2026.10.01 2026.10.01
天井裏や壁の中からネズミらしき物音がすると、「超音波を使えば追い出せる?」「置くだけで駆除できる?」「本当に効果のある超音波はどれ?」と気になる方もいるでしょう。
超音波式のネズミ対策用品は手軽に設置できますが、製品や設置場所によって効果に差があり、超音波だけで完全に駆除できるとは限りません。そのため、製品の特徴や使用環境を確認して選び、設置後も物音やフンなどの被害が改善しているか確認することが大切です。
本記事では、ネズミ駆除に超音波を使う仕組みや効かないといわれる理由、製品を選ぶポイントや正しい使い方を解説します。超音波で改善しない場合の対策も紹介するので、ネズミ被害でお困りの方はぜひ参考にしてください。
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目次
ネズミ駆除に超音波は効果ある?完全な駆除は難しい
ネズミ対策用の超音波機器は、ネズミを遠ざける方法のひとつとして利用されています。しかし、超音波を設置するだけで、建物内にいるネズミを完全に駆除できるとは限りません。
超音波が届きにくい場所へネズミが移動したり、侵入口が残っていれば再び入り込んだりする可能性があるためです。
そのため、超音波を使用する場合は「設置したら終わり」ではなく、物音やフン、かじり跡などが減っているかを確認しましょう。被害が続く場合は、侵入口の封鎖やほかの駆除方法を組み合わせる必要があります。
超音波でネズミを遠ざける仕組み
超音波式のネズミ対策用品は、一般的に人には聞こえにくい高い周波数の音を発生させ、ネズミが嫌がる環境をつくることで遠ざけることを目的としています。
ただし、超音波は壁や家具などの障害物の影響を受けるため、設置した機器の音が建物内のすべての場所に届くわけではありません。製品によって周波数や対応範囲、設置方法も異なるため、使用する際はメーカーが示す仕様や使用方法を確認しましょう。
また、「超音波を使えばネズミが必ず出ていく」と考えるのではなく、ネズミ対策のひとつとして利用することが大切です。
「音がしなくなった=駆除できた」とは限らない
超音波機器を設置したあと、天井裏などから聞こえていた足音や物音がなくなることがあります。しかし、音がしなくなっただけでは、ネズミが建物からいなくなったとは判断できません。
超音波の届きにくい場所や別の部屋、壁の中などへ移動している可能性もあります。
設置後は物音だけでなく、新しいフンやかじり跡、ネズミの目撃などがないか確認しましょう。被害が続いている場合は超音波だけに頼らず、侵入口の特定・封鎖などの対策を組み合わせます。
自力で侵入口や巣を特定できない、対策しても被害が繰り返す場合は、ネズミ駆除業者に建物の調査を依頼することも検討しましょう。
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ネズミ駆除で超音波が効かないといわれる理由

ネズミ対策用の超音波機器を使用しても、「効果を感じられなかった」というケースがあります。これは製品だけの問題とは限らず、設置場所や建物の構造、ネズミの生息状況などによって超音波の効果が十分に得られない場合があるためです。
超音波が効きにくいと考えられる主な理由を確認してみましょう。
壁や家具などで超音波が届きにくい
超音波は壁や家具、断熱材などの障害物によって遮られたり反射したりするため、設置場所によってはネズミがいる場所まで十分に届きにくくなります。
とくに、壁の中や天井裏、家具の裏などは超音波が届きにくい可能性があります。機器を設置するときは、メーカーが示す対応範囲や設置条件を確認することが大切です。
超音波が届かない場所へネズミが移動することがある
超音波を嫌がったとしても、そのまま建物の外へ出ていくとは限りません。
同じ建物内に超音波が届きにくい場所があれば、別の部屋や壁の中などへ移動する可能性もあります。物音が聞こえなくなっても、新しいフンやかじり跡がないか確認し、被害が続いていないか判断しましょう。
エサや巣などネズミが居つく原因が残っている
室内に食べ物や生ゴミなどのエサがあり、巣を作りやすい場所が残っていると、超音波を設置してもネズミが居つく可能性があります。
そのため、超音波だけに頼るのではなく、食べ物やゴミを適切に管理し、ネズミが住みつきにくい環境をつくることも重要です。
侵入口が開いたままでは再侵入を防げない
超音波を使用しても、ネズミが侵入する隙間そのものをふさぐことはできません。
一時的にネズミの気配がなくなっても、侵入口が残っていれば再び入り込む可能性があります。繰り返し被害が発生する場合は、超音波による対策とあわせて侵入口を特定し、適切に封鎖することが重要です。
侵入口がわからない、自分では確認できない場所にある場合は、ネズミ駆除業者による調査も検討しましょう。
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ネズミ対策に超音波を使うなら製品と設置場所を確認
超音波だけでネズミを完全に駆除することは難しいものの、被害の初期段階や一時的にネズミを遠ざける方法として活用できる場合があります。
ただし、どの商品でも同じように使えるわけではありません。対応範囲や機能、設置条件などを確認し、自宅の環境に合った製品を選ぶことが大切です。購入前や設置には、以下のポイントを確認しましょう。
対応範囲・周波数など製品の仕様を確認する

ネズミ対策用の超音波機器は、製品によって対応範囲や周波数、電源方式などが異なります。購入するときは、「対応面積」「周波数」「周波数の変化機能」「電源方式」の4点を確認しましょう。
選ぶ際の目安は、以下のとおりです。
| 確認項目 | 選ぶときの目安 |
|---|---|
| 対応面積 | 設置する部屋の面積以上に対応した製品 例えば10畳なら20や30畳タイプ |
| 周波数 | 超音波にあたる20kHz以上を使用する製品 |
| 周波数の変化 | 一定の周波数だけでなく、自動変動・スイープ機能などを搭載した製品も候補 |
| 電源方式 | 室内ならコンセント式、電源のない場所なら乾電池・充電式など |
対応面積は製品表示されている広さよりも大きいサイズを選びます。また、必要に応じて部屋ごとに1台ずつ設置するのも検討しましょう。
周波数は、ネズミが嫌がる20kHz〜50kHzとされ、実際のネズミ対策機器には20〜60kHz程度の範囲を使用する製品もあります。一定の周波数を発するものだけでなく、周波数を自動的に切り替える「スイープ機能」などを搭載した製品だと、ネズミが周波数に慣れにくくなります。
また、設置場所に合わせて電源方式も確認しましょう。
- コンセント式:長時間持続し、屋内で使用しやすい
- 乾電池式・充電式:コンセントのない天井裏や床下にも設置できる
- ソーラー式:太陽光充電でき、庭や倉庫周辺などに設置できる
ただし、これらの条件を満たす製品を選んでも、ネズミを追い出したり駆除したりできるわけではありません。製品を比較するための基準として活用し、メーカーが示す設置条件や注意事項も確認しましょう。
壁や家具などで遮られにくい場所へ設置する

超音波は壁や家具などの障害物の影響を受けるため、設置場所にも注意が必要です。
- 機器の前を家具やカーテンなどでふさがない
- ネズミのラットサインや通り道が確認できる場所を意識する
- メーカーが指定する高さや向き、設置方法を守る
ネズミの糞や足跡、かじり痕がある場所に設置すると効果が期待できます。
詳しいネズミのラットサインは以下の記事で確認しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
ラットサインとは?それぞれの特徴と対処法をご紹介【一覧で詳しく解説】
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超音波式ネズミ対策製品は口コミ・広告だけで効果を判断しない
市販の超音波式ネズミ対策用品には、次のような製品があります。
| 製品例 | 主な特徴 |
|---|---|
| 屋内用・PIRセンサー搭載タイプ | 周波数変動、人感センサーなどを搭載 |
| 乾電池式・超音波タイプ | コンセントがない天井裏などにも設置しやすい |
| 屋外用・ソーラータイプ | 超音波・赤外線センサー・LEDなどを搭載 |
こうした製品には「ネズミの気配がなくなった」という口コミがある一方、効果を感じられなかったという声もあります。
初日2日め迄は良かったが、ネズミが騒ぎまくり、残念でした。
引用:Amazon
超音波の効果は、製品や設置場所、住宅環境などによって差が出る可能性があります。そのため、口コミだけで「効果がある」と判断せず、メーカーが示す仕様や効果の根拠を確認することが大切です。
また、「置くだけで完全駆除」など効果を強くうたう製品にも注意しましょう。使用する際は、人やペットへの影響についてメーカーの注意事項も確認してください。
ネズミ用の超音波は人やペットに影響する?

ネズミ対策用の超音波機器は、人やペットの種類によって聞こえる周波数が異なるため、使用前の確認が必要です。
影響の目安は以下のとおりです。
| 人・動物 | 使用時の注意点 |
|---|---|
| 大人 | 通常は聞こえにくいが、不快な音を感じたら使用を中止する |
| 子ども・若い人 | 高い周波数まで聞こえる人がいるため注意する |
| ハムスター・リスなどのげっ歯類 | ネズミと同じく高周波を聞き取れるため、同じ部屋では使用しない |
| ウサギ・フェレット | 使用前に製品の対象動物・注意事項を確認する |
| 犬・猫 | 聞こえる周波数が人とは異なるため、使用可否を確認する |
| 鳥・爬虫類・魚類 | 一律に「影響なし」と判断せず、製品の注意事項を確認する |
「人には聞こえないから安全」「犬や猫なら問題ない」と自己判断せず、製品ごとの注意事項を確認して使用してください。
人は子どもや若い世代ほど注意する
人が聞き取れる音の範囲は一般的に20Hz〜20kHz程度ですが、上限には個人差があり、年齢によっても変化します。特に子どもや若い人は、大人より高い周波数の音を聞き取れる傾向があります。
そのため、超音波機器から高い音が聞こえる、頭痛や不快感が生じる場合は使用を中止してください。
また、製品によって使用する周波数や出力が異なります。寝室など長時間過ごす場所に設置するときは、メーカーが示す使用条件を確認しましょう。
ハムスターなどのげっ歯類がいる部屋では使用しない
ハムスターやデグー、モルモット、チンチラ、リスなどのげっ歯類は、ネズミ対策用の超音波の影響を受けるため、同じ部屋での使用は避けましょう。
犬や猫、ウサギ、フェレットなどを飼っている場合も、「問題ない」と自己判断せず、製品メーカーが使用可能としているか確認します。
使用後にペットが落ち着かない、設置場所を避けるなど普段と異なる様子が見られたら、すぐに使用を中止してください。
超音波を設置したあとはネズミ被害が減ったか確認しよう
超音波機器は、設置して終わりではありません。使用後にネズミの気配や被害が減っているかを確認し、効果を判断しましょう。
確認するポイントは以下のとおりです。
- 天井裏や壁から物音・足音が聞こえなくなったか
- 新しいフンやかじり跡が増えていないか
- ネズミを再び目撃していないか
一定期間使用したら、設置前と比べて被害が減っているか確認します。ただし、物音がしなくなっただけでは、ネズミが建物からいなくなったとは判断できません。
ネズミのフンやかじり痕の見分け方は詳しくは以下の記事を参考に。
さらに詳しく知りたい方はこちら
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フンやかじり跡などが続く場合は、超音波だけでの対策を続けず、侵入口の封鎖やほかの駆除方法へ切り替えましょう。
超音波だけに頼らずネズミの侵入・再発対策を組み合わせる
「ネズミを見たくない」「捕獲や死骸の処理をしたくない」という理由で超音波を選ぶ方も多いでしょう。
ただし、超音波だけではネズミを建物から完全に追い出したり、再侵入を防いだりできません。ネズミにとって居心地の悪い環境をつくり、追い出したあとに侵入口をふさぐことが重要です。
エサになる食べ物やゴミをなくす
ネズミが建物内に居つく理由のひとつがエサです。
- 食品は密閉容器や冷蔵庫にしまう
- 生ゴミはフタ付きのゴミ箱へ入れる
- 食べこぼしを残さない
- ペットフードやお供え物は夜間に片付ける
超音波を使う場合も、ネズミが居つく原因を同時になくしましょう。
超音波と忌避剤を使って建物から追い出す
ネズミを直接捕獲したくない場合は、超音波に加えてネズミ用の忌避剤を使用する方法があります。
スプレー・燻煙タイプなどをネズミの通り道や潜伏場所に使用し、建物内からの追い出しを狙います。使用場所や使用方法は製品の説明に従ってください。
詳しい忌避剤については以下を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
ネズミが嫌いなニオイ6選!手軽に撃退できるかも?【身近な臭いを活用】
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ネズミを追い出したら侵入口をふさぐ
追い出しただけでは、同じ隙間から再び侵入されるおそれがあります。ネズミは1.5cmほどの穴からでも侵入できるので、小さな穴や隙間は徹底的に塞ぎましょう。
外壁や基礎、配管まわり、通気口などを確認し、侵入口には金網・防鼠用パンチングメタル・防鼠パテなどを使用して封鎖します。
重要なのは、「追い出す→侵入口をふさぐ→再発していないか確認する」という順番です。
ネズミの侵入口はこちらを参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
ネズミの侵入経路を特定しよう!チェック箇所解説【集合住宅も】
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超音波を使ってもネズミがいなくならないなら駆除業者へ相談

超音波や忌避剤を使ってもネズミの気配がなくならない場合は、駆除業者への相談を検討しましょう。
特に、以下のような状況では自力での解決が難しくなります。
- 超音波を設置しても物音やフンなどの被害が収まらない
- 一度いなくなっても何度も戻ってくる
- どこから入ってきているのか侵入口を自分で特定できない
- 天井裏や壁の中など、自分では確認や作業ができない場所に潜んでいる
- ネズミを見たり死骸を処理したりしたくない
プロの業者であれば、建物全体を徹底調査し、ネズミの種類や生息状況を特定した上で、「追い出し・捕獲・死骸の清掃・消毒・侵入口の完全封鎖」まで一貫して対応してくれます。
深夜に物音が続き、朝になるとキッチン周りの食材が荒らされていたため依頼しました。
丁寧な点検で被害状況を一緒に確認し、ケーブルがかじられるリスクや今後の対策まで詳しく説明してくれたのが印象的でした。駆除作業だけで終わらず、侵入口を塞ぐ作業も細かく実施してくれたおかげで、その後はまったく被害が出ていません。安心して生活できるようになりました。
自力での対応に限界を感じたら、まずは現地調査や見積もりを依頼してみましょう。
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超音波だけに頼らずネズミの被害状況に合わせて対策しよう
超音波は、ネズミを遠ざけるための対策のひとつですが、超音波だけで完全に駆除したり、再侵入を防いだりすることはできません。
使用する場合は、対応範囲や周波数、設置場所を確認し、人やペットへの影響にも注意しましょう。設置後は、物音やフン、かじり跡などが減っているか確認することも大切です。
ネズミの気配が続く場合は、超音波だけに頼らず、エサになるものをなくす、忌避剤で追い出す、侵入口をふさぐなどの対策を組み合わせます。
超音波や忌避剤を使ってもいなくならない、何度も戻ってくる、侵入口がわからない場合は、ネズミ駆除業者へ相談しましょう。自分でネズミを捕獲・処理したくない方も、プロに任せることで追い出しから侵入口の封鎖、再発防止までまとめて対応してもらえます。
- 天井から音がする…
- 超音波でいなくなる?
- 早くどうにかしたい!





























