5月の引越しを計算中

5月の引越し費用相場!高い時期も?【節約方法も徹底解説】

2024.01.09 2024.01.15

「5月の引越し費用は高い?相場はどのくらい?」
「引越しを5月にするメリットやデメリットは?」

5月の引越しを検討するにあたって、上記のような疑問をお持ちの方も多いでしょう。そこで本記事では、5月に引越す際の費用相場や節約方法を解説していきます。

記事後半では、5月に引っ越すメリット・デメリットから、おすすめの時期までご紹介。ぜひ最後までご覧ください。

5月の引越しは高い?安いのはいつ?

引越しを5月に依頼したあと

5月に引越しを検討している方は、費用相場について以下の表を参考にしてください。

単身(荷物少なめ) 単身(荷物多め) 夫婦・カップル 3人以上の家族
5月上旬 平均3万4,000円 平均4万2,000円 平均7万円 平均7万〜12万2,000円
5月中旬 平均3万2,000円 平均4万円 平均7万円 平均8万〜8万5,000円
5月下旬 平均3万5,000円 平均4万7,000円 平均7万円 平均8万〜12万円

参照:引越し侍調べ

5月に入ると、3月から4月にかけての引越しピークが過ぎ、引越しの需要が相対的に減少。引越し費用もピーク時に比べ安くなる傾向があります。

特に5月中旬から下旬にかけては、引越し業者のスケジュールにも余裕が生まれるため、上旬に比べ引越し費用が安くなるでしょう。

5月の引越し費用相場【人数・距離・時期】

引越しを5月に依頼したとき

続いて、5月の引越し費用を人数、距離、時期に分けて、詳しく見ていきましょう。

単身(1人暮らし)の場合

単身の引越し費用相場は、以下を参考にしてください。

5月上旬 5月中旬 5月下旬
15km以内
(同一市区町村程度)
平均2万8,000〜3万円 平均2万7,000〜3万円 平均2万7,000〜3万2,000円
50km以内
(同一都道府県内程度)
平均3万〜3万7,000円 平均3万〜3万5,000円 平均3万〜4万1,000円
200km以内
(近隣地方)
平均4万〜5万5,000円 平均3万5,000〜5万4,000円 平均5万〜5万5,000円
200km以上
(遠方)
平均4万4,000〜10万円 平均6万〜9万円 平均6万〜8万7,000円

参照:引越し侍調べ

単身の引越しは、荷物量が少なく必要とするサービスが限られるため、相対的に引越し費用が低いです。同一市区町村では高くても3万円程度、遠方でも10万円以内に収まることが多いでしょう。

ただし、引越しピークを過ぎたからと言って、引越し業者や引越し日の選定、梱包材の自己調達など、費用を抑えるための工夫が必要です。

単身者向けの引越しプランや割引を活用することで、さらに引越し費用を節約できる可能性があります。

夫婦・カップル(2人暮らし)の場合

夫婦やカップルなど、2人暮らしの場合の費用相場は以下の通りです。

5月上旬 5月中旬 5月下旬
15km以内
(同一市区町村程度)
平均6万円 平均6万円 平均5万4,000円
50km以内
(同一都道府県内程度)
平均7万5,000円 平均7万5,000円 平均7万円
200km以内
(近隣地方)
平均9万円 平均10万円 平均8万4,000円
200km以上
(遠方)
平均13万〜20万円 平均13万〜19万円 平均17万〜24万円

参照:引越し侍調べ

夫婦やカップルの引越しでは、単身者に比べて荷物の量が多く、特に家具や家電などの大型アイテムが増えることで引越し費用が上昇します。

とは言え、200km以内の近隣地方であれば10万円以内に収まることが多いでしょう。必要なサービスの選定に注意を払い、コスパの良い引越しを目指しましょう。

3人以上の家族の場合

3人以上の家族が5月に引越しする場合、費用相場は以下の通りです。

5月上旬 5月中旬 5月下旬
15km以内
(同一市区町村程度)
平均7万〜11万円 平均7万〜8万5,000円 平均7万7,000〜11万円
50km以内
(同一都道府県内程度)
平均8万〜13万円 平均95,000〜14万円 平均9万5,000〜24万円
200km以内
(近隣地方)
平均12万〜14万円 平均13万5,000〜20万円 平均9万2,000〜18万円
200km以上
(遠方)
平均16万〜46万円 平均18万〜39万円 平均20万〜46万円

参照:引越し侍調べ

家族単位での引越しは、荷物量が多く多様なニーズがあるため、引越し費用が高くなる傾向があります。相場としては、同一市内で11万円程度でしょう。家族の人数が多く、距離が遠くなると比例して費用が高くなります。

一方で、3月や4月に比べ5月は引越しピークを過ぎているため、費用が高くなりがちな大家族での引越しは狙い目かもしれません。

引越しを5月にするときの節約方法8選

5月に引越ししている最中

5月の引越しは、計画的に準備することで、費用を節約することが可能です。以下は、5月に引越しする際の節約方法となります。

  • GW以降/平日に依頼する
  • 作業時間は指定しない
  • 不用品は処分/自力で運ぶ
  • ダンボールの調達・荷造りなどは自分で行う
  • 混載便を利用する
  • 相見積もりを行う
  • 値引き交渉する
  • お得なプランを利用し、オプションは極力使わない

「少しでも節約したい…」「安くなる方法があれば知りたい…」といった方は、最後までチェックしてみてください。

GW以降/平日に依頼する

GWまでは多くの人が休暇を利用して引越しを行うため、引越し業者が繁忙期と設定し、料金が高くなる傾向があります。GWが終わると引越しの需要が減少し、料金が比較的安価になることが多いです。

また、土日祝日や大安などの吉日は避け、平日に引越しを依頼することで、さらに料金を抑えることができるでしょう。

作業時間は指定しない

時間指定しないフリー便を利用することで、引越し業者の都合に合わせた作業となり、その分料金を削減できます。ただし、フリー便は他の顧客とのスケジュール調整が必要です。

引越しの正確な時間が事前に分からないため、当日のスケジュールは柔軟に対応できるようにしましょう。

不用品は処分/自力で運ぶ

引越しの際、荷物の量が多いほど費用が高くなります。不用品は引越し前に整理し、処分または寄付することで、荷物を減らし引越し費用を削減できます。

また、小さい荷物や個人的なものは、可能であれば自分自身で運ぶことを検討しましょう。自力での梱包や荷運びは、引越し費用の大きな節約につながります。

ダンボールの調達・荷造りなどは自分で行う

5月の引越し費用を節約するためには、梱包資材を自分で用意し、自身で荷造りを行いましょう。ダンボールはホームセンターやリサイクルショップ、オンラインショップなどで調達することができます。

自分で荷造りすることで荷物の量を把握し、不要なものを処分する良い機会にもなります。また、引越し業者による梱包サービスを利用しないことで、余計な費用を抑えられるでしょう。

混載便を利用する

混載便は、他の顧客の荷物と一緒に自分の荷物を運ぶサービスです。混載便を利用することで運送コストを抑え、同時に引越し費用を削減できます。

ただし、混載便は配送スケジュールに柔軟性が求められるため、引越し日程に余裕を持っておく必要があります。

相見積もりを行う

複数の引越し業者から見積もりを取ることは、引越し費用を節約する上で最も重要でしょう。相見積もりを行うことで、各業者のサービス内容と価格を比較し、料金が安い業者を選択することができます。

見積もりを取る際は、同じ条件で比較できるよう具体的な要望を明確に伝えましょう。

値引き交渉する

引越し業者によっては、価格交渉に応じてくれる可能性があります。相見積もりを取っている場合、他社の見積もり結果を提示することで、より良い条件を引き出すことができるかもしれません。

価格交渉を行う際は礼儀正しく、明確に自分の予算範囲と要望を伝えましょう。また、引越しのタイミングや業者の繁忙度によっても交渉の余地は変わるため、柔軟な姿勢を持つことが重要です。

お得なプランを利用し、オプションは極力使わない

多くの引越し業者は、さまざまな割引プランを提供しています。早割りプラン、平日割引、学生割引、単身プランなど、利用者の状況に合わせたお得なプランを提供していることが多いです。これらのプランを利用することで、通常の料金よりも引越し費用を抑えることができるでしょう。

一方で、引越し業者が提供するオプションサービスは便利でも、それぞれ追加料金が発生します。

可能な限り自分で梱包を行う、掃除する、家具の組み立てを行うなどして、オプションサービスの利用を最小限に抑えることも費用削減の一つの方法です。

引越しを5月にするメリット

引越しを5月に依頼したとき

5月に引越しすることは、繁忙期を避けてさまざまなメリットを受けられます。以下は、5月に引越しを行う際の主なメリットです。

  • 繁忙期に比べて費用が安い
  • 物件を探しやすい
  • 手続きなどがしやすい

一つずつ確認していきましょう。

繁忙期に比べて費用が安い

GWが過ぎると引越しの繁忙期も一段落し、多くの引越し業者のスケジュールに余裕が生まれます。需要が落ち着くため、引越し費用が相対的に安くなる傾向があります。

特にGW直後から5月中旬にかけては、比較的引越し料金が下がるため、5月の中で引越し費用を抑えたい場合に最適な時期となります。

物件を探しやすい

繁忙期が過ぎると、不動産市場も落ち着いてきます。そのため、物件が探しやすくなるほか、価格交渉のチャンスも増えるでしょう。

また、競争が減少するため望む条件の物件を選びやすくなることも、5月に引越す大きなメリットの一つです。

手続きなどがしやすい

繁忙期を避けて5月に引越しを行うと、自治体への手続き、各種公共サービスへの申し込みなど、必要な手続きがスムーズに進む可能性が高まります。

3月や4月は多くの人が引越しを行うため、役所やサービス提供会社が混雑し、手続きに時間がかかることがあるためです。そのため、各種手続きに要する時間がかからないのも、5月に引越すメリットでしょう。

引越しを5月にするデメリット

引越しを5月に決定したときに計算しているところ

メリットがある一方で、GW期間の引越しに気をつけたい点がいくつかあります。多くの人が長期休暇を取るため、引越しにも影響が出ることがあります。

GW期間中は費用が高くなる場合がある

GW中は多くの人が引越しを計画するため、引越し業者の需要が急増します。そのため、3月、4月に引き続き繁忙期の料金として設定されているケースが多いでしょう。

引越し費用を抑えたい場合は、GWを過ぎてから引越すか、極力早めに予約を入れましょう。

GW期間中は渋滞も考慮する必要がある

GWは日本全国で多くの人が旅行に出かけるため、高速道路や主要道路での渋滞が発生しやすい時期です。引越し作業は道路の状況に大きく依存するため、渋滞は作業時間の遅延や、料金の高騰につながります。

特に長距離の引越しの場合、予定通りの時間に荷物が到着しないことで、新居での生活が遅れることも考えられるでしょう。

引越しを5月にするときは早めの準備を心がけよう

いかがでしたでしょうか?引越しを5月にする場合の費用相場、節約方法について紹介しました。

3月、4月に比べ、5月は引越し費用が安くなる傾向がありますが、GWや休日は費用が高くなるでしょう。そのため、引越し費用を節約したいなら、時期の選択は重要になります。節約ポイントも押さえながら、おトクな5月の引越しを検討してみてください。

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5月の引越し費用相場!高い時期も?【節約方法も徹底解説】のよくある質問

  • Q. 春の引越しは5月がベスト?

    3月、4月、5月の中で費用を重視して引っ越し時期を決めるなら、5月が理想的と言えます。

  • Q. GWが繁忙期のピーク?

    春の引越し繁忙期は、GWまでと考えて良いでしょう。

  • Q. 5月は引越し業者の予約が取りやすい?

    3月、4月に比べ5月は引越し業者の予約が取りやすいです。