2024.04.03 2024.04.28
「12月の引っ越しって安い?費用はどれくらい?」
「12月に引っ越しで気をつけることは?」
12月の引っ越しを検討するにあたって、上記のような悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、12月の引っ越し費用相場や節約方法を徹底解説します。記事後半では、12月の引っ越しにおける注意点も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
特に12月下旬は業者が年末年始休みに入るため、早めに見積もりを出して賢く引っ越しましょう!
目次
12月上旬は引っ越しの閑散期!お得に引っ越すにはおすすめ
12月は引っ越しの閑散期で、引っ越し料金が安い時期といえます。12月の引っ越し費用の相場は以下の通りです。
単身(荷物少なめ) | 単身(荷物多め) | 夫婦・カップル | 3人以上の家族 | |
---|---|---|---|---|
12月上旬 | 平均3万2,400円 | 平均3万5,000円 | 平均5万8,000円 | 平均6万3,000〜7万3,400円 |
12月中旬 | 平均3万120円 | 平均3万8,000円 | 平均6万480円 | 平均7万〜9万500円 |
12月下旬 | 平均3万6,800円 | 平均4万3,200円 | 平均7万円 | 平均8万5,000〜12万6,000円 |
参照:引っ越し侍
12月は一年の中で引っ越し需要が落ち着いており、荷物の量に関わらず費用を抑えやすいでしょう。しかし、12月の下旬は「年内に引っ越しを済ませたい」という駆け込み需要が一定数あり、また祝日なども多い関係から費用が高くなりやすいので注意しましょう。
また、年末になると水道・電気・ガス関連の業者が休業に入る場合も。ライフラインが新居で使えないといった事態になる可能性もあるため、12月下旬に引っ越す際は特に気をつけてください。
12月の引っ越し費用相場【人数・距離別】
12月の引っ越し費用相場を、引っ越し人数と距離で確認してみます。
単身(1人暮らし)の場合
1人暮らしの引っ越し費用相場は、以下の通りです。
12月上旬 | 12月中旬 | 12月下旬 | |
---|---|---|---|
~15km未満 (同一市内程度) |
2万4,150〜3万円 | 2万6,000〜3万円 | 3万〜3万2,400円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
3万1,200〜3万5,000円 | 3万〜3万3,500円 | 3万〜3万7,250円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
3万8,800〜4万6,800円 | 3万3,700〜4万9,000円 | 4万4,000〜5万9,000円 |
200km以上 | 4万2,500〜7万9,000円 | 4万9,300〜8万3,000円 | 5万9,000〜10万円 |
参照:引越し侍
12月上旬であれば、荷物の量によっては東京から大阪ほどの長距離であっても5万円程度の予算で引っ越しが可能。また、年末になると引っ越し費用が大きくなります。
カップル・夫婦(2人暮らし)の場合
カップル・夫婦など2人暮らしの引っ越し費用相場は、以下の通りです。
12月上旬 | 12月中旬 | 12月下旬 | |
---|---|---|---|
~15km未満 (同一市内程度) |
5万4,000円 | 6万円 | 6万5,500円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
7万円 | 7万円 | 7万1,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
7万8,200円 | 9万4,000円 | 8万9,000円 |
200km以上 | 14万〜15万2,000円 | 12万9,000〜16万3,080円 | 14万7,000〜16万5,500円 |
参照:引越し侍調べ
2人暮らしの引っ越しは、単身者と比べると必然的に荷物量が増えることから、多少費用は高くなります。とはいえ、12月上旬の閑散期であれば、5〜10万円程度の予算で引っ越し業者に依頼ができるでしょう。
3人以上の家族の場合
3人以上の家族で引っ越す場合、費用相場は以下を参考にしてください。
12月上旬 | 12月中旬 | 12月下旬 | |
---|---|---|---|
~15km未満 (同一市内程度) |
6万〜7万3,480円 | 6万9,500〜9万5,000円 | 7万5,650〜11万1,000円 |
~50km未満 (同都道府県程度) |
9万5,000〜14万円 | 8万〜14万4,000円 | 9万1,500〜13万8,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) |
16万〜23万6,000円 | 11万1,100〜16万3,000円 | 15万〜22万円 |
200km以上 | 19万1,000〜30万5,000円 | 17万6,000〜118万4,000円 | 19万〜44万2,000円 |
参照:引越し侍調べ
家族の引っ越しは大型家電や家具なども多く、大人数の作業が必要となるため、その分費用も増えます。12月下旬に引っ越す場合は、20万円程度の予算が必要になると覚えておきましょう。
12月の引っ越し費用を抑える5つのコツ
12月の引っ越し費用を抑えるには、以下5つを参考にしてください。
- 複数業者に見積もりを依頼する
- 12月上旬のうちに引っ越す
- 引っ越し前に不用品を処分する
- フリー便を利用する
- 費用が安い日程を選ぶ
それぞれ順番に解説します。
複数業者に見積もりを依頼する
引っ越し費用を抑えるためにもっとも大切なのは、複数業者に見積もり依頼することです。引っ越しにかかる費用やプランは業者によって異なります。そのため、自分の希望条件に合う業者を見つけるには、複数業者に見積もり依頼する必要があります。
また、複数業者に見積もり依頼すれば費用相場も掴めるため、適正価格の引っ越しが可能に。複数業者への見積もりは、インターネットの一括見積もりサイトを利用しましょう。
12月上旬のうちに引っ越す
12月は、年末にかけて引っ越し業者の料金が高くなる傾向に。そのため、費用を少しでも抑えるには12月上旬のうちに引っ越すと良いでしょう。
12月上旬に引っ越す場合、10〜11月上旬に見積もり依頼しましょう。
引っ越し前に不用品を処分する
引っ越し費用を抑えるには、家電や家具など不用品を処分して荷物を減らしておきましょう。引っ越し業者に支払う費用は、運搬する荷物が多くなるほど高くなります。
12月に引っ越しすると新居で新たな一年を迎えることになるので、心機一転の意味も込めて、引っ越しを機に処分してしまいましょう。
フリー便を利用する
フリー便の利用もおすすめです。フリー便とは、引っ越しの作業開始時間を指定せず、引っ越し業者の都合に合わせて依頼することで、割安になるプランです。
ただし、フリー便を利用する際は作業開始時間が予測できないため、丸一日予定を空けておく点に注意しましょう。年末年始は予定が多く忙しいかもしれませんが、一日空けられる日がある場合はフリー便の利用を検討してみてください。
費用が安い日程を選ぶ
お得に引っ越すには費用が安い日程を選びましょう。12月の引っ越しは特に上旬がおすすめですが、休日は引っ越し客が集中するため料金が高くなりやすいです。そのため、平日に引っ越すのがおすすめです。
また、仏滅や赤口など縁起が悪い言われる日も料金が安くなる傾向に。引っ越し業者に見積もりを依頼する時は、複数候補日を出してもらい、その中で費用が安い日を選ぶと良いでしょう。
料金が安い日は早く埋まってしまう可能性もあるので、お得に引っ越すには少しでも早く見積もりを依頼しましょう。
12月に引っ越しする際の注意点
12月に引っ越しする際の注意点は、以下の5つです。
- 見積もりを早めにする
- ライフラインの契約を年内に済ませる
- 年末調整に記載する住所を間違えない
- 転送手続きは引っ越し前に済ませる
- 余裕をもった作業を心がける
一つずつ解説します。
引っ越し業者への見積もりを早めにする
12月の引っ越しを検討している際は、早めに見積もり依頼しましょう。遅くとも11月中、できれば11月上旬のうちに見積もり依頼するのがおすすめです。
早めに見積もり依頼しておかないと、料金が安い日が埋まってしまいます。また、引っ越し業者にも年末年始の休業があるため、そもそも年内の引っ越しが難しくなるかもしれません。
12月は多くの方にとって忙しい時期なので、引っ越し前の荷造りなど準備時間を考えても、早めに見積もり依頼しておくべきです。
ライフラインの契約を年内に済ませる
引っ越しの際は、電気・水道・ガスなどの契約も忘れずにしましょう。新居の開通手続きはもちろん、現住居の解約手続きも必要です。
また、ライフライン関連の業者も、年末年始は休業である場合があります。電気や水道はすぐに開通できるケースもありますが、特にガスの開栓は立ち合いが必要なので注意しましょう。
余裕をもって手続きしないと、ガスが使えない状態で新年を迎える事態になるかもしれません。
また、現住居の解約手続きも忘れずに。退去後に無駄な費用を請求されないためにも、解約手続きは忘れずにしましょう。
年末調整に記載する住所を間違えない
会社勤めの方は、11〜12月頃に年末調整しますが、12月に引っ越す方は新居の住所を記入しなくてはいけないので注意しましょう。
また、確定申告をする方も税関連の書類に新居の住所を記入してください。間違うと請求書を受け取れずに意図せず滞納してしまう可能性もあるので、注意しましょう。
転送手続きは引っ越し前に済ませる
12月に引っ越すなら、郵便物などの転送手続きを早めに済ませておきましょう。転送手続きは郵便局で転居届を出すか、「e転居」のサービスで手続き可能です。
郵便局は基本的に12月31日〜1月3日が休業です。また、転居届が受理されるには3〜7営業日かかるため、遅くとも12月20日には転居届を提出しましょう。
転居届を提出しないと、年賀状や重要書類を受け取れません。
余裕をもった作業を心がける
12月の引っ越しは、余裕をもった準備・作業を心がけましょう。12月は仕事や家族の行事などで忙しくなりがち。また、積雪や帰省ラッシュなどの影響もあり、引っ越し作業が長引くかもしれません。
必要であれば引っ越し業者とやり取りし、余裕をもったスケジュールで引っ越し当日を迎えましょう。
12月の引っ越しは上旬のうちに!早めの見積もりがおすすめ
本記事では、12月の引っ越し費用や注意点について解説しました。
12月の上旬は引っ越しの閑散期のため、費用を抑えてお得に引っ越せる可能性が高いです。一方で、12月下旬の引っ越しは年末の駆け込み需要もあり、費用が高くなりやすい傾向。引っ越し業者の年末年始休業も重なるため注意してください。
12月の引っ越しを検討している方は、少しでも早めに引っ越し業者を探して見積もり依頼しましょう!
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12月の引っ越しは注意点多数!費用相場や節約方法も解説のよくある質問
-
Q. 12月の引っ越しが安い時期は?
A.12月の上旬は費用を抑えやすいです。
-
Q. 12月の引っ越しはいつ頃から見積もりをとるべき?
A.遅くても11月上旬のうちには見積もりを済ませましょう。
-
Q. 12月の引っ越しは縁起が悪いって本当?
A.年末年始は忙しい時期なので、引っ越しによって周囲の方に迷惑をかけてしまうという理由から縁起が悪い説があります。ただし、科学的根拠はないので気にする必要はないでしょう。
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