カビを気にしすぎているかもしれないエアコン

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エアコンのカビは気にしすぎなくても問題ない?適切なリスクの捉え方を徹底解説

2025.06.08 2025.06.08

 

気にしすぎのケースも多いと言われるエアコンのカビ。この記事では、そんなエアコンのカビはどこまで気にしたら良いのかについて徹底解説していきます。

「構造上エアコン内部はカビるから、そこまで気にしなくて良い、って本当?」
「エアコンのカビが身体に悪いといっても、どの程度のカビの話?」

といった疑問をお持ちの方は必見です。記事を読めば、エアコンのカビを気にしすぎなケースや、気にしたほうが良いレベルがわかります。

相当増殖しないと目に見えないだけに、影響が確認しづらいエアコンのカビ問題。適切なリスクの捉え方について、しっかりお伝えしていきます。

記事後半では、増やさないにこしたことはないカビの「予防法」までご紹介。カビのリスクを減らしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

エアコンのカビは気にしすぎなくて良い?そう言われる理由と「正しいリスクの捉え方」

エアコンのカビを気にしすぎている女性

カビは体内に入ると健康被害を及ぼすため、決して無視できません。しかし、気にしすぎても良くないのも事実。まずは、エアコンのカビは気にしすぎなくても良いのかどうかについてご紹介します。

「気にしすぎ」と言われる理由

エアコンを健康的に使っていくなら、カビがない状態をキープする必要があります。しかし、「気にしすぎ」と言われるケースも少なくありません。その理由は、「気にすべきケース」と「気にしなくても問題ないケース」があるためです。

必要以上に気にしすぎてしまうと、不安が大きくなりストレスになってしまいます。また、必要以上にお手入れをしてエアコンが故障する場合があるので、気にしすぎも良くありません。

気にしすぎなケースと気にすべきレベル

では、「気にしすぎなケース」と「気にすべきケース」について具体的に見てみましょう。

気にしすぎのケース 気にすべきケース
・吹き出し口を毎日拭き掃除している
・エアコンを使うたびにアルコール消毒スプレーを吹きかけている
・自分でエアコン内部の分解掃除をしようとする
・何年も内部洗浄していない
・臭いがする
・目視できるレベルで黒カビが生えている

上記のように、気にしすぎなケースでは過剰なお手入れをしているのが特徴。こまめなお手入れをすると清潔を保ちやすくなりますが、無理に内部を分解して掃除するなどすると故障の原因になる場合もあるので注意しましょう。

一方で気にすべきケースでは、エアコンの清潔度に対して関心度が低いのが分かります。

エアコンのカビは気にしすぎ?気にすべきかどうかの判断基準

「気にしすぎ」と言えるケースがある一方で、そうも言っていられないケースも多くあります。カビが増殖してすぐにでも対処が必要だと考えられるのは、以下に該当する場合です。

  • 何年も内部洗浄していない
  • 臭いがする
  • 目視できるレベルで黒カビが生えている

自宅の状況と比べて、「気にしすぎ」なのか「気にすべき」なのかの判断にお役立てください。

何年も内部洗浄していない

夏場や冬場になると何日もフル稼働するケースも珍しくない、エアコン。そんなエアコンを何年も内部洗浄せずにいると、カビがびっしり発生してしまいます。

フィルターや吹き出し口など自分でできる範囲は掃除していても、カビは本体内部にも多く発生するため、何年も内部洗浄されていないエアコンは危険度が高いです。

さらに詳しく知りたい方はこちら

臭いがする

エアコンから出る風の臭いが気になるなら、本体内部でカビが増殖し、その胞子が室内に放出されている証です。

  • 酸っぱい臭い
  • 生乾きの臭い
  • カビ臭い

上記をはじめ、通常とは違う「不快な臭い」がするのなら、室内にまでカビ胞子が飛んできています。すぐにでも対処すべき状況です。

目視できるレベルで黒カビが生えている

本体内部で多く発生するカビですが、吹き出し口やルーバーなどに黒い点々がついているなど、目視できるレベルでカビが発生しているなら危険度大です。

カビが目視できるレベルということは、内部にはさらに多くのカビが発生している証拠。目視できる範囲は一部分にすぎず、カビの増殖はかなり広い範囲に広がっていると想定できます。

さらに詳しく知りたい方はこちら

エアコンのカビは気にしすぎなくて良い、といって放置すると起こること3つ

カビは気にしすぎとエアコンを放置してしまう際の注意

エアコンのカビを放置することには、無視できない大きなリスクがあります。

  • 運転効率が下がる
  • 健康被害が出る
  • エアコンが故障する

「気にすべきケース」に該当するなら、上記のリスクを負っている可能性が高いため、すぐにでもエアコン内部のカビを除去する必要があるでしょう。

運転効率が下がる

カビが増殖したエアコンは、カビによって運転効率が下がってしまいます。設定温度になるまで時間がかかるだけでなく、水漏れなどのトラブルが発生するケースもあります。

また、運転効率が下がり設定温度になるまでのフル稼働時間が長くなると、電気代が高くなるのもデメリットです。

健康被害が出る

エアコン内部で増殖したカビが風に乗って室内へ放出され体内に入ってしまうと、健康被害が発生します。

  • くしゃみやかゆみなどのアレルギー症状
  • 皮膚炎
  • ぜんそく
  • めまい
  • 頭痛
  • シックハウス症候群

上記をはじめ、さまざまな症状が出る場合があります。

エアコンが故障する

カビの増殖でエアコンのスムーズな運転が遮られ、故障の原因になるケースもあります。

異音がするようになったり正常に動作しなくなったりする場合もあるでしょう。中には、電源が入らなくなるなどの大きなトラブルになる場合もあります。

エアコンのカビを気にしすぎてやりがちなNG行為4選

エアコンのカビを除去する際には、NG行為を避け安全に作業するのが大切です。

  • 無理に分解しない
  • 電子パーツを濡らさない
  • アルコールを使うなら火気厳禁
  • 洗浄スプレーの使用には要注意

エアコンが故障する場合もあるため、NG行為はしっかり頭に入れておきましょう。

無理に分解しない

無理に分解すると、パーツが破損して故障する危険があります。エアコンの説明書を参考にして、自分で無理なくできる範囲で分解して掃除しましょう。

自分で掃除できるのは、フィルターや吹き出し口、ルーバーのみが基本です。

その他の内部を掃除するためには、専用の工具を使って正しく洗浄する必要があります。内部の清掃は、専門知識があるプロに任せましょう。

電子パーツを濡らさない

電子機器であるエアコンの内部には、さまざまな電子パーツが組み込まれています。

電子パーツが水に濡れるとショートしてしまうため、掃除で水を使う際は細心の注意が必要です。

アルコールを使うなら火気厳禁

除菌効果があるアルコールは、カビの予防にも良いでしょう。ただし、アルコールは引火しやすいため、火気の近くで使用するのは非常に危険です。アルコールを使う際は、近くに火気がないかしっかり確認しましょう。

また、電子パーツにアルコールがかかると故障する場合があるため、散布範囲にもしっかり配慮する必要があります。

洗浄スプレーの使用には要注意

自分でエアコン内部を洗浄できる「洗浄スプレー」も、さまざまな種類が市販されています。手軽に内部のカビも除去できる優れものですが、正しい使い方で細心の注意を払い丁寧に作業しないと、エアコンを故障させてしまうので注意が必要です。

洗浄スプレーで故障リスクが高くなるなら、プロに依頼して内部の隅々まで汚れを落としてもらう方法も検討してみましょう。

エアコンのカビを気にしすぎてしまうなら予防しよう!増殖を抑える4つのコツ

カビを気にしすぎて業者に掃除依頼したエアコン

カビを気にしすぎてしまうなら、過剰にお手入れするよりも日頃からカビ予防を実践するのがオススメです。

  • こまめな換気と部屋の掃除
  • 稼働後は送風運転する
  • フィルターを定期的に掃除する
  • 定期的にプロに洗浄してもらう

上記4つのコツでカビの増殖を抑えやすくなるので、ぜひできることから始めてみましょう。

こまめな換気と部屋の掃除

カビは、高温多湿でホコリなどの栄養素が多い環境を好みます。そこで、こまめに換気と部屋の掃除をして、室内の湿気やホコリなどの汚れをためないようにしましょう。

短時間で効率的に換気するなら、窓を2ヶ所以上開けて風が通りやすくするのがオススメです。

稼働後は送風運転する

エアコンを使った後は、送風運転をしてから電源を落とします。

エアコン稼働中は、内部で暖かい風と冷たい風がぶつかって結露が発生します。結露がそのままの状態で電源を落とすと、湿度が高いままとなりカビが増殖してしまいます。

送風運転をすると本体内部を乾燥させられるため、カビの増殖予防に効果的です。

フィルターを定期的に掃除する

フィルターは、室内の空気を本体内部へ取り込む際に、ホコリなどの汚れを除去する役割を果たします。そのため、汚れが蓄積しやすいのが特徴。汚れたまま放置すると、ホコリが栄養素となりカビが増殖しやすくなります。

そこで、フィルターは定期的に掃除するのが大切です。1ヶ月に1回など、タイミングを決めて掃除していく習慣を付けましょう。

定期的にプロに洗浄してもらう

内部の洗浄は、プロに任せるのが基本。自分で無理に分解したり洗浄スプレーを使ったりすると、故障する危険があるためです。

1年に1回、エアコンを使わないシーズンにプロによるクリーニングをしておけば、夏場や冬場を快適に過ごせます。

さらに詳しく知りたい方はこちら

エアコンのカビは適度に気にしよう!定期的な掃除で快適な室内環境へ!

エアコン内部はカビが発生しやすいため、定期的に掃除をしなければなりません。増殖したカビを放置するとエアコンが故障したり健康被害が出たりするので、日頃からの予防にも注力すると安心です。

エアコンは、自分で掃除できる範囲が少ないため、定期的に業者による清掃も実施するとカビに悩まされなくなるのでオススメです。

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エアコンのカビは気にしすぎ?に関するよくある質問

  • Q. エアコンのカビは気にしすぎ?放置して良い?

    A.

    エアコンのカビは気にしすぎなケースとそこまで気にすべきではないケースがあります。たとえば、吹き出し口に黒カビが見えていたり風の臭いが気になったりする場合は、すぐにでもカビを除去する必要があります。

    詳しくは、下記をご覧ください。
    エアコンのカビは気にしすぎ?

  • Q. エアコンのカビは、どうして増殖する?

    A.

    カビは、高温多湿でホコリなどの栄養素が多いと増殖します。エアコン内部は高温多湿なので、掃除をせず汚れが多く蓄積していると増殖しやすくなります。

    詳しくは以下を参考にしてください。
    エアコンのカビが増殖する原因

  • Q. エアコンのカビの予防方法は?

    A.

    エアコンのカビを予防するなら、こまめに換気と部屋の掃除をし、定期的にフィルターを掃除しましょう。あわせて、定期的にプロによる内部洗浄を実施すると効果的です。

    詳しくは、以下をご覧ください。
    エアコンのカビ予防法

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