2023.11.07 2023.11.21
この記事では、陶器製のトイレ手洗い場の掃除方法について解説します。
陶器のトイレ手洗いには、タンク上の手洗い、トイレ室内の小さな手洗い場、トイレ隣の部屋の洗面台などがありますが、掃除方法に大きな違いはありません。
トイレ手洗い器掃除の懸念点は、便器と比べて掃除する頻度が圧倒的に少ないこと。放置して黒ずむ・白っぽい水垢が溜まる……など不衛生な状態となり、トイレ全体が不潔に見えてしまいます。
そこで、トイレの手洗い場の汚れを防ぐ簡単な方法もご紹介。トイレの手洗い器をこれから掃除される方はぜひ最後までチェックしてください。
目次
トイレ手洗いの掃除法【陶器のザラザラ水垢/黒ずみ/サビ】
トイレの陶器製手洗いの掃除方法について、3つの汚れにわけて解説します。
白っぽいザラザラ汚れ・水垢の掃除方法
- ホコリを拭き取る
- クエン酸小さじ1と水200ミリリットルを混ぜてスプレーボトルに入れる
- 手洗いにキッチンペーパーを敷き2をたっぷり吹きかける
- 2~3時間後キッチンペーパーをはずし、残りの汚れを歯ブラシなどで磨く
- 手洗いを水拭きする
トイレの手洗いはカルキや水垢によって、白っぽい見た目やザラザラとした手触りになります。
まずホコリを取り除いたら、クエン酸スプレーを用意してください。手洗いの汚れた箇所を覆うようにキッチンペーパーを敷き、上からクエン酸スプレーをたっぷり吹きかけます。
2~3時間後に汚れが浮いたらキッチンペーパーをはずし、残った汚れを歯ブラシなどで磨きいてください。最後はクエン酸がタンクに流れないように、しっかり絞った布で水拭きして完了です。
黒ずみの掃除方法
- ホコリを拭き取る
- 重曹と水を同量混ぜてペーストを作る
- 手洗いの黒ずみに2を貼り付けてラップでカバーする
- 2~3時間後ラップをはずし、残った汚れを歯ブラシなどで磨く
- 手洗いを水拭きする
トイレの手洗いに発生する黒ずみは、服の繊維などのホコリが溜まり、さらに石鹸や水と合わさったもの。このようなアルカリ性の汚れには重曹が効果的です。重曹ペーストを作って、たっぷり塗り付けましょう。
2~3時間放置して汚れが落ちたら、残った汚れを歯ブラシなどで軽くこすります。
最後は重曹の塊がタンク内に流れないように、濡らしたタオルやぞうきんで拭き取ってください。
蛇口付近に多いサビ掃除法
- サビの種類に応じた洗剤を付けて汚れを浮かせる
- 残った汚れを歯ブラシなどで磨く
- 蛇口を水拭きする
金属製の蛇口には、使っているうちに様々なサビが発生します。サビの種類に応じた洗剤を使って掃除しましょう。
青緑色のサビ(緑青)は重曹ペースト(重曹1に対して水4)やクエン酸水(クエン酸1に対して水20)などが効果的です。
黒いサビは重曹ペースト(重曹1に対して水1)、白いサビはクエン酸(クエン酸1に対して水20)がおすすめ。
それぞれキッチンペーパーやトイレットペーパーでパックして放置してから、汚れを浮かせましょう。
トイレの陶器手洗い掃除に必須のアイテム【頑固な汚れにも】
トイレの陶器手洗いには、以下のようなアイテムがあると便利です。
普段のお手入れに加えて、頑固な汚れ落としにも使えます。
水垢落としスティック
水垢落としスティックとは、手のひらサイズの四角い石のような見た目の掃除グッズです。
陶器を水で濡らしてから、この「水垢落としスティック」でこすると、簡単に汚れを落とせる場合があります。
浮いた汚れは、蛇口の水でそのまま流せばよく、たいして手間もかかりません。
水垢落としスティックを使う際には、摩擦で陶器が傷つくのを防ぐため、必ず水で陶器を濡らしてください。
メラミンスポンジ
激落ちくんのようなメラミンスポンジも、手軽にトイレの陶器製手洗いの掃除をしたい人におすすめのグッズです。
メラミンスポンジをしっかり水で濡らしてから、陶器製手洗いを軽くこすると黒ずみや水垢を落とせます。
大きなサイズであっても、1回分の掃除用のサイズにちぎって使えるので、衛生的かつ経済的な点もメリットと言えるでしょう。
トイレの陶器製手洗い掃除を楽ちんに!頑固な汚れ防止法3選
トイレの陶器製手洗いは、一度頑固な汚れが付くと掃除が大変になります。
ここでは、トイレの陶器製手洗い掃除を楽ちんにする、頑固な汚れ防止法3つを紹介します。
手洗い場を使用するたびにトイレットペーパーで拭く
陶器のトイレ手洗いの汚れは、ホコリや手垢が水と混ざることで発生します。
そのため、こまめにホコリや手垢を取り除くことで、頑固な汚れを予防できます。
トイレで用を足して手を洗うたびに、トイレットペーパーや手拭きシートなどで手洗いを拭く習慣を付けると、大きな負担なく綺麗にキープできるでしょう。
トイレ便器掃除と同じ頻度で手洗い場も掃除する
トイレの手洗いはあまり頻繁に掃除しなくても、汚れやすい便器はこまめに掃除している人はいるでしょう。
トイレの便器掃除とセットで手洗い器も掃除することにすると、綺麗な手洗いをキープできます。
トイレの手洗いタンクシートを敷く
手洗いタンクシートは薄いフィルム状のアイテムで、タンクのサイズや形に合わせてカット。これを敷き詰めて、陶器の汚れを防止することができます。
あらかじめタンクのホコリを取り除いてから敷きましょう。直接水がタンクに触れるのを防ぎ、水垢や黒ずみ予防となります。
ただし、ずっと敷きっぱなしにしているとシート自体が汚れてしまううえに、シートとタンクの間にカビが発生してしまいます。トイレの手洗いタンクシートは、定期的に交換しましょう。
トイレ掃除で陶器製手洗いの汚れ落しにてこずっているなら
トイレ掃除において手洗いは盲点で、陶器に付いた汚れが頑固になってなかなか落ちない……というケースも珍しくありません。
陶器製手洗いの汚れを放置して黒ずんでくると、手を洗う気持ちも下がってしまうでしょう。
掃除する時間が無い・放置しすぎてもう掃除する気にならないなど、トイレ掃除で陶器製手洗いの汚れ落としに手こずっているなら、ハウスクリーニングの利用がおすすめです。
ハウスクリーニング業者に依頼すれば、専用の洗剤や技術でトイレ全体を綺麗にしてくれるので、汚れを一掃したい人はぜひ活用してみましょう。
トイレの陶器の手洗いはこまめな掃除を
今回の記事では、トイレの陶器製手洗いの掃除方法について解説しました。
トイレの陶器の手洗いは、便器と比べて掃除頻度が少ない傾向にあり、知らないうちに汚れやすいです。白っぽい水垢・黒ずみなど、汚れに応じて適切な洗剤やアイテムを使用して掃除しましょう。
また、手洗い場の汚れがひどくなればなるほど掃除が大変になるので、日頃からこまめに掃除することを心がけてください。落としきれない汚れがある場合は、信頼できる業者に相談してみましょう!
さらに詳しく知りたい方はこちら
トイレタイルの黒ずみの落とし方は?簡単な掃除方法を解説【表面も目地もきれいに!】
2023.11.07 2024.09.26
トイレ手洗いの掃除法!陶器の白いザラザラ汚れや黒ずみは落ちる?のよくある質問
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Q. トイレの陶器の手洗い場の白っぽい汚れはどうやって落とす?
A.ホコリを拭き取ったあと、クリームクレンザーを付けたスポンジで磨きます。汚れが取れたら濡れた布で拭き取ってください。クレンザーがトイレの詰まりの原因になるかもしれないので、流さないようにしましょう。
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Q. トイレの陶器の手洗い場の黒ずみはどうやって落とす?
A.手洗い場のホコリを拭き取り、キッチンペーパーを敷きます。上からクエン酸と水を混ぜたものをひたひたになるまでかけて1時間ほど放置します。仕上げに水拭きしてください。
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Q. トイレの陶器の手洗いボウルで使えるアイテムは?
A.メラミンスポンジや水垢落としスティックがおすすめです。金属ブラシや研磨剤入りナイロンたわし、紙やすりは陶器が傷つく可能性があるので使用しないでください。
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