2023.09.29 2023.12.08
汚れを放置すると、根を張った頑固なカビとなり、落としにくくなってしまいます。黒い汚れが出てきたら、早めの掃除が肝心です。
この記事では、お風呂のドアパッキンの基本的な掃除方法を詳しく解説します。
パッキン掃除に役立つ洗剤もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
掃除の前に!お風呂のドアパッキンにつく汚れの種類
お風呂のドアパッキンには、主に下記の汚れが蓄積します。
- ホコリなどのゴミ
- 皮脂汚れ
- 水垢
- 石鹸カス
- カビ
お風呂のドアパッキンにはホコリなどのゴミのほか、皮脂汚れや水垢、石鹸カスなどが多く溜まります。
また、高温多湿のお風呂場では、カビが発生しやすいです。
ドアパッキンの黒ずんだ汚れはカビ汚れの可能性が高く、放置すると取れにくくなってしまいます。
お風呂のドアパッキンの掃除方法
お風呂のドアパッキン掃除では、内側と外側を分けて、それぞれ掃除していきます。
- 内側のドアパッキンの場合
- 外側のドアパッキンの場合
それぞれ、具体的に見ていきましょう。
ドア内側のパッキン
内側のドアパッキンは、下記の手順で掃除します。
- ホコリなどのゴミをブラシやハケで取り除く
- 中性洗剤をスプレーして5分ほど時間を置く
- ブラシでこすり洗いする
- 水で流して乾拭きする
中性洗剤で落ちない汚れは、塩素系漂白剤を使うと効果的です。
- ホコリなどのゴミをブラシやハケで取り除く
- 塩素系漂白剤をかけてラップで覆う
- 1時間~半日ほど時間を置く
- ブラシでこすり洗いする
- 水で流して乾拭きする
放置する時間は、汚れの程度に合わせて調整しましょう。
こびりついた汚れ部分は、重点的に塩素系漂白剤をかけると落ちやすくなります。
ドア外側のパッキン
外側のドアパッキンも、基本的には内側と同じ方法で掃除します。
ただし、脱衣所が水浸しになってしまうため、あらかじめお風呂の外側の扉下に捨ててよい大きめ
のタオル、もしくは雑巾何枚かを敷き詰めておきましょう。
また、外側はシャワーが届かないため、ペットボトルと水を受ける桶やバケツなどを使うと効率的です。
お風呂のドアパッキン掃除で役立つ洗剤
お風呂のドアパッキン掃除では、下記3つの洗剤が役立ちます。
- 中性洗剤
- 酸素系洗剤
- 塩素系漂白剤
自宅にある洗剤があれば、ぜひ活用してドアパッキンをキレイにしましょう。
中性洗剤
軽い汚れなら、中性洗剤での掃除が良いでしょう。
お風呂掃除用の中性洗剤はもちろんのこと、キッチン用の中性洗剤でも問題ありません。
ほか、さまざまな場所に使えるウタマロクリーナーもおすすめです。
酸素系洗剤
中性洗剤では落ちないけれど、塩素系漂白剤は使いたくない!という場合には、酸素系漂白剤を使うのも良いでしょう。
酸素系漂白剤として有名なのが、オキシクリーンです。
オキシクリーンは、重曹と混ぜてペースト状にして使います。
- 40gのオキシクリーンと40gの重曹を混ぜる
- 約40度のお湯40mlを少しずつ加えてペースト状にする
- 1時間ほど放置する
- ブラシでこすり洗いする
- 水で流して乾拭きする
塩素系漂白剤
ハイターやカビ取り剤などの塩素系漂白剤も、ドアパッキンの掃除で大活躍します。
液体をそのまま使っても良いですが、ポタポタ垂れてしまうのが気になる場合は片栗粉を混ぜても良いでしょう。
- 塩素系漂白剤と片栗粉を1:1の割合で混ぜる
- ペースト状になったら汚れ部分に塗りラップを乗せパック状態にする
- 5~15分ほど放置する
- ブラシでこすり洗いする
- 水で流して乾拭きする
あまり長く放置するとゴムパッキンが劣化したり変色したりしてしまうため、汚れの落ち具合を見ながら放置時間を調整しましょう。
掃除しても汚れが落ちないお風呂のドアパッキンはどうしたらいい?
塩素系漂白剤でも汚れが落ちない場合は、パッキンを新しく購入して交換するしかありません。
ただし、正しく設置しないと水漏れするリスクがある点には注意が必要です。
そこでおすすめなのが、専門業者への依頼。
業者なら専用の洗剤を使って汚れを落とせる可能性が高いです。
パッキンを自分で交換するのにも費用がかかるため、ぜひ一度業者への依頼を検討してみましょう。
お風呂のドアパッキン掃除で注意したいこと
お風呂のドアパッキン掃除をする際には、注意点があります。
- マスクやゴム手袋を着用して作業をする
- 塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜない
洗剤は人体に強い刺激を与えることがあるため、掃除の際はマスクやゴム手袋を着用しましょう。
特に、酸素系漂白剤や塩素系漂白剤を使うなら、マスクとゴム手袋は必須です。
あわせて、換気扇をまわしたり窓をあけたりして、しっかり換気できる状況にしておきましょう。
また、カビ取りで大活躍する塩素系漂白剤ですが、酸性洗剤を混ぜると有害なガスが発生することにも注意が必要です。
掃除の後に!お風呂のドアパッキンのカビ予防法
お風呂のドアパッキンを掃除したら、なるべくキレイな状態を保ちたいものです。
ホコリなどは簡単に取れるものの、カビは落ちにくくなることが多いため、下記の方法で予防しましょう。
- お風呂あがりに熱めのお湯をかける
- 水気をなるべく取っておく
毎日、お風呂の後は残った石鹸カスや皮脂汚れを落としカビを予防するために熱めのお湯をかけます。
カビは高温に弱いため、熱めに温度設定することがポイントです。
熱めのお湯をかけた後に冷たい水で流すと、高温多湿状態を回避できるのでよりカビ予防しやすくなります。
また、水分が残っているとカビが増殖しやすくなるため、お風呂場を使った後は水分をできるだけ取っておきましょう。
お風呂のドアパッキンは早めの掃除が肝心【カビが生える前に!】
ドアパッキンは、汚れたらすぐに掃除することが大切です。
カビ取りでは強い洗剤を使うことも多いため、マスクやゴム手袋を着用して作業することも忘れてはいけません。
どうしても取れない汚れは、業者へ依頼して掃除するかゴムパッキンを交換するのもいいでしょう。
ドアパッキンを含めてお風呂はこまめに掃除し、カビをなるべく増やさないことが大切です。
お風呂ドアパッキンの掃除方法を徹底解説!【効果的な洗剤も】のよくある質問
-
Q. お風呂のゴムパッキンの掃除方法は?
A.お風呂のゴムパッキンは、下記の方法で掃除します。
1.ホコリなどのゴミをブラシやハケで取り除く
2.中性洗剤をスプレーして5分ほど時間を置く
3.ブラシでこすり洗いする
4.水で流して乾拭きする頑固な汚れには、中性洗剤の代わりに塩素系漂白剤を使っても効果的です。
-
Q. お風呂のドアのゴムパッキンのカビはどうやって取る?
A.お風呂のドアのゴムパッキンにつく軽いカビなら、中性洗剤や酸素系漂白剤で落とせます。
頑固なカビには、塩素系漂白剤ペーストが有効です。1.塩素系漂白剤と片栗粉を1:1の割合で混ぜる
2.ペースト状になったら汚れ部分に塗りラップを乗せパック状態にする
3.5~15分ほど放置する
4.ブラシでこすり洗いする
5.水で流して乾拭きする
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