2024.09.04 2024.09.04
本記事では、新築住宅へ引越しする際かかる費用について詳しく解説します。
- 新築住宅へ引越す時はどんな費用がかかる?
- 引越し費用を少しでも抑えるためにはどうしたらいい?
こんな疑問をお持ちの方は必見です。新築住宅への引越し時は、住宅ローンの支払い開始や家具家電の購入・買い替えなどもあり、どうしてもまとまった費用がかかりがち。本記事で紹介するコツを参考に、お得な引越しを実現しましょう。
記事後半では、新築への引越し前後で済ませておくべき手続きについても紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
新築住宅へ引越す際にかかる費用の内訳
新築住宅へのの引越しにかかる費用は、多岐にわたります。想定外の出費を防ぐためにも、新築住宅への引越しを検討している方は費用の内訳をしっかりと確認しておきましょう。
- 住宅または土地の購入費用
- 引越し業者に支払う費用
- 家具や家電の購入・買い替え費用
- 不用品の処分費用
- 退去費用
- その他諸費用
費用の内訳と、具体的な金額について順番に紹介します。
住宅または土地の購入費用
新築住宅に引越す際にかかる最大の費用は、住宅本体または土地の購入費用といえるでしょう。引越し先の地域や物件の規模により価格は大きく変わりますが、数千万円から数億円に達するケースもあります。
住宅や土地の購入を一括で済ませる方は少なく、住宅ローンを組んで支払うのが一般的です。
引越し業者に支払う費用
新築住宅への引越しでは、引越し業者に支払う費用が発生します。
引越し業者に支払う費用は、移動距離、荷物の量、さらには家電の設置や梱包などのオプションサービスの有無によって異なります。
標準的な3LDKの家族の引越しの場合、最低でも10万~15万円程度の費用がかかるでしょう。また、繁忙期である3〜4月に引越す場合や、荷物が多い家庭などでは20万円以上の費用がかかるケースもあります。
家具や家電の購入・買い替え費用
新築住宅への引越しは、新しい家具や家電の購入、既存のものの買い替えが必要となるケースがほとんどです。これまでの住まいで使っていた家具や家電を、新居の広さや仕様に合うように買い替える際は多額の出費になります。
新築へ引越す際は、リビングやダイニングの家具、寝室用のベッド、キッチン家電など、家全体を新しくしたい方も多いはず。多くの家具や家電を買い替えるとなると、数十万円〜数百万円の出費となるでしょう。
不用品の処分費用
引越しの際は、買い替えによって不要になった家具や家電をはじめとした不用品を処分する必要があるケースも多いでしょう。この処分費用は、処分する品物の種類や量によって異なります。
たとえば、粗大ゴミとして不用品を処分する場合、自治体の規定に従い、1品あたり数百円から数千円の処分料がかかります。また、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、テレビなどの大型家電は、家電リサイクル法に則った処分が必要となり、1台あたり2,000~5,000円程度のリサイクル料がかかってきます。
退去費用
現在の住まいから退去する際には、原状回復費用が発生するケースがあります。
賃貸物件の場合、退去時に物件を入居時の状態に戻すための修繕費用が求められますが、傷や損傷の程度が軽ければ入居時に支払った敷金からの差し引きで済むため、新たな自己負担は必要ありません。
しかし、相当汚してしまっている場合や傷が目立つ場合などは敷金では足りず、数万円〜10万円ほどの支払いが必要になる可能性も。必要に応じて、ハウスクリーニングなども検討しましょう。
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その他諸費用
新築住宅への引越しには、上記以外にもさまざまな諸費用がかかる場合があります。
たとえば、新居でのインターネットやケーブルテレビの開設費用や、郵便物の転送・運転免許証の住所変更など引越しに伴う手続き費用が含まれます。また、新しい生活に必要な小物や雑貨の購入費用も考慮に入れるべきです。さらに、場合によっては引越し後の近隣住民への挨拶品などの費用も必要となるでしょう。
これらの諸費用は合計で数万円から数十万円となるケースもあるため、引越しの際は余裕を持った資金繰りが重要です。
新築住宅への引越し費用を考える際の注意点
新築住宅への引越しは、住宅ローンの支払いなども関係してくるため出費が大きくなりがちです。新築住宅への引越し費用を考える際は、以下の2点に注意しましょう。
クレジットカード限度額に注意【それぞれの支払い方を決めておく!】
引越し業者への支払いや、家具家電の購入などをクレジットカードで済ませようと検討している方は、利用限度額に注意しましょう。
住宅ローンを組んで新築住宅を購入できる状況であれば、利用限度額も余裕を持って設定できている方も多いかもしれません。とはいえ、家具家電の購入費用や引越し業者の費用などをすべてまとめると100万円近くなるケースもあります。これらをすべて一つのクレジットカードで支払おうとすると、利用限度額に達してしまう可能性もあるでしょう。
そのため、新築住宅へ引越す際は、引越しにかかる費用をどの手段で支払うかあらかじめ決めておくのがおすすめです。一例として、以下のように分類されます。
現金払い・口座引落 | クレジットカード払い |
---|---|
・引越し業者の費用:15〜20万円 ・住宅ローン:毎月10〜20万円 ・不用品の処分費用:数万円 ・退去費用:数万円 |
・家具家電の購入費用(数十万円) |
引っ越し業者の費用についてはクレカ払いに対応しているケースもありますが、多くの費用がキャッシュでの支払いに。足りなくならないよう、しっかり準備しておきましょう。
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住宅ローンの支払い開始タイミングも考慮
新築住宅を購入した場合は、住宅ローンの支払いが最低でも毎月10〜20万円ほどかかるはずです。引越し費用の支払いと住宅ローンの支払いが重なると、かなり家計を圧迫します。
そのため、住宅ローンの引き落とし開始タイミングをあらかじめ確認しておき、家具や家電の購入などや引越し業者への支払いなどは、バラつかせて出費を分散させるのようにしましょう。
新築住宅への引越し費用を抑えるコツ
新築住宅への引越し費用を抑えるためには、以下のコツを意識しましょう。
- 複数の引越し業者に見積もりを依頼する
- 繁忙期や土日を避けて引越す
- 不用品の処分はメルカリやリサイクルショップなどを活用する
- 家電の購入は季節の変わり目を狙う
- 家具はアウトレット品やリサイクルショップを活用する
それぞれ簡単に紹介します。
複数の引越し業者に見積もりを依頼する
引越し費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼するのが非常に重要です。引越し業者によって、荷物量や運送距離によって費用が異なり、サービス内容にも差があります。そのため、少しでもお得に引越すには複数の業者に問い合わせて、費用を比較検討するのが大切です。
引越し業者への相見積もりの方法については、以下の記事も参考にしてください。
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繁忙期や土日を避けて引越す
引越し費用を抑えるうえでは、繁忙期や土日を避けて引越すのがおすすめです。
3〜4月は引越し業者にとって繁忙期であり、費用が高くなる傾向があります。また、同じ時期であっても平日であれば大きく費用を抑えられるでしょう。
引越し費用を抑えやすい時期については、以下の記事も参考にしてください。
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不用品の処分はメルカリやリサイクルショップなどを活用する
新築へ引越す際は、家具や家電などをまとめて処分しなくてはならないケースもあるでしょう。ベッドやソファーなどを粗大ゴミとして処分したり、冷蔵庫などの大型家電をリサイクルに出すと、それだけでトータル数万円近い費用がかかる恐れもあります。
そのため、不用品はメルカリやリサイクルショップなどで売却し、引越し費用の足しにするのがおすすめです。
家電の購入は季節の変わり目を狙う
新築への引越しで、冷蔵庫や洗濯機など大型家電をまとめて購入する場合は、季節の変わり目を狙うのがおすすめです。
季節の変わり目はセール品などがまとめて出品されやすいうえ、3月・9月は家電量販店の決算期であり、在庫処分セールによる大幅な値下げが期待できます。
家具はアウトレット品やリサイクルショップを活用する
新築住宅への引越しの際は、ベッドやソファーなどの家具もまとめて買い替える方も多いでしょう。新築住宅は部屋数が多く、家具の購入費用がかさみがちです。そのため、引越し時の家具購入はアウトレット品やリサイクルショップを活用して、少しでも出費を抑えるのがおすすめです。
引越し時の家具購入は必要最低限にして、引越しにかかる諸経費の清算が済み、経済的に余裕が出てきてから好きな家具を購入するのも検討しましょう。
新築住宅へ引越す際に必要な手続き
新築住宅へ引越す際は、引越し前後でさまざまな手続きが必要となります。やらなくてはいけない手続きが大変多いため、一つずつリストアップして、引越し作業に余裕を持ってのぞめるようにしておきましょう。
引越し前
新築住宅へ引越し前に済ませておくべき手続きは、簡単にまとめると以下のようなものがあります。
- 現在住んでいる住居の解約
- 引越し業者への見積もり
- 不用品の処分
- 電話やインターネットの解約
- 水道・ガス・電気の解約(立ち会いが必要なケースもあり)
- 郵便物の転送手続き
また、新築住宅への引越しを控えているものの、賃貸の解約時期と引越し先の住居の完成タイミングがうまく合わず、荷物がすぐに移動できない方もいるかもしれません。
そういった方には、引越しの一時荷物預かりサービスの利用がおすすめです。一時荷物預かりサービスについては、下記記事を参考にしてください。
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引っ越しの一時預かりサービスの上手な使い方【料金相場・選ぶコツも】
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引越し後
新築住宅への引越しが済んだら、以下の手続きを忘れずに行いましょう。
- 電気・ガス・水道の開通
- 電話・インターネットの開通
- 運転免許証や保険証などの住所変更
新築住宅への引越しは見積もりが肝心!早めのご相談を
本記事では、新築住宅へ引越す際の費用相場や出費を抑えるコツについて詳しく解説しました。新築住宅への引越しは、土地や建物の購入費はもちろんのこと、家具や家電などの買い替えによって費用がかさみがちです。少しでもお得に引越すためには、早めに引越し業者への見積もりを済ませて、自分の希望に合う業者を見つけておきましょう!
セーフリーでは、新築住宅への引越しにも対応している業者を多数紹介しています!気になる業者が見つかったら、ぜひ気軽に問い合わせてみてください。
新築住宅への引越し費用は?必要なお金の総額や内訳を徹底解説【安く抑えるコツも】のよくある質問
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Q. 新築住宅への引越し費用を抑えるコツは?
A.家電や家具の処分および購入でリサイクルショップなどを活用して出費を抑えましょう。
-
Q. 引越し費用で助成金は利用できる?
A.地域や自治体によって利用できる助成金があります。詳しくは引越し先の自治体のホームページを確認してください。
-
Q. 引越し時に近所への挨拶回りは必須?
A.必須ではありませんが、新築住宅で長く住むことを考えると挨拶回りはしておくべきといえます。
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