2024.03.09 2024.11.20
この記事では、引っ越しにかかる費用の総額と内訳について解説します。
「初めての引っ越しで、全部でどれくらい費用がかかるか不安…」
「引っ越し費用の内訳って一体どんなものがあるの?」
このような心配をされている方も、この記事を読めば引っ越しにかかる費用が具体的にイメージできるはずです。引っ越しにかかる費用の総額は、新居の家賃などによって変動するものの、少なくとも30万円程度はかかることを踏まえて見ていきましょう。
記事後半では、費用を抑えるコツまで詳しく紹介していきますよ。ぜひ最後までご覧ください。
目次
引っ越し費用「総額」の相場はどれくらい?
引っ越しにかかる費用の総額の相場は、引っ越しの人数ごと分けてみると、おおおよそ以下のとおりです。
引っ越し費用総額の相場 | |
---|---|
一人暮らし | 30〜50万円程度 |
二人暮らし | 40〜80万円程度 |
三人家族以上 | 50万円以上 |
それぞれ解説していきます。
【一人暮らし】30〜50万円程度
一人暮らしの方の引っ越しの場合は、引っ越し業者に支払う費用なども含めると費用総額はおよそ30〜50万円程度です。
新居の家賃の5〜6倍程度の費用がかかると覚えておくといいでしょう。
新居の家賃が6万円であれば30〜36万円ほど、家賃が8万円であれば40〜48万円ほどです。
東京から大阪のような遠距離の引っ越しの場合や、繁忙期である2〜3月に引っ越す場合などは、さらに費用が高くなる可能性もあります。
【二人暮らし】40〜80万円程度
二人暮らしのカップルなどの場合は、引っ越し費用の総額はおよそ40〜80万円程度です。
一人暮らしと比べると通常家賃が高く、敷金礼金などの初期費用も高くなります。
また、家具や家電製品などの量も多くなり、引っ越し業者に支払う費用も高くなる傾向にあります。
【三人家族以上】50万円以上
三人家族以上で引っ越す場合には、50万円以上の費用が必要になるでしょう。
部屋の間取りや荷物の量によっては、100万円程度の予算を用意しておかなくてはいけない可能性もあります。
引っ越し費用の内訳【総額の計算に必須!】
引っ越しにかかる費用の内訳は、おおまかに以下のとおりです。
- 新居の契約にかかる費用
- 引っ越し費用
- 家具・家電の購入費
- 初月の生活費・雑貨購入費
- 現在の住居の退去費用
それぞれ簡単に解説していきます。
新居の契約にかかる費用
新居の契約には、以下のような費用が必要になります。
概要 | 費用相場 | |
---|---|---|
敷金 | ・大家さんに支払う保証金 ・退去時にハウスクリーニング代などを差し引いて返還される |
家賃1〜1.5ヶ月分 |
礼金 | ・大家さんに支払うお礼金 ・敷金とは異なり退去時に返還されない |
家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | ・物件の仲介をしてくれた不動産業者に支払う手数料 | 家賃0.5ヶ月分 |
前家賃 | ・入居月の家賃 ・月の途中で引越す場合は日割りで支払う |
家賃0〜1ヶ月分 |
賃貸保証料 | ・保証会社をつける場合に支払う | 2万円程度 |
火災保険料 | ・火事や水回りのトラブルのために加入する保険会社に支払う費用 | 2万円程度 |
鍵交換費用 | ・防犯のために鍵を交換する際にかかる費用 | 2〜3万円程度 |
物件によっては敷金や礼金などがかからないケースもありますが、基本的には新居の契約には家賃3〜4ヶ月分ほどの初期費用を支払う必要があります。
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引っ越し費用
引っ越しを業者に依頼する場合には、荷物の量や移動距離に応じた費用がかかります。引っ越し費用の相場はおよそ以下のとおりです。
一人暮らし | 3〜5万円程度 →一人暮らしの引っ越し費用詳細 |
---|---|
二人暮らし | 5〜8万円程度 →二人暮らしの引っ越し費用詳細 |
三人家族以上 | 10万円以上 →三人家族の引っ越し費用詳細 |
引っ越しの繁忙期3〜4月に引っ越しを行う場合には、さらに多くの予算が必要になります。また、業者に依頼せずに車などを使って自分で引っ越す場合も、高速代やガソリン代などで少なくとも2〜3万円程度は必要でしょう。
家具・家電の購入費
引っ越しで新生活を始める際には、家具や家電を購入する費用も頭に入れておいてください。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの家電から、ベッドやテーブルなどの家具まで、生活に必要なものをすべて一から揃えるとなると、一人暮らしであっても10万円以上の費用がかかってきます。
現在実家暮らしで、これから家具や家電を揃える必要があるなら、知人から譲り受けたりリサイクルショップで探したりするなどして、少しでも節約する工夫をするといいでしょう。
初月の生活費・雑貨購入費
引っ越しを機に転職をする方や、一人暮らしを始める学生の方などは、初月分の生活費を用意しておくと安心です。
引っ越してすぐに仕事やバイトを始められたとしても、給料の振り込みは翌月末になるケースがほとんど。また、実際に引っ越して暮らしてみると、キッチン用品などこまごまとした出費がかさみます。
余裕を持って新生活を始めるためにも、1ヶ月分の生活費はあらかじめ用意しておくのがおすすめです。
現在の住居の退去費用
現在すでに賃貸物件に暮らしている方は、引っ越しに伴い現在の住居の退去費用が必要になるケースもあります。
入居時に敷金を支払っている場合には、基本的には敷金の中からハウスクリーニング代などを補填してもらえます。しかし、もともと敷金を支払っていない場合や、タバコなどで部屋を汚してしまった場合には、退去の際に数万円の費用が必要になる可能性があるので注意してください。
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引っ越し費用の総額を抑えるコツ4選
引っ越し費用の総額を抑えるためには、以下の4点を意識しましょう。
- 初期費用が抑えられる物件を選ぶ
- 複数の業者に見積もりを依頼する
- 繁忙期を避けて引越しをする
- 単身パックを利用する
それぞれ具体的に解説していきます。
初期費用が抑えられる物件を選ぶ
賃貸物件の契約の際には、初期費用として家賃の3〜4ヶ月分程度を支払う必要があるケースが多いです。
少しでも引っ越し費用を抑えるためには、以下のような初期費用のかからない物件を選ぶのがおすすめ。
- 敷金または礼金なし
- 仲介手数料なし
- フリーレント(1〜2ヶ月分の家賃無料) など
「初期費用を抑えたい」というニーズを持っている方は一定数いるので、不動産業者に聞けば希望に合う物件を紹介してもらえるはずです。
複数の業者に見積もりを依頼する
引っ越し費用を抑えるためには複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
引っ越し業者によって料金プランが異なる上、基本料金の中に含まれるサービスも異なります。
しっかり費用とサービス内容を比較して業者を選ばないと、オプション料金などで思いがけない出費が必要になってしまうケースもあります。
引っ越し時は、必ず複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
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繁忙期を避けて引っ越しをする
引っ越し業者に依頼して引っ越しをする場合は、繁忙期を避けるのがおすすめです。
引っ越しの繁忙期である3〜4月は、トラックや人員の確保が難しくなるなどの事情から、費用が高くなりやすいためです。
進学や就職などで引っ越しをする場合には時期をずらすのは難しいですが、可能であれば繁忙期を避けて引っ越すようにしましょう。
繁忙期に引っ越さなくてはならない場合でも、休日ではなく平日に引っ越せば費用が少し安くなる点は押さえておくといいでしょう。
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単身パックを利用する
一人暮らしの引っ越しでは、引っ越し業者の「単身パック」がおすすめです。
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単身パックは荷物を入れるコンテナのサイズが決まっており、複数件の引っ越しを一台のトラックで行なうため、費用を安く済ませられます。
単身パックの利用を検討する際には、コンテナに荷物が収まりきるかどうか事前に確認しておきましょう。
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引っ越し費用の総額を用意できない際の対処法
引っ越し費用の総額を用意できない際には、以下の3つの手段を検討しましょう。
- 引っ越し費用に利用できるローンを使う
- 入居先の自治体で補助金や助成金を利用できないか調べる
- 分割払いができる不動産会社や引っ越し業者を探す
それぞれ簡単に解説していきます。
引っ越し費用に利用できるローンを使う
引っ越し費用が用意できない場合は、銀行のフリーローンや消費者金融のローンなど、引っ越し費用に利用できるローンを使うことも検討しましょう。
特に、学生の方は国や銀行の教育ローンを利用すれば、低金利で引っ越し資金を用意できます。
ローンを借り入れる際は、利息を含めた返済シミュレーションをしっかりと行い、無理なく返済していけるようにしましょう。
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入居先の自治体で補助金や助成金を利用できないか調べる
自治体によっては、人口増加などを目的に、新たに引っ越してくる方向けの補助金制度を作っている場合があります。
特に、所得が少ない方や新婚の方などは、補助金の対象になりやすいです。
新居が決まったら、入居先の自治体の役所に問い合わせて、利用できる補助金がないか調べるのがおすすめです。
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分割払いができる不動産会社や引っ越し業者を探す
不動産会社や引っ越し業者に支払う費用は、クレジットカードでの支払いが必須などの条件で、分割払いに応じてくれる可能性があります。
まとまった費用を用意するのが難しい場合には、分割払いが利用できないか確認しておきましょう。
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引っ越し費用の総額を抑えるには?まずは業者に相談を
引っ越しには、最低でも30万円程度の費用が必要です。
引っ越しの初期費用を抑えるためには、敷金礼金などの初期費用を抑えられる物件を選ぶことが大切。また、優良な引っ越し業者に依頼すれば、さらに引っ越し費用を抑えられます。
ぜひこの記事を参考にして、費用を抑えた引越しを実現してください。
引っ越し先の物件が決まったら、すみやかに引っ越し業者の見積もりを取ることをオススメします。セーフリーでは優良な引越し業者を多数紹介しています。希望の条件に合った引越し業者が見つかったら、ぜひ問い合わせてみてください。
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引っ越し費用の総額はどのくらいかかるもの?出費を抑えるコツも解説のよくある質問
-
Q. 引っ越しにかかる費用の総額はどれくらい?
A.引っ越し人数や家賃によって異なりますが、最低でも30万円程度はかかります。
-
Q. 引っ越しにかかる費用の内訳って何がある?
A.賃貸契約の際の初期費用、家具・家電の購入費、引っ越し業者に支払う費用などが含まれます。
-
Q. 引っ越し費用の総額を抑えるコツは?
A.複数の引っ越し業者に見積もりを出しましょう。また、初期費用が抑えられる物件を探すのもおすすめです。
引っ越し費用の
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