ブラシを使ってトイレを掃除

トイレ掃除ブラシおすすめ8選!選び方のポイントも解説

2023.11.07 2023.11.07

便器の縁裏や便器内部など、掃除しづらい箇所をきれいにするのに便利なトイレブラシ。今回はトイレ掃除ブラシの選び方やおすすめの商品について紹介します。

トイレ掃除用のブラシにはたくさんの種類があり、商品によって磨きやすさやコスパなど、さまざまな点が異なります。

自分に合ったトイレ掃除ブラシを選ぶためには、選び方のポイントを把握することが大切です。この記事をトイレ掃除ブラシを選ぶときの参考にしてみてください。

トイレ掃除ブラシの種類について把握しよう

より自分に合ったトイレ掃除ブラシを見つけやすくなるように、まずはブラシの種類について把握しておきましょう。

ブラシの素材はスポンジとブラシ

ブラシの素材はスポンジとブラシに大別できます。スポンジタイプは、ブラシタイプよりも価格が安く、使用後そのまま捨てられるものもあります。

スポンジタイプは洗浄力が優しく、水はねが少ないのが特徴ですが、水切れが悪いのがデメリットです。ブラシタイプは汚れ落ちが良く、こびりついた頑固な汚れも落としやすいです。

ブラシタイプは強い力で便器をこすると、便器のコーティングを剥がしたり、傷を付けたりするリスクがあります。

ブラシの形状①ドーム型

トイレブラシの形状は、ドーム型、カーブ型、ボール型の3つのタイプに分けられます。ドーム型のトイレブラシは、ブラシの先端が丸みを帯びており、掃除する部分との設置面積が大きく広範囲を掃除できるのが特徴です。

ドーム型のブラシを選ぶときは、「サイズ選び」がポイントです。
大きいサイズを選ぶと、広範囲を掃除できるというメリットがありますが、縁裏などの細かい部分にブラシが届きにくくなります。ドーム型を選ぶなら、便器の縁裏や奥もしっかりと掃除できるものを選びましょう。

ブラシの形状②カーブ型

ブラシの先端が曲がっていて、細くコンパクトな形状がカーブ型です。

便器の縁裏や奥などの狭い箇所にもしっかりフィットして掃除できます。便器と接する面積が狭いため、広範囲の掃除には不向きですが、隅々まで掃除したいときに適した形状です。

ブラシの形状③ボール型

球体のブラシが付いているのがボール型です。

ブラシのどの面でも掃除できること、柔らかい毛が狭い箇所にもしっかり入り込み、汚れをからめとってくれるのがメリットです。

毛が柔らかいことから、掃除のときに便器に傷がつきにくいですが、水切れが悪く衛生面での不安があります。

トイレ掃除ブラシを選ぶ際の5つのポイント

トイレ掃除ブラシを選ぶときに、チェックしておきたいポイントを5つ紹介します。

トイレ掃除の頻度

スポンジタイプかブラシタイプで迷ったとき、トイレ掃除の頻度でブラシのタイプを選びましょう。週に3回以上トイレ掃除をするなら、水はねが少なく、便器に傷をつけにくいスポンジタイプがおすすめです。

スポンジタイプは水切れが悪く衛生面が気になるので、2ヵ月に一度を目安にブラシを交換しましょう。

週に1回から月に数回程度、トイレ掃除をするならブラシタイプが適しています。汚れ落ちが良いので、こびりついた頑固な汚れを落とすのに効果的だからです。

汚れ落ちの良さの反面、便器に傷をつける可能性があるので、力を入れ過ぎないようにしましょう。

毛の固さ

汚れ落ちの良さを決める毛の固さも、トイレ掃除ブラシを選ぶポイントです。ブラシが硬い毛は、こびりついた黒カビ、便器の黒ずみなどの汚れを落とすのに適しています。

しかし、毛が固いブラシは、ブラシの大きさや形状によっては水はねしやすく、こするときに便器を傷つけることがあります。

一方で、毛質が柔らかいブラシは、手の届きにくい箇所までしっかりブラシが届き、優しく汚れをからめとれるのが特徴です。

便器が傷つきにくい反面、頑固な汚れは落としづらいです。また、水切れがあまり良くないので、衛生面に配慮して管理する必要があります。トイレ掃除の頻度やトイレの汚れ度合いに応じて、毛の固さを決めましょう。

水切れの良さ

水切れの良さは衛生面に関わってくる重要な要素です。清潔にこだわるなら、ヘッド部分を使い捨てできるタイプがおすすめ。

使い捨てタイプのブラシは、ブラシタイプとスポンジタイプがあるので好みに合わせて選べます。しかも、ほとんどの商品がブラシ本体に洗剤が付いているので、洗剤を付ける手間も省け、使用後はそのままトイレに流せるものであればとても衛生的です。

ただし、使い捨てタイプは繰り返し使えるトイレブラシと比較して、割高になるものが多いです。トイレ用洗剤と繰り返し使えるブラシをセットで購入するか、使い捨てブラシ単体で購入するか、コストをよく比較して自分に合った方を選びましょう。

収納方法

使ったトイレブラシをどのように収納するかで、トイレブラシの清潔さに影響が出ます。トイレブラシの状態によっては、雑菌が繁殖してしまい、菌まみれのブラシでトイレを掃除することになるからです。

まず、トイレブラシ本体の水切れをチェックしてみると、ゴム製が最も水切れが良く、スポンジタイプは水分を含みやすく乾きづらいです。

ブラシを収納するときも、ブラシを浮かせて収納できた方が、ブラシが乾きやすく清潔に保てます。トイレが狭く、トイレ掃除グッズによる圧迫感をなくしたいときは、コンパクトに収納できるブラシが適しています。

デザイン

トイレ全体をスッキリ、おしゃれに見せたいならデザインもこだわりたいポイントです。近頃は、一見トイレブラシに見えないようなスタイリッシュなデザインのものが増えています。

壁紙や床の色、トイレ全体の雰囲気やテイストに合うトイレブラシを選ぶことで、トイレ全体に統一感が出ておしゃれに見えます。

トイレ掃除ブラシおすすめ8選!

トイレ掃除ブラシを使う女性

トイレ掃除ブラシを選ぶときの参考となるように、おすすめのトイレ掃除ブラシを紹介します。

LEC(レック) KAKU トイレブラシ ケース付き

角型のシンプルな収納ケースに入ったスタイリッシュなデザインのトイレ掃除ブラシです。ブラシの先端は固めの毛、でこびりついた汚れや縁裏の汚れをしっかり落としてくれます。水切れがよく、本体をつるして収納できるので衛生的です。

ka:z clean トイレ用ブラシ&スタンド

通常のブラシでは届きづらいような複雑な形状の便器にも使えるトイレブラシです。白を基調としたトイレブラシが多い中で、黒、赤と3色展開しており、好やトイレの雰囲気に合わせて選べます。

トイレブラシ ケース付き Satto

便器に縁裏にもしっかりブラシがフィットして掃除しやすいのが特徴です。ブラシを浮かせて収納できるので、ブラシを清潔に保てます。スリムタイプなので、狭いトイレに置いても邪魔になりません。

Johnson(ジョンソン) スクラビングバブル 流せるトイレブラシ

1回ごとに使い捨てできるトイレ掃除ブラシです。濃縮洗剤が付いているブラシはワンタッチで着脱でき、使ったらそのままトイレに流せるので、手を汚さずにトイレ掃除が完了します。

MARNA(マーナ) 2in1 SLIMトイレブラシ

細身のスタイリッシュなデザインが特徴的なトイレブラシです。縁裏まで届くブラシ、ウォッシュレットの掃除に使えるミニブラシがセットになっています。しかも、2つのブラシを離してケースに収納できるので衛生的です。

3M(スリーエム) トイレブラシ クリーナー

洗剤付きの不織布スポンジで、水に浸けるとすぐに掃除できます。便器の縁裏にもしっかりと届く特殊形状のスポンジが、汚れをしっかり落としてくれます。使用後はボタンをスライドさせてゴミとして捨てられますが、トイレには流せません。

CLAIRE トイレブラシ

180度に毛足が広がった丸い形状のブラシが、便器にしっかりとフィットするトイレ掃除ブラシです。天然大理石を使った高級感のある収納ケースと併せて購入でき、ブラシ単体で買い替えできるのも大きなポイントです。

激落ちくん | 激落ち ワンタッチ交換 トイレクリーナー

トイレ掃除後、汚れたブラシをワンタッチで交換できるトイレブラシです。ブラシはラバー素材で便器に傷をつけにくく、汚れはしっかり落としてくれます。使用後はそのままブラシをゴミ箱に捨てられます。

トイレブラシを使ってトイレ掃除をするポイント

トイレ掃除ブラシを上手に使う女性

トイレブラシを使ってきれいにトイレ掃除をするポイントを解説します。

汚れに合った洗剤を選ぶ

トイレに付着しやすい水垢、黄ばみ、黒ずみといった汚れの種類に応じて洗剤を使い分けましょう。水垢には酸性の洗剤、黄ばみも同様に酸性、黒ずみは塩素系の洗剤が適しています。

ただし、酸性と塩素系の洗剤を混ぜると有毒ガスが発生するので、扱いに注意が必要です。

縁の裏側までしっかりこする

便器の縁裏は見えづらい部分ですが、想像以上に汚れています。汚れが長時間定着すると、落としづらくなるので掃除の度に汚れをしっかり落とすのが、きれいに保つポイント。ブラシをしっかりと当てて汚れを落としましょう。

便器の水位線の汚れを落とす

トイレの便器内の水が溜まっている部分と乾いた箇所の境目は、水垢が付着しやすい箇所です。パット見て汚れていないように見えても、気が付かないうちに水垢がこびりついて落としづらくなるので、掃除の度にきれいにしましょう。

選び方のコツを参考に自分に合ったトイレ掃除ブラシを選ぼう

今回は、トイレ掃除ブラシを選ぶポイントとおすすめの商品について解説しました。トイレ掃除の頻度やブラシの形状、デザインなど、トイレ掃除ブラシを選ぶときのポイントがいくつかあります。

おすすめしたトイレ掃除ブラシを、下記表にまとめました。トイレ掃除ブラシを選ぶときの参考にしてみてください。

おすすめトイレ掃除ブラシ
トイレ掃除の頻度 LEC(レック) KAKU トイレブラシ ケース付き
毛の固さ MARNA(マーナ) 2in1 SLIMトイレブラシ
水切れの良さ Johnson(ジョンソン) スクラビングバブル 流せるトイレブラシ
収納方法 CLAIRE トイレブラシ
デザイン ka:z clean トイレ用ブラシ&スタンド

この中から、ライフスタイルに合わせたトイレ掃除ブラシを選び、より清潔で快適なトイレ空間を目指しましょう。

トイレ掃除ブラシおすすめ8選!選び方のポイントも解説のよくある質問

  • Q. トイレ掃除のブラシの役割は?

    便器内全体を掃除するのに使います。

  • Q. トイレ掃除ブラシの種類は多いの?

    ブラシの形状や種類、使い捨てタイプなどいくつかの種類があります。

  • Q. おすすめのトイレ掃除ブラシは?

    トイレ掃除の頻度、収納方法、デザイン重視など、人によって適したブラシが異なります。