2023.09.05 2023.09.05
天井は高さがあり手が届かないことも多いですが、クイックルワイパーなどのフローリングワイパーを使うと簡単に掃除が可能です。この記事では、お風呂の天井の基本的な掃除方法からカビ取り方法までを詳しくご紹介します。
カビ予防の方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
お風呂の天井掃除に必要なアイテム
お風呂の天井掃除に必要なのは、主に下記のアイテムです。
- フローリングワイパー
- ドライシート
- 洗剤
- ゴム手袋
- マスク
- ゴーグル
天井は手が届かない人も多いため、クイックルワイパーなどのフローリングワイパーを使うと便利です。
フローリングワイパーにつけるドライシートは、キッチンペーパーや雑巾で代用してもいいでしょう。
洗剤を使う際は、念のためゴム手袋を着用します。
天井掃除では洗剤が垂れて落ちてくる可能性があるため、ゴーグルで目を守ることも大切です。
ゴム手袋などは100均などでも用意できるので、掃除の前にすべてそろえておきましょう。
お風呂の天井掃除の具体的な手順
お風呂場は滑りやすい上に、天井掃除ではバランスを崩しやすいため転倒にも十分気をつけなければなりません。
安全に掃除するためには、無理して手を伸ばすのではなく、天井まで届くフローリングワイパーを使った掃除方法がおすすめです。
ここからは、フローリングワイパーを使ったお風呂の天井掃除の具体的な手順を下記3つに分けてご紹介します。
- 基本的な掃除方法
- カビ取り方法
- ゴムパッキンやコーキングのカビ取り方法
基本の掃除方法からそれぞれ見ていきましょう。
基本的な掃除方法
基本的な掃除方法は、下記の手順で進めます。
- フローリングワイパーにつけたドライシートで天井の水分を拭き取る
- 中性洗剤をつけたドライシートで天井全体を掃除する
- シャワーで洗い流す
- 乾いたドライシートで天井の水分を拭き取る
洗剤で掃除する際は、やさしく静かに作業するのがポイント。
取れにくい汚れは、洗剤をつけて10分ほど放置してからこすり洗いすると効果的です。
シャワーで洗い流す際は、自分にかからないよう、強すぎない水圧に設定し、なるべく遠くから水をかけるといいでしょう。
また、中性洗剤の代わりにウタマロクリーナーを使うのもおすすめです。
- フローリングワイパーにつけたドライシートで天井の水分を拭き取る
- ウタマロクリーナーをつけたドライシートに約3プッシュつけ、天井全体を掃除する
- 乾いたドライシートで天井の水分を拭き取る
ウタマロクリーナーなら、シャワーで洗い流す必要がないため手軽に掃除できます。
カビ取り方法
軽いカビなら、アルコールだけで落とせます。
アルコールは揮発性が高いため、洗い流す必要がなく手間がかからないことが特徴です。
【アルコールでの掃除方法】
- フローリングワイパーにつけたドライシートで天井の水分を拭き取る
- アルコールをつけたドライシートで天井全体を掃除する
アルコールでは取れないカビには、重曹+クエン酸を使ってみましょう。
【重曹+クエン酸での掃除方法】
- フローリングワイパーにつけたドライシートで天井の水分を拭き取る
- 水200mlに重曹小さじ1杯を混ぜたものをつけたドライシートで天井全体を掃除する
- ドライシートで拭き取る
- 水200mlにクエン酸大さじ2杯を混ぜたものをつけたドライシートで天井全体を掃除する
- シャワーで洗い流す
- 乾いたドライシートで天井の水分を拭き取る
頑固なカビにはカビ取り剤や塩素系漂白剤を使うのも1つの手ですが、天井掃除では洗剤が垂れてくる危険があるため、できる限りカビ取り剤や塩素系漂白剤は使わないほうが安心です。
どうしてもカビ取り剤を使う場合は、万が一目や体にかかっても問題ないよう、ゴーグルや防具などを着用することが欠かせません。
また、液体ではなくジェルタイプのカビ取り剤や塩素系漂白剤を選ぶと垂れにくくなります。
ゴムパッキンやコーキングのカビ取り方法
ゴムパッキンやコーキング部分のカビには、塩素系漂白剤が役立ちます。
ただし、フローリングワイパーでは細かい部分に塗るのは難しいため、脚立などを使い、安全な足場を確保してから作業しましょう。
- 塩素系漂白剤をつけた歯ブラシでカビ部分に洗剤を塗る
- 10~20分放置する
- シャワーで水洗いする
- 水分を拭き取る
液体の塩素系漂白剤を使う場合は、液だれするため必ず歯ブラシにつけてから塗りましょう。
また、液だれしないようジェルタイプの洗剤を使うのも効果的です。
お風呂の天井掃除をしないとどうなる?起こること
お風呂の天井を掃除しないと、下記のことが起こる可能性があります。
- お風呂全体にカビが増殖する
- アレルギーや肌トラブルが起こる場合がある
- お風呂に干した洗濯物にカビが付着する
壁や床に比べると掃除しにくい天井ですが、掃除を怠るとカビがどんどん増殖してしまいます。
増殖したカビは天井から落ちてきて、お風呂場全体に広がってしまうため注意しなければなりません。
カビの胞子が舞い落ちてくる状態のお風呂に入ると、アレルギーや肌トラブルを発症するリスクもあります。
また、お風呂で洗濯物を干す場合、天井から落ちてきたカビが衣類に付着し、健康被害を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
どうしても取れない!お風呂の天井のカビを掃除する方法
掃除しにくい天井に、頑固で取れないカビが発生した場合は、無理に取ろうとするよりも業者へ依頼するほうが安全です。
カビ取り剤などの強い洗剤が垂れて目などに入ってしまうリスクを負うよりも、業者に依頼したほうが安全で徹底的にキレイになります。
特に、お風呂の天井掃除は足場をしっかり確保して安全に作業することが欠かせません。
フローリングワイパーでも天井に届きにくい場合なども含めて、業者へ依頼することも検討してみましょう。
お風呂の天井を掃除する時の注意点
お風呂の天井掃除では、安全に作業するためにも下記4つの注意点を覚えておきましょう。
- 安定した足場を作る
- スプレータイプの洗剤を使用しない
- しっかりと換気をする
- マスクやゴム手袋などを必ず装着する
安定した足場を作る
お風呂は滑りやすく、万が一転倒してもつかまる場所がないという危険があります。
そのため、浴槽のへりなどを足場にすると大変危険です。
フローリングワイパーで十分天井に届くようなら問題ありませんが、足場が必要な場合は、脚立などを用意してしっかりとした足場を作りましょう。
スプレータイプの洗剤を使用しない
天井に直接スプレータイプの洗剤をかけると、液だれして自分も洗剤を浴びてしまうリスクがあります。
目に入ってしまう危険もあるため、スプレータイプや液体の洗剤は天井に直接使用しないようにしましょう。
ドライシートに染み込ませて使うか、ジェルタイプなどの液だれしない洗剤を使うと安全です。
しっかりと換気をする
洗剤を使って天井を掃除する際は、しっかりと換気することが重要です。
カビ取り剤や塩素系漂白剤などの強い洗剤を使う場合は特に、洗剤成分が充満しないよう十分に換気しながら掃除しましょう。
マスクやゴム手袋などを必ず装着する
洗剤は人体へ影響を及ぼすこともあるため、掃除する際はマスクやゴム手袋を必ず装着します。
頑固なカビを取るために天井にカビ取り剤などの強い洗剤を使う場合は、マスクとゴム手袋に加えてゴーグルもしておくと安心です。
また、天井を掃除する際は洗剤が垂れてくる可能性も考え、汚れてもいい服装で作業しましょう。
お風呂の天井掃除の頻度は?
お風呂の天井は、カビを増殖させないためにも1ヶ月に1回を目安に掃除するといいでしょう。
また、汚れやカビに気が付いたら、早めに掃除するのがおすすめです。
汚れがカビが発生したばかりなら、簡単な掃除で落とせます。
お風呂掃除を楽に!天井カビ予防のポイント5つ
できれば、お風呂の天井掃除は頻繁にはしたくないものです。
そこで、天井のカビを予防するためのポイントを5つご紹介します。
- しっかり換気する
- 浴後は熱めのお湯をかけ冷水をかける
- 水分はなるべく切っておく
- 定期的にアルコールを塗布する
- 日々の手入れをラクにするために一度業者に依頼する
しっかり換気する
湿気が溜まっていると、天井を含めてお風呂場全体にカビが増殖してしまいます。
そこで、入浴後はしっかりと換気することが重要です。
24時間換気できるお風呂場は常に換気し、窓があるなら窓を開けるなどして、換気する習慣をつけましょう。
入浴後は熱めのお湯をかけ冷水をかける
入浴後は、高温多湿でカビが発生しやすい環境になっています。
しかし、カビは熱に弱いため熱めのお湯をかけると増殖を防ぐことが可能です。
入浴の後は、50度以上のお湯を全体的にかけてカビを死滅させましょう。
その後に冷水をかけると、温度が下がり、さらなるカビ予防が可能です。
水分はなるべく切っておく
水分が残っているとカビ発生のリスクが高くなるため、天井や壁、床も含めてなるべく水分を切っておくといいでしょう。
タオルやワイパーを使うと、効率的に水分を切ることができます。
浴槽の残り湯をそのまま残す場合は、浴槽に必ずフタをしておきましょう。
定期的にアルコールを塗布する
カビ予防には、アルコールが効果的です。
1ヶ月に1回など、定期的に壁や天井にアルコールを塗布すると、カビが発生しにくくなります。
アルコールをつけたドライシートをフローリングワイパーにつけ、しっかりと塗布することがポイントです。
日々の手入れをラクにするために一度業者に依頼する
一度できてしまった頑固な汚れやカビは、落とすのがとても難しいものです。
そこで、一度業者に依頼してお風呂全体を徹底的にキレイにしてもらうのもいいでしょう。
業者によって隅から隅までキレイになったお風呂なら、日々の手入れがとてもラクになります。
自分で掃除をすると、業者のようにお風呂全体を隅から隅までキレイにするのは難しいです。
たとえば、浴槽エプロンや排水口、排水管に至るまで、カビ胞子の発生源を見つけて根絶するのは簡単なことではありません。
だからこそ、業者に一度依頼して徹底的にキレイにしてもらうことも、カビ予防の一環として有効です。
定期的な天井掃除で明るく清潔なお風呂になる!
100均でも手に入る身近なアイテムを使うだけで、お風呂の天井掃除はとても簡単にできるようになります。
ただし、スプレータイプの洗剤を避ける、マスクやゴム手袋などを着用するなど、注意点をしっかり押さえて安全に作業することが欠かせません。
自分ではどうしても取れない汚れがあったり作業が難しかったりする場合は、無理せず専門の業者へ依頼しましょう。
お風呂の天井掃除方法を徹底解説!気になる黒カビ取りも【適切な洗剤選びから汚れ予防まで】のよくある質問
-
Q. お風呂の天井はどうやって掃除する?
A.お風呂の天井掃除は、下記が基本の手順です。
1.ドライシートで天井の水分を拭き取る
2.中性洗剤をつけたドライシートで天井全体を掃除する
3.シャワーで洗い流す
4.乾いたドライシートで天井の水分を拭き取るさらに、汚れの種類や程度にあわせて洗剤を使い分けると効果的です。
-
Q. お風呂天井の掃除頻度は?
A.お風呂の天井は、1ヶ月に1回を目安に掃除をしましょう。
また、汚れやカビに気が付いたら、早めに掃除をするのがおすすめです。 -
Q. お風呂天井のカビの落とし方は?
A.軽いカビなら、アルコールをつけたドライシートで拭くと落とせます。
アルコールでは取れないカビには、重曹とクエン酸を使ってみてもいいでしょう。
カビ取り剤や塩素系漂白剤も効果的ですが、天井から液だれしないよう注意して使う必要があります。
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