家具移動サービスはどこに頼める?利用方法や料金相場・注意点も解説
2024.05.06 2024.09.04
この記事では、引っ越しの際に家具の移動を依頼する方法や、おすすめのサービスを徹底解説します。
ベッド、テーブル、ソファーなど大きな家具の移動で悩む人にとって、便利なのが家具移動サービス。
「どこに依頼すればいい?」「料金はいくらかかるの?」など分からない点も多いはずです。本記事では、家具を移動できるサービスや料金相場も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
引っ越しで家具移動サービスを利用する4つの方法
引っ越しで家具を移動するサービスを利用するには、大きく分けて以下4つの方法があります。
- 引っ越し業者
- 家具販売店
- 宅配業者
- 便利屋・代行業者
それぞれのサービスのメリット・デメリットをまとめましたので、まずは下記の表をご覧ください。
メリット | デメリット | おすすめ度 | |
---|---|---|---|
引っ越し業者 | ・引っ越し中は無料
・引っ越し後も一定期間は無料・格安 ・大きな家具にも対応
|
引っ越しサービスを利用していない場合は対応できないこともある | ★★★★☆ |
家具販売店 | 対応が手厚い | ・家具を購入していないと利用できない店舗もある
・出張料が加算されるケースもある |
★★★☆☆ |
宅配便業者 | ・料金システムが明朗
・対応が早い |
・重さや大きさの上限が決まっている
・やや高額 |
★★★☆☆ |
便利屋・代行業 | ・料金がリーズナブル
・組み立てにも対応 |
・信頼性が低い業者もある | ★★☆☆☆ |
それぞれ詳しく解説していきます。
引っ越し業者
引っ越し業者は、引っ越しの際の家具移動を実施しているサービスの中で最も信頼性が高いと言えます。
メリット
引っ越し業者に家具の移動を依頼するメリットは、多岐に渡ります。
- 引っ越し中は無料・格安で利用できる
- 引っ越しから一定期間内も無料・格安
- 家具の組み立てにも対応している
- 家電にも対応している
- 手続きが1度で済む
- 信頼性が高い
引っ越し業者は、引っ越しの最中であれば無料もしくは格安料金でサービスを提供しています。引っ越しの際の出費を少しでも抑えたい方には最適でしょう。
また、引っ越しが完了していても半年以内、1年以内など一定期間内は、無料・格安で家具の移動を請け負ってくれる業者も。ちなみに、引っ越し業者の家具移動サービスは、引っ越しを依頼していない人でも利用することが可能です。
また、引っ越し業者は、家具だけでなく家電にも対応しており、オプションで配線やセッティングをしてくれる業者もあり、一人暮らしの女性を中心に人気。ただし、オプション料金がかかることもあるため、見積もりでチェックしましょう。
デメリット
引っ越し業者の家具移動サービスを利用するデメリットは特にありません。無料で対応してくれるほか、引っ越し時に配置転換できるため、利用しない手はないでしょう。
家具販売店
引っ越しの際に家具の移動を依頼する方法としては、家具販売店も挙げられます。家具を購入する人に向けたサービスですが、一部店舗は家具購入なしでも移動サービスに対応してくれます。
メリット
家具販売店に家具の移動サービスを依頼するメリットは、家具の扱いが丁重で比較的リーズナブルな料金であること。また、ダブルベッドや大きなテーブルなど、重い家具にも対応してもらえるのもポイントと言えるでしょう。
デメリット
家具販売店の家具移動サービスのデメリットは、店舗によっては出張料がかかること。また、一部の店舗は大型家具には対応していませんので注意が必要です。
宅配業者
宅配業者の中にも、家具の移動サービスを実施している業者があります。家具だけでなく家電の移動にも対応しているため、引っ越し業者を利用せず自力で引っ越しした際などに便利でしょう。
メリット
家具の移動に宅配業者を利用するメリットとしては、料金システムが明朗で対応が早いこと。例えば、クロネコヤマトが提供する「ヤマトホームコンビニエンス」であれば、15時までの申し込みで、最短翌々日の利用が可能です。
また、家具の移動だけでなく、家具の組み立て、分解、家電の取り付けなどサービス範囲が広いのもメリットと言えるでしょう。
デメリット
宅配業者の提供する家具移動サービスは、対応できる家具のサイズが決まっているのがデメリットです。また、二段ベッドなどは、2つ分の荷物の料金がかかるため、移動したい家具の種類・数によっては料金が高額になるでしょう。
便利屋・代行業者
家具の移動サービスは、便利屋・代行業者も対応しています。名前の通り、家事、引っ越し、手続き代行、害虫除去など、さまざまなニーズに対応する業者の総称です。
メリット
便利屋・代行業者に家具の移動を依頼するメリットは、料金がリーズナブルな点でしょう。料金は時間制となっているため、移動させる家電の数が多くても変わりません。また、時間内であれば、組み立て、設置などにも対応してくれるのもポイント。
デメリット
便利屋・代行業者は、信頼性が低い業者があるのがデメリットです。業者の中には、営業許可を取得していないケースもあり、経験が浅い素人のスタッフがいる業者もあります。
損害賠償保険に加入していない業者も多く、万が一のときに補償されない可能性があるのもデメリットと言えるでしょう。
家具移動サービスの料金相場【4種類のサービス徹底比較】
引っ越しの際の強い味方である家具の移動サービスですが、利用にあたっては料金が発生するケースも。ここでは、家具移動の料金相場を各サービスごとに解説します。
- 引っ越し業者
- 家具販売店
- 宅配業者
- 便利屋・代行業者
上記サービスごとの料金相場を表にまとめました。
料金相場 | |
---|---|
引越し業者 | 6,000円~8,000円(1点)・3,000円~(2点目以降) |
家具販売店 | 8,000円~11,000円(1点)・8,000円~(2点目以降) |
宅配業者 | 7,500円~3万円(家具による) |
便利屋・代行業者 | 1時間あたり:3,300円~(作業員1人につき)・出張費:2,220円~(作業員1人につき) |
それぞれ解説していきます。
引っ越し業者
引っ越し業者の中には、引っ越しから1年以内であれば無料で対応してくれる業者もあります。
引っ越しをせずに、家具の移動だけを依頼する場合は、基本的に家具1点ごとに料金がかかります。料金相場は以下です。
- 家具1点:6,000円~8,000円
- 2点目以降:3,000円~
(引用:引越し侍)
また、家具のサイズや重量によっては、作業員の数が増えるため追加料金がかかる可能性もあります。
家具販売店
家具販売店の家具移動サービス料金は、店舗によって大きな差があります。購入した家具の移動が配送料に含まれるケースもあれば、追加料金がかかるケースもあるため、事前に店舗に確認しましょう。
家具を購入せずに移動だけを依頼する際の料金相場は、下記を参考にしてください。
- 家具一点:8,000円~11,000円
- 2点目以降:8,000円~
(引用:引越し侍)
家具販売店で購入していない大型家具に関しては、対応不可な場合が多いため各店舗に確認しましょう。
宅配業者
宅配業者に家具の移動を依頼する際の料金は、業者と家具の種類によって異なります。料金相場は、下記を参考にしてください。
- 学習机:7,500円~
- 食器棚・二人用ソファー:1万1,000円~
- シングルベッド・タンス:1万6,000円~
- ダブルベッド:2万3,000円~
- カウチソファー:3万円~
(参照:ミツモア)
以上のように、宅配便業者を利用して家具を移動すると、大型の家具はかなりの高額になります。移動する家具が多い方は、引っ越し業者の方がコストパフォーマンスが良いでしょう。
便利屋・代行業者
便利屋・代行業者は、多くの業者が時間制料金システムを採用しています。1時間の利用料金の他、業者によって出張料金や基本料金が発生します。料金相場は下記を参考にしてください。
- 1時間あたり:3,300円~(作業員1人につき)
- 出張費:2,220円~(作業員1人につき)
(参照:くらしのマーケット)
便利屋・代行業者はリーズナブルな料金設定の業者が多いですが、大型の家具などで数名の作業員が必要な際は料金が高額になりがちです。依頼する前に、業者に見積もりを出してもらいしっかり料金を確認しましょう。
引っ越しの家具移動サービスの流れ【依頼から当日まで】
ここでは、引っ越しの家具移動サービスを利用した場合の流れを解説します。
引っ越し業者
引っ越し業者に家具の移動サービスを依頼した際の流れは、以下です。
- 見積もりを依頼して料金・サービスを確認する
- 契約・支払い(先払いの場合)
- 業者が家具を引き取りに来る
- 家具を移動させる
- 必要に応じて組み立て・設置をする
家具移動サービスの依頼前は、見積もりを取ることをおすすめします。
引っ越し業者選びでお悩み中の方は、見積もり料金が相場に対して妥当であるかを確認しましょう。間取り別の引っ越し料金の相場は下、記記事でご確認ください。
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見積もりは、セーフリーなどの一括見積サイトを利用すると相見積もりができて便利です。
家具販売店
家具販売店に家具の移動サービスを依頼した際の流れは、以下です。
- 家具販売店の店頭で依頼する
- 作業員が家具を引き取りに来る
- 作業員が家具を移動させる
- 支払い
上記は、家具販売店で家具を購入せずに依頼したケースです。購入した家具を運んでもらう場合も流れはほぼ同じですが、支払いは家具購入時になります。
宅配業者
宅配業者に家具の移動サービスを依頼した際の流れは、以下です。
- HPもしくは電話で見積もりを依頼する
- 契約・支払い(先払いの場合)
- 作業員が家具を引き取りに来る
- 家具を移動させる
- 必要に応じて設置する
宅配業者によって支払いのタイミングは異なります。業者によっては、当日現金払いのみのケースもありますので、事前に確認しましょう。
便利屋・代行業者
便利屋・代行業者に家具の移動サービスを依頼した際の流れは、以下です。
- HPもしくは電話で依頼する
- 契約
- 作業員が家具を引き取りに来る
- 家具を移動させる
- 必要に応じて家具の設置・組み立てをする
- 支払い
便利屋・代行業者は、支払いは作業後に現金が一般的。事前に見積もりすることで、料金トラブルを防げますので忘れず依頼しましょう。
引っ越しで家具移動サービスを利用する際の注意点
最後に、引っ越しで家具移動サービスを利用する際の注意点を解説します。
注意点は以下の3つです。
- 家具の中身は出しておく
- 対象外の家具を確認しておく
- 補償制度のある業者を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
家具の中身は出しておく
家具移動サービスを利用する際は、家具の中身を出しておきましょう。本棚、食器棚、タンスが空でないと作業してくれない業者もあるためです。
移動の際に落下すると危険ですし、大切な家財の損傷を避けるためにも、作業員が到着するまでに中身は出しておきましょう。
対象外の家具を確認しておく
家具の移動サービスは、すべての家具には対応されません。以下の家具は、対応していない業者も多いため、事前に確認しておきましょう。
- 大型金庫
- ピアノ
- 仏壇
- 大型冷蔵庫
また、上記以外でもクレーンを使わないと移動できない家具は、対象外の場合が多いでしょう。
補償制度のある業者を選ぶ
万が一の際に備えて、補償制度のある業者を選ぶのも大切なポイント。優良業者であれば、損害保険に加入しています。しかし、個人経営の業者などは、無許可、保険未加入のケースもあるため、注意が必要です。
セーフリーは、営業許可を取得し、必要な保険に加入している優良業者を掲載していますので、お気軽にお問い合わせください。
家具移動サービスなら引っ越し業者に依頼しよう!
引っ越しの際に重くて大きい家具を移動するのは大変ですが、業者に依頼すれば負担がありません。中でもおすすめは、引っ越し業者です。
引っ越しの最中だけでなく、引っ越し後一定期間は無料、または格安料金で対応してくれる業者も存在します。家具移動サービスを希望する場合は、セーフリーをご活用ください。セーフリーは、リーズナブルな料金設定かつ、対応がスピーディーな優良業者のみを掲載しています。気になる業者が見つかったら、ぜひ無料見積もりを依頼しましょう!
家具移動サービスはどこに頼める?利用方法や料金相場・注意点も解説のよくある質問
-
Q. 引っ越しの家具の移動は自力でもできる?
A.家具のサイズや数によっては、移動に荷台やトラックが必要になるため、業者の方がコスパが良いでしょう。
-
Q. 家具移動サービスを安く利用する方法は?
A.複数業者に見積もりを依頼したり、割引キャンペーンを利用することで安く利用できます。
-
Q. 家具移動サービスは家電にも対応している?
A.家電などにも対応しており、安全に移動が可能です。
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