エアコンにホコリがびっしり!簡単お手入れを解説【埃っぽい場合の掃除方法も】
2024.06.10 2024.07.04
この記事では、エアコンにたまったホコリの取り方や日々の簡単お手入れ方法について徹底解説します。
エアコンのほこりはそのまま放置すると、健康を害するだけでなくエアコン自体の性能を下げるほか、最終的に故障にもつながります。そのため、本記事で紹介している5箇所の掃除方法を把握し、日頃からほこり対策に取り組みましょう。
記事後半では、エアコンクリーニングの適切な頻度などについてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
エアコンのほこり掃除に必要なアイテム【一覧】
まずはエアコンのほこり掃除に必要なものを用意しましょう。以下のリストを確認してください。
- 掃除機
- ハンディモップ
- 新聞紙
- 雑巾
- タオル
- 割り箸
- 掃除棒
- 中性洗剤
エアコンは一般的に高所に設置されているため、掃除機やハンディモップは長いノズルのものがおすすめ。
掃除棒は割り箸にキッチンペーパーやティッシュを巻いたもので、あると便利な掃除アイテムです。
エアコンのほこり掃除方法【埃がたまりやすい5箇所】
必要アイテムを用意したら、掃除に取り掛かります。エアコン掃除は、以下5つの箇所に分けて作業しましょう。
- 吹き出し口
- フラップ
- フィルター
- エアコン本体(周り)
- パネルを開けた部分
順番に解説していきます。
吹き出し口の掃除
エアコンの吹き出し口は、ほこりが溜まりやすい場所の一つです。手が届きにくい部分ですが、定期的な清掃が必要です。
- フラップを一番下向きにして、吹き出し口の奥を見やすくする
- 掃除棒にキッチンペーパーを巻き、お湯で湿らせてからほこりを拭き取る
汚れがひどい場合は中性洗剤を使用し、最後に必ず水拭きをして洗剤を取り除きます。
送風ファンは基本的に自分で掃除できないので、触らないように注意しましょう。
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フラップ(ルーバー)の掃除
次にフラップ(ルーバーとも)を掃除します。フラップとは、エアコンの吹き出し口に付いている風向きを調整する板のことです。エアコンを使用していると、この部分にもほこりが溜まり、やがてカビます。
- フラップを開く(手でゆっくり回す。外せるなら外す)
- タオルを水で湿らせ、固く絞ってからフラップを拭く
汚れがひどい場合は、水で薄めた中性洗剤を使用し、最後に水拭きで仕上げましょう。
フィルターの掃除
エアコンのフィルターは、最もほこりが溜まりやすい部分の一つです。以下の手順で掃除を進めましょう。
- 表面のほこりをとる
- 水洗いする
- 乾燥させる
フィルターを取り外して洗浄した後は、しっかりと乾燥させてください。
半日から1日程度の陰干しがおすすめ。タオルでフィルターを挟んで水分を吸収させる方法も良いでしょう。
一方で、天日干しやドライヤーの使用は避けましょう。熱によってフィルターのプラスチック部分が劣化する可能性があります。
濡れたままエアコンに戻すと、カビが繁殖する原因となるので、完全に乾かしてから戻すようにしてください。
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エアコン本体(周り)の掃除
エアコンの外側、特に本体の上部はほこりが溜まりやすい場所です。ほこりが多い場合は、掃除機で吸い取るかハンディモップで拭き取りましょう。少量のほこりであれば、水で湿らせたタオルで拭くだけでも十分です。
ただし、タオルはしっかりと絞って水分を切ってから使用しないと、エアコン内部に水分が入り込み、故障の原因に。また、エアコンの新旧でも構造が異なるため、それぞれの機種に合った方法で丁寧に掃除してください。
パネルを開けた部分の掃除
前面パネルを開けて内部も掃除します。まず、フィルターを外す前に、表面のほこりを掃除機で吸い取ります。フィルター表面や周辺に溜まったほこりを掃除機で吸い取るときは、フィルターを外す前にすると効率的でしょう。
フィルターは柔らかい素材でできているため、掃除機を強く押し付けるのではなく、表面をなでるようにして吸い取るのがポイント。
エアコンがほこりをまき散らすメカニズム
エアコンからほこりが出てくるメカニズムについて解説します。
- ほこりがエアコン内部に溜まる
- ほこりがエアコン吹き出し口から舞い広がる
エアコンにほこりが溜まると性能低下や健康への影響を引き起こすため、予防するためにも理解しておきましょう。
1.ほこりがエアコン内部に溜まる
エアコンが室内の空気を取り込む際に、空気中のほこりも一緒に吸い込まれます。内部にフィルターが設置されており、ほこりを捕捉する役割を果たしますが、定期的に掃除をしないとフィルターは次第に目詰まりを起こし、効率的にほこりを除去できなくなります。
フィルターに蓄積されたほこりが内部に広がり、エアコンのさまざまな部位に付着してしまうのです。
さらに、調理中に発生する油分が混じった空気を吸い込みます。油分はほこりを吸着しやすいため、キッチン近くのエアコンは、内部のほこりが一層溜まりやすいでしょう。
また、フローリングの床は畳に比べ細かいほこりが舞いやすい傾向。エアコンに吸い込まれることで、内部のほこり蓄積が加速します。定期的な床掃除も、エアコンのほこり対策として重要でしょう。
2.ほこりがエアコン吹き出し口から舞い広がる
エアコン内部に溜まったほこりは、運転中に風の流れによって吹き出し口から排出されます。
エアコンの風に乗ってほこりが拡散されると、部屋中にほこりが飛散し、空気の質が悪化。アレルギーの原因となるだけでなく、エアコン自体の効率も低下させ、消費電力が増加する原因にもなります。
エアコンのほこり放置による悪影響5つ
エアコンの内部にほこりが溜まると、さまざまなトラブルや健康被害を引き起こします。
- アレルギーなど体に害が及ぶ
- エアコンの効き目が弱くなる
- 室内にほこりが撒き散らされる
- 故障の原因になる
- 無駄な電気代がかかる
これらの問題を防ぐには、定期的なメンテナンスが不可欠。ここでは、エアコンのほこりを放置することによる、5つの悪影響について詳しく解説します。
アレルギーなど体に害が及ぶ
エアコン内部にほこりが溜まると、ハウスダストやカビの胞子が風とともに室内に放出されます。吸い込むと、アレルギー性鼻炎や喘息など呼吸器系のトラブルを引き起こす可能性があります。
特にアレルギー体質の人や子供、高齢者にとっては深刻な問題でしょう。症状が悪化するとくしゃみや鼻水、咳が止まらなくなり、深刻化すると肺炎やアトピー性皮膚炎などにもつながるでしょう。
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エアコンの効き目が弱くなる
内部にほこりが溜まると、エアコンの冷暖房効果が低下します。フィルターや熱交換器にほこりが詰まることで、空気の流れが阻害され、効率的な温度調節ができなくなります。
これにより、設定温度に達するまでの時間が長くなり、エアコンのパフォーマンスが著しく落ちてしまうでしょう。
室内にほこりが撒き散らされる
エアコンを使用するたびに、内部に溜まったほこりが吹き出し口から部屋中に拡散されます。これにより、室内の空気質が悪化し、掃除の手間が増えるだけでなく、ほこりを吸い込んで健康被害を受けるリスクも高まります。
特に、ほこりが舞いやすいフローリングの部屋では、影響が大きいかもしれません。
故障の原因になる
エアコン内部にほこりが溜まると、各種機能が正常に働かなくなり、最悪の場合、故障の原因になります。内部の機械部品に負担がかかり、動作不良や異常な音が発生するでしょう
放置すると修理が必要になり、高額な修理費用が発生するケースもあります。
無駄な電気代がかかる
ほこりが溜まったエアコンは、通常よりも多くの電力を消費します。フィルターや熱交換器が詰まることで、エアコンが効率的に動作できなくなり、設定温度に達するために余分なエネルギーを必要とします。
その結果、電気代が増加し経済的な負担が大きくなるでしょう。
エアコンのほこり掃除はプロに依頼すべき?
エアコンは複雑な構造をもつ精密機械であり、誤った方法で掃除すると故障の原因になりかねません。そのため、ほこりやエアコン内部を徹底的に清掃するには、プロの手を借りるのがおすすめでしょう。
プロのエアコンクリーニングサービスでは、専用の洗剤や洗浄機器を使用し、一般的な家庭用の清掃道具とは比べものにならないほどの洗浄力を発揮します。
抗菌コートや防カビコートといったオプションも依頼可能。クリーニングの効果が長持ちし、清潔な状態を保ちやすくなるでしょう。
エアコンのほこり掃除と内部のクリーニングをまとめて業者に依頼しよう!
今回は、エアコンのほこりをとるべき理由と、掃除の方法について解説しました。ほこりが溜まる原因や、掃除しないリスクについてもお分かりいただけたかと思います。
エアコンのほこりを掃除すれば、健康リスクや故障のリスクは低減できます。しかし、エアコン内部にはカビやそのほかの汚れも潜んでおり、ほこりをとるだけで健康リスク、故障リスクを回避できるわけではありません。
エアコンの汚れを確実に、完全に落とすならプロの業者に依頼しましょう。セーフリーの検索システムでは業者を比較できるので、エアコンクリーニングに強いハウスクリーニング業者も時間をかけずに探せます。
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エアコンにホコリがびっしり!簡単お手入れを解説【埃っぽい場合の掃除方法も】のよくある質問
-
Q. エアコン吹き出し口に黒いほこりが溜まっていたら危険?
A.黒いほこりはアレルギー症状発症の原因となるため、早めに掃除すべきでしょう。
-
Q. フィルターや吹き出し口・フラップにほこりと一緒に「黒い粒」があるけど正体は?
A.黒い粒の正体はカビです。放置すると気管支疾患やアレルギーの原因になります。エアコン内部から吹き出しているケースが多いため、業者に内部までしっかり掃除してもらいましょう。
-
Q. ほこりを掃除しても咳が止まらない場合はどうする?
A.内部に発生しているカビが原因かもしれません。エアコンクリーニングの必要性が高いので、一度業者に見てもらいましょう。
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