トイレ掃除シート

トイレ掃除シートの代用品4選【家にない!コストを抑えたい!】

2023.10.04 2023.10.04

トイレ掃除シートは、トイレを綺麗に掃除できる上にほとんどの商品はそのままトイレに流せて便利です。

しかし、毎回トイレ掃除シートを購入していると、コストがかさんでしまいます。

そこで今回は、トイレ掃除シートの代用品を4つ紹介します。おうちにあるもので代用できるので、少しでも掃除費用を抑えたい人は、参考にしてください。

トイレ掃除シートの代用品4選【どの家にもある物で!】

トイレ掃除シートの代用品のトイレットペーパー

トイレ掃除シートは、どこのご家庭にもあるようなもので十分代用できます。たとえば、以下のアイテムが代用品として使用できます。

  • トイレットペーパーウエス
  • (古いタオルや布)
  • ウェットティッシュ
  • ペーパータオル

それぞれどのようにトイレ掃除シートを代用していくのか紹介しましょう。

トイレットペーパー

トイレに必ず備えられているトイレットペーパーでも、トイレ掃除シートの代用品として活用できます。トイレットペーパーであれば当然トイレで流すことも可能です。

しかし、トイレ掃除シートと比べて脆いため、強い力でこするとすぐにボロボロになってしまいます。トイレットペーパーを代用する際は、厚めに重ねて使ったり、軽く拭けたりするような場所での使用がおすすめです。

ウエス(古いタオルや布)

ウエスでもトイレ掃除シートを代用できます。ウエスというと聞き馴染みのない方も多いかもしれませんが、ウエスとは“汚れをふき取るために使う雑巾のような布”のことです。

使い倒して古くなったタオルや、Tシャツなどを切り取ったものをウエスとして使用します。Tシャツなどを切り取って使用する場合は、綿(コットン )素材がベストです。

適切なサイズに切り取り、洗剤やクエン酸をつけてこすれば、トイレ掃除シートとして代用できます。

ウェットティッシュ

ご家庭にウェットティッシュを常備している場合は、そちらでもトイレ掃除シートとして代用が可能です。トイレ掃除シートはそのままトイレに流せるウェットティッシュなので、どうしても割高になってしまいます。

しかし、日常でよく使用されるようなウェットティッシュであれば、わざわざトイレ掃除のために用意しなくても安価で手に入ります。

また、トイレの床であれば、フローリング用のウェットティッシュでも代用できます。使い勝手はトイレ掃除シートと大差ないので、使用しやすいというのも大きなメリットです。

ペーパータオル

主にキッチンで利用するペーパータオルもトイレ掃除シートとして代用できます。キッチンだけでなく、最近では手洗い後の手拭き用にペーパータオルを使っているご家庭も多いのではないでしょうか。

しっかりとしたペーパータオルであれば、トイレットペーパーのようにボロボロにならずに拭き掃除ができます。軽い汚れからしっかり汚れまで幅広く対応できるのも利点です。

トイレ掃除シートの代用品を使う上での注意点

トイレ掃除シートの代用品

トイレ掃除シートは、ご家庭にあるもので代用できますが、代用する際は以下の点に注意しましょう。

  • トイレに流さない
  • 繰り返し使わない
  • 除菌能力は乏しい

それぞれの注意点について解説します。

トイレに流さない

トイレ掃除シートであればトイレに流すことができますが、代用品はトイレに流さないように注意しましょう。特に、ウェットティッシュなどはトイレ掃除シートと使い心地が変わりません。うっかりトイレに流してしまわないよう気をつける必要があります。

間違えてトイレに流してしまうと詰まりの原因に。解消するための費用がかかり、代用品でコストを抑えた意味が全くなくなってしまいます。

ふき取った後はすぐに捨てられるよう、ゴミ袋などを用意しておくといいでしょう。

繰り返し使わない

トイレ掃除シートをウエスで代用した場合、繰り返し使用するのはやめておきましょう。古くなったタオルやTシャツなどを切り取った布を利用しますが、衛生的にも使い切りとして利用するのがおすすめです。

ふき取った菌や汚れを何度も塗り広げてしまうので、掃除している意味がなくなってしまいます。不要になった布などをウエスとして使用するのであれば、最終用途として使用しましょう。

除菌能力は乏しい

トイレ掃除シートには除菌効果がありますが、濡らしただけの代用品では除菌能力が乏しいといえます。洗剤を利用すればほぼ同等の除菌効果を見込めるかもしれませんが、代用品で掃除する際は汚れを落とすことをメインで使用するのがいいでしょう。

また、トイレ掃除シートには除菌だけでなく、抗菌効果があるものもあります。代用品の場合はそこまでの除菌能力は期待できないことを知っておきましょう。

シート以外も!トイレ掃除道具の代用品アイデア

トイレ掃除道具の代用品

トイレ掃除には専用の道具が色々ありますが、それぞれに代用できるものもあります。たとえば、以下のようなトイレ掃除道具も代用可能です。

  • トイレ掃除用洗剤
  • トイレ掃除用ブラシ
  • トイレ掃除用モップ

それぞれの代用品を紹介しましょう。

トイレ掃除用洗剤

トイレ掃除専用の洗剤は以下の洗剤で代用できます。

  • 重曹
  • セスキソーダ水
  • クエン酸
  • 食器用洗剤

トイレ掃除において、それぞれ代用品それぞれが効果を発揮する汚れは以下の通りです。

落としやすい汚れ・ニオイ等 落とせない汚れ等
重曹 黒ずみ汚れ・カビ・ぬめり 水垢・尿石・黄ばみ汚れ
セスキ カビ・黒ずみ汚れ 水垢・尿石・黄ばみ汚れ
クエン酸 水垢・尿石・黄ばみ汚れ・黒ずみ汚れ・アンモニア臭 ブラシの汚れ(黒ずみ、カビ)
食器用洗剤 軽度の詰まり・排泄物汚れ・黒ずみ汚れ・水垢・ホコリ汚れ ※素材を傷めやすい
※メーカーによっては洗浄力が劣る

このうち、重曹とセスキを使ったトイレ掃除で期待できる効果は以下の通りです。

期待できる効果
重曹 高い研磨効力・吸湿・消臭
セスキ 雑菌の繁殖を抑える

特に、重曹またはセスキソーダ水と一緒にクエン酸を併用することで、トイレのあらゆる汚れを除去できます。トイレの汚れは主に「アルカリ性」です。酸性であるクエン酸を使用することで、より高い効果が期待できます。

なお、食器用洗剤は、軽度の詰まりであれば解消できるという特徴がありますが、強くこすると便器を傷めてしまいます。

メーカーによっては洗浄力が劣ることがデメリットですが、水垢や排泄物の汚れなど軽い汚れは落とすことが可能です。便器についた黄ばみや尿石の汚れは酸性タイプのクエン酸が適していますが、日々のこまめな掃除に食器用洗剤は適しています。

トイレ掃除用ブラシ

トイレ掃除用ブラシは、雑菌の温床です。掃除で使用した後、そのままトイレに置いておくことに抵抗のある方も多いのではないでしょうか。

また、ブラシの場合は便器の奥の方まで掃除できないというデメリットもあります。トイレ掃除用ブラシは、ご家庭にある使い古した歯ブラシで代用しましょう。

掃除する際は手袋をして行えば、トイレブラシでは届かなかった奥の汚れまで落とせます。確実に、かつ細かい汚れまでしっかりと掃除できておすすめです。

トイレ掃除用モップ

トイレの床を掃除するモップは、フローリング用のワイパーもしくは雑巾とクエン酸で磨くことで代用できます。トイレの床は、肉眼では見えない尿の飛び散りによる雑菌まみれです。

クエン酸はアンモニア臭に効果的で、かつ尿汚れにもしっかりと効果を発揮してくれます。フローリング用のワイパーにクエン酸を吹きかけた雑巾をセットし、床をこすりましょう。

ワイパーがなければ、直接床にクエン酸を吹きかけ、雑巾でふき取るようにします。クエン酸は放置せずに、すぐにふき取るのがポイント。汚れがひどい箇所には、クエン酸スプレー→雑巾がけを繰り返して汚れを落としていきましょう。

トイレ掃除シートの代用品を使ってコストを抑えましょう!

トイレ掃除シートの代用品

家の掃除箇所はたくさんありますが、抑えられるところでコストを抑えて、面倒で避けられない部分を業者に任せるのが賢い選択です。

トイレ掃除掃除シートに限らず、自分で掃除するだけでも、あれもこれもと買ってしまうと気づかないうちに大きな額になってしまうので注意してください。

今回の記事を参考にして、代用できるものは代用し、業者に依頼するのと自分で掃除する場合を比較しながら、最もコストを抑えられる掃除方法を検討しましょう。

トイレ掃除シートの代用品4選【家にない!コストを抑えたい!】のよくある質問

  • Q. トイレ掃除シートの代用品にはどのようなものがありますか?

    トイレットペーパー・ウエス・ウェットティッシュ・ペーパータオルなどがあります。

  • Q. トイレ掃除シートの代用品を使う上での注意点はありますか?

    トイレに流したり繰り返し使ったりしないでください。

  • Q. トイレ掃除用洗剤の代用品になるものはありますか?

    重曹・セスキ・クエン酸・食器用洗剤などが代用できます。