2025.06.24 2025.06.24
この記事では、エアコンから蜂が出てきたケースについて徹底解説していきます。
しばらく使っていないエアコンをつけたら、蜂が出てくるケースがあります。エアコン内部では室内と屋外が繋がっているため、蜂が侵入する場合があるのです。もしエアコンから蜂が出てきたら、冷静に安全第一で対処するのが大切です。
当記事では、エアコンから蜂が出てきた場合の正しい対処法を丁寧にご紹介します。記事後半では、蜂を寄せ付けないための方法についても徹底解説。安全な家の中にするために、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
エアコンから蜂が出てくる3つの原因
エアコンから蜂が出てくる原因は、以下の3つが考えられます。
- ドレンホースから入ってくる
- 配管と壁の隙間から入ってくる
- 室外機に巣を作っている
該当する原因がないか、詳細を確認してみましょう。
ドレンホースから入ってくる
屋外とつながっているドレンホースは、蜂の進入路になる可能性があります。
エアコン内部では暖かい空気と冷たい空気がぶつかるため、結露水が発生します。結露水はドレンパンに溜められた後、ドレンホースを通って屋外へと排出される仕組みです。
ドレンホースは、一方がエアコン内部のドレンパンに、もう一方は屋外の室外機周辺にあり、ホースの先端は開いたままになっているのが通常。ホースの先端に入ってしまった蜂は、そのままホースを伝ってエアコン内部へ入り込んでしまいます。
配管と壁の隙間から入ってくる
エアコンは、壁に開いた穴に通る配管で屋外とつながっています。壁と配管の隙間はパテなどで埋められているのが基本ですが、中には隙間ができていて、蜂の進入路となる場合も。
配管と壁に隙間ができるのは、工事での処理が甘かったり劣化により亀裂ができたりするケースが考えられます。
室外機に巣を作っている
室外機は雨風をしのげるため、蜂にとって巣作りしやすい場所の1つです。特に、アシナガバチは室外機に巣を作りやすく、そこからドレンホースを伝って蜂が室内に侵入しやすくなります。
室外機の中は、巣を作られても気づかない場合が少なくありません。エアコンから何度も蜂が入ってくるなら、室外機などに巣を作られている可能性を考えてみましょう。
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エアコンから蜂が出てきた!その場での対処法【まずは追い出す!】
エアコンから蜂が出てきたら、駆除ではなく追い出すための対処法を実践しましょう。
- 窓を開ける
- 部屋を暗くする
- 光で外へ誘導する
- 扇風機を使う
狭い室内で殺虫剤などを使って駆除しようとすると、刺されてアナフィラキシーショックを起こす危険があります。安全のため、正しく対処するのが大切です。
1.窓を開ける
まずは、蜂が出ていくためのルートを確保します。ポイントは、1箇所だけ窓を開けること。複数の窓を開けてしまうと、蜂が迷ってしまうためです。
扉を閉め、部屋で一番大きな窓を開けて蜂の脱出ルートを作りましょう。この時、蜂が好む甘い香りがするお香や香水などがあれば、そっと部屋の外に持ち出しておくと追い出しやすくなります。
2.部屋を暗くする
次に、部屋をできるだけ暗くします。蜂は明るい方へ飛んでいく習性があるので、外を明るく、部屋を暗くすると追い出しやすくなるためです。
3.光で外へ誘導する
部屋が暗くなったら、あとは明るい屋外へ蜂が出るのを待つだけ。昼間で屋外が十分明るければ、そのまま蜂が出ていくのをそっと待ちましょう。
屋外があまり明るくない場合は、ライトや懐中電灯などを窓の外に設置しておくと効果的です。
4.扇風機を使う
いくら待っても蜂が窓の外へ出ないなら、扇風機を使います。蜂は風に流されやすいため、風がない場所に向かう習性があるためです。
扇風機は、蜂がいる方向に向けて稼働させます。蜂は風がない場所へ向かうため、窓の外へ出やすくなるでしょう。
ただし、風が強すぎると蜂が吹き飛ばされてしまうため、風量には注意が必要です。また、エアコンなどはあらかじめ切っておきましょう。
エアコンから蜂が出た!室外機に巣がある場合の対処法
蜂を追い出したら、巣があるかどうかをチェックするのが重要です。巣があると、何度でも侵入される危険があるためです。特に、室外機に巣があると蜂が繰り返し部屋に入ってくる可能性があるので、しっかり対処しなければなりません。
巣があるかどうかを確認する際のポイント
室外機は、以下の場所に巣を作られやすいです。
- 放熱フィン
- 地面との間
- 裏面の壁との隙間
室外機の外に作られていれば見つけやすいですが、放熱フィンあたりなど、内部に作られてしまうと見つけるのは困難です。また、室外機はカバーを開けられる仕様になっている場合がありますが、開けると蜂を刺激してしまうので避けましょう。
巣があるかどうかは、あくまでも外から、安全な距離から観察するのみです。
日中は蜂が活動的になるので、室外機内部に巣があっても蜂の出入りを見つけやすいです。
自分で駆除する方法
室外機の巣を自分で駆除するなら、以下の手順で進めます。
- 室外機を全体的にビニール袋で覆う
- 一部を残してビニール袋を養生テープで地面に固定する
- 残した部分から燻煙剤を入れて煙を出す
- 残っていた部分も養生テープで固定する
- そのまま翌朝まで放置する
- ビニール袋を外したら天板を外す
- 巣と死骸を除去して処分する
万が一、燻煙剤を焚いている間に蜂がビニール袋から出てきたら、殺虫スプレーを噴射しましょう。
ただし、燻煙剤の使用によって室外機が故障する危険があります。また、殺虫スプレーも室外機にかかると故障の原因になるので注意しましょう。
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駆除業者に依頼するのがベスト
室外機を守りながら巣を駆除するなら、駆除業者へ依頼するのがベストです。また、スズメバチやアシナガバチは攻撃性も毒性も高いため、駆除作業中に刺されるとアナフィラキシーショックを起こす場合もあります。
安全を考えるなら、駆除業者へ依頼して作業してもらいましょう。駆除費用は、10,000~50,000円ほどが相場。状況により料金は変動するので、まずは見積もりを取ってみましょう。
なお、賃貸の場合は備品エアコンの扱い、駆除業者の依頼時にも管理会社への連絡も必須です。
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エアコンから蜂?!対処法を成功させるための3つのコツ
エアコンから蜂が出てきた際、安全に対処するためには以下3つのコツを知っておく必要があります。
- 大声を出したり大きな動作をしたりしない
- 部屋の中で蜂を見失ったら光を使って見つける
- 室外機は自分で分解しない
刺される危険を最小限に抑えるため、それぞれのコツについて詳しく見てみましょう。
大声を出したり大きな動作をしたりしない
大きな声を出したり大振りな動作をしたりすると、蜂を刺激してしまいます。刺激を受けた蜂は攻撃的になるので、できるだけ冷静に、刺激を与えずに対処するのが大切です。
- 大きな声
- 腕を振り回す
- 走る
- 追いかける
- 素早く振り返る
上記などは蜂に刺激を与えるので、避けましょう。
部屋の中で蜂を見失ったら光を使って見つける
部屋に入ってしまった蜂を見失ってしまっても、焦ることはありません。蜂は光に集まる習性があるので、部屋を暗くして外を明るくしておけば自然と光のほうへ飛んでいきます。
万が一遭遇した場合に備え、殺虫スプレーを持っておくと良いでしょう。
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室外機は自分で分解しない
室外機の分解には、専門知識が必要です。知識なしに自分で分解すると故障する可能性が高いので避けましょう。
また、むやみに自分で分解すると蜂に刺される危険もあります。少しでも巣ができている可能性があるなら、専門の駆除業者に相談するのが安心です。
エアコンから蜂が出てこないようにするための予防策6つ
エアコンから蜂が出てこないようにするには、日頃から予防策を講じておくのが良いでしょう。有効な対策は、以下6つです。
- ドレンホースに防虫キャップを付ける
- 配管と壁の隙間を埋める
- 忌避剤や木酢液を使う
- 甘い香りのするものを置かない
- 防虫ネットを設置する
- 定期的に室外機などをチェックする
すぐにできる対策もあるので、少しずつでも予防を始めていきましょう。
ドレンホースに防虫キャップを付ける
ドレンホースは、蜂をはじめさまざまな害虫や害獣の進入路になりがちです。そこで、ドレンホースの先端に防虫キャップを付けるのがオススメ。キャップを付ければ、蜂などは侵入しにくくなります。
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配管と壁の隙間を埋める
配管と壁の間に隙間があるなら、パテなどを使ってしっかり埋めておきましょう。ドレンホース同様に隙間も害虫や害獣の進入路となるので、細かい部分まで埋めておくのが大切です。
忌避剤や木酢液を使う
蜂は、忌避剤や木酢液(もくさくえき)のニオイが苦手です。ドレンホースや室外機周辺に散布したり設置したりしておけば、蜂は近寄りにくくなります。
忌避剤は、定期的に周辺に散布して使います。木酢液は、1:1の割合で水で希釈したものを置いておきましょう。木酢液も定期的に入れ替えると効果が持続しやすいです。
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甘い香りのするものを置かない
蜂は、甘い香りに引き寄せられる習性があります。芳香剤や香水、花などがあると蜂に遭遇しやすくなるので注意しましょう。
甘い香りがするものは、室外機やドレンホース周辺に置かないのが大切です。
防虫ネットを設置する
網目の細かい防虫ネットを設置しておけば、蜂はネット内に入れなくなります。
防虫ネットが設置できる場所は限定されますが、たとえばベランダなどなら効果的です。防虫ネットを設置しておけば、蜂だけでなくさまざまな害虫の侵入を阻止できます。
定期的に室外機などをチェックする
蜂による危険を最小限に抑えるためには、巣を作られないのが重要です。しかし、蜂はいつどこに巣を作るか分かりません。そこで、定期的に室外機やベランダ、軒下などに巣がないかチェックする習慣をつけましょう。
万が一巣ができていても、すぐに駆除すればリスクは最小限に抑えられます。
蜂は4月頃から巣作りを始めるので、暖かくなってきたら定期的に見回りをしましょう。
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エアコンから蜂が出てきたら冷静に対応を!駆除は業者にまかせよう!
ドレンホースや配管の隙間、室外機など、エアコン周辺は蜂の進入路になる可能性が十分にある場所です。日頃から予防をして、侵入されないようにしておくと良いでしょう。
それでも侵入されてしまったり巣を作られてしまったりしたら、早めに駆除業者に相談するのがベストです。
蜂(蜂の巣)駆除業者は、セーフリーに多数掲載されています。お近くで早く対応してくれる業者も見つけやすくなっているので、巣が作られてしまったり侵入されたりしてお困りなら、セーフリーで依頼先を見つけましょう。
まずは、お見積もりからご活用ください。
- エアコンから蜂が出てきて困っている
- 室外機に巣ができている
- 安全な室内で過ごしたい!
エアコン周辺は蜂の進入路になりやすい!
巣があるなら
駆除業者に相談しよう!
エアコンから蜂に関するよくある質問
-
Q. エアコンから蜂が出てきたらどうしたら良い?
A.エアコンから蜂が出てきたら、窓を開けて部屋を暗くし、明るい外へ出ていくようにします。そっと部屋から出て、しばらく様子を見ましょう。
-
Q. エアコンから蜂が出てくる原因は?
A.エアコンから蜂が出てくる原因は、ドレンホースや配管の隙間から入ってきた可能性と室外機に巣がある可能性が考えられます。何度も入ってくるなら、室外機に巣がある可能性が高いです。
-
Q. エアコンから蜂が出てこないようにするには?
A.エアコンから蜂が出てこないようにするには、ドレンホースに防虫キャップを付けたり忌避剤を散布したりする方法が有効です。