2024.03.10 2024.11.29
この記事では、引っ越し時の自転車の扱いについて解説します。
引っ越しで自転車を輸送する場合、他の荷物と一緒に引っ越し業者に輸送を依頼できます。また、費用を抑えるためには自分で運搬することも検討しましょう。
引っ越し時に忘れがちな防犯登録の手続きや、電動自転車のケース、処分の方法についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
引っ越し時の自転車の運搬方法
引っ越し時の自転車の運搬方法は主に以下の3つです。
- 引っ越し業者に依頼する
- 宅配業者に依頼する
- 自分で運搬する
引っ越し先への距離や、自転車の種類によって適した運搬方法が異なります。それぞれ運搬の準備や注意点などについて具体的に解説していきます。
引っ越し業者に依頼する
引っ越しの作業を業者に依頼する場合には、一緒に自転車を運搬してもらうのがおすすめです。他の荷物と一緒に運んでもらうことで追加料金が発生しません。トラックに積んでもらえば、お得に運搬できます。
準備もほとんど必要なく、自転車はそのままトラックに積み込めます。しかし、自転車の種類によっては、本体の破損や他の家財を傷つけることを防ぐため、以下のような準備をしておくと安心でしょう。
自転車の種類 | 推奨される準備 |
---|---|
シティサイクル(ママチャリ) | ハンドルやサドルを紐などで固定する |
ロードバイクなどの高価な自転車 | 分解・梱包して緩衝材で包む |
電動自転車 | バッテリーを必ず取り外し、別で梱包する。自転車本体はスタンドを固定し、ハンドルを動かないように縛って輸送中の転倒を防ぐ |
ロードバイクの梱包は、自転車屋さんに依頼すれば分解から梱包まで対応してもらえます。自分で梱包する場合は、以下の手順で進めましょう。
- ライドやボトルなどの付属品を取り外す
- 保護剤をサドルやフレームなどに巻いて保護する
- ロードバイクを逆さまにして車輪を外す。
- 輸送用の箱(または段ボール)に自転車を逆さまにして入れる
- 箱の中に車輪や残りの付属品を入れ、隙間に緩衝材を入れて動かないようにする
また、トラブル防止のため、運搬時には自転車の鍵は業者に預けずに、自分で管理するといいでしょう。
宅配業者に依頼する
自転車の運搬は、宅配業者の家財便などを利用して運搬することもできます。
ただし、シティサイクルのように分解できない自転車は、サイズが大きいため費用が大きくかかってしまいます。ロードバイクや折り畳み自転車のように、分解することによって小さく納められる場合は、宅配業者への見積もりを依頼するのも一つの手です。
電動自転車の場合は、宅配業者によっては輸送を断られるケースや、他の自転車よりも配送料が割高になるケースがあります。特にバッテリーが付いたままでは受け付けてもらえないケースが多いため、取り外して別送する方法も想定すべきです。
自分で運搬する
引っ越し作業を自分でする場合は、大きめの車を用意して自分で自転車まで運んでしまうのもおすすめです。自分で自転車を運搬する際は、不要な毛布で包み紐で固定するなどして、車や他の家財を傷つけないように十分注意しましょう。
また、同一県内など近場の引っ越しの場合は、自走も選択肢に入るでしょう。
引っ越し時に自転車を運搬する費用相場
ここでは、引っ越し時に自転車を運搬する際の費用を確認していきましょう。
引っ越し業者に依頼する場合
自転車の運搬を引っ越し業者に依頼する場合、多くは基本料金の範囲内で対応可能です。荷物と一緒に積み込めるため、追加料金が発生しないケースがほとんどで、手間をかけずに運べるのがメリットです。
ただし、荷物量が多くトラックに入りきらない場合や自転車の台数が多い場合は、トラックサイズが大きくなることで引っ越し全体の料金が高くなる可能性があります。
折り畳み自転車やロードバイクのように分解して梱包できるタイプは、箱に収められるため追加料金の心配はしなくて良いでしょう。
費用面を重視する方は、複数業者から見積もりを取り比較するのがおすすめ!
セーフリーで料金や口コミをまとめて確認しながら、信頼できる依頼先を選びましょう。
宅配業者に依頼する場合
自転車を宅配業者に依頼する場合は、自転車のサイズによって費用がかかります。
クロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」の費用を参考にすると、東京から大阪まで自転車を輸送する場合の費用相場は以下の通りです。
自転車の種類 | 費用 |
---|---|
シティサイクル(ママチャリ) | 13,280円(22インチ)〜20,930円(26インチ) |
ロードバイク | 5,690〜9,400円 |
折り畳み自転車 | 3,560〜5,690円 |
ママチャリのように分解できない自転車は、宅配業者に依頼すると数万円の費用がかかってしまいます。
ロードバイクや折り畳み自転車などのように小さく分解できるものであれば、宅配業者への依頼を検討してみるのがおすすめです。
トラックを借りて自分で運搬する場合
トラックを借りて自分で運搬する場合は、引っ越し距離によって費用が変わります。東京から大阪までの引っ越しを自分でトラックを借りる場合は、5~8万円程度の費用がかかります。
自転車以外の荷物も一緒に運べるため、業者に依頼するよりも費用が抑えられる可能性が高いですが、その分労力がかかります。
長距離の引っ越しになると運転の疲労も心配なうえ、梱包や積み込みなどはかなりの重労働に!
手伝ってくれる方が複数人いる場合のみ検討しましょう。
引っ越し時に自転車を処分する場合はどうしたらいい?
引っ越しの輸送には一定の費用がかかります。そのため、引っ越しを機に処分し買い替えるのもおすすめです。
引っ越し時に自転車を処分する場合は以下の4つの手段を検討しましょう。
- 粗大ゴミまたは大型ゴミとして処分する
- 家族や知人に譲る
- 買取業者へ売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
それぞれ簡単に解説していきます。
粗大ゴミまたは大型ゴミとして処分する
自転車が不要な場合は、自治体ごとに指定された方法でゴミとして処分するのを検討しましょう。処分方法は自治体ごとによって異なるので、事前に自治体のホームページなどで調べてください。
基本的には、以下の手順で収集を依頼できます。
- 自転車のサイズを確認する
- 粗大ゴミ収集センターに収集を依頼する
- 指定された料金分のゴミ収集券をコンビニなどで購入する
- ゴミ収集券を貼り付けた自転車を指定された場所に置いておく
自転車の処分に必要な費用は、自転車のサイズにもよりますが500~1,500円程度です。
家族や知人に譲る
周囲に自転車を必要としている方がいる場合は、直接譲ってしまうのもおすすめです。
家族や知人に譲る際は「譲渡証明書の作成」および「防犯登録の抹消手続き」を忘れずに!
譲渡証明書のフォーマットは、各自治体のホームページなどから取得できます。
また、防犯登録については最寄りのスーパーや自転車店などの防犯登録所にて、抹消手続きをしてください。
買取業者へ売却する
状態が良いシティサイクルや電動自転車、ロードバイクなど人気の車種であれば、買取業者へ売却する手段もあります。
処分ではなく売却なので、引っ越し費用の一部を補えるのがメリット!
業者によっては自宅まで査定に来てくれるため、引っ越し準備で忙しい時期でも手間をかけずに売却できます。売却の際は、防犯登録の抹消手続きをサポートしてくれるか確認しましょう。
フリマアプリやネットオークションで売却する
近場で譲り先がない場合には、フリマアプリやネットオークションでの売却も検討しましょう。ただし、フリマアプリなどで売却する場合は、郵送する際の送料などがかかってしまうことを考えると、手間に見合った値段で売れないことも多いです。
また、ネットで売却する際も防犯登録の抹消を忘れないようにしましょう。
防犯登録を抹消しないまま譲った自転車が、万が一犯罪に使われた場合は、警察からあらぬ疑いをかけられてしまう可能性もあります。
自転車の引っ越し時に必要な手続き
自転車の引っ越しや処分する際は、防犯登録の住所変更や登録抹消の手続きが必ず必要になります。
ここでは、引っ越し先によって準備しておくべき書類や手続き方法について具体的に解説していきます。
引っ越し先が県外の場合
引っ越し先が県外になる場合は、防犯登録の抹消および入居先での再登録が必要になります。防犯登録の抹消をする際は、以下の書類を準備しましょう。
- 身分証明書
- 防犯登録カード(控)
防犯登録カードがあれば、自転車本体を持っていく必要はないので安心してください。防犯登録カードを紛失している場合は警察署で再登録しましょう。
また、入居先での防犯登録は以下のものが必要になります。
- 自転車本体
- 身分証明書
- 登録料(500〜1000円)
自転車の防犯登録は、最寄りの交番・警察署や、「自転車防犯登録所」の掲示があるスーパー・ホームセンターにて可能です。
引っ越し先が同じ県内の場合
引っ越し先が同じ県内の場合は、防犯登録の住所変更だけやっておきましょう。防犯登録の住所変更は、防犯登録カードを「自転車防犯登録所」に持っていけば簡単に手続きできます。
防犯登録を住所変更しないと、万が一自転車が窃盗に遭った場合に取り戻せないなどのリスクがあるため、忘れずにしましょう。
自転車を処分する場合
自転車を処分する場合も、防犯登録の抹消手続きを忘れずにしてください。誰かに譲ったり売却する時はもちろんのこと、粗大ゴミとして収集してもらう際も防犯登録の抹消手続きは必要です。
電動自転車を処分する場合は、バッテリーの扱いに注意しましょう。自治体によっては粗大ゴミで回収できず、専門の回収ルートに出す必要があるため、事前に自治体や販売店に確認してください。
自転車の引っ越し費用を抑えるには引っ越し業者に相談しよう
この記事では引っ越し時の自転車の扱いについて解説しました。
多くの引っ越し業者が通常料金の範囲内で自転車を輸送してくれますが、自転車が何台もある場合には追加料金がかかる可能性もあります。少しでも費用を抑えるには、複数業者に見積もりを出して希望に合った業者を見つけるましょう。
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自転車の引っ越しに関するよくある質問
-
Q. 引っ越し時に自転車はどのように運搬すればいい?
A.引っ越し業者に依頼できます。近場であれば自分で運転して輸送するのもおすすめです。
-
Q. 引っ越し時に自転車の輸送するにはいくらかかる?
A.引っ越し業者に依頼すれば基本料金内で運んでもらえます。ただし、台数が多い場合は追加料金が発生する可能性があります。
-
Q. 引っ越し時に必要な自転車の手続きは?
A.防犯登録の抹消および再登録の手続きが必要です。引っ越し業者にその旨を伝えておきましょう。