2023.11.21 2023.12.05
この記事では、LIXIL(リクシル)のトイレのウォシュレット掃除方法を詳しく解説します。
細かいパーツが多いウォシュレットのノズル。汚れていると気になるものの、掃除が面倒だと感じる方も多いでしょう。
この記事では、LIXILのトイレをお使いで、掃除が面倒に感じている方向けに、手軽にウォシュレット掃除まで済ませられるおすすめアイテムもご紹介します。
ぜひ本記事を参考に、今日からトイレをきれいにしてきましょう!
目次
LIXIL(リクシル)のウォシュレット掃除手順
自分で簡単にできる、ウォシュレットの掃除方法について解説します。
手順はとてもシンプルなので、参考にしてくださいね。
- 便座を外す
- ウォシュレットの電源を切る
- ノズルや便座裏などパーツ別に掃除する
それぞれ見ていきましょう。
1.便座を外す
ウォシュレットの掃除をスムーズに行うためには、事前の準備が重要です。
お掃除リフト機能付きタイプは、サイドレバーを操作すると便座が浮き上がり、簡単に外せます。
掃除が終わって取り付けるときは、逆の手順で行いましょう。
2.ウォシュレットの電源を切る
ウォシュレットの掃除機能が付いている製品なら、リモコンで操作し、ノズルを出します。
ノズル掃除機能がない製品の場合は、ノズル先端部分にある突起を静かに引っ張ると出すことができます。
繊細なパーツなので、無理に引っ張らないようにしましょう。
3.ノズルや便座裏などパーツ別に掃除する
- ノズル
- 便座蓋の裏側
- 便座の後方部分
- 便座のすき間部分
周囲のニオイを吸い込んで脱臭する「脱臭フィルター」もほこりがたまりやすい場所です。
ほこりがたまると、脱臭性能が落ちるので歯ブラシでほこりを落とし、水洗いします。
脱臭フィルターは取り外せるタイプと取り外せないタイプがあるので、取扱説明書で確認しましょう。
LIXILウォシュレットの部位別掃除方法①【ノズル】
ウォシュレットのノズルは、尿ハネや水あかが溜まりやすいので、ほこりやカビの温床になります。
普段からウォシュレットを使っている方にとって、ノズルは一番衛生的にしておきたいところです。
以下にノズルの掃除方法をご紹介します。
用意するもの
- トイレットペーパー
- トイレ用スプレー洗剤またはトイレ用泡洗剤
- ゴム手袋
方法
- ノズルの電源を切る
- ノズルを引き出す
- トイレットペーパーに洗剤を1プッシュ付け、ノズルの汚れをふき取る
- トイレットペーパーはトイレにそのまま流せます
洗剤をつけたトイレットペーパーで、ノズルをこすって拭くだけの簡単な方法です。
落ちにくいこびりついた汚れでなければ、この方法でキレイになりますよ。
トイレ用洗剤を切らしているという方には、におい汚れに効果がある食器用中性洗剤でも代用できます。
オレンジオイルや天然由来成分の入った洗剤は、ノズルを痛める可能性があるので選ばないようにしましょう。
LIXILウォシュレットの部位別掃除方法②【便器蓋の裏側】
男性が暮らしている家庭なら便器の蓋を上げて汚れが目に付くこともありますが、便器の蓋ウラの汚れが目につかず、放置してしまっている場合もあるかもしれません。
放置しておくと、黄ばみや黒ずみ、尿石の原因になるので、しっかり掃除しましょう。LIXILのトイレは、便器蓋の裏側が良く見える構造なので、簡単に拭き掃除ができますよ。
ここでは、見落としがちな便器蓋裏の簡単な掃除方法をご紹介します。
用意するもの
- トイレ掃除用シートまたは古布
- 中性洗剤
- トイレットペーパー
- ブラシまたはスポンジ
- ゴム手袋
方法
- 便器蓋を上げる
- 便器蓋の裏側をトイレ掃除用シートまたは水で濡らした古布で拭き上げる
- 汚れがひどいときは、中性洗剤を塗って、トイレットペーパーでパックする
- 20分後ブラシまたはスポンジでこすって拭き取る
強いアルカリ性の洗剤または漂白剤や研磨剤入りの洗剤は、便器を痛める原因になるので、使用しないようにしましょう。
LIXILウォシュレットの部位別掃除方法③【便座の後方】
LIXILの便座後方は、温水洗浄便座や便器洗浄の時に水が出る部分に近いです。
同時に、折りたたんだ部分でもあるので、湿気やほこりが溜まりやすく、カビや黒ずみ汚れが多い場所。
念入りに掃除しておきましょう。
用意するもの
- トイレ掃除用シート
- 中性洗剤
- トイレットペーパー
- ブラシまたはスポンジ
- ゴム手袋
方法
- 便座を開ける
- 便座の裏側をトイレ掃除用シートで拭き上げる
- 汚れがひどいときは、中性洗剤を塗って、トイレットペーパーでパックする
- 20分後ブラシまたはスポンジでこすって拭き取る
細かいゴム周りは、綿棒で汚れを取ってから拭くのがおすすめです。
LIXILウォシュレットの部位別掃除方法④【便座のすき間】
便座のすき間部分は、ほこりや尿ハネが溜まりやすく、汚れに気づきにくい場所です。
下記の方法なら、難しかった便器とのすき間をラクラクお掃除できますよ。
LIXILのトイレは便座と本体が簡単に外せるので、この部分の掃除がしやすい!
用意するもの
- トイレ掃除用ペーパー
- 綿棒
- ゴム手袋
方法
- ウォシュレットのリモコンの電源をOFFにする
- 便フタと便座を開く
- 本体両側のリフトアップレバーを手前に引きながら、持ち上げる
- 尿や水ハネ汚れなどをトイレ掃除用シートで拭く
- 細かいすき間は綿棒を使って丁寧に汚れをかき出す
- 便フタと便座をゆっくり閉じる
- 本体を上から軽く押さえ「カチッ」と音がするまで押す
- リモコンの電源を押してONにする
スライド着脱タイプは、便座をスライドさせて取外しをして掃除を行いましょう。
LIXILのウォシュレット掃除で使うべき洗剤は?【使い分けが重要】
LIXILのウォシュレット掃除では、場所や用途別に洗剤の使い分けが可能です。
汚れごとおすすめの洗剤は、下の表を参考にしてください。
クエン酸 | 重曹 | 塩素系漂白剤 | |
---|---|---|---|
ニオイ | クエン酸水でニオイが取れる | 粉末を直接かける・重曹水でつけ置き | 優れた効果を発揮する |
水あか | クエン酸水で取り除ける | 重曹水でつけ置きができる | 落ちにくい |
カビ | 除菌・漂白ができないので効果なし | 除菌・漂白ができないので効果なし | 優れた効果を発揮する |
クエン酸
クエン酸はトイレのニオイの原因である「アンモニア」に反応して、ニオイを消す効果があります。
特にウォシュレットの裏側は、においがこもりがちで不快臭の原因に。
クエン酸水に浸したトイレットペーパーでパックをして、嫌なニオイを消しましょう。
用意するもの
- クエン酸小さじ一杯
- ぬるま湯200㏄
- スプレーボトル
- ゴム手袋
- トイレットペーパー
方法
- スプレーボトルに、クエン酸小さじ一杯と、ぬるま湯200㏄を入れてしっかり溶けるまで混ぜる。
- トイレットペーパーにクエン酸水を浸み込ませて、においの気になるところに直接貼り付ける。
- 5分ほどで、貼り付けていたトイレットペーパーで拭き取り、そのままトイレに流す。
重曹
ウォシュレットを使用した際に便器内の水がはねることで、水垢が発生します。
特にノズル部分は、ウォシュレット機能で水が付いてしまう部分が多いため、水垢がたまりやすいです。
さらに、長期間掃除をしないと、カビも発生している恐れがあるので、定期的に掃除しましょう。
用意するもの
- 重曹小さじ一杯
- ぬるま湯200㏄
- 洗面器またはマグカップ
- ゴム手袋
- 歯ブラシ
方法
- スプレーボトルに、重曹小さじ一杯と、ぬるま湯200㏄を入れてしっかり溶けるまで混ぜる。
- 歯ブラシを重曹水に付けて、汚れの気になるところを優しくこする。
- 仕上げに重曹水を浸み込ませたトイレットペーパーで拭き取り、そのままトイレに流す。
塩素系漂白剤
ウォシュレットは汚れや湿気が溜まりやすいので、カビが生えやすい危険な場所。
雑菌やアレルギーの原因にもなるので、日ごろからの予防が大切ですね。
もしも、カビが生えている場合は、トイレ用塩素系漂白剤で掃除をしましょう。
用意するもの
- トイレ用塩素系漂白剤
- 歯ブラシ
- トイレットペーパー
- ゴム手袋
方法
- ウォシュレットのカビが生えているところに、トイレ用塩素系漂白剤を吹きかける。
- 5分ほど経ったら歯ブラシで汚れを軽くこする。
- 水で濡らしたトイレットペーパーで薬剤が残らないように拭き取る。
塩素系の漂白剤を使う際の注意点として、酸性の洗剤やクエン酸などとの併用禁止が挙げられます。
塩素系漂白剤と酸性の洗剤などが混ざると有毒なガスが発生し、非常に危険です。
念の為、作業前の換気を徹底してください。
LIXILウォシュレットの掃除頻度は?【おすすめの目安】
ウォシュレット掃除はどのくらいの頻度で掃除をしたらいいのでしょうか。
部位別に解説していきます。
ノズル
汚れがちなノズルは、拭き掃除を月に1回行いましょう。
ノズル周りを含めたしっかり掃除は、年に1〜2回程度が目安です。
汚れに気がついたときには、こまめに掃除するようにして、汚れを溜めないように心がけてください。
便器蓋の裏側
毎日使うトイレの中で、一番汚れが付く場所が便器蓋の裏側です。
理想は毎日ですが、難しい場合は、トイレ掃除用シートで週に1回行いましょう。
ほこりや細かい部分は、月に1回程度のペースで掃除します。
便座の後方部分
便器蓋の裏側同様、簡単な掃除は、トイレ掃除用シートで週に1回行うといいですよ。
ほこりや細かい部分は、月に1回程度のペースで掃除をします。
汚れや臭いに気づいたら都度掃除をするように心がけましょう。
便座のすき間部分
便器蓋の裏側同様、簡単な掃除はトイレ掃除用シートで週に1回行いましょう。
カビが生えやすく、ほこりも溜まりやすいので、月に1回程度のペースで掃除をします。
LIXILのウォシュレット掃除が自分では難しい方は業者に相談を
LIXILのウォシュレット掃除は、自分自身で簡単に掃除できます。
正しい方法と手順さえ理解すれば、ウォシュレットはキレイな状態をキープすることが可能です。
ただし、掃除をしても臭いや汚れが改善されない場合には、トイレ掃除の専門業者に依頼する方法がおすすめ。
専門業者であれば、自分では解決が難しいトイレ掃除にも迅速に対応してもらえます。
自分で掃除をしても解決できなかった場合や面倒に感じる場合は、1度専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。
LIXIL(リクシル)ウォシュレットの掃除方法!汚れ別のお手入れも徹底解説のよくある質問
-
Q. LIXILのウォシュレット掃除の便座の外し方
A.LIXILのウォシュレットは、2種類の伴座の外し方があります。お掃除リフト機能付きタイプは、サイドレバーを操作すると便座が浮き上がり、簡単に外せます。掃除が終わって付けるときは、逆の手順で行いましょう。スライド着脱タイプは、便座をスライドさせて取外しをして掃除を行いましょう。
-
Q. LIXILのウォシュレット掃除に塩素系漂白剤は使える?
A.ウォシュレットは汚れや湿気が溜まりやすいので、カビが生えやすい危険な場所。雑菌やアレルギーの原因にもなるので、日ごろからの予防が大切です。カビが生えている場合は、トイレ用塩素系漂白剤で掃除をしましょう。塩素系の漂白剤を使う際の注意点として、酸性の洗剤やクエン酸などと混ざらないようにしましょう。
-
Q. LIXILのウォシュレット掃除の頻度はどれくらい?
A.汚れがちなノズルは、拭き掃除を月に1回行いましょう。便座の後方部分や便器蓋の裏側は、トイレ掃除用シートで週に1回行うといいですよ。ほこりや細かい部分は、月に1回程度のペースで掃除します。汚れや臭いに気づいたら都度掃除をするように心がけましょう。
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