラックをレンタルする場合は以下5点に注意してください。
- 荷物量をしっかりと確認する
- 冷蔵庫や洗濯機などの運搬に気を付ける
- 免許の運転区分を確認する
- 引っ越し先までの経路や駐車場を確認する
- 資材購入やガソリン代などの費用がかかる
荷物量をしっかりと確認する
トラックをレンタルする前に、自分が持っている荷物の量を正確に確認しましょう。
荷物の量が多すぎてトラックに収まりきらないと、複数回の往復が必要になり、時間と手間が増えるだけでなく、追加のレンタル費用が発生する可能性もあります。反対に、荷物が少ないのに大きなトラックを借りると、無駄な費用がかかってしまいます。
引っ越しの日取りが決まったら、事前に家具や大型家電のサイズ、ダンボール箱の個数などをリストアップし、適切なサイズのトラックを選びましょう。
冷蔵庫や洗濯機などの運搬に気を付ける
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、運搬時に特に注意が必要です。これらの家電は重量があり、取り扱いを誤ると破損の原因になるだけでなく、怪我をするリスクもあります。
引っ越し作業日前日までにしっかりと梱包しておき、実際にトラックに積む際は、家電や大型家具をしっかりと固定し、揺れや衝撃を最小限に抑える工夫をしましょう。
また、冷蔵庫は引っ越し前に電源を切り、中の食品をすべて取り出して清掃し、水抜きも忘れずにしておきましょう。洗濯機も同様に水抜きをし、ホースや付属部品をまとめておくと作業がスムーズになります。
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免許の運転区分を確認する
トラックを運転する際、自分の運転免許が対応しているか確認してください。普通免許では2トントラックまで運転可能ですが、3トン以上のトラックを運転するには中型免許が必要。無資格での運転は法律違反となり、罰則が科されるため注意しましょう。
また、大型トラックの運転には技術と経験が求められるため、自信がない場合は無理せず、プロの引っ越し業者に依頼するのも一つの手です。
引っ越し先までの経路や駐車場を確認する
引っ越し先までの経路と駐車場の確認も忘れずにしておきましょう。
事前に経路を調べておくことで、当日の作業がスムーズになります。特に、大型トラックをレンタルする場合、狭い道路や急なカーブが多い道は避けた方が安全です。
また、目的地に到着した際、トラックを駐車できるスペースが確保されているか確認しておきましょう。駐車スペースを確保できないと、荷物の搬入が困難になり、時間がかかるだけでなく、近隣住民への迷惑となる可能性があります。必要に応じて、近くの有料駐車場を事前に調べておくと安心です。
資材購入やガソリン代などの費用がかかる
トラックをレンタルして引っ越す際は、レンタル費用以外にさまざまな費用がかかるのを考慮しておきましょう。まず、荷物の梱包に必要な資材(ダンボール、ガムテープ、緩衝材など)を購入する必要があります。
また、家具や家電の固定に使用する梱包材やロープなども用意しておくと安心。さらに、レンタカーはガソリン満タンでの返却が基本となっているため、ガソリン代もかかります。
これらの費用を加味すると、トータルでかかる費用は引っ越し業者に依頼するのとそれほど変わらない可能性もあります。事前に予算をしっかり組んでおいて、引っ越し業者に依頼するのとどちらがお得なのか、比較してください。
引っ越し業者に依頼した場合のトラックサイズごとの費用相場
一般的には、自分でトラックをレンタルせず、引っ越し業者にトラックの手配から運搬作業まで依頼した方が安全かつお得である場合が高いです。
軽トラック | 3〜5万円 |
---|---|
2トントラック | 5〜10万円 |
3トントラック | 8〜15万円 |
4トントラック | 10〜20万円 |
費用相場はあくまで目安であり、実際にかかる費用は「引っ越しの移動距離」「引っ越し時期」「追加オプションの有無」などによって大きく異なります。実際にかかる費用を算出するには、複数の引っ越し業者へ見積もりを依頼し、比較検討するのがおすすめです。
引っ越し業者のトラックに同乗するのはOK?
引っ越し業者のトラックに同乗するのは、法律上禁止されています。単身引っ越し向けに、同乗可能を売りにしている業者なども一部見受けられますが、引っ越し業者の業務指針となる法律「貨物自動車運送事業法」では、人間はもちろんのこと、犬や猫などのペット、観葉植物なども乗せることができないと決められています。
移動費用を節約するためm引っ越し業者のトラックに同乗するのはできないと覚えておきましょう。
引っ越しでトラックを借りる前にまずは業者に見積もり依頼を!
本記事では、引っ越し時のトラックサイズと費用相場について解説しました。
費用を抑えるため、自分でトラックをレンタルして引っ越ししようとする方も多いでしょう。しかし、自分でトラックをレンタルした場合でも、ガソリン代や諸々の経費などにより、かえって費用が大きくなってしまうケースがあります。
また、トラックサイズを検討する手間や、荷物の積み下ろしの労力を考えると、引っ越し作業は業者に依頼するのがベストでしょう
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引っ越し時のトラックサイズと費用相場!自分で借りる注意点も解説のよくある質問
-
Q. 自分でトラックを借りて引っ越しはできる?
A.可能ですが、費用は引っ越し業者に依頼するのと大きく変わらないケースが多いです。
-
Q. 自分でトラックを借りる際の注意点は?
A.荷物量に適したトラックサイズを選びましょう
-
Q. 引っ越し業者に依頼するメリットは?
A.荷物の積み込みおよび運搬を任せられるため、手間と労力を節約できます。
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