2024.03.08 2024.09.04
引っ越し時のベッドの運搬は大変ですよね。
本記事では、そんなベッドの運搬について、引っ越し時の注意点や費用、安全な運び方を徹底解説していきます。
買い替えるかそのまま使い続けるか、解体するか運搬するかなどでお悩みの方は必見の内容です。
記事後半では、6つの処分方法もご紹介。処分・買い替えを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
引っ越しでベッドを運ぶ際のポイント
引っ越しでベッドを運ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 引っ越し業者がベッドの運搬に対応しているか
- ベッドの搬出ルートと搬入ルート
- 新居の設置スペース
- ベッドが解体できるか
特に搬出入ルートや新居の設置スペースを計画しておかないと、費用と労力をムダにしてしまうことになるので要注意です。
引っ越し業者がベッドの運搬に対応しているか
引っ越しをする際は、ベッドの運搬に対応している引っ越し業者の選定が必要です。
ベッドやマットレスのサイズ、おおまかな重量、そして解体が必要かどうかを引っ越し業者に伝え、運搬してもらえることを確認しましょう。
ベッドのサイズや解体の有無によって、当日の作業員の人数が変わってきます。
同時に運搬に際しての追加料金や、解体と組み立てサービスの有無についても確認してください。ベッドのサイズや解体の有無を正確に伝えることで見積もり金額と作業当日の正確性を高め、当日のベッド運搬を安心して任せられるでしょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越し時のマットレスはどう運ぶ?自分で運ぶ方法は?【費用相場や安い運び方も解説】
2024.03.07 2024.09.04
ベッドの搬出ルートと搬入ルート
ベッドの運搬計画を立てる上で、重要なのは搬出ルートと搬入ルートの確認です。
事前に新旧の住居を訪れ、階段の幅やエレベーターのサイズなどを計測しておきましょう。
狭い階段や小さなエレベーターしかない場合、ベッドを家まで運ぶことが困難な場合があります。ベッドを窓やバルコニーから吊り上げる方法が検討されることもありますが、クレーン車や追加人員が必要となり、大幅なコスト増に。買い替えの検討も必要になってくるでしょう。
新居の設置スペース
新居でベッドを設置する前に、部屋の寸法を正確に測定してベッドが入るスペースがあるかどうかを確認する必要があります。
わざわざ引っ越しでベッドを運んでも、部屋の広さに合わないと長く使い続けられません。ベッドを設置した後に部屋を快適に使えるだけの十分なスペースが残るかどうか、サイズを調べてよく検討しておきましょう。
また、ベッドは一度配置すると移動が大変なので、どこに設置するかも決めておくことが大切です。
ベッドが解体できるか
ベッドの解体の有無は、運搬の際の大きなポイントです。
解体できるベッドの場合、搬出入が容易なので人員や運搬コストの削減につながります。
ベッドの購入時に付属している取扱説明書を事前に確認し、自分で解体可能かをチェックしましょう。六角レンチなどベッド付属の工具で簡単に解体できるケースもあれば、特殊な工具が必要なベッド、解体が想定されていないベッドもあります。
解体作業を業者に依頼する場合は、その費用も含めて見積もりに反映させることが大切です。
引っ越しでベッドを運ぶ際の費用【依頼先別】
引っ越しの際、ベッドの運搬はサイズ、形状、および目的地までの距離によって費用が大きく異なります。
- 宅配会社:15,000円~25,000円程度(別途解体費用)
- 引っ越し会社:15,000円~35,000円程度(別途解体費用)
- 自分で運搬する場合:15,000円~30,000円程度(2トントラック1日レンタル時)
上記の3つのパターン別に、それぞれの費用目安について詳しく説明します。
宅配会社に依頼する場合の費用目安
ベッドを宅配会社に依頼して運搬する場合、費用はベッドのサイズ、重量、そして運搬する距離に基づいて決まります。
シングルサイズのベッドの場合、一般的な配送サービスで比較的安価に送ることも可能です。しかし、キングサイズや特殊な形状をしたベッドの場合、特別なプランとなり、費用が高くなる傾向があります。
また、運搬距離が長い場合には追加料金がかかる場合もあります。宅配会社を利用する際は、事前に複数の業者から見積もりを取り、それぞれのサービス内容と料金を比較することが重要です。
引っ越し会社に依頼する場合の費用目安
引っ越し会社を通じてベッドの運搬を行う場合、全体の引っ越し費用にベッドの運搬費用も含まれます。
ベッドの解体や組み立て、特別な搬入方法が必要な場合は追加料金で対応してもらうことが一般的です。
また、引っ越し先が狭い路地にある場合や高層階への搬入が必要な場合には、特殊な搬入手段が必要になるので別途追加料金が必要になるでしょう。
引っ越し会社を選ぶ際にはベッド運搬の実績を確認し、可能な限り詳細な見積もりを複数の業者から取得しておくことが大切です。
自分でベッドを運ぶ場合の費用目安
ベッドを自分で運搬する場合、主な費用はレンタルトラックの料金やガソリン代です。
自分で運んだ方が安くなると思われがちですが、レンタルトラックも費用がかかるので業者に依頼するのと大きな金額差はありません。
その上、当然ながらベッドの搬出や搬入まで自分でやる必要があるので、労力を考えるとお得に感じないことの方が多いでしょう。
また、自分で運搬する場合はベッドの梱包にも注意を払う必要があるので、慣れていないと難しいものです。こういった理由から、基本的に、ベッドの運搬は業者依頼をおすすめします。
ベッドは運搬と買い替えのどちらがおすすめか
引っ越し時、ベッドを運搬するか買い替えるかで悩む人も多いでしょう。
解体が難しいベッドを使っていて、新居や経路が狭く運搬困難なケースを除き、費用面では買い替えするよりも運搬した方がお得です。
ベッドは買い替えよりも運搬する方がお得な理由
シングルベッドを購入する際は、安いものなら20,000円程度で購入できるでしょう。
しかし、ベッドを処分するのに処分費用が1,000円~2,000円程度かかります。
合計すると、ベッドを買い替えるのに最低でも21,000円~22,000円程度、質の良いベッドを購入すると31,000円~52,000円程度かかるでしょう。
ベッドを運搬する際の費用は15,000円~35,000円程度なので、運搬した方がお得に引っ越しができる可能性が高くなります。
ベッドは買い替えよりも運搬する方がメリットがある
ベッドを運搬するメリットを紹介します。
- 引っ越し費用を安く抑えられる
- 新居でも愛着のあるベッドを使える
- 業者に任せられる
買い替えるよりも費用面でお得な上、周囲に傷をつける不安が残る搬出や搬入を業者に任せられるのも大きなメリットです。
古いベッドの処分に時間を割く必要もないので、引っ越し当日も余裕を持って立ち合いできるでしょう。
引っ越し前にベッドを処分する方法【買い替えの場合】
引っ越しの際に、古くなったベッドを買い替えたいと考えているケースもあるでしょう。
ベッドを処分するためには、以下の方法があります。
- 粗大ごみに出す
- 解体して家庭ごみに出す
- 家具店に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- 自分で売る
- 引っ越し業者に依頼する
ベッドの処分に手間をかけたくない場合、引き取りに来てもらうことをおすすめします。
粗大ごみに出す
ベッドを処分する際は、粗大ごみとして持っていくのが一般的です。
多くの自治体では粗大ごみの回収サービスを提供しているので、ベッドのような大型の家具を特定の手続きを通じて処分することが可能です。
具体的には、事前に自治体が指定する方法で処分の申し込みを行い、処分費用を支払う必要があります。申し込みが終わったら、指定された日にベッドを自宅前に出すことで回収してもらえます。
解体して家庭ごみに出す
ベッドを解体して少しずつ家庭ごみの日に処分する方法もありますが、そのためにはベッドを完全に分解して家庭ごみの規定サイズに合わせる必要があります。
家庭ごみとして処分する方法は手間と時間がかかる上、自治体によっては家具の解体物を家庭ごみとして受け入れていない場合も。お住まいの自治体で、事前の確認が必須です。
時間をかけて解体しても家庭ごみとして処分できない可能性があるので、あまり推奨できない処分方法です。
家具店に引き取ってもらう
新しいベッドを購入する際、購入先の家具店に古いベッドの引き取りを依頼するのも一つの手です。
多くの家具店では、新品購入時の古い家具の引き取りサービスを有料または無料で提供しているので、古いベッドを処分する手間が省けます。
ただし、すべての家具店が引き取りサービスを提供しているわけではないため、購入前に確認しましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者にベッドの処分を依頼することも可能です。
不用品回収業者に依頼すれば自分でベッドを運び出す必要がなく、比較的早くベッドを処分できます。
ただし、業者によっては高額な処分料がかかることがあるので、事前見積もりを取ってサービス内容を比較検討することが重要です。
自分で売る
ベッドがまだ使用可能な状態であれば、ジモティーやフリーマーケットアプリを利用して自分で売ることも可能です。
ベッドを処分できるだけでなく、少し収入を得られるメリットがあります。
ただし、いつ売却できるか未定なのと、引き取り手が見つからないリスクもあるのでおすすめはできません。
引っ越し業者に依頼する
一部の引っ越し業者は、引っ越し時に不要な家具を引き取ってくれるサービスを提供しています。
引っ越し業者の引き取りサービスが利用できれば、ベッドを含む不用品を一括で処分でき、効率の良い引っ越しが可能です。
ただし、引き取りできる家具や費用は業者によって異なるため、見積りの段階で詳しく確認することが重要です。
ベッドの運搬をなるべく安く抑える3つのコツ
ベッドの運搬を安く抑えるには、以下3つのコツがあります。
- 複数の引っ越し業者から見積もりを取る
- オフシーズンを狙う
- ベッドの解体・梱包を自分で行う
なぜそれぞれの方法で安く抑えられるのかを解説しますので、参考にしてください。
複数の引っ越し業者から見積もりを取る
引っ越し業者によってベッドを運搬する際の費用は異なります。
複数の業者から見積もりを取って比較することで、安い引っ越し業者を選択できます。
見積もりを取る際はベッド運搬のサービス内容を確認し、追加料金が発生する場合は、その費用も含めた引っ越し費用総額で判断しましょう。
オフシーズンを狙う
引っ越し業界には春の繁忙期と閑散期があります。
繁忙期は基本料金が高くなる傾向にあるため、できるだけ閑散期を狙って引っ越しを計画しましょう。
閑散期のなかでも年度末や月末、週末を避けるとより安く引っ越しができます。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越し繁忙期はいつ?閑散期の費用相場との差・安くするコツも解説
2024.01.10 2024.09.04
ベッドの解体・梱包を自分で行う
引っ越し業者によるベッドの解体や梱包サービスは便利ですが、追加料金がかかることが多いのが難点です。
ベッドの解体や梱包を自分で行って業者には運搬のみを依頼することで、ベッドの運搬費用を安く抑えられます。
購入時に組み立てをしている場合は解体も比較的容易にできるので、ぜひ挑戦してみてください。
引っ越し時はベッドの取り扱いに注意が必要
引っ越し時のベッドは業者への依頼をおすすめします。
費用はかかりますが、自分で運搬をするよりもかなりスムーズに運べます。もし買い替える場合は、不用品回収までおこなってくれる引っ越し業者を選ぶと便利でしょう。
セーフリーでは、多数の引っ越し業者を紹介しています。希望に合った業者を見つける際、ぜひご活用ください!
引っ越し時のベッドはどうする?費用は?依頼先は?のよくある質問
-
Q. ベッドを解体できない場合はどのように運搬するんですか?
A.解体できない場合は「家具店に引き取ってもらう・不用品回収業者に依頼する・引っ越し業者に依頼する」などの方法が挙げられます。
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Q. ベッドを運搬するときの費用目安はどのくらいですか?
A.業者によって異なりますが、15,000円~30,000円程度です。
-
Q. ベッドの処分にはどのような方法がありますか?
A.「粗大ごみに出す・解体して家庭ごみに出す・家具店に引き取ってもらう・不用品回収業者に依頼する・自分で売る・引っ越し業者に依頼する」などの方法があげられます。
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