2026.06.07 2026.06.07
ネズミを捕獲するには、やみくもにトラップを置くだけでは不十分です。ネズミは非常に警戒心が強く、種類ごとに行動パターンや好む場所も異なるため、習性を理解したうえで対策しなければいけません。
本記事では、ネズミの種類ごとの特徴を踏まえながら、粘着シート・捕獲カゴ・毒餌などの捕まえ方を徹底解説します。
記事後半では、自力駆除のリスクやプロへ依頼すべきケースも紹介しますので、ネズミ被害を早く解決したい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
ネズミ捕獲の前に知っておくべき種類と行動パターン

ネズミを効率よく捕獲するには、種類や行動パターンを把握しましょう。住宅で被害をもたらすネズミは「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」の3種類です。
| クマネズミ | ドブネズミ | ハツカネズミ | |
|---|---|---|---|
| 体の特徴 | 細身でしっぽが長い 体長約15〜20cm |
体格が大きくがっしりしている 体長約20〜26cm |
小柄で細い体つき 体長約5.5〜10cm |
| 好む場所 | ・乾燥した高い場所を好む 天井裏 壁の中 屋根裏など高所 |
・低く湿った場所を好む 床下 下水周辺 水回りなど湿った場所 |
・狭い隙間や乾いた場所を好む 台所周辺 家具の隙間 収納内部 |
| 行動の特徴 | 登るのが得意 電線や配管も移動する |
泳ぎが得意 地面や床沿いを移動する |
狭い隙間への侵入が得意 繁殖力が高い |
| 警戒心 | 非常に強い | やや強い | 比較的弱い |
| 主な被害 | 配線をかじる 天井裏の騒音 |
食品被害 下水経由の侵入 |
食品汚染 短期間で大量繁殖 |
糞や足跡、かじり跡などのラットサインを確認し、どの種類のネズミがどこを通っているのか把握すると、捕獲の成功率も上がります。
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ネズミの捕獲方法はいくつかありますが、それぞれ得意な状況や向いているネズミが異なります。被害の場所やネズミの種類に合わない方法を選ぶと、思うような効果が得られません。
まずは各方法の特徴を比較し、自宅の状況に合った対策を選びましょう。
| 向いているケース | メリット | デメリット | |
|---|---|---|---|
| 粘着シート | ・室内や通路が狭い場所 ・クマネズミ(警戒心が強い種) |
安価で手軽に設置できる | 水気や油気、ホコリがある場所だと粘着力が落ちる |
| 捕獲カゴ・トラップ | ・ネズミを生け捕りしたい場合 ・ペットがいる家庭 |
繰り返し使用できる 薬剤を使わない |
警戒心が強いネズミには効果が出にくい 捕獲後の対応が必要 |
| 殺鼠剤(ベイト) | ・天井裏や壁の中など手が届かない場所 ・複数のネズミがいる場合 |
広範囲のネズミ対策ができる | 死骸の発見が難しい場合がある ペットや子どもへの配慮が必要 |
以下で捕獲方法の特徴と実際の手順を解説します。
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粘着シートを使う
粘着シートの使い方は以下を参考にしてください。
- 作業前に手袋を着用する
- 糞・足跡・かじり跡・壁際の黒ずみなどのラットサインを確認する
- ネズミの通り道になっている壁際や家具の裏を掃除する
- 粘着シートを壁沿いや部屋の隅に隙間なく並べる
- 捕獲できるまで数日間動かさず定期的に確認する
- 捕獲後はマスクと手袋を着けたままシートごと回収し自治体ルールに従って処分する
クマネズミのような警戒心が強い種類でも、通り道を正確に押さえれば捕獲できるケースがあります。
捕獲カゴ・トラップを活用する
捕獲カゴやトラップを使用するときは以下を参考にしてください。
- ネズミの通り道やラットサインを確認する
- 捕獲器の種類やサイズをネズミに合わせて選ぶ
- 捕獲器の奥に誘引用のエサを設置する
- 壁沿いや家具の裏など警戒されにくい場所へ設置する
- 毎日状態を確認し捕獲後は速やかに処理する
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捕獲器の選び方
捕獲器はネズミの種類に合わせて選びましょう。大型のドブネズミには大きめの捕獲器、小柄なハツカネズミには小型タイプが適しています。
金属光沢が強いものは警戒されやすいため、低反射仕様や黒色系の捕獲器を選ぶと違和感を与えにくいです。
殺鼠剤(ベイト)を使う
殺鼠剤の使用方法は以下の通りです。
- ネズミの活動場所や巣の近くを特定する
- 子どもやペットが近づけない場所に殺鼠剤を設置する
- 数日間様子を見ながら喫食状況を確認する
- 食べられている場合は必要に応じて補充する
- 駆除後は死骸や糞が残っていないか点検する
この流れなら設置前から人の臭いを付けにくく、捕獲後の衛生面にも配慮できます。
ネズミの捕獲率を高めるコツ【ラットサインと習性を理解】
ネズミを捕まえるには、トラップの種類よりも「どこに、どのように設置するか」が重要です。
ラットサインから行動範囲を把握し、習性に合わせ対策しましょう。ネズミの捕獲率を高めるポイントを解説します。
ネズミの通り道に設置する

ネズミは決まったルートを繰り返し移動する習性があります。そのため、やみくもにトラップを設置するのではなく、ラットサインが見られる場所を狙いましょう。
以下のような痕跡が見つかる場所は、ネズミの通り道である可能性が高いです。
- 黒いこすり跡(ラブマーク)
- 糞や尿の跡
- 食品や木材のかじり跡
- ホコリの上に残った足跡やしっぽの跡
ラットサインは壁際や家具の裏、天井裏の点検口付近などで見つかるため、粘着シートや捕獲器も同じ場所に設置するのがおすすめです。
警戒されない工夫をする
ネズミは非常に警戒心が強く、見慣れない物が突然置かれると近づかなくなることがあります。特にクマネズミやドブネズミは学習能力が高く、一度危険を感じると同じ罠に近寄らなくなるのです。
捕獲率を上げるためには、トラップを設置する際に素手で触らず、手袋を着用し人の臭いが付かないようにしましょう。
また、設置直後から捕獲を急がず、数日間はエサだけ置いてネズミを慣れさせる方法も効果的です。
焦って頻繁に設置場所を変えるよりも、ネズミが警戒を解くまでじっくり待つ方が結果的に成功率は高まります。
ネズミが好む餌で惹きつける
トラップや捕獲カゴを使用する場合は、ネズミが好む餌を活用すると捕獲率が向上します。ネズミは雑食性ですが、種類によって好む食べ物には違いがあります。
- クマネズミは穀物や果物、ピーナッツバターなどを好む傾向
- ドブネズミは魚や肉など臭いの強い食品に反応しやすい
- ハツカネズミは種子類やドライフルーツを好む
ネズミの種類が分からない場合は、ピーナッツバターやドライフルーツなど香りの強い餌を使うと誘引しやすいです。餌は少量にとどめ、トラップの奥へ設置すると捕獲しやすくなります。
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ネズミを捕獲・捕まえたあとの対処法【2パターン】
ネズミを生きた状態で捕獲した場合と、死骸を回収する場合では対応方法が異なります。安全かつ衛生的に処理するため、それぞれの対処法を確認しておきましょう。
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生きている場合:水に沈めるか逃がす
生きたままネズミを捕獲した場合は、速やかに対処しましょう。長期間放置すると、糞尿による衛生問題や病原菌の拡散リスクが高まるためです。
大きめのバケツやゴミ箱に水を張り、捕獲カゴごと完全に水に沈めます。数分で窒息死するので、そのあとは新聞紙で包んでプラスチック袋に入れて、可燃ごみとして捨てましょう。
また、殺すのに抵抗がある方は、逃がすのも手。ただし、ネズミを自宅の近くで放すとまた侵入されてしまうため、数十キロ以上離れた山や河川敷(自然豊かな場所)に行って逃がしましょう。
死んでいる場合:燃えるゴミで処分する
ネズミの死骸は基本的に可燃ごみとして処分できます。ただし、死骸には病原菌やノミ、ダニなどが付着している場合があるため、素手で触れてはいけません。
処理する際はマスクと手袋を着用し、新聞紙やビニール袋で包んでからごみ袋へ入れましょう。臭いが気になる場合は二重・三重に密封すると安心です。
また、殺鼠剤を使用した場合は天井裏や壁の中で死んでいるケースもあります。放置すると腐敗による悪臭や害虫発生の原因になるため、異臭が続く場合は専門業者への相談してください。
自力でネズミを捕獲・捕まえるリスクと懸念点

ネズミの捕獲は市販のトラップや殺鼠剤でも可能ですが、思ったような効果が出ないこともあります。複数匹が侵入している場合や侵入口が残っている場合、捕獲できても再発するケースも考えられます。
その理由の一つが、クマネズミやハツカネズミは驚異的な繁殖力を持っており、そのスピードに駆除が追い付けないこと。また、ネズミは学習能力が高く、最初は効果があっても、段々と避けるようになるからです。
自力で対策する際は、以下のようなリスクや注意点を理解しておきましょう。
- トラップは根本解決にならない
- 毒餌が効かないネズミ(スーパーラット)も存在する
- 病原菌を媒介するリスクがある
被害が続いている場合は、捕獲だけでなく侵入口の封鎖や巣の撤去まで対応できる専門業者へ相談しましょう。
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ネズミの捕獲だけでは再発しやすい!業者依頼も検討
ネズミは1匹捕まえたからといって被害が終わるとは限りません。実際は天井裏や床下に複数匹潜んでいたり、侵入口が残ったままになっていたりするケースも多く、捕獲だけでは再発を防げないことがあります。
被害が長引いている場合や何度も再発している場合は、専門業者への依頼も検討しましょう。
業者依頼するメリット
専門業者に依頼する最大のメリットは、目の前のネズミを捕まえるだけでなく、再発防止まで含めて対策できることです。
ネズミの種類や侵入経路を調査したうえで最適な方法を提案してもらえるため、自力対策よりも高い効果が期待できます。
- 根本的な駆除や再発防止まで対策できる
- 死骸の処理や清掃を任せられる
- 子どもやペットに配慮した対策も可能
被害が拡大する前に相談しておくことで、結果的に費用や手間を抑えられます。
ネズミ駆除費用の相場
ネズミ駆除費用の相場は以下を確認してください。
| 建物の種類 | 費用相場 |
|---|---|
| 一戸建て | 2万円~30万円ほど |
| 集合住宅(アパート・マンション) | 3万円~15万円ほど |
| 店舗 | 10万円~50万円ほど |
正確な費用は現地調査しなければ分からないため、まずは複数業者から見積もりを取り、作業内容と料金を比較しましょう。
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ネズミは警戒心が強く、一時的に捕獲できても侵入口があると再発しやすい害獣です。さらに、病原菌やダニを媒介するリスクもあるため、無理に自力で対応せず、早めに駆除業者へ相談することをおすすめします。
セーフリーでは、ネズミ駆除に対応した業者を多数掲載しています。口コミや料金を比較しながら、自分に合った業者を簡単に探せますよ。
現地調査・見積もり無料の業者も多く、土日祝や即日対応可能なケースもあるため、まずは気軽に相談してみましょう!
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ネズミの捕獲に関するよくある質問
-
Q. ネズミは1匹だけでも捕獲したほうが良い?
A.1匹だけ見かけた場合でも早めに捕獲・駆除しましょう。ネズミは繁殖力が高く、見えている1匹のほかに天井裏や壁の中に複数匹潜んでいるケースもあります。
-
Q. ネズミの捕獲には許可がいる?
A.一般家庭に侵入したネズミの捕獲や駆除に特別な許可は必要ありません。ネズミは鳥獣保護管理法の保護対象ではないため、自宅内で粘着シートや捕獲器を使って対策できます。
-
Q. ネズミ駆除を依頼する料金は?
A.ネズミ駆除の費用相場は、一戸建てで2万円〜30万円程度、アパートやマンションで3万円〜15万円程度が目安です。駆除範囲や被害範囲・侵入口の数によって変動します。
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