2026.03.02 2026.03.02
この記事では、床下に潜む動物の見分け方と対処法について徹底解説します。
床下から「カサカサ」といった音がしたり、気になるニオイが発生したりする「何かいる?」と不安になるもの。
床下の動物を放置すると、断熱材の破壊や糞尿による腐食、ダニ・ノミの発生などの深刻な被害につながるため、早めに対処するのが大切です。
とはいえ、やみくもに対処すると、かえって被害が広がるケースも少なくありません。
本記事では、音・鳴き声・臭いから動物の種類を特定する方法をはじめ、安全に追い出す手順や注意点を詳しく解説します。
さらに後半では、自力で対応できるケースと業者に依頼すべき判断基準も紹介しています。「夜中になると床下から音が聞こえる」「最近、家の中が獣臭い気がする…」などのお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
床下に動物が潜んでいるサイン

普段なかなか目にしない床下には、気づかないうちに動物が入り込み、住み着いている場合があります。動物に住み着かれると、主に以下の兆候が確認できます。
- 夜や明け方になると足音が聞こえる
- かじる音や鳴き声がする
- 強烈なニオイがする
当てはまる項目があるなら、床下に動物が潜んでいる可能性が高いです。
床下に侵入する動物の種類は?鳴き声・音・臭いでの見分け方
床下に動物が潜んでいるなら、まずどの動物がいるのかを特定する必要があります。床下に住み着きやすい主な動物の特徴を、以下で比較してみましょう。
| 動物 | 特徴 | 鳴き声 | 足音 |
|---|---|---|---|
| たぬき | 丸っこい体型で目の周りが黒い <<たぬきのフンの特徴はこちら! |
「クーン」「キャン」と犬に近い | トテトテと、一定のリズムと重みがある音 |
| イタチ | 胴長短足で細長い体型、口の周りが白い <<イタチのフンの特徴はこちら! |
「キーキー」「クックッ」と高く鋭い | ドタドタと、速く激しい音 |
| ハクビシン | 鼻筋に白い線がある <<ハクビシンのフンの特徴はこちら! |
「キューキュー」「ウー」と猫に近い | トコトコと、猫が歩くような少し重みのある音 |
| アライグマ | 尻尾に黒いしま模様がある <<アライグマのフンの特徴はこちら! |
「クルルル」「ギュウギュウ」と激しい | ドスドスと、重く響く音 |
| ネズミ | 小さく尻尾が長め <<ネズミのフンの特徴はこちら! |
「チューチュー」「キィキィ」と細い声 | カサカサと走る小さな音 |
直接姿を確認できない場合は、足音や鳴き声に注目して見分けるのがおすすめです。
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たぬき・ハクビシン・アライグマ・アナグマの見分け方!分かりやすい痕跡の違いとは?各種特徴まとめ
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床下の動物を安全に追い出すための3ステップ

床下の動物の種類をある程度把握できたら、安全に追い出す必要があります。
- 忌避剤などで追い出す
- 侵入口を特定し完全に封鎖する
- 清掃・消毒する
ただし、床下での作業は心身ともに大きな負担となりがち。少しでも不安があるなら、専門の業者に相談してみましょう。
1.忌避剤などで追い出す
まずは、床下から追い出すステップです。居心地が良い床下から自発的に出てもらうために、市販の忌避剤などを使いましょう。スプレータイプの忌避剤のほか、バルサンなどの燻煙材を使うのも効果的です。
忌避剤ではなく、木酢液(もくさくえき)やハッカ油を使う方法もあります。どの方法も、動物の嗅覚を刺激するため追い出し効果が見込めます。
ほかに、LEDライトや超音波を使って不快感を与え、追い出すのも有効な手段です。
ライトの効果的な使い方は下記を参考に。
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2.侵入口を特定し完全に封鎖する
動物の追い出しが完了したら、再度侵入されないように侵入口を特定して完全に封鎖するのが重要。せっかく追い出しても侵入口が開いていては意味がないため、入念に侵入口を特定しましょう。
侵入口となるのは、壁や基礎の隙間、換気扇や通気口など。
侵入口は一つだけとは限りません。家中を細かくチェックし、すべての侵入口を封鎖するのがポイントです。
ネズミの侵入経路については以下を参考に。
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3.清掃・消毒する
追い出して侵入対策ができたら、動物がいた場所の清掃と消毒も必ず実践しましょう。排泄物などを放置すると、衛生環境が悪化するだけでなく住宅の劣化にもつながるためです。
- ほうきとちりとりで排泄物などを回収する
- 尿は新聞紙や古布を使って拭き取る
- 次亜塩素酸ナトリウムやエタノールを使って消毒する
作業する際は、必ずマスクやゴーグル、手袋などを着用します。また、排泄物などに含まれる菌が排気によってまき散らされてしまうため、掃除機の使用は避けましょう。
消毒をしてもニオイが残る場合は、害獣用の消臭剤を使うと効果的です。どうしてもニオイが残るようであれば、専門業者への相談を検討してみましょう。
放置は危険!床下に動物が住み着くリスクと被害
床下に住み着いた動物を放置すると、以下のリスクや被害があります。
- 騒音により睡眠が阻害される
- ダニやノミが蔓延する
- アレルギー症状や感染症のリスクがある
- 排泄物によって床材が腐食する
- 断熱材がボロボロになる
野生動物の排泄物には、レプトスピラ症やサルモネラ症などの感染症を引き起こす菌が含まれるため、放置せず早めに処理するのが重要です。
また、排泄物を放置すると腐食が広がり、建物の強度も下がる危険があるため、住み着かれたら早めに対策する必要があります。
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床下の動物は自分で対処できる?注意点と業者依頼すべきケース

床下にいる動物は、自分で対処できるものなのか、業者に依頼すべきなのかで悩むケースも多いです。そこで、自分で駆除する際の注意点と業者に依頼すべきケースについても見ていきましょう。
自分で駆除する際の注意点
自分で駆除する際には、ケガや感染症に十分注意しなければなりません。直接触れないように完全防備をしたうえで、少しでも危険を感じたらすぐに作業を辞める決断をしましょう。
また、たぬきやイタチ、ハクビシン、アライグマは鳥獣保護管理法の対象となっている動物です。許可なく捕獲したり傷つけたり殺したりしてしまうと違法となるため、自分でできるのは追い出すのみとなります。
追い出し作業の際も、動物を傷つけないよう十分配慮しましょう。
業者に依頼すべきケース
業者に依頼すべきと想定されるのは、主に以下のケースです。
- 動物が複数匹いる可能性がある
- 床下への侵入口がない
- 床下での作業に不安がある
- 追い出そうとしても追い出せなかった
- 清掃や消毒までを徹底して行いたい
専門業者のプロに任せれば、追い出すだけでなく清掃や消毒までも丁寧に作業してもらえます。
業者に依頼した場合の費用は、15,000~300,000円ほどが相場。ただし、動物の種類や被害状況、作業範囲などによって費用は大きく変動します。詳しい金額は、見積もりを取ってチェックしてみましょう。
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床下の動物被害を防ぐ予防対策
床下の動物被害を防ぐなら、予防策も実践しましょう。
- 侵入口となる隙間を徹底的に塞ぐ
- 庭木の剪定や周囲の整理を行う
- 餌となるものを屋外に放置しない
- センサーライトや忌避剤など継続的に対策する
今いる動物を追い出した後、再度被害に遭わないための対策なので、ぜひできることから始めていください。
侵入口となる隙間を徹底的に塞ぐ
侵入される可能性がある場所は、徹底的に塞ぐのが欠かせない予防策のひとつです。
- 壁や基礎、屋根などの穴や隙間
- 換気扇や通気口、ダクト
- 排水管まわり
- エアコンの配管部
上記を中心に家の中やまわりを徹底的に調査し、小さな隙間もすべて塞ぎましょう。
庭木の剪定や周囲の整理を行う
建物に隣接する庭木があると、庭木を足場として使い、侵入してくる動物もいます。そこで、庭木は定期的に剪定して侵入ルートを断っておきましょう。
また、建物まわりに不要な段ボールやゴミなどが放置されていると、動物にとって隠れる場所が多く居心地の良い環境になってしまいます。日頃から整理整頓を心掛け、不要なものはすぐに処分するのがおすすめです。
餌となるものを屋外に放置しない
動物は、餌が豊富な場所に集まりやすいもの。そこで、餌になる可能性があるものは屋外に放置しないのが鉄則です。
- 野菜や果物
- お米や穀物類
- 生鮮食品
- 加工品
- ペットフード
- 生ゴミ
人間が食べるものはもちろん、ペットフードや生ゴミも餌になります。建物内でも、密閉できる容器で保管するのが大切です。
センサーライトや忌避剤など継続的に対策する
建物の周辺には、センサーライトを設置するのもおすすめ。夜行性の動物は強い光を嫌うため、近づくと光るセンサーライトは忌避効果が見込めます。ただし、動物が光に慣れてしまう場合があるため、定期的に設置場所を変えるなどの工夫も必要です。
また、忌避剤を定期的に散布しておくのも有効です。継続して対策していけば、動物が寄り付きにくい環境を維持できます。
床下の動物はすぐに対処!専門業者に任せて徹底駆除しよう!
床下の動物トラブルを解決するためには、音や鳴き声などから動物の正体を特定し、できるだけ早く追い出すのが重要です。軽度であれば忌避剤などで追い出せる場合もありますが、侵入口の封鎖や清掃まで徹底しなければ、再発する可能性が高くなります。
「自力での追い出しは怖い」「臭いがひどくて自分では掃除できない」などの場合は、早めに専門業者へ相談するのがおすすめです。早めの対処こそが被害の拡大を防げるため、まずは専門業者に相談してみましょう。
- 床下から音がして不安…
- どんな動物がいるのか気になる…
- しっかり駆除して再発防止したい

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床下の動物に関するよくある質問
-
Q. バルサンは床下の動物に効く?
A.野生動物は煙を嫌うため、追い出し効果は高いです。ただし、煙が届かない場所に逃げ込んだり、再度侵入してきたりする可能性はあります。
-
Q. 1回追い出せばもう安心?
A.追い出しに成功しても、野生動物は戻ってくる可能性が高いです。侵入口を塞ぐなどして、再発防止に努めましょう。
-
Q. 床下の動物を追い出した後の消毒や清掃は業者に依頼すべき?
A.作業範囲が狭く被害が軽度であれば、自分での作業も可能です。ただし床下での作業は過酷で徹底した作業が難しいため、業者に依頼するのが確実です。




























