2024.04.06 2024.09.04
今回は、年末の引っ越しについて費用や注意点を徹底解説します。
様々な事情で、年末に引っ越ししなければいけない場合もあるでしょう。
本記事では、年末に引っ越しする際の費用や注意点に加え、年始の引っ越しについても詳しく解説。
記事後半では、年末の引っ越しを安く業者に依頼する方法もご紹介しますので、ぜひお役立てください。
目次
年末に引っ越しできる?【業者の料金・営業について】
結論からいうと、年末の引っ越しは可能です。自力での引っ越しはもちろん、年末・年始休まず営業している引っ越し業者があるためです。
とは言え、気になるのは料金ですよね。ここでは、年末の引っ越しを業者に依頼した際の料金について詳しく解説します。
年末の引っ越し料金はほぼ通常料金
年末に引っ越し業者に依頼した際の料金はほぼ通常です。なぜなら、12月は通常期、閑散期と呼ばれる時期だからです。
年末・年始の引っ越しは高くなりそうなイメージがありますが、3月や4月の繁忙期に比べると、そこまで高くはありません。
年末の引っ越し業者の料金相場(単身)は、以下を参考にしてください。
距離 | 荷物(少なめ) | 荷物(多め) |
~15km | 16,500円~30,000円 | 25,000円~39,000円 |
~50km | 25,000円~44,000円 | 30,000円~52,000円 |
~200km | 35,000円~46,000円 | 45,000円~56,000円 |
~500km | 40,000円~55,000円 | 53,000円~72,000円 |
500km以上 | 47,000円~70,000円 | 63,000円~89,000円 |
(参照:SUUMO)
市内など近距離で荷物が少ない方であれば、年末でも3万円以内で引っ越し依頼できるでしょう。
引っ越しの繁忙期について詳しく知りたい方は、下記記事もご覧ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越し繁忙期はいつ?閑散期の費用相場との差・安くするコツも解説
2024.01.10 2024.09.04
年末は休業の引っ越し業者も
引っ越し業者の営業日は業者によって異なります。365日休まず営業する業者もある一方で、年末および年始は休業する業者も。
「年末」の定義も業者によって異なるため、営業日については各業者のHPを確認しましょう。
年末の引っ越しは追加料金が発生する?
年末の引っ越しで追加料金が発生するか否かは、業者によって異なります。
年末の引っ越し料金は、業者によって以下のパターンが多いでしょう。
- 追加料金なし
- 12月31日のみ追加料金
- 12月29日から追加料金
業者次第ですが、一般的に通常料金の1割から2割程度加算されます。詳しくは見積もりの際にご確認ください。
年末に営業している引っ越し業者を探すには?【年始の対応も】
年末の引っ越しに対応している業者があるとお分かりいただけたでしょう。
しかし、一社ごとにHPで年末営業について確認するのは面倒ですよね。そこでおすすめなのが、セーフリーをはじめとする引っ越し業者検索サイトです。
セーフリーでは、引っ越し予定日を入力すると、対応可能な業者一覧を簡単にチェックできます。自分でリサーチする手間が省けるうえ、気になる業者にそのまま無料で見積もり依頼できますので、ぜひご利用ください。
また、引っ越し業者は一般的に大手の業者より地域密着業者の対応が柔軟でしょう。希望の業者が年末休業の場合は、地元の業者に問い合わせてみると、対応してくれることもありますよ。
年末の引っ越しの注意点3つ【年始に引っ越す際も】
ここでは、年末に引っ越しする注意点を解説します。年末の引っ越しは、以下3点に気をつけましょう。
- 電気・水道・ガスの解約・利用手続きは早めに予約する
- 不用品の処分は計画的に
- 年末調整・住民税について理解しておく
それぞれ解説していきます。
電気・水道・ガスの解約・利用手続きは早めに予約する
引っ越し前は、電気・水道・ガスの解約はマスト。
電気・水道はネットで解約手続できますが、ガスの閉栓は立会いが一般的。ガス会社の年末の営業日を確認したうえで、早めに予約しましょう。
停止手続き | 開始手続き | |
---|---|---|
電気 | 退去の1~2週間前に連絡 | 入居後に支払い手続き |
水道 | ||
ガス | 入居2~3週間前に開栓の申し込み |
また、新居でスムーズに電気・水道・ガスを利用すために、サービス開始の手続きも早めにしてください。
不用品の処分は計画的に
年末に引っ越しする際は、計画的に不用品を処分しましょう。引っ越しの際は、様々な種類のゴミや不用品が出ますが、問題はゴミの回収日。東京23区は12月28日から1月3日まで、ゴミの回収はしてもらえません。
粗大ゴミの受付もこの間はストップするため、自力で引っ越しする方は、ベッド、家具、家電などの不用品は早めに処分しましょう。引っ越し業者は不用品の回収にも対応している業者が多いですが、家電や家具のみなど限定している場合もあるため、事前に確認しましょう。
年末調整・住民税について理解しておく
年末に引っ越しされる方は、年末調整や住民税についてもしっかり理解しておきましょう。
所得税の納付先は、1月1日時点で居住地がある自治体ですので、年末に引っ越しされる方は、新居の住所を書類に記入します。2024年の年末に引っ越しするなら、翌年2025年1月1日時点の住所を記入してください。
年末の引っ越しをお得にするコツ3選
年末の引っ越し費用はほぼ通常料金ですが、業者によっては通常期に比べ高額に設定している場合もあります。
ここでは、年末の引っ越しをお得にするコツについて解説。以下3つのコツを実践すると、年末でもお得に引っ越せますよ。
- 複数の業者に見積もり依頼する
- 業者の割引を利用する
- できるだけ荷物を減らす
それぞれ詳しく見ていきましょう。
複数の業者に見積もり依頼する
少しでも引っ越し業者の料金を安くしたいなら、複数の業者に見積もり依頼しましょう。
見積もりは、作業内容や料金の内訳が明記してあるため、比較すれば一番安い引っ越し業者が一目でわかります。また、引っ越し業者の中には、他社の見積もりを提示すると、値引き交渉に応じてくれる業者も。
セーフリーは、引っ越し予定日やエリアなどを入力するだけで、条件にマッチする引っ越し業者がヒットしますよ。簡単に複数業者に見積もり依頼できますので、ぜひご利用ください。
業者の割引を利用する
各種割引を提供している引っ越し業者もあります。割引の種類は業者によって異なりますが、以下のような内容が一般的でしょう。
- 初回割引
- リピート割引
- 紹介割引
- 口コミ投稿で割引
- ネット割引
- 早割
割引の内容は業者によって異なりますが、中には作業料金の20%割引になる場合も。数万円お得に引っ越しが依頼できるため、利用しない手はありません。
また、時間指定しない「フリープラン」を利用すれば、引っ越し料金が数千円程度安くなるでしょう。年末は追加料金がかかる業者もありますが、割引を上手に利用すればお得に引っ越しできますよ。
割引の有無や内容は、各業者のHPや見積もりで確認しましょう。
できるだけ荷物を減らす
引っ越し料金は「荷物の量」「距離」「時期」で料金が決定します。
距離と時期に関しては変更できませんが、荷物の量は減らせます。荷物が少ないなら「単身者パック」が適用されるを利用すると、大幅な節約につながります。
単身者パックは、決まったサイズのコンテナボックスに荷物を積みます。幅105㎝・奥行105㎝・高さ175㎝程度が基本サイズです。通常プランと料金を比較してみましょう。
(新居までの距離) | 単身パック | 通常プラン |
---|---|---|
~15km以内 同市区町村内 |
2万1,000円前後 | 3万3,000円前後 |
~50km以内 同都道府県内 |
2万2,000円前後 | 3万5,000円前後 |
~200km未満 同一地方内 |
2万4,000円前後 | 5万1,000円前後 |
~500km未満 別地方 |
3万1,000円前後 | 6万7,000円前後 |
500km以上 超長距離の引っ越し |
4万1,000円前後 | 8万円前後 |
(参照:SUUMO)
単身パックのコンテナに入る分まで荷物を減らせば、最大半額程度で引っ越しできますよ。引っ越し料金を安くするコツは色々ありますので、できる範囲で実践してみましょう。
引っ越し料金を安くするコツについては、下記記事でも詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越し費用を抑えるための12のコツ【とことん節約したい人必見】
2024.02.05 2024.11.20
【年末だけじゃない】年始に引っ越しはできる?
年末の引っ越しについて解説してきましたが、「年始は引っ越しできるの?」と気になっている方もいるでしょう。
また、年末の予定がずれこみ、年始に引っ越しする場合もあるかもしれません。結論から言うと、年始も引っ越しは可能です。ただし、ガスの解約は立会いが必要なため、ガス会社が正月休みの期間はガス栓を閉められません。
時期をずらすか、引っ越し後に旧居に戻って手続きを完了させる必要があるでしょう。また、引っ越し業者の中には、正月三が日は休業する場合もあるため、事前に営業日を確認しておきましょう。
年末の引っ越しは計画的に!スピーディーにお得に引っ越すなら…
年末でも引っ越しは可能ですが、できるだけ時間に余裕をもって計画的に進めましょう。年末年始は休業の引っ越し業者もあるため、業者探しも早めに開始してください。
セーフリーは、コストパフォーマンスが高い優良業者を厳選して掲載しています。年末年始の引っ越しに対応している業者も多数掲載。年末や年始に引っ越しを予定している方は、ぜひ見積もり依頼してみましょう!
年末は引っ越しできる?費用や注意点について【年始についても解説】のよくある質問
-
Q. 引っ越し業者は年末も営業している?
A.年末営業は業者によって異なります。各業者のHPや見積もりで確認しましょう。
-
Q. 年末・年始は引っ越し業者の料金は値上がりする?
A.年末・年始も通常料金の業者が多いでしょう。しかし、一部の業者は追加料金が発生しますので、見積もりで確認しましょう。
-
Q. 年末の引っ越しで特に注意することは?
A.電気・ガス・水道会社になるべく早く解約予約しましょう。ガスの閉栓は立会いが必要です。
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