トイレ掃除用洗剤の選び方!イチオシ5選【必ずチェックしたい点も解説】
2023.09.29 2023.12.08
清潔感のあるトイレを保つために、定期的なトイレ掃除が欠かせません。そして、トイレ掃除を楽にしてくれるのが、洗剤です。そこで、今回はトイレの掃除に効果的なイチオシ洗剤を5つ紹介します。
さらに、洗剤ごとに口コミ、使い方の注意点もお伝えします。トイレ掃除やトイレ掃除で使う洗剤選びで困ったときの参考にしてください。
目次
トイレ掃除用の洗剤選び【4つのチェックポイント】
トイレ掃除用の洗剤を探そうと思って調べてみると、想像以上に種類が多いことに気づかされます。商品ごとに特徴や使い方、使用時の注意点が異なるため、適切な洗剤を選ぶことが大切です。
ここでは、トイレ掃除用の洗剤を選ぶポイントを4つ解説します。
汚れの度合い
トイレに付着する汚れの度合いによって、適切な洗剤を選びましょう。軽度の汚れにはスプレータイプ、中度の汚れには泡タイプ、重度の汚れにはジェルタイプが適しています。
また、スプレータイプは、広範囲に噴射できるので一度で広範囲に洗剤をつけられ、掃除の手間を省けます。
汚れの度合いによって適切に使い分けるためにも、いくつかの洗剤をストックしておくと便利でしょう。
汚れの種類
汚れの種類に合わせて、洗剤のタイプを変えると汚れが圧倒的に落ちやすくなります。
トイレの主な汚れは以下の3つです。
- 尿の飛び散り
- 尿石
- 黒ずみ
「尿の飛び散り」のような便器に定着する前の軽い汚れには、「中性の洗剤」が適しています。主な成分である界面活性剤が、汚れをなじませて落としてくれます。また、人間への影響が少ないので、手軽に使えるのもメリットです。
ブラシで落とせない「尿石」はアルカリ性なので、「酸性の洗剤」を使って落としましょう。塩酸を主成分とする酸性洗剤がほとんどですが、クエン酸を主成分とする人体に優しい洗剤もあります。
頑固な黒ずみには「塩素系の洗剤」がおすすめです。汚れを溶かして落とす高い効果がある塩素は、黒ずみを根こそぎ落としてくれます。
使用感
使用感、使いやすさで選ぶことも大切です。
洗剤ボトルの形状、粘性、一回の使用量などは洗剤ごとに異なります。頻繁に使用する洗剤だからこそ、便器のフチ裏へのかけやすさ、洗い流しやすさ、コスパなどを考慮して、自分にとって使いやすい洗剤を選びましょう。
ただし、実際に使ってみないと使用感を把握するのは難しいことが多いです。気になるトイレ洗剤が見つかったら、一度使用感を試して買い続けるかどうか判断するといいでしょう。
予防効果で選ぶ
便器に汚れを付きにくくしてくれる「予防効果」のある洗剤もあります。
トイレタンクに設置したり、便器にスタンプしたりして使用するタイプの洗剤は、トイレを流す度に便器をコーティングして汚れを付きにくくしてくれます。
置くだけタイプの洗剤は、タンクがないトイレには設置できません。また、トイレのタンクの中に洗剤が含まれた水をため続けることになるので、長期間の使用は避けた方がいい場合もあります。
また、掃除をしたり換気扇を回したりしてもトイレの臭いが気になるときは、「消臭効果」があるトイレ洗剤を選ぶのも手です。
家族の人数が多いなどトイレの使用頻度が高いと、臭いも発生しやすくなるもの。臭いが気になるときに、洗剤を使って拭き掃除すると臭いを緩和してくれます。
トイレ掃除におすすめの洗剤5選
トイレ掃除用の洗剤はたくさんありますが、中でもおすすめしたい洗剤を5つ厳選して紹介します。
花王「トイレマジックリン 消臭・洗浄スプレー 除菌・抗菌」
肌や皮膚への影響が少ない中性洗剤です。この洗剤1本で菌やウイルス、汚れを除去するだけでなく、便座や床の抗菌までしてくれます。
便器内、便座、床までトイレのすべての箇所を掃除できるので、これだけである程度のトイレ掃除が完了します。
しかも、便器を掃除するときに使用するトイレブラシまで除菌してくれるので、トイレやトイレ掃除用具を清潔に保ってくれるのです。
ライオン「ルックプラス 泡ピタトイレ洗浄スプレー」
こすらなくても汚れを落とす効果が高いと評判の中性洗剤です。便器内、縁裏、便座、床までこの洗剤1本で掃除できます。
粘性の高いモコモコとした泡が、縁裏や便座などの垂直面にしっかり密着。しかも、便器内のどの角度からでも、ボトルを逆さまにしても狙った場所にスプレーしやすい使いやすさを備えたボトルです。
泡を放置して約60秒経つと、汚れが浮き上がります。ブラシでこする必要もなく、洗い流すだけで汚れが落とせます。
ジョンソン「スクラビングバブル 超強力トイレクリーナー」
便器の縁裏の頑固な汚れを落とすのに適したアルカリ性の洗剤です。粘性の高いジェルが、便器の縁裏にしっかりと密着して汚れを分解してくれます。洗剤をかけて2〜3分おいてから、水で洗い流すだけで頑固な汚れを落としてくれます。
それでも取れない汚れは、洗剤をつけて30分から1時間程度置いてから洗い流すと効果的です。さらに、99.99%の高い除菌力で、便器内を清潔に保ってくれます。
エステー「もこ泡トイレクリーナー」
モコモコの泡が垂直面や汚れにしっかりと密着する弱酸性の洗剤です。発酵乳液がしつこい汚れまで溶かして落とします。便器に付けた泡がじんわりと広がりながら便器全体を洗浄してくれます。
また、銀イオンが黒ずみ、ピンク汚れの原因菌を除菌し、汚れを付きにくくしてくれるのです。
花王「除菌洗浄トイレハイター」
便器の縁裏にこびりついた頑固な黒ずみや汚れに効く塩素系の洗剤です。ブラシの届きにくい縁裏まで、液だれしにくいジェルがしっかりと密着します。
黄ばみや黒ずみをこすらず落とす高い洗浄力が特徴。99.99%の除菌効果で、臭いの原因菌やバイ菌まで撃退してくれるのです。
水1リットルに対して10mlの割合で洗剤を薄めた液を使って、便座や便器のフタ、タンク、タイルなどを掃除できます。
洗剤でトイレ掃除をするときの注意点4つ
洗剤を使ってトイレ掃除をするときは、いくつかの注意点があります。
- 十分に換気する
- 「混ぜるな危険」に注意する
- 洗剤はしっかり落とす
- 皮膚や粘膜に触れないようにする
人体に大きなリスクを与える注意事項もあるので、きちんと把握してトイレ掃除を始めましょう。
十分に換気する
トイレ洗剤を使って掃除をするときは、窓をあけるか換気扇を回すなどして十分に換気をしてください。
トイレは密閉された狭い空間で、ニオイや湿気がこもりやすい環境です。トイレ用洗剤の成分によっては、刺激が強すぎるなど人体に害が及ぶことがあるからです。
「混ぜるな危険」に注意する
トイレ洗剤のパッケージに「混ぜるな危険」という表記がある際は、要注意です。酸性タイプの洗剤と塩素系の洗剤が混じると、有毒ガスを発生させてしまいます。
また、塩素系の洗剤を使った後に洗剤の残りがある状態で、酸性の洗剤を使ってしまうと有害ガスが発生します。
このようなリスクを避けるには、塩素系と酸素系の洗剤や同じ日に使わないようにすることです。万が一に備えて、換気しながら掃除しましょう。
洗剤はしっかり落とす
トイレ洗剤を使ったら、しっかり洗い流してください。洗剤が残ることでトイレの素材を傷めてしまうことがあるからです。
洗剤を使ったら洗剤の拭き取り、水拭き、乾拭きで仕上げると、洗剤の残りがほとんどなくなるでしょう。
皮膚や粘膜に触れないようにする
酸性や塩素系の洗剤は、皮膚や粘膜に強い刺激となるので扱いに注意しましょう。それらの洗剤を使うときは、ゴム手袋やマスク、ゴーグルを装着しておくと、皮膚や粘膜を保護できます。
トイレ掃除を楽にする効果的な洗剤の使い方
トイレ洗剤を使えばトイレの掃除が楽になる、汚れが落ちるとは限りません。効率よくトイレをきれいにするためにも、効果的な洗剤の使い方を押さえておきましょう。
掃除頻度と汚れで洗剤を使い分ける
洗剤にはいくつかの種類があるので、汚れの特徴や掃除の頻度によって使い分けましょう。軽い汚れには中性洗剤、尿石には酸性洗剤、頑固な黒ずみには塩素系洗剤といったように、汚れの種類によって適した洗剤が異なります。
軽度の汚れに洗浄効果が高い洗剤を使うと、便器などの素材を傷める原因になり得ます。トイレ掃除をする前に汚れの状態を確認してから、使う洗剤を選びましょう。
落としにくい汚れは掃除を繰り返す
洗浄力の強い洗剤を使っても落ちない汚れは、繰り返し掃除しましょう。一度に汚れを落とそうとして、無理にこすったり、大量に強力な洗剤を使ったりすると、便器などの素材を傷めるからです。
一回に無理に落とそうとせず、日を分けて頑固な汚れを掃除することも大切です。徐々に汚れが落ちてくることもあります。
トイレ掃除の洗剤を効果的に使いトイレを清潔に保とう
今回は、トイレ掃除洗剤の選び方やおすすめの洗剤について解説しました。トイレ掃除用の洗剤にはたくさんの種類があるので、汚れの種類や特徴に合わせて洗剤を使い分けることが効果的な掃除につながります。
また、トイレ洗剤を使うときの注意点や効果的な掃除方法のコツを知ることで、効率良くトイレ掃除ができます。トイレ洗剤を適切に使い分けて、清潔なトイレを保ちましょう。
トイレ掃除用洗剤の選び方!イチオシ5選【必ずチェックしたい点も解説】のよくある質問
-
Q. 便器内のひどい黒ずみを落とせる洗剤はどれですか?
落ちにくい頑固な黒ずみには、汚れを溶かして落とす塩素系洗剤が適しています。
-
Q. トイレ掃除の洗剤は汚れによって使い分けた方がいいですか?
使い分けが望ましいです。汚れの種類や度合いによって適切な洗剤が変わってくるからです。
-
Q. トイレ掃除用洗剤を使う際の注意点はありますか?
洗剤によっては人体に強い刺激となることがあるので、扱いに注意が必要です。