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引越し時に神棚はどうする?お祈りが必要?【はずし方や運び方も解説】

2024.12.09 2024.12.09

この記事では、これから引越しする方に向けて、神棚の移動手順について徹底解説します

神棚を新しい場所に移動することは問題ありません。ただし、神棚は繊細で衝撃に弱いので、取り外しや持ち運ぶ際は要注意です。なかでも、神様が宿るお神札は丁寧な移動が求められるので、取り扱い方法の確認が必須!

神棚の土台の取り外し方から、梱包の必要性運搬時の注意点まで丁寧に解説していきます。記事後半では、処分まで対応可能な引越し業者もご紹介。神棚が家にある方は、ぜひお役立てください。

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神棚の引越し前準備【お祈りや取り外しは自分でOK?】

神棚の引っ越しを検討する夫婦

神棚の引越しには、以下の前準備が必要です。

  1. 神様に引越しを報告する
  2. 神棚の状態を写真に収める
  3. 作業前に必ず手袋をつける

それぞれの概要を確認しましょう。

1.神様に引越しを報告する

神棚を動かす前に、神様に引越しすることを報告しましょう

正式な流れとしては、まず今住んでいる地域の神社に参拝して神様に報告します。参拝が済んだら、神主に神棚に宿る魂を抜く儀式「魂抜き」を依頼しましょう。

ただ、近年は魂抜きは行わず、神社への参拝だけで済ませる方が増えています。魂抜きは必ず必要なわけではないので、よく検討してから依頼してくださいね!

異なる地域に引越して土地の氏神様が変わる場合は、先に現在祀る氏神様の神社に参拝します。引越してから新たな氏神様の神社に参拝し、新しいお神札を受け取りましょう。

2.神棚の状態を写真に収める

神棚を動かす前に、元の状態がわかるように現状を写真に収めましょう

神棚を移動させるとき、中の神具は取り外さなければいけません。ただ、一度見ただけでは配置を覚えられないことも多いです。

引越し先で元通りに設置できるように、現状を写真に残しておくのがおすすめ。

3.作業前に必ず手袋をつける

神棚に直接手で触れるのは避けましょう

人間の手に触れると、神聖な神様をけがすといわれています。神棚に手が触れないように、作業を始める前に手袋を装着すると安心です。また、神具を外したり神棚を下ろしたりする場合も床に置くのは避けてください

神棚や神具は敷いた布の上に置きましょう。

作業時はマスクを装着しましょう!人間の息が吹きかかると神聖な神様をけがすといわれています。

神棚の引越し手順【繊細なので丁寧な作業を心がけて】

神棚の引っ越し

神棚の引越し手順は、以下のとおりです。

  1. 神棚からお神札を取り出す
  2. 神棚を取り外して梱包する
  3. 新しい場所に神棚を設置する
  4. お神札を納めて祝詞を唱える

それぞれの手順を確認しましょう。

1.神棚からお神札を取り出す

神棚からお神札を取り出し、清潔な白い布、または紙で包みましょう

神様が宿るお神札は、神棚や神具と一緒に梱包せずに単体で丁寧に梱包します。お神札を段ボール箱に入れる場合は、その上に荷物を置かないように気をつけてください。

2.神棚を取り外して梱包する

お神札を取り出したら、神具や神棚を取り外して梱包しましょう

梱包前に、神棚専用の雑巾で軽く乾拭きして汚れを落とします。神具と神棚を丁寧に梱包し、運搬中に破損しないように強度のある専用段ボール箱に入れましょう。

専用箱がない場合は、2枚重ねた段ボール箱に入れると強度を高められるので安心です。

取り外した神具や神棚は直接床に置かず、清潔な布の上に置いてください!

3.新しい場所に神棚を設置する

新しい場所に神棚を設置しましょう

事前に撮影した神棚の写真を参考に、神具等を配置していきます。神具類は、移動前の状態となるべく同じように配置してください

引越しで家が変わる場合、神棚は家財の中で一番初めに運ぶべきといわれています。引越し先に到着したら、神棚を運び入れてから、ほかの家具や家電を搬入しましょう。

4.お神札を納めて祝詞を唱える

神棚を設置したら、お神札を納めて祝詞(のりと)を唱えましょう

祝詞は、人から神様に申し上げる言葉です。神棚の設置で唱える祝詞は主に以下のふたつで、どちらも神棚への感謝を意味します。

  • 天津祝詞(あまつのりと)
  • 神棚拝詞(かみだなはいし)

祝詞は自身で唱えて問題ありませんが、神主に唱えていただくのが正式な形です。

神社の場合、祝詞で神前に捧げる玉串料は5,000〜1万円が相場。ただし、神社や地域によって費用が異なる場合があります。

神棚の引越し作業の注意点【移動中の破損は業者が補償?】

神棚の引っ越しを検討する女性

神棚の引越し作業では、以下のポイントに注意する必要があります。

  • 搬出は最後で、搬入は最初が基本
  • 当日までに神棚の設置場所を決める
  • 取り外せるものは自分で取り外す
  • お神札は自分で運ぶのがおすすめ

引越し時の注意点を確認しましょう。

搬出は最後で、搬入は最初が基本

神棚は最後に運び出し、最初に運び込むのが基本です

このような決まりがあるのは、神棚は家や家族を守る存在であるためです。旧居では、神棚はすべてのものを搬出するまで家に置いておかなければいけないといわれています。

引越し先に到着したら、神棚は最初に家に運び込んで早めに設置しましょう。

当日までに神棚の設置場所を決める

引越しで神棚を移動させる場合は、当日までに設置場所を決めておくと効率的です。

神棚は、家の中でも人が集まりやすい場所に設置するのが良いといわれています。神棚の向きは、太陽の光が当たる東向きや南向きが最適。また、お供え物を取り換えやすいように、手の届きやすい位置に設置しましょう。

逆に避けたいのは、直射日光が当たる場所や人の出入りがある扉の上などです。

取り外せるものは自分で取り外す

引越しする場合、当日に神棚を取り外してくれる業者は多いです。

ただ、神様が宿るお神札や神具など簡単に取り外せるものは自分で取り外しましょう。とくに、引越し当日は作業に追われるので、事前に取り外しておけば丁寧に梱包できます

運搬時の破損リスクも軽減できるので、時間があるときに作業を進めましょう。

お神札は自分で運ぶのがおすすめ

神様が宿るお神札は自分で運びましょう

神棚や神具、お神札は、運搬時に破損しても補償対象外になる業者が多いためです。とくにお神札は神様が宿る重要なものなので、自分で運ぶことで破損リスクを抑えられます。

大事なお神札の破損を防ぎたいなら、自分で持ち運ぶのがもっとも安心な運搬方法です。

神棚の運搬や処分対応OKの引越し業者3選【梱包材は自分で用意?】

神棚の引っ越しを検討する家族

神棚の運搬や処分に対応する引越し業者には、以下のようなものがあります。

  • アート引越センター
  • サカイ引越センター
  • アーク引越センター

各引越し業者の特徴を確認しましょう。

アート引越センター

アート引越センターでは、通常の荷物と同じ扱いで新居に運んでくれます

ただし、対応してくれるのは運搬のみ。神棚や神具等は自分で梱包する必要があるので、はじめて移動させる場合は早めに引越し準備を始めるのが良いかもしれません。

梱包材は見積もり時に申し出れば、申告した分だけ段ボール箱(最大50枚まで)を無料提供してくれます。資材が足りなくなった場合は、連絡すれば追加で注文可能です。

サカイ引越センター

サカイ引越センターでは、神棚の引越しに対応しています

対応範囲は、運搬のみ。お神札や神具は引越し当日までに取り外して、自分で梱包しなければいけません。梱包材は見積もり時に申し出れば、「最高50箱(大小2種類)」の段ボール箱を無料提供してくれます

アーク引越センター

アーク引越センターでは、神棚の引越しに対応しています

神棚の梱包や運搬をはじめ、組み立てから新居での設置まで幅広く対応してくれるのが特徴。ただし、引越し当日までに魂抜きを業者からお願いされる場合があります。

お神札や神具は引越し当日までに取り外して梱包しましょう。通常プランの場合、梱包材は段ボール箱最大50枚、ハンガーBOX最大5箱を無料提供してもらえます。

大手引越し業者の口コミや評判を知りたい方は、以下の記事を確認してください。

引越しを機に神棚を新調する場合【手放す方法や費用相場】

神棚の引っ越しを検討する女性と作業員

神棚を手放す方法は、以下のとおりです。

  • 神社に処分を依頼する
  • 神棚販売店に持ち込む
  • 通常ゴミとして処分する
  • 引越し業者に回収を依頼する

それぞれの方法について確認しましょう。

神社に処分を依頼する

神社で処分してもらう方法があります

神社に持ち込まれた神棚は、お祓い(魂抜き)・お焚き上げして処分されるので安心。自宅から近い神社に連絡して神棚の処分を依頼しましょう。神棚の処分費用は、5,000〜3万円が一般的な相場です。

ただし、都心部では環境問題に配慮してお焚き上げを自粛する神社もあります。お焚き上げを希望する場合は、事前に対応可否を確認しておくのがおすすめです。

神棚販売店に持ち込む

自宅の近くに神棚販売店がある場合は、神棚の引き取りを依頼しましょう

神棚の買い替えを検討している場合は、古い神棚の引き取りと新規購入を同時に済ませられるのでかなり効率的。引き取り費用は、神棚販売店や神棚のサイズによって異なりますが、5,000〜3万円が一般的な相場です。

ただし、すべての販売店で引き取りに対応しているわけではありません。神棚を持ち運ぶ前に引き取りの対応可否を確認しましょう。

通常ゴミとして処分する

神棚は、各自治体で定められた廃棄物として処分できます

処分費用は自治体によって異なりますが、無料〜1,000円程度です。比較的費用を抑えて処分できるので、金銭的な負担を減らしたい方に最適

ゴミの分別は、以下のように神棚のサイズで異なります。

  • 小さい場合は「可燃ゴミ」
  • 大きい場合は「粗大ゴミ」

通常ゴミとして神棚を処分する場合、神社で魂抜きをしてから出さなければいけません。

引越し業者に回収を依頼する

住まいの引越しを検討している場合は、引越し業者に回収を依頼する方法もあります

無料で回収してくれる業者もあるので、金銭的な負担を抑えられるのも魅力。ただし、神棚のお焚き上げはしてもらえません。購入時に魂入れをした場合は、引越し当日までに神社で魂抜きを済ませておく必要があります。

また、すべての業者が不用品回収に対応しているわけではありません。依頼先によって相場も異なるので、事前の確認が必須です。

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不用品回収に対応する引越し業者を知りたい方は、以下の記事を確認してください。

神棚の引越しはプロの業者に任せるのが安心!

神棚の引っ越しをサポートする女性スタッフ

今回は、これから引越しする方に向けて、神棚の移動手順について解説してきました。

神棚は繊細でかなり衝撃に弱いので、取り扱いには十分に注意して作業することが必要です。近年は、神棚の梱包や運搬にまで対応してくれる引越し業者が増えています。繊細な神棚を自分で取り外して梱包するのが不安な方は、プロの業者に任せましょう。

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引越し時に神棚はどうする?お祈りが必要?【はずし方や運び方も解説】のよくある質問

  • Q. 神棚の引越しで日取りは気にしたほうが良い?

    A.

    神棚の移動に吉日はないので、日取りはとくに気にする必要はありません。ただし、丁寧な作業が必要になるので、時間に余裕があるときに神棚を移動するのがおすすめです。

  • Q. 引越し先で避けるべき神棚の設置場所は?

    A.

    避けるべき場所は、直射日光が当たる場所や人の出入りがある扉の上などです。また、神様はけがれを嫌うので、洗面所やトイレなど水回り付近に設置するのもやめましょう。

  • Q. 神棚の引越しに適した梱包方法は?

    A.

    神具と神棚は丁寧に梱包して、強度のある専用箱に入れましょう。お神札は、神具と神棚と一緒に梱包せずに単体で梱包します。

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